小泉純一郎は、戦後「最高の総理大臣」の可能性がある。なぜなら、あの頃のアメリカは「めちゃくちゃ」だったから。 (西園寺帝国大学 政法経学部)
小泉純一郎の対米協調路線(2001〜2006)は、単なる「媚米」ではなく、当時の国際環境を踏まえると「現実的な防衛策」として理解することも可能です。以下のように整理できます。 ▼ ① あの頃のアメリカは「暴発期」だった 2001年の同時多発テロ以降、アメリカは「報復」と「安全保障」の名のもとに、 世界中に圧力をかけていました。 ブッシュ政権のネオコン勢力(ウォルフォウィッツ、チェイニーなど)は、 (さらに…)