一人暮らしして自分でご飯作った経験無いとわからないこと。
それは、自炊でめんどくさいのは、揚げ物だってこと。熱いし、油の処理めんどくさいし、油はねるし。
貧乏めの専業主婦の友達に、
外食でパスタ食べたら損した気がしない?
という話したら、激しく共感されたことがある。そう、貧乏生活をやったことがあるやつならわかる、粉物とパスタは安いんだ。
原材料安いものを外で食べると、日常が貧乏食で埋め尽くされてる人ほど辛いものがある。まあ、貧乏経験したことが無いとわからない話。
外食に何を求めるかは人それぞれだけど、たまにしか外食しない人にとっては、普段はめんどくさくて作らないものとか、後始末が楽なものが求められる傾向があるんだよね。
普段食べないもの。
普段味わえないものとか。
そう。
外食というのは、買い出しがいらない、時間がかからない、皿洗いがいらない、後処理や、ごみ処理がいらないというサービスなのである。
こういう理由で選ばれてたりする。
この視点でいくと、ケンタッキーなんかは潰れにくいと思う。モスバーガーとか、マクドナルドが比較的日常食になってるのに対して、ケンタッキーはイベントに絡ませて売り込んでる。
チキンはいつも食べるにはシンドイ。
つくるのもめんどい。
まあ、しなしなの唐揚げとか、そこらへんの定食屋さんで買うパターンもあるけれど、あれだけごっついチキンを独自スパイスで、っていう特別感でケンタッキーは生き残る。
そして、特別ゆえにやたら拡大できない。だって特別だから。その微妙な間隙を縫って、生き残りにウェイトを置いて陣取るのはまさに経営戦略の妙だと思う。もし、そういう思惑なら。
実際、ケンタッキーからは野心を感じないし、クリスマスが近づいてきたらいつも確信的に
クリスマスが今年もやってくる〜〜♫
っていうジングルが流れる。
オフシーズンはパーティバーレルとかとか売ってくるし。
狙ってるでしょうね。
よくマーケティングできてる。
カーネルサンダースは年寄りになってから成功したアントレプレナーシップの鏡だし、俺も老後に食い扶持に困ったら、キッチンで食材と調味料を買い集めて頭をひねる男になりたいと思ってきた。
日清の安藤百福は、それを家族を巻き込んでやったからな。カップラーメン。起業家の鏡。素晴らしい。
- 生理痛を抑える
- 育児負担を抑える
- おっぱいを大きくする
- マッチョになる
- 身長を高くする
- 小顔になる
みたいな、わかりやすい社会的課題、画期的ソリューションを生み出したら確実に儲かるテーマは溢れかえってるけれど、そこじゃなくて、『なんじゃそれ!』というWAOをゼロから作る起業もいいよね。
ちなみに、女の子をクリスマスにサイゼリヤに連れて行ってキレられるのは、せっかくの休みだから、せっかくの外食だから、ってのも大きい。だいたい、そーゆー感じでキレる子は、日常的な仕事のストレス、生活のストレスがやばい。割と日常的には貧相なものを食べていたりする。
主婦に売ろうとしたら、主婦の生活しないとわからないことがある。
女の子の洋服の買い物に付き合ってますか?女の子のスーパーでの買い物に付き合ってますか?話聞かんとわからんことがたくさんある。
この調味料買おうよ
って提案したら、
そーゆーもので料理する女と思われたくない
って断固拒否されたことがあって、ああ、スーパーマーケットってのはプライドも交錯する世界なのね、と驚いたことがある。食品メーカー、調味料メーカーは気づいているのか。
家事業務に追われてる人は、スーパーマーケットが日常空間になってるっていうことを、わかっている店舗側、メーカー側は、気の利いたセンスを発揮して主婦層から絶大な支持を得ていたりする。成城石井をはじめとする、マーケティング巧者のビジネスは絶妙なチューニングで攻めてくる。都内にはこーゆービジネスが溢れてるから、センスが良くなるってのは本当の話。地方は、イオンがドカーン!ドーン!で攻めてくるからね。地方はアメリカ軍の戦争のやり方みたいなもので攻められることが多い。
九州最大のショッピングモールは沖縄にできたからな。ライカム。作れば絶対客来るの定番なやり方。大企業戦略。
お客さんとの付き合いが長ければ長いほど、お客さんがビジネス側に使ってくれる時間が長いほど、マンネリしてるのは間違いない。
だから、たまにその溜まったマンネリを打破するビジネスが一気にオセロの角を取るんだ。
ちなみに、スーパーマーケットで、微妙な半製品が売れるのは、罪悪感。完全レトルトにしたら悪い気がするし、1から全部作るのは面倒くさいしっていうその中間を縫う。
サラリーマンでも仕事したフリのやつとか、無駄に仕事増やす人とかいるけど、家庭内でも同じことは起こる。
この世界は、耳を傾けないとわからないことで溢れかえっている。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。