世代間格差

日本社会に存在する格差の中で、もっともエゲツない格差。それは、「世代間格差」です。

日本の世代間格差は海外では、面白い研究材料として注目を集めています。

 

歳を取り、すでに良いポジションを握ってしまった人たちは良いでしょうが、これからの若い人たちにはそもそも仕事があるのかどうか、あったとしても給料はどうなのか。まぁ、今後、大幅カットでしょうし、待遇にも未来にも希望が持てないまま、グローバリズムと古い教育の弊害でボロボロになるんじゃないか。私はそういう考えをもって生きて来ました。

 

具体的な失政をあげたらキリがないんですけど、基本的にはこの国はどんどん、若い世代にシワ寄せが寄ってます。富裕層、権力者層は個別に自分たちの子供世代をカバーするでしょうから、結局、力の無い親のもとで生まれた一般人が1番苦労するわけです。

しかも、親は親で良かれと思って子供に古いパラダイムでの指導をするわけですが、そんなものを鵜呑みにしたら親に比喩的な意味で殺されます。

私も、自身の親からいろいろ干渉され、いろいろ言われてきましたけど、全シカトの勢いですからね。まともに影響を受けたら大変なことになるとわかってますから。私が自分の人生を謳歌できている理由の大きな部分は、親の言い分をまったく聞いてないということです。

彼ら・彼女らの時代とはまったく違う、経済の構造が違う、ということを明確に認識しているからです。

世の中には時代、時代の節目というものがあって、現役世代全体が、一つの大きな時代の中にいる限りは年長者・年配者の話を鵜呑みにできる状況ってのはあると思います。20個上、30個上の人の話を鵜呑みにしても大丈夫だろうという時代はあるんです。

しかし、今は明らかに過渡期ですからね。

過渡期ってのは構造的な変化や制度疲弊の実害を喰らう世代が必ず出てくるわけですから。

 

今の時代、良い大学を出れば良い人生がとか、良い会社に入れとか、妄想です。会社入ってもポストないし、そもそも、会社という形態がこれからどんどん死んでいきます。ましてや、正社員なんていうものも無くなるでしょう。

これまでの時代というのは、誰かが用意した環境の中に浸っていればなんとかなったのです。今の若い世代は上の世代のキャリア指南なんか鵜呑みにしてたらマジで死にますよ。制度の欠陥、環境の問題の被害をモロに喰らうのですから。

 

世代間格差について、特に1番ひどいのが社会保障まわり。

今、社会保障の恩恵を受けている世代と、これからオギャーと生まれる子との間に生まれる社会保障の格差は約1億円だそうです。これ、サラリーマンの生涯賃金の半分ですね。凄まじいです。

平均寿命・健康寿命が伸びて、年金は払い損、グローバル化の波にのまれて、生涯働き続けなければならず、雇用は失われている・・・・・・。

わお。笑。

 

 

日本の資産の6割は60代以上、8割を50代以上が持っているそうです。

 

サラリーマンの平均年収は右肩下がりです。上の世代は景気が良い時、経済状況が良い時に職につけたり技術を身につけることができたかもしれませんが、若い世代はどうなんでしょうか。ましてや、今のように非正規雇用とかが横行していなかった時代でしょう。

 

そして、政治の格差も存在します。ご存知のように政治の世界では1票は1票ですから、政治がどの世代に顔を向けるのかってのは言わずもがなですよね。

別に世代間闘争を煽りたいわけではありません。

今の時代の人間は、時代の恩恵を受けている部分はあるでしょう。重要なことは、時代が変わった、テクノロジーが変わったということを認識することです。上の世代が言うように、学校の勉強を頑張り、良い会社に就職し、コツコツ働いて結婚し、子供を産んで、将来の年金をあてにして・・・・みたいなことをやってたら苦しいのは当たり前でしょう。逆に、今の時代ならではの産業に従事して、現代の文明、利器の恩恵を受け、現代流の楽しみ方で生きればうまくやっていけるはずです。

結局、今の時代、うまくやっている人たちって時代に乗ってますからね。

親の言われた通りに典型的なレールに乗っている人と、ユーチューバーになって成功して親からグチグチ言われている人、どっちが上手な生き方なのかって言われたら後者の方だと思います。

前、とあるユーチューバーがテレビに出てた時の映像を見たんですが、年配のとある芸能人に「それでずっとやっていけると思っているの?」って言われて、「サラリーマンの生涯賃金は2億って言われているけれど、別にその2億を40年かけて稼ぐ必要はない」って言っていて、すごく賢いと思いました。

そうなんです。

その仕事続けられるの?っていう質問はある意味、本質を捉えていないんです。

 

新興産業や新しい働き方はいつも、真っ先に批判されたり怪訝な目を向けられるわけですが、継続可能性について疑義を差し込まれた際、多面的に考える必要はあると思います。「続けられるかどうか」というのはある意味、未来予測を要求するもので、もし、安定と言われているサラリーマンが今後、ほとんど失業するとしたら話の前提なんて余裕でひっくり返りますからね。

結局、すべて、時代が前提にあることを忘れてはいけないのです。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。