先ほど、「荒くれ漁師をたばねる力」という本を読んでいました。
すごいですよ。荒くれ漁師と腕の交わし合い。根性ありますね。
専業主婦をやっていて、離婚して、シングルマザーで、家賃2万8000円で・・・みたいな状態からの逆転ストーリーです。
専業主婦のサクセスと言えば。
ブックオフコーポレーションで、パートから頂点へと登りつめた女性の話をせねばなりません。
結婚後、18年間専業主婦として家事に、子育てに、と頑張っていた橋本さん。彼女は41歳にして、パートとしてブックオフに入社します。そこから、最終的にはトップまで登りつめるんです。1万人を束ねる「一部上場企業の社長」にまで這い上がった。
・・・・・実話ですよ。
結婚してから18年間、普通の専業主婦をしていた女性。二人の娘が高校、中学へと上がるにつれて、「学費の足しにしよう」ということで始めたのがパートのお仕事でした。子供の学校の懇親会で、自己紹介をするだけでも緊張する状態だったという橋本さん。
パートで社会に出て感じたのは、「個人として社会に認めてもらう嬉しさ」。ずっと、「●●さんの奥さん」「●●さんのお母さん」と呼ばれ、個人で銀行口座を開設したこともなく、社会との距離感を感じていた。しかし、仕事を始めることで、「個人としての業績」が社会に認められることが嬉しかったそうです。
橋本さんは、「入社2年目にしてパートのまま店長に就任」します。扶養控除の範囲内のまま働き続けたかったから。でもその後、正社員になり、入社4年後には取締役にまで登りつめます。創業者との血縁関係はなく、新卒入社でもないずーっと専業主婦をやっていた40代女性。業界未経験どころか、仕事経験ゼロからスタートしてそこまで行ったのです。
すごいですよね。
繰り返しますが、
- 結婚以来ずっと専業主婦
- 正社員経験なし
- 40代パートからのスタート
- 中高生の娘二人あり
- 入社4年で取締役まで昇進
ですよ。
ただ、まぁ、誤解の無いように書いておくと、彼女がエントリーしたのはタイミングも良かったんです。当時、ブックオフは創業期のビジネスだったんですね。オープニングメンバーみたいな感じだったわけです。
なんでもそうですが、人が殺到するところで這い上がるのは至難の技です。人が入り込まないようなところ、人がそんなにいないであろうところに行かないとね。
会社に勤めるなら立ち上がったばかりの誰も見向きもしないところ。
エリアなら大都会ではなく地方。
国なら、豊かな国ではなく発展途上国。
ビジネスなら、そんなにメジャーじゃないもの。
そういうところに勝負を賭けるんですねー。
実は、私も恐れ多いながらもこれに似た経験があって、17歳ぐらいで、当時勤めていた飲食ベンチャーで現場を抜け出し、高校生の傍ら(つまりバイトのまま)、店長の職位・職権を超えて、アシスタントブランドマネージャーレベルの地位を持って、利益責任の一端を担っていました。
大人たちに偉そうに指示して本社での会議に参加してたんです。
人の何倍も働いて、勉強して・・・というのもありましたが、超スピードで地位がぐんぐん上がりました。
この話を以前、ブログで赤裸々に書いていたら、パッとしないサラリーマンの方から「ありえるわけないでしょw」とメッセージを頂いたことがあるのですが、その人の常識の中ではありえない(仕事力偏差値40〜60の人間には理解できない)だけであって、そうやって生きてるから自分は負け組に落ちたんだ、パッとしないんだという自覚を持って欲しいですね。
秋元康さんなんかも高校の時から、学業の傍ら放送作家業やってたんですから。
一般サラリーマンというのは、ネットで自由に発言できる世の中になったこともあって、自分が偏差値50ぐらいは保てているという自負からかわかりませんが、30代〜40代になるともうすっかり、生意気で一丁前なことを言い始めます。偉そうです。自分が偉そうだから、偉そうな人や偉い人がムカつくタイプが多いわけです。
自分のことを一人前、合ってる、できてる、賢いと思っているから、他者の言説を見聞きしてはイライラして学べないのですねー。
(だったら情報全部遮断して、酒に浸っていればいいじゃん!!)
そして自分の常識で物事を捉えることしかできず。だから30過ぎたらもうオワコンなんですけど。常に、世の中には特例・例外は必ず存在します。
20代前半の頃から、30〜40代のおっさんを見て「この人、生意気だな、青二才なのに」と思うことが多かったです。そう、歳上を見て青二才と思うなんて、私は相当ヤバイ奴なのです。
さてさて。
私は昔からよく、自己啓発本を読んできました。
自己啓発本の世界では、「移民で一文無しでそこから・・・」とか「首から下が動かなくて・・・」とか、「体が不自由で」「NO学歴の人が」「光熱費を止められていた人が」「戦争から帰ってきて何もキャリアが無い人が」「借金抱えたフリーターがゼロから」・・・・みたいな逆転成功事例が腐るほどあります。
奇跡体験!アンビリバボーは奇跡体験を取り上げているだけですけど、ホント、何もない貧乏な人がちょろっと出世するぐらいの事例は世の中に溢れてますから。
こういうのを散々見せられると、変な言い訳ができなくなるわけですねー。
戦争映画と自己啓発を観ると、なんというか、すごいやる気が出ます。
気休めじゃないやる気の出方します。
オススメです。
私が思うに、やる気が出ないって、自分のことを「本当は大したことないのに大したことある」って思ってるからなんですよねー。
幻冬社社長の見城さんが、「インテリの条件は自己嫌悪」って言っていたんですけど、自己嫌悪が無いと多分、成長しようと思わないですよね。
自己嫌悪。
自己否定。
自己検証。
文豪ゲーテは、生来の性質を修正しなければ教養など何の意味がある、と喝破しましたが、「今の自分」とか「ありのままの自分」とかに対してアンチテーゼがあることが勝ち組になるためには大事なのかもしれません。
コンプレックスもあっていいんですよ。
あるべきなんですよ。
バリバリ嫉妬の炎を燃やしていきましょう。
ちなみに私は、「マジで良い女」を連れている男を見ると嫉妬が収まりません。私の17歳ぐらいの時の嫉妬の対象は、
- 昼から、若い女を連れて飲み歩くおっさんオーナー事業家・自営業
- 昼から、若い女を連れてラブホに行くおっさん
- キャバクラで、若い女に金の力でブイブイ言わせて乳触ったり乳にお金を挟むおっさん
でした。
子供の頃って、
- 愛、純粋な恋愛、純粋な女性
- 金以外の何か
- 若者は若者同士
で回っている世界で生きるんですけど、大人になると、その3つが怪しくなっていきますよね。笑。
JKとかって、大人は手を出せないわけですけれど、女の子は高校を卒業して18になったぐらいから急におじさんに食われ始めます。恋愛や男女関係というものが急速に歪み出して、そこに資本主義のルールが介入し、そして人生全般において資本主義の原理が無視できなくなる年代が18歳以降ですね。
まさにその具現が、「汚いおっさんが若い女の腰を掴んで、尻を触りながら歩く光景」なわけですが、私の若い頃の強烈な嫉妬の対象はソレでした。
その当時の将来の夢は、出世して酒飲みながら、両脇に美女を抱えて、「がっはっはっは」と乳を揉むことでした。
こういう露骨な向上欲を燃やしましょう。
世の中には、頭と心が弱い人向けに、「君はそのままで良いのだよ!」とか「君は合ってるよ!」とか、「ありのままの君でいてね」「眠れる才能を開花せよ」みたいなくだらないメッセージが溢れています。
今日も私は、ノイズキャンセリングイヤホン(BOSE QC35)を使って、勉強に励むわけです。人々の逆転ストーリーを学習するわけですね。
ああ!人生は楽しいですよ。
何たって、這い上がれますから。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。