国により、根本規範が違う それと「自由が手に入る理由」とか諸々

国の歴史的な経緯が違う。すると、社会の根本規範が違う。根本規範とはその社会が最高の価値を置いているもので、神聖にして侵すべからずといった宗教的な思想にも基づくものである。どんな社会集団にも、これを大事にしよう、これを守ろうという思想があるものだ。

タイや日本では、王や天皇が歴史的に重要な役割を果たしてきたので、憲法もそれを尊重する形で調整されている。

近代から始まった人権を中心とした民主主義の根本にあるのは何だろうか?日本国憲法について、安倍総理に憲法クイズをした人がいたけれど、13条にある個人の尊厳というものは最高原理とされている。人間は生まれながらにして自由であり、平等であるという思想は天賦人権説と言われる。

 

個人の尊厳を憲法で保障するスタイルは立憲主義と言われる。立憲主義に基づく立憲民民主主義は日米欧の主要国のほとんどで採用されるスタイルである。ただし、国によって、例えば根本で大事にされている宗教の元で、人権や各種の権利が保障されているスタイルのものがある。根本を牛耳る教えに反する平等も友愛も許されないという形だ。結局、今の世の中にあるのは、その国の歴史的経緯と社会の根本規範に基づいた形で、各種の法制度によって個人としての人間の尊厳が大事にされて、自由、平等、友愛などの観点から普通選挙制度のよって決まる政府が権力を持つ社会になっている。

 

ここで、民主主義の歴史をざっと概観しよう。

 

人間同士の支配・非支配関係を無くすだけでは事態は解決しない。ただ単に自由だ、自由だと言っても解決しない。なぜなら、人間が生活を営む上で必要な生産物は一体誰が作るのか?誰が仕事をするのか?ということが必ず問題になってくるからである。

ちなみに、私が、

自由は手に入る

と考えるのは、現代のテクノロジー情勢にある。

結局、人間に代わる労働力があるのかどうかというのが、社会全体の自由度に関わってくるのであって、科学技術の進展度合いがキー要素になる。おそらく、巷でよく聞くように将来的には働かないで良くなる。技術が進むほど、働かないで生きていける人が増える。今は、現状のテクノロジー環境下で、「働かないでも生きていける人」が一定程度確保できるような情勢であり、あとはいかにしてその枠の中で席を取っていくのか、枠を広げていくのか、である。

簡単に言うと、もはや、たいていの仕事要らない。

大抵の生産物は必要がない。

 

ちなみに、アメリカの独立革命の当初、奴隷制度という背景があった。明確に人間同士の支配・被支配の関係があったのである。その後、奴隷制は廃止されて、資産や性別による参政権の制限は撤廃されて言った。欧米で民主政治が登場してからは、自由が平等に対して先行していたために、平等が問題になった。すなわち、商人階級が権利の拡大をし、大きくなって労働者に対して絶対的な存在になると、格差問題が生じたのである。平等を求める声が大きくなる。それを拾い上げたのが19世紀に登場した共産主義・社会主義である。

 

さて。

ここからが重要であるが、政治というのはそこまで、重要ではない。なぜなら、今の政治にできるのはお金の再分配と借金だけであるからだ。基本的にはそうだ。政治は、国民から集めたお金を分配するか、国民から金を借りるか、の世界である。つまり、政治というのは経済に与えられる影響は限定されている。

法規制とか、行政の管理運営とかその程度だ。

 

問題は、中央銀行である。

結局、中央銀行が抑えられているからこそ、例えば、意に反しない政治体制については経済を沈めさせることで国民人気を失わせ、また、経済支配による学術、マスメディアなどの情報コントロールによって平気で政治体制を動かせる。

政治家には、世の中の体制、ルールを作る力、構造改革をする力がある。経済を握った勢力が、都合の良い政治家を立てて、政治家に世の中を作り変えさせる。だから、一般国民は政治を見て、政治を批判するが、そこにあまり意味は無いのである。政治家たちは、大抵、それなりの崇高な使命を持った本当に良い人たちの集まりだ。

 

宗教も、意図的に形成されている。宗教団体というのは支援されるのである。カルト教団も意図的に育てられる。基本的に、現世で辛い思いをしている人たちがこういうものにすがるが、現世に対して構造的なおかしさに目を向けさせないためにあえて宗教集団は育てられるのである。国際銀行勢力は資金援助を通じて宗教団体を育ててきたのだ。理由は目くらましである。

 

世の中にある思想をめちゃくちゃにし、

注意を散漫にさせながら、

政治を乗っ取り、構造改革をしていく、

国民の生活を破壊していく・・・・

そして、わけのわからない法規制を次々に成立させていく。

 

歴史に詳しい人たちは、戦時中に、世界各国で思想犯がバンバン捕らえられたことであったり、適正手続きを取らずに刑罰を加えさせられた人がたくさんいるのをご存知だと思う。

ところで、最近のアメリカ、日本を見て欲しい。

  • 米国愛国者法
  • 何が秘密なのか言わずに逮捕できる秘密保護法
  • 冤罪が多発する可能性が指摘される司法取引の導入
  • 警察の裁量次第で犯罪かどうかを決められる児童ポルノ法

誰もが、いつ何時、どういった理由で逮捕されるのかわからない社会の到来である。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




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(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。