20代で結婚、出産、育児したいのなら、遅くともハタチから考えて動いていないともう遅い。

俺は16歳ぐらいから将来起業したいって思って、準備して動いていたのだけれど、多分、「出産・育児」みたいなのって、起業に相当するぐらいのことなのよね。他のことが一切手につかないレベルで忙しいってやつやろ。多分、この起業ってやつは出産ぐらいのハードさだね。産みの苦しみ。起きている間中働きっぱなし、倒れるように寝て、起きたら仕事してみたいな時期が続くアレですね。

これ、20代でクリアしようと思ったとき、男性の平均年収とか、年収別の割合とか調べれば、現実的にほとんどの女子は低い年収の男性と結ばれるじゃん。確率的にもう、それ濃厚でしょ。結婚適齢期の男性(25〜35)くらいを狙って、しかも他の女たちとの競争をかき分けて結婚するわけだ。女性の結婚に対する意識は昔から変わっていないけれど、男性は低下しつつある。だから、ますます厳しい状況にある。

実際に結婚したカップルの「結婚前の理想年収」と「実際に結婚した相手の理想年収」とかを見ればわかると思うけれど。学生のうちは、年収の額面と手取りの差とか知らないだろうし、税金・社保も知らないだろうし、一人暮らしすらした事なければ、どういう契約体系になっていて、どういうコストがかかるとかもまったくわからないでしょう。まさか、22歳ぐらいまで、額面通りもらえると思っている人が相当いるのかな。

もし、本気で「起業」レベルで結婚を一大事業として捉え備えるとしたら、「遅くとも20歳ぐらい」からはめちゃめちゃお金貯めておく必要があるし、多分両親と疎遠とか言ってられないだろうし、大学の時に「女子旅〜〜♪」とか言ってられないじゃん。大学行かないで18から社会出た人は、大学生は4年間遊んでいると思っているものだけれど。大学時代散々遊んでおいて、就職して最初のうちに給料とかボーナスパーっと使っておいて、「あー、結婚タイムリミット!!」とか言って男の側にあれこれ条件要求したとしても、多分、なかなか成就しないのでは。

専業主婦モデルが年功序列・終身雇用制度を前提としていたと考えて、今後、多くの男性の先行きも危ないと考えれば、当然だけれど、長い目で見た時に女性は可能であればキャリア復帰しなければならないのが多数派と思う。そうなった時、ブランクがあって、どこまでの水準に戻せるのか、とかはかなり大きなテーマで、当然、かなりガリガリやって備えておく必要がある。例えば極論言えば、「起業が借金を当たり前」にするかのごとく、子育てについても将来回収できるのなら借金でもして専業主婦する時期があってもおかしく無い、ってなる。起業家並みに体力ある女性は共働き子育てでもいけるでしょうけど、多くの人は「無理ゲー」と悲鳴をあげている。そうなったら、最終、旦那の稼ぎがしょぼくても、借金でもなんでもして専業主婦時期を耐え、そのあと、どれだけキャリア復帰して稼ぎ回収するのかも結構重要なテーマになってきて、どう考えても、若いうちからシビアに勉強してお金稼ぎして備えるほかない。「結婚したい、子供産みたい、育てたい」ってなっているのであれば、それにかかるコストなども見通して、若いうちから貧乏生活に慣れておかないといけないかもしれない。ちなみに、起業の場合は、起業して貧乏になるなど普通。多分、結婚や出産育児も、貧乏になって普通なんだと思う。そして一時期はさらなる貧乏なんだと思う。

俺は18〜22ぐらいの時は全然遊べなかったんだけれど、男も女もこの時期は遊んでいるのは多い。でも、女性がもし、「タイムリミット」なるものを意識するのなら、少なくともハタチ越えた時点で、そんなに余裕は無い。自分が将来、だいたいどのくらいの稼ぎを得られて、何年間でいくら貯まって、どのくらいの生活費がかかって・・・・とか色々見通せるはず。この時期に何も考えず生きていて、しかも両親が余裕あるとかでも無いのなら色々厳しいと思う。大学生時期に遊んでおきながら、「20代に結婚、出産、育児終わらせたい」とか、就活で「家庭と仕事の両立できますか?」とか質問するのは見通しが、ちと微妙と思う。共働き家庭の悲鳴とか調べて見れば良いけれど、だいぶ無理ゲー。結局、共働きになって、忙殺されることになると思う。実家が手助けしてくれたら、なんとかラッキー、なんとか乗り越えられた、みたいな感じでしょ。俺、めっちゃ思うんだけれど、女子の方が大学生時代に遊んでいるよね。

多分、男の場合、本当に厳しい環境に生きていた人とか、すっごいハードな試験受けていた人(司法試験、会計士試験レベル)、ビジネスの準備していた人、起業していた人って遊びとか放棄していたり、友達づきあいとか絶っていたりすると思うのだけれど、果たして、「結婚」という一大事業に備えて、そこまで若いうちからやれている女の子がどれだけいるのかな。友達づきあい断ったら険悪になる・・・とかそういう理由でズルズル女子会して、割と散財しているのでは。それと最近の弁護士の平均年収が600万円台とか知ってるのか。

多分、田舎の方で早い段階で結婚する人って、18とか19での妊娠して、その時の有り余る若さで鬼のようにあれこれこなして、それで一番忙しい時期をなんとか乗り越えているパターンが多いのよね。マイルドヤンキーってやつだけれど、田舎のそんなにお金がかからないところで、実家の支援受けながら18とかでポーンって産んで、生活費切り詰めて、都会的な贅沢は一切なく、みたいな。

誰も若い女の子に教えないけれど、大学って一応、「大卒」「専門卒」「高卒」ってカテゴリーがある中で、一番上の方でしょう。キャリア重視で、22歳までじっくり・・・・ってことなんだろうけれど、その分、出遅れるからリスクがあるわけじゃんか。当然、これで高い給与を志向して入っていったら、それなりの待遇というか、候補生として迎えられていくことになる。責任も重くなるかもしれないし、なかなか抜けられないキャリアかもしれない。なのに、21、22ぐらいで遊んでおいて、就職しても微妙な稼ぎ?の所にエントリーしておったら、そりゃー、あとあとツケがまわってくるよ。

多分、専業主婦してて、夫の稼ぎがいくらで、その時の生活水準がどのくらいで、とかさっぱり見えていない。もしかしたら、「スタバごとき、厳しくなるかもしれない」みたいなことすら見えていないのかもしれない。

専業主婦って年収800万円以上の相手と結ばれたらなれるん?でも、割合では13%ぐらいしかおらんよ?しかも、若い年代となると、限られてくるのでは。独身者となると限られてくるのでは。若いうちから、おばさんとかおじさんを見上げて、「ああなりたくねぇ〜」って思うのは男女共にいるのだけれど、ほとんどの人間が「ああなりたく無い」と思いながら普通のおっさん・おばさんになっていくのよ。そして、ブログでカツカツの家系とストレスをぶちまける貧乏主婦に自分がなっていくのよ。ほとんどの人がそうなるのであれば、相当覚悟して、逆算して手を打って行かねばならないのでは。たまに、結婚後のあれこれについてめっちゃ文句言っている女性ブロガーの記事とか見るけど、確かにお気の毒子育てご苦労様だけれど、でも、結婚って一応、相互のマッチングだから、しかるべき相手と結ばれちゃったよね、としか思わない。しかも、「だいたい、それぐらい苦労するだろう」という見通しがない。だから、どっちもどっち。結婚について、ブライダル産業が提示したテキトーなイメージに酔って、やれば幸せになれるだろう、というテキトーな感覚で結婚したようにしか思えない。きっと、20〜22歳ぐらいの時の思考はパンピーだったに違いない。旦那に文句を言えばいうほど、ブーメラン。世の中広いから、若いうちから年収1000万、1500万、2000万超えてるのもいるよ。でも、「結婚しない、独身謳歌する」とか、「遊ぶ」ってなるやつも多いじゃんか。もちろん、ちゃんと稼いでいて結婚意欲もある若い人もごくごくいるだろうけれど(すっごく少ないだろうけれど)、その相手って激戦マーケットになるわけでしょう。

俺みたいな考えられるタイプ、割とハードなプロセスを越えてきたタイプは、20代前半女子に「結婚したい♡」みたいなことをこれまでに何度か言われたことあって、その度に、「結婚して〜、何歳までに子供産んで〜、何歳までに〜」みたいな、ちゃんと人生考えている風の人生計画聞かされるのだけれど、自己啓発セミナーに参加している手帳つけるだけ上手なドリーマーと一緒と感じる。計画に実効性が無い。ただの願望。当然、目先のことしか考えていない人間なの一発でわかるし、「お前、二十歳の時何してたん?」ってなる。

普通だったら、「かわいい♡この子と結婚しちゃお♡」みたいな感じで、若気の至りでゴールインするパターンが多いのかもしれないけれど、俺みたいなのは、その人の考えているビジョン?プラン?求めているもの?みたいなのを聞いて、そのために逆算して何をやってきたのか、過去何をやってきたのかを話し聞いて、すぐにその人間の器が見えてしまうから、万が一結びついた時に、将来的にどういう問題が出てくるのかとかザーッと予見できてしまう。また、完全にこちら頼みであるのなら、いろんなことをカリキュレートしてしまう。カリキュレートされて接されているから、カリキュレートして接するしかない。

うーん。

遅い。

遅すぎるよ。

男女ともに。世の中の人間、みんな遅い。そして結婚のリアルがわかっていない。

結婚について手遅れかどうかは年齢じゃない。35越えて妊娠する人もいる。年齢だけを基準にしているのはおかしいと思う。「本当の手遅れ」は、「●歳までに結婚して、●歳までに第一子、●歳までに・・・」みたいなプランがある人で、そのプランに合ったマーケティングができていないこと。市場の状態、需給を理解して、正確な手を逆算して打ててないこと。自分が求める希望、それを満たすために必要な条件、実際自分が求める条件、その条件の相手と出会う確率、出会ってから仲を深めるまでの期間、実際に婚約にどのくらい至って、実際にどういう生活になって、自分はどのレベルであるべきで、・・・・・・・みたいなものが、全部倒れてしまってる人。これが本当の手遅れ。

条件を外せば、別に結婚に手遅れなんて存在しない。条件を外せば、なんでもあるんだ。問題は、チェックマークをつける項目を増やしていったときに、そうやって残った有望物件がどういう需給状態で、どうありつけるか、とかそういう部分で手遅れかどうかが出てくる。

 

  1. 地獄のようなハードワークを耐え抜ける若さ
  2. 生活水準を落とす能力(貧乏力)
  3. 実家の支援
  4. 自分自身の逆算した計画的行動と準備、キャリア復帰プラン、職業選択
  5. 所得の高い結婚相手
  6. 外国人との結婚

という様々なカードがある中で、どれが一番、現実的か、どれが一番望む結果にありつけるかという手を全然考慮仕切れていないのでは。そして、現実が見えていないからきっと、相手への感謝が消えたり、不仲に陥るのでは。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。