人と関わりたくない。
人間関係に疲れた。
そういった悩みを持っている人は多いと思います。
今回は、その悩み、問題について、掘り下げていきます。
そもそも「なぜ人と関わりたくない」と思ってしまうのか、
それは、
人と関わることにマイナスやネガティブが多いから
でしょう。
主な理由として、３点が考えられます。
- 他者があなたにとって、危害や損失を加えてくる
- 他者があなたにとって、コスト・リスクである
- 他者があなたにとって、メリット無し、無関心、興味なしである
順を追って解説します。
１：他者があなたにとって、危害や損失を加えてくる
他者があなたにとって、危害や損失を加えてくる存在である。
一番わかりやすいのは、物理的外形力、すなわち暴力です。
学生時代であれば、「いじめ」などがわかりやすい形だと思います。
大人になると物理的外形力の行使は犯罪のため、なかなか出くわしませんが、心理的な攻撃は受ける場合があると思います。
学生時代にいじめられた経験がある人。
または、社会に出て、道で通りすがりに肩をぶつけられたとか、
いきなり知らない人に恫喝された、
攻撃された、
失礼なことばかり言われる、
社内でいじめに遭っている。
等々。
こういう人たちの共通点は何か。
それは、
“舐められている”
ということです。
当たり前ですが、自分より強そうな人に対して、わざわざいじめにいったり、肩をぶつけにいったり、攻撃を加えたりする人は多くありません。報復があると考える相手に対しては、人はなかなか手を出せません。
（ただし例外的に、報復によってヒートアップするタイプ、報復を引き出してとことん叩きのめしたいがために挑発するタイプもいます。）
とにかく下に見られている。
攻撃されるのは、舐められるから、見くびられるから、だけではありません。
逆に、あなたの価値や力が強過ぎて、
- 嫉妬される
- 引きづり下ろしたいと思われる
- 目の上のたんこぶだと思われる（利害がぶつかる）
という形で攻撃の対象になることもあります。
ただ、嫉妬という感情は、ある程度、「同じようなレベル感」だと判断されているから向けられるものです。この意味で、嫉妬もある種、舐められているかもしれません。
引きづり下ろしたい、目の上のたんこぶ、というケースは、あなたの存在があなたを攻撃してくる人たちにとって害があるわけです。
それから、あなたと関わりがある他者が、
「強者」
であり、自惚れていて、相対的に貴方を無意識に劣る存在と認識し、特に攻撃する意図もないが、あなたに対するリスペクトが足りない形で接しているため、あなたが事実上、危害を加えられた形になっているケースもあると思います。
あなたがスーパースターであったり、
重役であったり、
美人であったりすれば話は別では無いでしょうか。
また、あるいは、
「あなたがメリットを持ってこないのにコストだけかける存在」
として認識されていて、嫌がられている、軽視されているのを、自分で気づいていないケースもあるでしょう。
実は自分が加害者であるのに、被害者だと思っているパターン。
また、単純に、あなたを競争相手として捉え、手段を選ばず迫害行為に出ていることもあるでしょう。
敵、として認識されている。あるいは「仲間」「同志」「重要関係先」と思われていないケース。
以上の全てに共通する根本的な問題は、あなたに力と価値が無い、ということでは無いでしょうか。
そして、例えば私のように、
あなたには力と価値がない
というような不都合な現実を突きつけてくるタイプ、こういった人間も、あなたにとっては「関わりたくない相手」の１タイプでしょう。
こういったことも含めて、あなたにとって、他人というのが不都合で、疲れる、危害や損失を与えてくる存在であり続けると、「人と関わりたくない」という気持ちが湧いてきて当然だと言えます。
２：他者があなたにとって、コスト・リスクである
次は、他者があなたにとって、コスト・リスクであるケースです。
日頃、あなたは、他者との関係を構築するために、努力していると思います。
その努力にかかる、
- 時間的コスト
- 経済的コスト
- 精神的コスト
が過大であるため、疲れ切っているケース。
これも、「人と関わりたくない」という気持ちにさせる典型的なケースです。
例えば、会社で働いている。
末端で働いている。
仕事先の人との関係を良好にするために、付き合いに顔を出す。上司にごまをする。会社内での良い評価を保ちたいために頑張る。こうやっていろいろとコストをかけてしまうと、疲れてしまう。
売上を上げるために、出世するために、仕事関係の付き合いにリソースを割いている。ゴルフなんて興味ないのにはじめてみる。
あるいは、恋人でも良い。
恋人との関係を保つために、色々なコストをかけている。
あるいは、日々、ナンパをしていて、そこにコストを投じている。
モテたい
と思って、特定の異性に貢いでみる、尽くしてみる。でも骨折り損。恋愛しても、自分だけが割りが合わない、自分だけが頑張っている。返ってくるものがない。
婚活相談所や婚活パーティーで疲弊している。
ブサイクだから、人に気に入られようと、笑いを取っている。人に媚びている。もうおじさんだから、おばさんだから、人に不快な思いを与えないようにと、身なりや振る舞いに気を張っている。
お金のためにキャバクラで働いたけれど、お客さんがなかなか集まらず、人気が上がらないので、必死になってプライベートLINEをしている。アフターや同伴を頑張っている。それが疲れる。
・・・・・・などなど。
以上の悩み、問題に共通するものは何でしょうか。
根底にあるものは何でしょうか。
これも、
あなたに力と価値がない
というのはまず挙げられます。
特に金銭的コストは、絶対値というより、自分の収入がどれだけ高いかによって変わる相対的な話でもあるので、収入が低いと基本的に、何をするのにもコスト高に感じられるでしょう。
精神面や体力面は、基本的にはみんな差は無いはずです。使えるキャパに差はない。
コスト高なので、単純に「頑張り過ぎ」という問題があります。
頑張りすぎ問題は、頑張らないことで解決します。
ただ、世の中には、
頑張らなくて良いよ
などという励ましの言葉が横行していますが、そもそも頑張ってしまうのは、「頑張らないと保てない何かがあるから」なはずで、頑張らなくなってしまった場合、自分の立場や置かれたシチュエーションが悪化するケースは多いのでは無いでしょうか。
もちろん、頑張らないことで楽になるケースもあるでしょう。
しかし、楽になるなら最初からやってるはず。
多くの場合、コストを抜いた瞬間・節約した時から、どんどん結果が落ちぶれていくはずです。
ものすごくコストをかけてお客さんを保っている苦しい経営をしている店みたいなものです。でも、コストを抜くと、お客さんが離れてしまう。ただでさえ大して上手くいっていない店に残っている僅かな固定客が、どんどん離れて倒産してしまうというような状況です。
あるいは、彼女や彼氏、配偶者と別れないために必死にコストをかけて尽くしており、それが無くなると関係が悪化、消滅してしまうパターン。
あるいは、ものすごく毎日必死になって働くことでなんとか立場を守っている職場で、手抜きしだすと一気に居場所がなくなるパターン。
苦しいですね。
以上のような経験、トラウマがあって、新しい人間関係構築にリスクを感じている人もいるでしょう。
そこで考えられるのは、
- 「努力のベクトルを変える」
- 「コストのかけ方を変える」
というものだと思います。
しかし、そうは言っても、そう簡単にできたら人生苦労はしないでしょう。
３：他者があなたにとって、メリットなし、興味なし、無関心の対象である
そもそもあなたは他者に興味がない。
関わるメリットを感じない。
無関心である。
にも関わらず、会社勤めをすると、例えば●●さんの好きな食べ物とか、好きなこととか覚えておかないといけなくなる。
嫌いでもないが、好きでもない人と飲み会に行かないといけない。
仕事上、どうでも良い人間のどうでも良い話を聞かされる。
プライベートだったら絶対に関わらないような人間と関わらないといけない。
人付き合いのために、「興味がないこと」に対して「興味があるように」振る舞わないといけない。
興味がない、関心がない、メリットを感じない相手と、生きている限り、どこかで接点を持たないといけない。それが苦痛。
そもそも世の中の人間は、無害であるが、有益でもない。にも関わらず、関係を持たされてしまう。関わらないといけなくなる。それが苦痛。
そういったパターンもあるでしょう。
そしてそれを全く相手サイドに同じように思われている可能性もあります。
あなたとの関わりを相手が強制させられていてそれを苦痛に感じていることが見えているから、気疲れして苦痛、ということもあるでしょう。
まるで、学校の勉強が苦痛かのように、
社会に出ると、関わる他者について勉強させられる。
興味のないこと、
どうでも良いこと、
好きでもないことについて、
関わりを持たせられる。
それが苦痛。
これは結局、
「そういうシチュエーションに置かれざるを得ない」
が根本問題だと言えます。
そういったシチュエーションから逃げることができれば良いわけです。
もちろん、自分の意識を変える、捉え方を変える対処法もあるでしょうが、こういったものは所詮、「気休め」「精神論」と感じてしまう人がほとんどでしょう。
結局、そういった問題の原因を取り除けるかどうかです。
取り除けないのは何故なのか。
それは選択肢が無いからでは無いでしょうか。
結局、それもまた、自分の価値と力が弱いから、という問題に行き着くかもしれません。
成功者とは、人と関わらない人
社会では、
「苦手な人とも仲良くしなさい」
「嫌な人とも関わりなさい」
「好き嫌いで人を選ぶな」
と言われます。
それが社会人になることだと。大人になることだと。
でも、考えてみてください。
「好きじゃない人と結婚しなさい」
「好きじゃない人と付き合いなさい」
こう言われたら、どうでしょうか。
イヤでしょう。きっとイヤなはずです。
好きじゃない人と友達になりなさい
友達になりたくない人と友達しなさい
これも辛いはずです。
好きな人と結婚できた人。こういう人は成功者でしょう。
逆に、妥協して結婚した人。こういう人は失敗者かもしれません。
ただ、妥協にも、
- 好きじゃない人と結婚した
- 相手が自分のことを好きでいてくれるから結婚した
などとパターンはあると思います。
仕事、となると、
仕事で関わる人間を、
全員、自然に「好き」となるのは無理があるでしょう。
逆に言うと、こういうことができる、こういう風に見せかけられる・演技ができる、これに近い博愛みたいなものを持てる人は、スーパーアイドル、スーパー芸能人、スーパー愛され人間、神になってどこでも成功できると思います。
また、
「関わる人間が、みんな、自分のことが好きでいてくれる」
「関わる人間が、みんな、自分のことを丁重にもてなしてくれる」
という形で活動する職業人もいます。往々にして、ファンを多く抱えている人です。
この辺りは仕事の理想形でしょう。
もし、売れっ子芸能人、売れっ子作家などになれば、付き人、マネージャー、編集者を自分の一言で「気に入らない！」とチェンジできるかもしれません。
突き詰めると、社長秘書なども、
オーナー社長であれば社長の好みで選べるでしょう。
人間関係を好きにできている。
実際、ほとんどの人はこの状態にはありません。
多くの人は、
- 好きでもないし
- 好かれてもいない
という構造の中で、「仕事のために」、大なり小なり無理して、あるいは気を使いながら、人間関係を作って生きています。
つまり、「自然状態では成立しない」人間関係を、仕事のため、お金のために構築していく。
これが社会人だと言えるでしょう。
究極的には、売春婦がその極みで、お金のために誰とでもエッチをしています。
肉体的、精神的にすり減らすものが大きい。だから稼げるわけです。
会社の中で働くサラリーマンというのは、会社の歯車です。仕事のために、周りと協働しなければなりません。人と関わらない、ということはできません。常に置かれた立場、状況の中で、人間関係を構築しなければなりません。場合によっては、会社の内外と関わらないといけないかもしれない。
一方で、
課長、
部長、
役員・・・・
と役職が上がっていくとどうでしょうか。
実は、上の立場というのは、「たくさんの部下を連れた部下」と関わるだけで済みます。
究極、社長は、複数名の幹部とだけ関われば良いわけです。
もちろん、積極的に下の階層と交流をする人もいますが、そうじゃない人もいます。
ピラミッドの上に行けば行くほど、関わる人が狭くなり、また付き合いが長くなる、上司が減っていくため、
「相性が悪い人がいたら最悪」
という問題はありますが（まるで田舎のように狭い人間関係）、関わる人数を減らしていくことはできますし、何より、権力関係がありますから、下方に対してはあまり気を使う必要は無くなります（別の意味で気を使うこともありますが）。
会社によっては、
「ある価値観に共感できる人」
「一緒に働きたいと思える、お互いをメンバーとして気に入る」
ということを重視して採用しつつ、しかも人望がある人を出世させるというようなやり方をしている会社もあるので、会社によっては、社内の空気や人間が全部いい感じ、居心地が良い、というパターンもあると思います。
ただそれも、ある程度、選ばれた人間たちでしょう。
究極的な話をすれば、
- 会社の株主
- 会社のオーナ
という立場になれば、会社自体の所有者であり、会社自体は人に回してもらえます。
これは、小さな店舗ビジネスにおける、オーナー、雇われ店長とその店のスタッフで考えればわかりやすいです。雇われ店長やスタッフは、その中で人間関係を濃密にして過ごしますが、オーナーは距離を置くことができます。
まぁ、オーナーも、場合によっては別の場所で、別の人と関係を持たないといけないかもしれませんが。
常識に反するかもしれませんが、実は、そこに至る過程はどうあれ、成功者と呼ばれる人たちは、人と関わっていない、というのが実際のところです。
正確に言うと、
- 嫌いな人と関わっていない
- 自分に危害や損失を与える人が周りにいない
- 周りとの関係にコストがかかっていない
- 関わる人間が少数である
- 関わる人間を選べる
- 間接的に人と関わる
- 関わる人と距離を置くことができる
- 代わりに誰かに仕事をさせられる
これが成功者と呼ばれる人間たちの働き方の実際です。
実は、私の知る限りですが、
人と関わりたくないから
という理由で社長になった人が関西にいます。この人は社員の冠婚葬祭はもちろん、親族の冠婚葬祭にも出ない。経営者の集まりにも出ない。人嫌い。人付き合いをしたくない。そういうタイプの人です。結構有名な会社の創業社長です。
実は、会社社長というのは、そういうことも許されるのです。
結局のところ、
社会で言われる人間関係の常識やルールというのは、
力や価値がない人間用
であることがわかると思います。
本質は、「コミュニケーション能力」云々では無いのです。
本当は、人間関係問題をクリアにしたいのであれば、自分の
- 力
- 立場
- 職位
- 価値
といったものを上げていかないといけないことがわかると思います。
「貧乏の本質」
とは、
- 友達に頭を下げて気まずい思いをしながら泊まらせてもらう
- よくわからない同居人と暮らすシェアハウスに暮らす
- 老若男女ごっちゃになった、知らない人とおしくらまんじゅうする満員電車に揺られて通勤する
- 嫌いな人や苦手な人とエッチする
- 嫌いな同僚や上司と空間を強要することを強制させられる
というように、人間関係の強制と、加えてコスト増を意味します。
ですから、その意味で、
社会からドロップアウトしたような人たちと、
成功者・お金持ちが感じている
「人間関係面での苦労のなさ」
というのは似ているものがあります。
一方で違う面としては、お金持ちや成功者は、まさに世の中の人間が苦労している人間関係付き合いのベクトルが向けられる側にあるということです。
そのため、
客はサービサーと、プライベートでも一緒にいたい、会いたいと勘違いをします。ただの仕事なのに、「この人はいい人だ」とか「この人は私のことを好きなのかもしれない」とか「発展した関係があるかもしれない」と勘違いをします。
上司は部下と、プライベートでも一緒にいたい、連れ回したいと勘違いをします。会社に居座ります。
接待されている自覚がないのです。
中学生、高校生ですら、同年代・同地域の塊なのに、学年を通してみんなと仲良くなるわけではなく、仲良しグループは分化しています。細々としています。
人は自然状態ではそれほど仲良くならないのです。
ただ、それほど仲良くならない人間同士が、
- 知識をシェアする
- 協働する
- 取引する
というのが人間の特徴であり、動物界の頂点に立てた理由で、そのツールとして主たるものが、言葉、通貨、法人といった仕組みだったりします。
意外と会社の人間関係で苦労する人たちは、
上司にお父さん・お兄ちゃん的役割、
後輩や部下に「学生時代の感覚」などを求めていたりと、
期待がズレてたりします。
異性関係についても、
理解されたい
愛されたい
想い合いたい
などの期待値が高すぎる人は、人間関係に疲れる傾向があるでしょう。
まとめ
まとめは以下です。
人間関係で疲れる人は、
- 他者に損失や危害を加えられている
- 他者との関係にコストやリスクがかかっている、かかりすぎている
- 他者に興味、関心、メリットを感じない
- 他者に期待しすぎている、勘違いしている
そして、ここでソリューションですが、以上の全ての課題を解決する方法として、
女性なら若さと美貌、
男性なら富、名声、力、
があれば、上記の問題は全て吹っ飛ぶように解決してしまいます。
だからこそ、古今東西、男女はそれらを必死に追いかけるわけです。
例外的なケースとして、
女性も富を、
男性も若さと外見を、
極めることによってチヤホヤされるケースもありますが万能ではありません。
女性が若さと美貌を、
男性が富・名声・力を追い求める理由はわけがあるのです。
私たちは皆、「人間関係に悩める者」だと言えるのです。
人間関係の悩みが、自分の価値と力の問題であると考えることができるかどうか。
ここにブレークスルーがあるはずです。
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50代 人と関わりたくない
＝＝＝
"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう！西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である！平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである！「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった１つだけ！そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。