#10 お金と幸福

Are you happy?

 

お金と幸福。

大事なテーマです。

 

お金が無いと、大切な人を救うことができない。家族を守ることができない。そして自分の生活を守ることができない。そういう理由で、お金の重要性に気付き始める人がいます。特に、「20代半ば以降〜」に多いですね。

私の場合は、10代の頃から、割とシビアにお金の現実を見ていました。

そして、どうやったらお金の問題をクリアできるだろう・・・と考え、徐々にQOLなどに「人生テーマ」を移していった感じです。

 

何のためのお金か、と言われたら「幸福のため」というのが私の考えです。

なので、お金が無くても幸福なら「それで良い」と思うわけです。幸せならそれで良いと思います。お金はただ単に、社会生活の安定に必要なだけですから。

 

仕事上で、「有能か無能か」とか、「出世したか否か」とか、「給料が高いか否か」とか、そういうものばかりに縛られる必要なんてないんじゃ無いですか。

あれですよ、2〜30代は仕事バリバリやって絶好調だったのに、40代で体壊してとか、家族の事情でとか、そーゆー感じで田舎の実家に戻り、なかなか職が見つけられず、両親と同居しながら知人の仕事を回してもらいつつなんとか食べている・・・・みたいな人とかも結構いると思いますよ。それが悪いということではなくてね。

だから、人生は長期戦ですよ。

 

人の一生、何があるかわかりませんって。

 

この世界で生きる以上、ある程度の幸福のためにはお金が必要だとか、キャリアについて真剣に考えねば・・・とかいう現実があると思います。

一口にお金と言っても、

  • 貯金したい
  • 安定したい
  • 大きく稼ぎたい
  • マネタイズ力が欲しい
  • 雇われる力が欲しい
  • 食いっぱぐれないようになりたい

など、ニーズは多様です。

私の実体験から言わせると、収入・所得というものは、ゼロゾーンからある程度のゾーンまでなら、上昇するにつれて素直に幸福に直結します。しかし、ある程度のラインに達してくると、上昇しても、あまり幸福を感じにくくなります。

するとコスパが悪くなるように感じるんです。税金の問題もありますし。

一定のゾーンに突入してくると、

  • 楽しいか?
  • 面白いか?
  • やりがいがあるか?
  • 良いポジションか?
  • それが将来の自分のビジョンの中でどういう位置付けか?
  • 働きやすいか?
  • QOLの観点からどうか?
  • 勤務地は?

とかの方が、気になる話になってきます。

 

そもそも、仕事に対して、お金を稼ぐ機能以上のものを求めている人はたくさんいると思います。特に男性はそうですね。なんだろう、自分自身の社会の中での「ラベル」というか「シグナル」というんでしょうか。男性は、仕事を通してお金を得ているというよりも、それ以上に社会的なものを求めている気がします。なんだろう。俺仕事してるぜ感とか、承認欲求の充足とか、自尊心の満足とか。

それが幸福というのなら、それで良いと思います。

 

自分にとって、何が楽しいか・何が幸せかは主観的な問題です。

お金というのは、それに奉仕する手段でしかないと思います。基本はそうでしょう。お金を稼ぐことそのものをゲームとして楽しんでいる人もいると思いますけどね。昔は、私にもそういう時期がありました。が、人生楽しそうにしている女の子とかと接して、考え方はガラッと変わりました。

ワークライフバランスと言ったら陳腐な言葉になるかもしれませんが、「遊び」と「仕事(マネー)」が両立しないのはダセェ、という考え方になっちゃった。っていうか「仕事ダリー」みたいな。やるときはガリガリやれる・できるし、自分の中に力を蓄積していることは間違いの無い事実なので、この力を発揮するベクトルを、ダラけることに使うか、ハードワークに使うかは自由です(ちなみに、ハードワークに使う方向だとお誘いは結構あります)。

 

「お金持っているー」「出世したー」は全然自慢にならないと思いますが、「幸せ!」「楽しい!」はかなり自慢になると思います。だって、人生、どう考えても幸せな方が良いでしょ。楽しい方が良いでしょ。

 

私はもう、自分の人生、紆余曲折あったのですが、そのストーリーを経て、しっかりとした力を身につけました。で、マネタイズしたお金で自由に、可愛い女の子とデートしている時とか最高に幸福を感じます。笑

 

幸せという気持ち。

楽しいという気持ち。

こういう気持ちを押し殺して生きている大人は結構います。

そういう人は顔に出てます。

 

もちろん、この世の全ての仕事に言えることでしょうが、仕事の全プロセスが「楽しい」「幸せ」で満たされることなんて無いでしょうし、難しいことも沢山あります。嫌でも辛くてもみんな、なんやかんや仕事を頑張ってしまうのは、その対価として得られるもので別の幸せが得られるからでしょう。

文句言いながらも、トータルで、差し引き「楽しみ」の方が大きいんじゃないでしょうか。なんやかんや。だからやるんでしょう。

本当に嫌なら、正社員なんてやめて、バイト生活とかするでしょう。

(そういう意味で、嫌で辛い仕事を延々と続けながら、ひたすら貯金をしている人は個人的に意味不明・理解不能ですごいなぁ、と思ってしまいます。才能ですね。)

 

仕事に楽しみや幸福感を求めてはいけない・・・という考え方も世の中にはあるかもしれません。ただ、ポジティブなモチベが本当にゼロだと、マジでキツイと個人的には思います。

自分に言い聞かせるように、「この世界の現実」「仕事の辛さ」「我慢の重要性」などを辛辣な口調で語る、曇った顔をした人は、私が見てきた限り、そのうち、心身のどこかを崩して仕事を辞めます。あるいはモチベを失って突発的に仕事を辞めます。

人間、我慢や忍耐には限界がありますから。

好き・嫌いという気持ちをねじ伏せていても、そのうち、鬱憤が募ってきて爆発するんです。アレルゲンが体に蓄積してアレルギーを発症するかのように。無理は持続しないもんです。ポジションが変わるとか異動になるとかじゃない限り。

 

世の中には「ブラック労働」という言葉がありますが、あれは往々にして、創業経営者の労働観と、雇われの人たちの労働観のズレによって生じるものです。基本的には起業家はワーカホリックが多いです。「仕事=自分」みたいな人だらけ、と言えるでしょう。

何がブラックかというのは、主観的な問題です。幸福や楽しみが主観的な問題であるように、苦しみや辛さも主観的な問題だったりします。また、ストレスの色により、得意・不得意あるのが人間で、そこには個人差があります。

何が楽しい。

何がキツイ。

人それぞれです。

 

個人的な経験から言わせると、「好き」という気持ちを失うことは、一番恐ろしいことです。

例えば、好きな異性がいたとしましょう。

その異性のために、一生懸命に尽くしていたとしましょう。

しかし、ふとした瞬間に熱が冷めることがあります。一度冷めてしまうと、急激にバカバカしく思えてきます。そして、その人のために尽くすことが苦痛に変わったりします。

心の持ちようで、景色は変わります。

遺産相続をして、完全にリッチニートになったとしても、それを「楽しく無い・面白く無い」と主観で思うのなら、一気に毎日がつまらなくなってきます。定年退職後、経済的にそんな困っていないのに働く人がいる理由はそこです。

 

楽しくないというのは、一番辛いことです。そう思います。

楽しく無くなると、本当に、些細な労働でも、超キツく感じてきますからね。

 

もちろん、楽しみは仕事を通して見出さなくても良いのです。仕事を通して、無理にやり甲斐とか自己実現を見つける必要も無いです。「どうしても、仕事から楽しみを引き出せない人」ってのはいます。趣味が楽しい、という人。仕事以外の領域で何か、好きなことがあるという人。

そういう人は、その

  • 好きなこと
  • 楽しいこと

のために、仕事を耐えるわけですが、好きなこと・楽しいことがあるので頑張れます。

 

人生において、お金というのは切っても切り離せないテーマです。

人生の存続のためには、お金という参加費が必要です。

人生ゲームとお金はセット。

 

そして、その中で、「幸福を追求していく」のが、私にとっては大切なことです。私は自由を感じるととても楽しいというか幸せに感じるので、いかに自由を担保しながらお金の問題をクリアしていくのか、というのは一貫して大きなテーマでした。

  • 就職するか否か?
  • 転職するか否か?
  • 起業するか否か?
  • 会社辞めるか否か?

こういう問題というのは、「自分の幸せ」をよく考えた上で、しっかりと選択していけば良いと思います。自分の幸せのために選んだものが、たとえ非常識なものであったとしても、幸せならそれで良いのでは無いでしょうか。

 

楽しい、幸せ、と感じる瞬間は人それぞれです。

そして、どこから一番の「楽しみ」「幸せ」を感じるかをよーく見極めたら良いと思います。私は、それを見極めるために、若い頃に随分刹那的に生きました。

 

お金について、重要なことを。

私が思うに、お金というのは案外、目先のものだったりします。目先のことだったりします。

目先のお金に釣られて取った選択が、将来の自分の価値向上を損ねるというか邪魔になる・・・・なんてことはザラにあることです。一時的に、稼ぎはグッと下がるかもしれないことをやって、それが将来的なリターンをもたらすかもしれません。

 

貯金や節約に関しても同じです。私が思うに、貯金や節約に一生懸命な人というのは明るい未来を信じていません。自分の価値がどんどん劣化していくと思っているということです。もし、自分の価値が将来的に上がると信じるのなら、お金ではなくて将来的に価値上昇が見込めるものに変えておくのが合理的な判断です。基本的に、お金を使うというのは自分の中に何かが経験として残ります。それができないということは、自分を信じていないということです。

私の場合、

  • 興味があること
  • 好きなこと
  • 自分のためになること

にお金を使います。それはやはり、自分の将来的な価値が上がると思っているから。自分に自信があるからでしょう。未来を楽観的に見ているからです。

 

そもそも、最大化すべきはお金ではなくて「幸福」ですからね。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。