世の中は短期的に見ると不平等だが、長期的には平等に見えることも多々ある、というのが西園寺の持論

 

世の中は短期的に見ると不平等だが、長期的には平等に見えたりすることは度々ある、というのが西園寺の持論

 

事例1 ブスと美人、ブスとイケメン

世の中は顔だ、と思わせる機会は男女共にあるが、美人やイケメンは老けた時の落下が凄まじく、そのダメージは尋常ではない

想像してみてほしい。ブスは小学生、中学生、高校生、社会人と歩むにつれて、もう25歳になる頃にはブス歴10年のベテランである。ブスである自分に慣れている。ところが、美人は25歳から手のひら返しが始まるのである。

美人、イケメンとチヤホヤされてた人が、汚らわしい扱いに変わっていくのは衝撃だ。テレビを観れば、

30代でも綺麗!40代でも綺麗!50代でも綺麗!

と言われる人がたくさんいる一方で、背後にはその100倍、1000倍くらい、

えっ・・・

と驚かれるぐらい落下している人たちがいる。10年ぶり、20年ぶりの同窓会で会った時、昔はあんなに可愛くてクラスのマドンナだったのに、今はこんなに汚くなって・・・・・と思われる人たちの心を想像してほしい、地獄である。

最初からチヤホヤされてなければ、それに最適化された人生を送れる

また、イケメンや美人はそのスペックにかまけて、キャリアやモテ能力に悪影響が出て後に逆転されることがある

 

事例2 戦争が起こる国で生まれ、死ぬ

一見すると、日本のように平和な国で生まれ育った方が幸運に思えるかもしれない

イスラエル、パレスチナの戦闘などもそうだ

しかし、日本のような平和である程度豊かな国で、例えば貧乏になる、結婚相手が要介護になる、貧しい家庭で生まれる、などすると、周りにキラキラしている人たちがいる分、相対的に劣位の苦しみで心に影を落とす

絶対的に劣るより、相対的に劣る方が不幸なのは心理的にわかっている

 

人間は、不幸を相対的に評価する

 

戦争で死ぬなどすると、国から英雄扱いされたり、補償が出たり、周りとの連帯感がある。昔の日本人たちは、

靖国で会おうぜ!

と言って死んでいった。もちろん辛かった部分もあるだろうが、現代のアメリカ兵士のPTSDを見てもわかるように、自国が超絶豊かだけど、貧しさゆえに軍隊に入って、自国ではリッチたちが楽しく生きてるのに自分たちは戦地で地獄を見て、帰ってきたら実社会に適応できない・・・・みたいなギャップほど辛いものはない。

 

現代の日本でもそうだ

みんなが貧しければ、不幸は感じにくい。

今の日本で、「自分だけ」虐待家庭に生まれたり、不運な巡り合わせにあってもみんな知らんぷり

これが辛い

 

戦時の兵士は、少なくとも軍神とか英雄として崇められた

 

https://youtu.be/9Cj8Bs0SZVw

 

 

以前、イラクの女の子と話をした。

治安が悪いという。

 

怖くないか?と尋ねると、

これが私の運命。死ぬときは消えて無くなるだけ。そのときはそのとき。何も怖くない

と言っていた。

 

それが強がりなのか本心なのかはわからない。

 

ただ、テロで死ぬ危険性がある国を日本は不幸と捉える傾向にあるが、安楽死が認められていない日本で、自分も、自分の周りも介護苦に追い込む危険性がある状況、老いておとろいて死んでいくことに比べたら、若いうちにポックリ死ねることは「絶対的に不幸なのか」というのは考えさせられる

 

日本にはあちこちに「生き地獄」がある

 

 

事例3 友人がエリート街道、いい企業に入ったが自分はフリーター

20代前半の頃は良いが、50代になる頃に出世してメインストリームを歩けてるのは少数で、大体はやめてたり、左遷されてたり、閑職についてたり、子会社に飛ばされてたり、リストラの憂い目にあってたり、変な仕事にとばされてたりする

結婚をして家も買ったがローンの残債だけ残して家族が出て行った、失業して嫁が子供を連れて実家に帰った、子供がグレた、介護離職した、など人生ストーリーは波瀾万丈

テキトーにフリーターやってた人間が、責任もなく悠々とした暮らしをしていたりもする

 

順風満帆・王道コースは、

親の期待に応えなきゃ、上司の期待に応えなきゃ

同級生に負けられない、同窓会マウンティングに忙しい

結婚しなきゃ

というプレッシャーがあったり、優秀な人たちの競争と消耗、下からの突き上げがあったりして結構大変だったりする

華型には素晴らしい人材が集まるしね

 

 

 

事例4 結婚できなかった、恋愛できてない、モテない

結婚できなかった、恋愛できてない、モテない、これも不幸の代名詞とされがちであるが、本当にそうだろうか?

そもそも、男女ともに、イケメン美女は上位10%くらいしかいない。イケメン美女で性格も良く、それなりに仕事もちゃんとしている人と交際できたらそれは幸せだろう。

ところが、世の中には、ブスがたくさんいるし、美人・イケメンだけど性格が悪いとか経済的に破綻している・寄生体質という人間がたくさんいる。

両思いになる確率も結構低いが、交際して幸せになれるかどうか、苦しむか、裏切られるか、など色々なファクターがある。

 

同級生のイケメン・美女に話を聞いてみよう。必ずしも、素敵な恋愛をしているとは限らない。むしろ、

恋愛はもういい、疲れた

と言っているタイプも少なくない

 

自由恋愛はそもそも、人を幸福にしているか疑問である。

お見合い結婚の時代の方が、相手に期待していない分、結婚するとだんだん良い面が見えてくるし、何より「強制」というシチュエーションだからこそ芽生える感情があり、意外にも満足度が高いという。自由恋愛をした夫婦はお見合いより幸福度が低いという。そりゃそうだ。恋愛して結婚してもその先にあるのは飽きや幻滅だ。トキメキから入ったのなら尚更そうだ。全てのトキメキは飽きや幻滅を迎える。

 

世の中で、偉業を成すタイプは独身、生涯童貞が多い。あるいは、20歳早々でさっさと結婚してしまい長年、恋愛の類とは無縁なタイプだ。ヘレンケラー、ナイチンゲール、マザーテレサは生涯独身だ。ニュートンもそうだ。恋愛というのは、大いなる無駄である。だからこそ、その無駄を楽しめることこそ、人生の幸せの一つであるのは間違いないが、一方で確実に恋愛は他の領域を蝕む。社会人として、30代、40代、50代でバリバリ頭角を現してくるタイプは恋愛なんてそっちのけで頑張ってきたタイプが多かったりする。

 

 

事例5 才能がない

人生のどこかで、スポーツ、音楽などに熱意を注ぎ込み、人生をかけて勝負した人、燃え尽きた人はとてつもない喪失感を抱えていることだろう。そして、自分がどう足掻いても勝てない才能を前にして唇を噛んだ経験があるはずだ。あるいは、学生時代に燃え尽きてしまって、社会人になって仕事など頑張る気がしないというタイプもいるかもしれない。

しかし、音楽の世界、スポーツの世界でも、消えていった天才たちはいくらでもいる。私たちが見ているのは本当に一部の人たちで、その背後には腐るほどの屍がある。

印税で食っていける、若い時に当てた金でマンションやアパートを一棟買いして家賃収入で食べている、若い頃のスポーツキャリアを生かして今はレッスンプロをしている、という類はまだ恩恵があるが、その水準にすら届いていない人たちは腐るほどいる。戦力外通告を受けたタイプだっている。

https://youtu.be/1Px2wjTsdzE

 

甲子園優勝投手になったが、今は普通の薄給サラリーマンをしている、なんてタイプはゴマンといるのである。別に斎藤佑樹レベルの話をしているのではないし、彼だってポテンシャルと期待に照らしたら随分下をいったものの一般的に見れば結構な勝ち組だが、私はもっと下の水準を話している。消えていった才能は腐るほどいる。

 

10代〜30歳ぐらいの範囲でも、いくらでも地位は逆転している。逆転現象は存在する。

 

芸能人にしても、歌手にしてもそうだが、

才能がない

からこそ、イロモノ・邪道路線で直向きに頑張り、仕事を選ばなかった結果、今はスーパースターになっているタイプもいる。マツコデラックスのように、もともと人生のどん底をはっていたタイプだっている。

ダウンタウン・とんねるずのようなバブルの残り香がまだあった時代に押し上げられたスーパースターと比べてマツコや有吉弘行が人気を集めているのは、やはりどん底を経験したタイプだからだろう。

 

芸能人の中には、自殺するタイプ、病魔に侵されるタイプもいる。

女優レベルの美貌を持って生まれながらも、子供を残して自殺する人もいるのだ。

 

 

事例6:世界の覇権国推移

 

世界の覇権国を振り返ってみてほしい。

ローマ帝国、モンゴル帝国、ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリス、アメリカ・・・・・

次は中国が来るのでは?と言われている。

 

韓国など、日本が統治していた時代は極貧だった。戦後も最下層クラスだった。だが、今はどうだろう。一人当たりGDPは日本に追いついた・追い越したという話もある。シンガポールだって貧しい国だった。

ポルトガル、スペイン、イギリスはずいぶん失墜した。

 

日本だってまずい、と言われている。

 

何よりこれからは、アフリカの時代が来るのでは!!とも言われている。アフリカが貧しい、遅れている、というイメージはだんだん古くなりつつあり、ナイジェリア、ケニア、南アフリカなどは日本の70年代と同等レベル、東南アジアも日本の80年代水準に達する国が増えてきた。

 

 

事例7:ビルゲイツとジェフベゾスは離婚した

 

離婚イコール不幸とは限らないが、今も人々が結婚をしていく一方で、離婚していく人々がたくさんいる。ビルゲイツもジェフベゾスも、世界一のお金持ちとして名を連ねたが、最近のニュースで彼らも離婚した。今後、彼らはどう足掻いても、どこでどう出会っても「お金持ちの人」という目でしか見られない。

薄給リーマンだけれど結婚できた、というタイプの人、マスオさん状態にありながらなんとかうまくやれているという人は、この手のニュースを通して相対的に自分は上手くやれてると自己満足に浸っても良いかもしれない。

 

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。