社会は、真剣に恋愛する奴より、女体を金で買う奴を評価する。
まず、職場で恋愛のノロケ話をする奴は嫌われる。社内恋愛する奴はもっと嫌われる。
職場に家庭の事情を持ち込む奴も嫌われる。彼女との揉め事のせいで寝不足になり、仕事にそれを持ち込む奴も大変な目に遭う。彼女とのいざこざのせいで仕事のパフォーマンスが悪くなる人間も大変だ。
それに対して?
上司や仕事仲間とキャバクラウェーイ!する奴、風俗に行って時短で性処理する奴は社会から温かく迎えられる。
サクサク、下半身の事情を処理するからだ。色恋沙汰を効率良く処理するからだ。
まぁ、これは極論だとしても、職場で社内恋愛しないとか、職場でノロケ話を持ち込まないとかの方が嫌われない。
意外と、変にピュアな学校教師が生徒に痴漢したり、変にピュアな人間が公の場で痛い恋愛をしてしまう。剛力彩芽みたいな感じだ。
世の中にはマタハラというのもある。女性職員が、妊娠・出産が理由で取った休みに対して、独身の女が「メラメラ」と怒りを募らせたりする。仕事がそのぶん、その人に振られるからだ。また、「どうせすぐ産休取るんでしょ?」という理由で、就職できない人たちもいる。
ほら・・・・、社会は「そういうもの」を歓迎していない。
社会人の世界ではそういうものを歓迎していない。
残念ながら、これがGDP世界3位の日本の現実だ。
大企業勤めは、1433万人いる。
中小企業勤めは、3361万人だ。
圧倒的に中小企業の方が多い。会社の待遇(給料・福利厚生etc)などは大企業の方が良い。
中小零細の世界では、セクハラ、マタハラ、モラハラ・・・・とにかく何とかハラスメントが多かったり、ボーナスが出なかったり、休みが取れなかったりする率が高い場合が多いだろう。
もちろん、男女ともに、ハイエンドな層の職場に入ったり、環境が整っているところに入っていけば、そういう問題は無いかもしれない。
正確に言えば、ある程度のゾーン以上の世界に行けば、そういう余裕もある。
ただ、多くの日本人は「特に野望もなく、とりあえず普通の幸せを掴みたいな〜」なんて思っていて、その結果として公務員を目指す人間が多いくらいだ。例えば早稲田卒なんかは結構、都庁とかに行きたがる。地方だと、役所の職員などは人気の就職先だ。
いわゆる有名企業、就活人気企業なども、根底にあるドライバーは、「結婚して幸せになりたい」「普通の暮らしがしたい」というようなものである。すなわち、直感に反するが、「エリート=良い生活、お金持ちライフ」ではなくて、「エリート=普通の幸せ」である。
本当の意味で「普通の連中」に待っているのは、普通すら遠い世界だ。この勘違いをこじらせたまま、会社の福利厚生や給与について文句を言う。政治に対して、「もっと子育て支援を!」とかそういう感じになる。社会に存在するあの類の人たちは、「普通」に対する勘違いをこじらせた結果、ああなる。
だから意外と、「底辺の自覚がある人」「底辺だった人」なんかが後になって頑張って挽回して、逆転することが多い。
世の中で一番やばいのは、「普通」を誤解している人だ。
自分を「普通」だと思っている人だ。
普通の範囲に要求する基準が間違っている人だ。
自分の家庭環境だったり、自立経験が乏しいが故に物差しが狂ってしまった人だ。
そして、
普通の家庭形成に有利そう
だと思われる職場には、いわゆる安パイ層が群がることになる。現代日本人の大半はこれだと思ってくれて良い。意識高い層や野心がある層よりも競争率が高いのが「安パイな人生層」なのである。圧倒的である。
実は、そっちの方が激戦なのである。
起業したいやつなんかよりも、結婚して普通の幸せを築きたいみたいな連中の方が圧倒的に人口が多い。
そして、私の経験上、家族がある人や、結婚している人は、
家庭のために全てを犠牲にできる人たち
が結構な割合でいる、いや、ほとんどそうだと思っていい。
もちろん、意欲的にはそうではなくても、
子供の学費が・・・
ローンが・・・
という感じで、「やらなければならないこと」に駆り立てられている人たちも多いのだ。
学生の時まで、「アホっぽい感じだった」人たちが、社会人になると急に説教臭くなったり、講釈垂れ始めたり、まともになったり、仕事に対して厳しくなるのはその背景に「家族」がある。誰も、いわゆる一般的な仕事を心から愛してなんかいない。みんな、願わくば働きたくないと思っている。
それでも社会人はみんな頑張っている?
歯を食いしばっている。
なぜか?
その背景には、結婚とか家族というものがあるのだ。自らの生活というものがあるのだ。安パイな生活を維持しようというドライバーがある。
この世界に、「前向きな動機ゼロ」で頑張れる人はいない。苦虫を嚙みつぶしたような顔になってしまいそうな苦しい仕事、辛いこと、そういうものを頑張れる人たちの背後にあるのは、家庭的な動機である。
実は、ここが最も、悲惨な戦場になりやすい場面なのである。
ペリリューの戦い、硫黄島の戦い、ガダルカナルの戦いのようになりやすい。
補給がない、勝ち目がない、先がない。そんな戦いは苦しい。
みんながここで必死になって働いている。
諸外国では、「18までは面倒見てやるけど、あとはさっさと出て行け」というドライな親子関係があるところも多い。その点で、日本の親は、結構子供の面倒を見る。海外には専業主婦が少数派のところも多い。
日本人が好む、安パイ。
そこの高い倍率を勝ち抜くためには、しっかりとした就活対策や、学歴なんかが重要になる。こうなってくると、育った学校だったり、親の教育環境が大事になる。小さい時から、「目先の宿題」のしっかりと片付けてきたかどうかが大事だ。
それなりの環境と、それなりの努力が必要になる。
大多数のボリュームゾーン、普通のジャパニーズたちは、良い環境が得られない場合には自分の実力でなんとか道を切り拓いたり、評価を勝ち取らないといけない。そこには一時的に他を凌ぐ努力が求められたり、競争がつきまとったりするし、世の中には「ずっと非モテ」で行きてきて、女っ気ゼロの人生の中で仕事と勉強に打ち込んできた、みたいな人間もいる。そういう人間たちとも戦うことになるわけである。
学生時代、ラブラブだったカップルが、例えば就職によって引き裂かれたり、転勤によって引き裂かれることがある。既婚カップルだって、単身赴任が原因でバラバラになることもある。そもそも、一般的な社会人が、社会人になって出会った相手と関係を深めるために使える時間はどのくらいだろう?学生の時のようにずっと一緒に居られるわけでもないのだ。ま、結婚したら先は長いから、ほどほどに会えない方が良いかもしれないけれどね。
社会的自立にはレベルがある。
実家を出れてない、が底辺ゾーンだとしよう。
実家を出て自活できてるがエントリーゾーンだとしよう。
そこからさらに、「一人前になれているか?」という問題がある。会社に入ったばかりの頃は戦力ではなく、育っている段階だからだ。これは別に、特殊な職業についている場合でもなんでも良いけれど、「一人前になれているか?」という問題があり、それ以前に恋愛で身を崩してしまっては先行きが危ない。
昔の日本は、ある意味、お気楽だったのかもしれない。
昔の、元気だった日本では、仕事に、恋愛に・・・というバランスが取りやすかったのかもしれない。将来の右肩上がりが予想できたのかもしれない。
どっかの恋愛コンサルみたいな人が言っていたけれど、この国では、恋愛というゲームは年々難しくなっているらしい。結婚に関しても同様だ。
10代のうちに何をしておくと良いですか?
とよく聞かれるけれど、結構ガチでマジな回答をしておくと、恋愛をしておくと良いと思う。ものすごく長い目で見るとそうだ。あまり、money matterの問題が入ってこないうちに恋愛をしておくと良い。
じゃないと、恋愛マター、家族マターの問題で人生の軸が決めかねるようになる。
もちろん、20代の大半を恋愛沙汰に費やしている人もいる。それで全然大丈夫そうに見える人もいる。でもそれは、若さの錯覚だ。自由を犠牲にしている。
一般的に労働市場では、20代はポテンシャルが評価される。特に新卒はほとんどポテンシャル採用だ。これがだんだん、能力・実績ベースの評価になっていく。20代の間にある「若さ」という最強の価値によって、目が眩んでしまう。余裕を持ってしまう。また、特定の会社に心中するという多くの人が採用している戦略は、不自由を甘んじて会社に身を捧げている限りはある程度の余裕をもたらすだろう。
多くの人が現実に気づくのは、「転職しようとした時」である。しかもある程度の年齢以上になってから、である。往往にして、大体の転職は条件が悪くなる。この国では余計にそうだ。会社が人材を評価する時、
- 奴隷として評価している
- プロとして評価している
の2つがあり、奴隷として評価する場合には「とにかく奴隷としてしっかり働くこと」が重要視され、大方のサラリーマンはこのカテゴリーに当てはまる。だから、転職しているとマイナスなのだ。奴隷なのに、忍耐が無いのだから話にならない、というわけである。
若い時代に、ある程度ポテンシャル採用でどうにかなることであったり、会社に心中する戦略があること、何より気力・体力・精神力が持つ段階で見ている世界観、そこに依存すれば、多くの人は「余裕」を持つだろう。実際、たいていの人がそうだ。そしてその余裕で恋愛をする。
厄介なのは、会社を辞めたくなった時、転職したくなった時、新しいことを始めたくなってきた時、老いてきた時・・・・などである。ひどい人の場合は、何も残らないという場合がある。つまり、金も、女も、キャリアも、若さも、スキルも、経験も・・・・何もないという状態である。
不思議な話だけれど、異常のような世界観を持たないで大人になり、だらだら生きているとどうなるか。
まぁ、大多数に当てはまるけれども、
まず人生の中で仕事というのが最大の制約
になってくるし、若いうちは良いけれども、ある程度のゾーンから、可能性や選択肢が狭まったままで固定されていく。
すると、この固定事項をベースで、そのほかのことを考えなければならない。
恋愛にしても何にしてもそうだ。
もちろん、実家に逃げるという選択もあるかもしれないけれど、ここではそれを抜きにして語っている。
厳しい現実だが、専業主婦は20%しか正社員に戻れない。
戻れる人たちの中で専門職や資格職はどのぐらいだろうか?
そして、女性の年収分布データは悲惨だ。
男性だって、一般的な人たちは悲惨だ。
なぜか?
「普通」と「若さ」の扱いを取り間違えるからだ。
大多数の人は、間違っている。
10代で妊娠出産するのがおかしいという考えがあるらしい。それは、「20代で妊娠出産するのが当たり前だろう」「順序を踏まえるべきだろう」という普通の常識観念が前提にあると思う。
でも、どう考えても、パッとしない普通の女性が、いわゆる「女の幸せ」をコンプリートしようと思えば、10代で妊娠出産するのが正解だ。20代に結婚マター、出産マターを持ち込んで良いのは、ちゃんとキャリアを築く道筋を描いている人だけである。
若さは常に相対的な評価である。年齢に対して何を成したかで考えられるものである。
女医で30歳は若いけど、地方高卒30歳ノースキルはもうババアである。
男にも全く同じことが言える。それなりの道筋を歩んできて、「34歳から新しいチャレンジをします!」と言っていても、その人は全然若い。
でも、ずっとニートだったんなら、相応に焦らないといけない。はじめることに遅いは無いけれども、時の流れが違うのだから。ほかの人と送ってきた時間が違う。
「私は24だからまだ若いわ♡」
みたいな発想は危ないと思う。
テスト勉強をする時、めくったページ数が目的になってるようなものである。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。