人が友達を選ぶメカニズム (人は自分をそのまま受け入れてくれる人が好き)

人は、「自分はこういう人」というイメージを持っており、周囲の人がこれについて認めてくれると安心できる生き物です。逆に、そうじゃない人は自分の周りから遠ざける傾向にあります。 例えば、自分のことを「面白い奴だ」と思っている人は、自分の話で笑ってくれる人を周りに集めようとします。自分の話で笑ってくれない人は、「面白さがわからない奴だな」と否定して、遠ざける傾向にあるわけですね。自己評価が高い人ほど、そういうことをする傾向が強くなります。 また、人は、自分に対して否定的な見解を持っている人は遠ざけるだけでなく、相手に対して「自分への評価を変えるような働きかけ」をしようとするんですね。 このように、基本的には友達付き合いというのは、傷の舐め合いというか、自分の思っている自分をより受容・承認してくれる人探しの面があります。人が仲良くなる相手というのは、自分の意見に同意してくれる人が多いんですよね。

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