(今更、西園寺貴文を知った人たちへ)#4 天才のオレが知り合いのベンチャーの社員構成を見て思う下界の一般人の皆様の行動パターン

 

知り合いのベンチャー企業の社員構成を眺めていた。

またメンツが変わっている。

 

3年経てばマジでガラリと入れ替わっている。これは昔のリクルートとかもそうだった。イケイケ系の会社は大体こうだと思う。

 

変わっていないメンツは、上層部だけ。

上層部にはパターンがある。

まず立ち上げた人間。

それから、新卒で入って、成果を出して、叩き上げて上まで登った人間。その会社の最年少出世、みたいなパターン。そして、あとは社格が上の会社を渡り歩いてきた毛並みの良い奴を引き抜いたパターン。

 

それ以外は、コロコロ入れ替わる。

給料をもらって働いているような会社でも、人は3年も定着しないのだ。

 

大事なことなので、もう一度いう。

金をやっても、3年も定着もしない。

 

そもそも、金をやるのは、嫌な仕事をさせるからでもある。

だから、金をやるより、もらった方が、定着する。

 

 

つまりだ。

会社に限っていうと、人は、

「成功した場所」

に居座るのである。

 

ベンチャーに入る。

成果出す。出世する。幹部や役員になる。

ここまでくると、人はどこかに行きたいと思わない。

 

これは下から上がるパターン。

 

次に、社格の高いところから降りるパターン。天下り的で、おりた先で上の立場を得るパターン。つまり、強豪校の補欠だったような人間が、中堅校に移ってそこでスタメンを張ったり、高卒でプロになるのではなくまず大学に行って大学で無双するようなケースだな。

 

それ以外の人間は、あちこち、逃げ回る。

 

ベンチャーじゃなくて、

「入ったことがもう成功」

みたいな会社もあって、例えば財閥系企業とかもそうだが、そういう会社はその会社で末端平社員でも待遇が良いからしがみつくことでのメリットはある。だからしがみつく人間がいる。

 

  1. 自分で場所を作る
  2. 下に天下る
  3. 下から上に成り上がる
  4. 良い場所にしがみつく

この4パターン以外の人間は、あちこちでフラフラしているといっていい。

 

 

下から入って、上まで上がる人間は特徴がある。

イズムを叩き込まれたことだ。

要するに素直なんだな。

 

徹底的に染まり、徹底的に会社、仕事に没頭する。大体そういう人間は新卒プロパーで、素直の塊。だから、結果が出る。上の人間も、評価するし可愛がる。信頼ができていく。好循環が回る。

 

これが1つの成功パターン。

 

天下りパターンは、単純に下に降りるだけ。これは、最初、高い位置にいた人間の特権である。最初頑張ったから、降りる幅がある。この感覚は、「強豪校から微妙な学校」に移籍したり、推薦入学したり、美人なのにアダルトビデオ業界に行ったりすればわかる感覚だ。要は、強いのに、人気ないところに行くパターンだ。

この人間は元々、「良い場所にしがみつく」ことができた人間かもしれない。あるいはしがみつくことすら怪しい人間だったかもしれない。冒険したかったかもしれない。

いずれにせよ、「しがみつきたい良い場所」にいる人間と属性が似ている。

 

 

「理想の場所」

を探し求めている人たちへ。

 

まず、

“しがみつきたくなるような良い場所”

というのは相対的優位だ。上位だ。

 

それ以外にも良い場所を見つけたら、多分、移りたくなる。

 

だから、しがみつきたくなる場所は、「最高峰」じゃないと、しがみつきたくならない。握力が限界が来るだろう。

 

だからホッピングは終わらない。終わりなきホッピング。

 

ということは、安定するには、

  1. 場所を作る
  2. 天下る
  3. 下から上に登る

が基本ということになる。

 

素敵だな、いいな、という場所を見つける場合、大抵、見上げているから、そこのイズムに浸るぐらい徹底的に迎合できるかどうかが勝負だ。染まれるかどうか。

一方、

  • 落ち着く
  • 楽だ
  • 過ごしやすい

というのは降りている。

都会に疲れて、田舎に移って、その家賃の安さとともに気にいるようなケースだ。

 

 

居場所を作る。

 

これは結構、難しい。

 

一つ言えるのは、スタートはまるで綺麗じゃないということだ。

居場所を作る生き方は、25歳までにスタートしないと、適応できずに辛いと思う。

 

というのは、25歳を過ぎると、場所を得る「リスクリターン、コストリターン」に染まってしまって、もう、場所を作る活動ができる体質ではなくなっている。簡単にいうと、場所を作るには「身分不相応な給料待遇感覚」になってしまっている。

 

それにしても、人の行動は面白い。

 

3年続かない。

3年居座れない。

 

厚生労働省の調査によると、大卒の新卒定着率は65%らしい。

大卒で、それなりの就活をしても、そんな感じなのだ。

 

  • 入社1年目終了時: 約85〜90%
    → 10〜15%が1年以内に辞める

  • 入社3年目終了時: 約65〜70%
    → 3割程度が3年以内に辞める(よく言われる「3年3割離職」)

  • 入社5年目終了時: 約55%前後
    → 5年で約半数が残るイメージ

  • 入社10年目終了時: 約35〜40%
    → 10年後に残っているのは3人に1人くらい

  • 入社20年目終了時: 20%前後
    → 20年勤め上げる人は5人に1人くらい

 

つまり、

「10年続けるだけで上位3割くらいにはなれる」

というお得なシステムなのである。

 

ただし、10年居残っても、その先、上位20%は20年居残ってどうか、という世界になる。居残り組のその先は大変だ。強い連中ばかりだからな。

 

つまり、上位3割は、「続けられるかどうか」でしかない。

その上はまた、別の論理がいる。

 

個人的には、10年続けて、引っ越しが良いと思う。

1年単位で引っ越しする奴は多いが、10年過ぎると20年居座る奴は多い。だから、10年〜15年勤めて、新しいチャレンジをする。

これはかなり怖いが、やればレアになれる。

 

 

努力はしない、戦略を持つ。

これをポリシーとして10代から一貫させてきた。

 

私の基本スタンスは、

「10年やらないなら最初からやらない」

である。

 

この私が1年以内に頻繁にやめるものは女遊びぐらいである。遊びの類はすぐに高速回転させてやめてしまう。

 

10年の考えがあれば、自動的に上位3割は確定するのだ。

 

また、はっきり言って

「場所替え」

してお得になるケースは、上から下に落ちる時である。つまりその高低差がないと、あまり旨味はない。もちろん逆パターンとして、「今いる場所が劣悪すぎる」というケースもあって、その場合は場所替えする期待値は高い。

要するに場所替えは、極端なところにいると期待値が高い。

 

貧乏専業主婦とかは、どこかで働けると、大喜びだろう。生活がガラリと変わる。ど田舎の人間が都会に来て正社員するだけでも人生が変わる。

 

 

ただまぁ、

「場所を作る」

を選択した人間は、

10年前にやることを変えるのは厳しいだろう。

 

多分、20年〜30年はやる覚悟がいるかもしれない。

 

  • やりたいことがない
  • 何をしたいかわからない
  • どうしていいかわからない

 

という人間は、10年〜30年マターでものを考えているだろうか?

 

ま、

3年単位で

頻繁に仕事を変えている

「割り切った底辺」

もそれはそれで楽しそうだがな

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。