自営業、「過酷・辛い・疲れた・やめたい」と嘆く人の多さと裏腹にその気持ちが全くわからない件 

勤め人に対する概念として、自営業という言葉がある。

大企業のように大きな組織化を果たしてしまった場合は、また別の呼び名があるだろうが、世の中には小規模や個人レベルでできる仕事をやり、それでたんまり儲けている人もたくさんいる。

そういう人を称して自営業と呼ぶのだろう。

まぁ、呼び名は何でも良い。世の中には年収200万円の社長、年収80万円の弁護士がいるのだから。

 

自営業は、一歩間違えれば過酷だ。

辛い、苦しい、疲れた、やめたいと思いながら、体に鞭打ち、頑張っている人たちがたくさんいる。

 

特に自営業の夫を持つ嫁さんの悩み・苦しみが辛そう。

自営業として一生懸命仕事にのめり込む旦那の側で、協力しつつも、どこか引いた目・冷静な目を持っている妻。

 

インターネットでは、自営業と検索すると、必ずと言っていいほど妻や嫁の悩みが出てくる。

まぁ、ベンチャー勤めの夫を持っている人も同じ感じだけどね。

 

自営業は、なぜ過酷なのか。

まず、第一に挙げられるのは「下手すりゃ世界一のブラック企業」だという点だ。仕事とプライベートに境界線を設けることができない。寝ても起きても仕事のことばかり。売上や給料は保障されない。借金も乗っかってくる。これは地獄である。生き地獄だ。そういう思いをしている人はたくさんいる。

それと、サラリーマンに戻りづらいというのがあるだろう。勤め人は自営業と話すと、「休みを自分で決められるの?」「自分の思い通りにできるの?」という問いを投げかけられ、「羨ましいなぁ・・・・」と羨望の目を向けられる。そう、自営には、自分の人生を自由にコントロールできる強烈な魅力があるのだ。何より、一国一城の主だから、上司がいない。そのため、そこから抜け出せない人は多い。言ってみれば、「少し稼ぎが良いタチの悪いフリーター」みたいな人もたくさんいる。フリーターの場合、あちこちから攻撃されて、ほとんど反論できない。勝ち目が無い。シフトの自由くらいしかない。しかし、自営業はタチが悪い。ある程度、社会的に認められているからだ。もちろん、成功しているカテゴリを指して言われるのだけれど。だからこそ、自営業で儲かっていない、突き抜ける成果や自由なライフスタイルを得られていない人は苦しい。そういった意味でも、失敗している自営業や、苦しみの連鎖の中にいる自営業はそこから抜けられない。やめたいけれどやめられないという状況にある。タチの悪い自営業は、タチの悪いフリーターのようなもので、受け入れ場所がない。人の指示のもとで働けない体になっている人が多い。

 

根本的に、多くの自営業者は自分自身がシステムになっている。

自分自身が汗水働いて、お金を得るシステムになっている。

 

だからこそ、自分がやるだけやっただけお金をもらえて、頑張りに報われるというメリットがあれば、続けていると、「あれ、やるだけやってもサラリーマンはもらえなかったけれど、手抜きしまくっていても、サラリーマンってお金もらえるよな」ということに気付いてくる。

つまり、サラリーマンの醍醐味は、手抜きしてサボることにあったと気付いていくのである(それが長期的にどうかはさておき)。

そもそも、会社を抜け出して自分で何かをやろうという人間は、ある程度自分に自信を持ち、サラリーマン自体は会社のやり方や周りの意識に疑問を持ち、そして社会に疑念を抱き、自分の考えや持論があるタイプが多い。だからこそ、組織を抜けて自分で事を起こそうとする。

そして、実際に組織を抜け出してみて、どうなるのか。

それは、自営業の廃業率や継続率を見てもらったらわかる通り。なかなか厳しい。なんとか生き残ったとしても、微妙なラインをフラフラする事になる人は多い。すると、やるだけやっているのだけれど、報われないと感じるようになる。そして、サラリーマン時代の手抜き生活が良かったと思うようになる。自分の実力の無さに気付くようになる。現実が見え始める。大人しく、組織の中にいておけば良かったと思うようになる。何より、独立してバリバリやって成功している人間には、サラリーマン時代に見ていた「デキるやつ」とは桁違いの「デキるやつ」だらけである事に気付く。ライバルが強すぎて、Jリーグからリーガエスパニョーラに行ったぐらいの格の違いを感じさせられる。

 

・・・・・・ううう。

 

こんな感じらしい。

ちなみに私は、自営業、「過酷・辛い・疲れた・やめたい」という風に思っている人たちの気持ちはよくわからない。

メリットを最大に謳歌して、本当に働いていないので、「こんなに良い仕事は無いな」と日々、思いを強めるばかりである。

 

結論、人生は「愛(女)と金」である。

この2つで、満たされていたら、万事オーケー。万事ハッピー。

 

もちろん、「自営業人生」ではなくて、「自分の人生」という、少し長いスパンにして自分の人生を振り返ると、女やお金について、痛手を負ったというか、失敗をしたことはたくさんある。本当にたくさんある。でも、結局、総じてうまくいっているのである。これはなぜかというと、私が常に、「学び」にフォーカスをしてきたからだ。

短期的な結果などどうでも良い。

しっかりとプロセスを重んじて、学んできたからだ。学習してきたからだ。

 

正直、極論を言えば、サラリーマンでも、自営業でも、何でも良い。

どの業界でも良い。

多分、本気でやれば俺は何をやってもうまくいく。

「仕事術」とか「スタンス」とかを洗練させてきたので、まぁ、負けるはずが無い。

たっぷりと時間、労力、金をかけて洗練させてきたのが自分自身だからね。

 

ただ、問題はやる気だ。

このやる気が難しい。

 

とどまる事を知らないモチベーション。

湧き出て止まらないモチベーション。

これがなければ、勝てるはずの戦いも勝てない。

 

私からすると、何事も問題は、モチベーションなのである。私の場合は、このモチベーションの問題がかなり大きい。成果を出すとか成長するための考え方、マインドセットは身につけているので、絶えないモチベーションがあれば必ず進化できると自分でわかっている。

ただ、モチベーションを維持するのは本当に難しい。

結局、答えは、「好きな事をやる」「情熱を探す」「やりがいや志を持つ」というような事になってくる。

 

まずは、心に火をつけるしかない。

 

自営業者にオススメしたいのは、「志」「信念」を持つ事だ。

はっきりいって、成功する事業家のマインドセットは、政治家の資質と重なる部分もあると思う。つまり、公に関心が向く事、社会に関心が向く事、スケールの大きい事を考えられる事、他人に興味が持てる事・・・・・・などだ。

私は政治家になりたいと思った事はないが(どうせ、理想と現実のギャップに苛まれるので)、日本の政治体制をぶっ壊して実権を握りたいとか、革命を起こしたいと夢想した事は何度もある。

(でも、叶わない事や無駄な事はしたくないタイプなので、学生運動や政治運動などに興じた事はない)

 

うまくいく事業家は、多分、マインドセットから違うと思う。

スモールビジネスのオーナーたちに共通するのは、志が低いのに売上を上げる小手先手法にだけ興味関心がビンビンだという事だ。

 

私は、志は高いと思う。

自分を変えるということに常にチャレンジしてきたから。

そして、自分を変えたいと願う人を手助けしてきたから。

何より、身近な範囲でも人が変わるのをたくさん見てきている。

 

自分が変わる、というのは、本当に大きなことだと思う。

人生に革命的な変化をもたらす。

 

大切なのは、振れ幅。

現状、どうあるかはどうでもいい。

最初からある程度高い人が、さらに高くなれるなんて当たり前の話。

 

でも、低い位置にいた人が、グワーーーッと高い位置に登れるってすごい事じゃないだろうか?

それこそ、本当に、人間の奇跡だと思う。

 

そして、人との出会いね。

人脈がー、とか、異業種交流会がー、とか、そういうつまらない事を言いたいのでは無い。自分自身が面白く生きていると、面白い人間と出会えるのである。自分の魅力を高めようとしていると、魅力が高い人間と出会えるのである。

 

言っておくが、そんな人間、ごくごくわずかしかいない。

そして、そういう人に認められる人間になるためには、それなりの資質を備えていなければならない。その資質は、長年の経験、修行で構築される。

 

辟易するような人間関係を整理し、魅力的な人間関係を構築していく。

高みに登っていく。

 

何か、ビルやタワーのエレベーターに乗り、高みに登っていく際、外の景色を観察するイメージを持って欲しい。

細々としていたものが、だんだん遠くなり、見えなくなっていく。

汚い細々としたものが見えなくなり、壮大な景色が目の前にぐわっと広がっていく。

大きなものが見える。

大きな絵が見える。

 

これが、夜景だと尚美しい。

 

なんとなーくだけれど、美しいものは、大きなビッグピクチャーや、高いところにあるような気がする。実際、そうだった。

 

志や使命があるか、というのは、一つ大事なポイントだと思う。

何のために、そのビジネスをやっているのか、に答えられるかどうか。

 

私は、明確に答えられる。

というか、それが滲み出ていると思う。

 

シェイクスピアは、戯曲・劇作を通して普遍的な人間の本質を描き続けた。

私は、自分の人生を通して、壮大な人生実験をしている。自分の人生を使って、自分で遊んでいるのである。もともと、「こんな存在でしかなかった自分が、どこまでいけるか、どう遊べるか」というのを、ずーっと自分でウォッチして、ずっと楽しんでいる。元の自分のしょーもなさをよく知っているのは自分だ。だからこそ、楽しい。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。