学生時代、自虐的なことを言っていたり、平気でダサいところや弱みを晒していた。そのイメージとのギャップなのか何なのかは知らないが、『お前は結局、強いよな』って言われることが多い。特に大人になってからは多い。
そらそうだ。孤独だったんだから。
学生時代、孤独感を味わってなかった人間は、社会に出ると弱い。22年間孤独じゃなかった人間が孤独に慣れるのは42歳になってからか?おまけに属する絶対的組織や上司が無いことに慣れるのはいつ?50?60?親がいない、友達がいない、パートナーがいない、に慣れるのはいつ?
孤独感。
それはすなわち、友達の多寡とか、交友関係の派手さでは測れないもの。
満たされない思い。
心の穴。
そういうものに近い。
賑やかな輪の中にいるからこそ感じる、ハイライトされた自分。
例えば、どうだろう。
身体は抱かれても、心は抱かれない。身体を交わせても、心は満たされない。友達といても、どこか空虚な感じがする。寂しさから逃れたくて騒がしい場に行けば行くほど、その反動で落ち込んでしまう。毎日の生活の中で、充実感を感じることができない。幸せを感じない。たぶん、誰かしら、心に闇を落として生きてる。そういう病み方してる。
自分の心に線引きをして、ここから先はもう誰もいれない、誰にも満たしてもらえることはない、諦めるほかない、という形で割り切る人もいる。諦観のようなものが芽生え、図太さが生まれてくるのはいつからだろう。でも、時折、そのブロックをぶち壊してくるものとの出会いがあって、大変するんだろうけど。
ビジネスは、俺を遠くに連れて行った。
ビジネスの哲学は、俺に真理を学ばせた。
すごくカッコつけた言い方をしてるけれど、中二病臭いけれど、ここには悲壮感が漂ってる。
ある意味、諦めさない、だったからね。お前は、諦めろ、って天啓が降りた気がした。
あなたの心は埋まりません。しかし、あなたは誰かの心を埋められます。あなたは本当に欲しいものは手に入りません。しかし、あなたは欲しいものはすべて手に入ります。
ポタポタと涙が落ちるな。
正直、その真理を見ない方が良かったのではないのかと時折思うんだけれど。マーケティングの神様が、心に宿ってしまったから、瞬間瞬間でHave toが見えてしまう。それでモテるって辛くないか?
Takeしちゃいけないんだ。要求しちゃいけない。消費をやめて、生産しよう。でなければ、生き残ることはできない。
孤独がどうとか言っちゃいけないんだ。
不遇を嘆いても仕方が無いんだ。
満たされないことを嘆いても仕方が無いんだ。
絶望の淵で見出した哲学と技術は、自分を高みへと連れて来てくれた。
『こいつ、可哀想すぎるから、マーケティングの才ぐらいはくれてやるか。あとは自分できっかけをつかめよ。』
ぐらいの賽の振り方を閻魔様にされてたんですかね。
狂った人生、ネジや歯車がボロボロとこぼれ落ちるような人生だったはずなのに。マーケティングの神様と出会って変わってしまった。
もう、その生き方やめなさい。
もう、諦めなさい。
駄々をこねるのはやめなさい。
孤独を受け入れよ、汝は与える者である。
ありのままの自分にまず、ケリをつける。
孤独感にケリをつけてから、磁石のようにいろんなものが集まってきた。マーケターは、金を見て、ドクドクと興奮するハートにナイフを突き刺す。神経系のリストラクチャー。そーゆーガメツイ心を突き刺して止めてしまう。別の回路で、別の興奮を学習する。でも、それができるって、本当の意味で金を超越しないとできなくないか?
これをあらゆる対人関係で行えるようになったならば、その人生は果たしてどうなんだろう?
卓越したマーケターの目が
霞んでいるのは何でだろう。
目が泣いてる。
世間ではきっと、『huckster』だからだろ、って誤解される。
でも、違うと思う。
マーケターはみんな、趣味や遊びに逃げる。
幼稚じみたことをする。
人間とは無縁の世界に逃げる。
森や、海や、花や、猫と戯れる。
小鳥の声を聞いたり、ファンタジーに触れる。
反動にしか思えない。
すごいぜ。クールだ。武者震いがする。一周まわって畏怖の念しか覚えないだろう。
でもきっと、人間である以上、我を殺し続けたらそれこそ抜け殻サラリーマンみたいになっちまうぜ。いよいよセンス狂っちまうぜ。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。