失恋したらすごく苦しいですよね。
死にたくなるほど、苦しくなる人もいると思います。
呼吸ができない。
頭が痛い。
涙が止まらない。
眠れない。
仕事が手につかない。
日常生活にまで問題が起こって大変。
苦しいですね。
もはや、パニックになって混乱してしまう人もいるでしょう。
とにかく、切り替えて日常の生活もちゃんとできるようにしたい。
でもできない。
仕事でもミスが連発する。
怒られる。
そんな状態だと、人生が破綻しかねないですね。
そんな貴方に。
少し、気休め程度に私の話に耳を傾けてみてください。
優香さんというマルチタレントはご存知でしょうか。
芸能界に入ったきっかけが、「失恋して、彼氏を見返したくて」だったそうです。確か、トップyoutuberの一人であるはじめしゃちょーも、youtubeを始めたきっかけは、失恋だったと思うんです。
この人たち、失恋を転機にして、どれだけ人生を変えたのでしょう?
その後の活躍、すごいじゃないですか?
・・・・・・・面白いですよね。
私が思うになんですけれど、基本的に芸能界って、頭おかしい人が進んで入って行く率は高いと思うんです。
だって、考えてみてください。人前でおっぱい見せたり肌見せたり、「演技」と称して濡場を演じたり、バカやったり、そういう場でもあるわけですから。
プライベートも無くなりますし。
優香さんやはじめしゃちょーって、本当にトップクラスの人気者だと思うんですが、この二人が大人気の理由は、
「本来、そういう世界に行かなさそうな人だから」
だと思うんですよね。
なんか、思いません?
そんな感じしません?
「稀に見る人気者」っていうのは、変わり種の人材だったりするのです。
例えとして適切かはわかりませんけれど、超人気AV女優とかで、「綺麗すぎる人」とかも、失恋がきっかけでそこの世界に入っていたりする。そして、爆発的な人気を獲得していたりするんです。
もしかすると、人が革命的な行動を起こせるのって、ある種の投げやりかもしれませんね。
投げやりのような気持ちがあるから、思い切ったところに行って思い切ったことができる。
だから、革命的事象・現象を起こせる。
失恋って、実は、人生の転機です。
(イヤー、思えば私も、一番最初に、「働く」ということを始めたのは女が絡んでたなー、あはははは)
普通、失恋したらどうします?
失恋ソングでも聞いて、感傷に浸りますか?
お友達に愚痴る?
お酒でも飲む?
旅行に行く?
・・・・・・・・。
よく言われる解決策は、「気を紛らわせる」「時間が解決すると思う」とかいうやつですよね。でも、辛いからこそ対策を一生懸命考えているわけで、そんなことができなくて困っているから苦しいのですよね。
一つ、良いことを教えましょう。
それは、人間の人生は、大怪我しないと変わらないということです。
大底に落ちる、でも良いでしょうか。表現としては。
人って、強烈な自己否定とか、強烈な重要性認識とか、強烈な必要性とか、強烈な人との出会いとか、強烈なイベントとかが起こらないと、変わらないのです。変われないのです。そんなもんです。
「幸せ」には、日常の些細なことからじんわりと感じるタイプのものと、物事がドラマチックに激変した後の世界で感じる「幸せ」の2パターンあると思います。
普通、世間一般で言われるのは前者です。
しかし、私は後者の方も知っています。
だからこそ言える。
どん底の不幸は、大チャンスだ、と。
悲しいことがあったね、辛かったね、苦しいね・・・・・
ではなくて、本気で、
「おや、貴方、選ばれし人間ですね、宝くじ当たっちゃったじゃん」
って思ってしまう。
なんで悲しい顔しているんですか、今、すごい幸運のくじを引き当てているのに、あなたは・・・・・・とニヤケテしまう。
あなた、宝くじ引いたんですよ。
しかも、大当たりの。
本当ですよ。
だって、今、緩やかに成功しちゃっている人とか、今そこそこ幸せだと感じている人の先にある人生は、「現状維持」か「落下」しかありません。
本当に。
現状維持というのは、実はかなり困難なことです。現状維持というのは過去のやり方をずっとやっていればできるということではないのです。ハードルはどんどん上がります。なぜなら、人間は喜びや嬉しさにも飽きるので、どんどん辛さや苦しみだけがハイライトされるようになって行くからです。自分自身もそうですが、他者からの要求も増える。仕事も恋愛も家庭生活もマンネリしていくんです。どんどん辛く・苦しくなっていくように感じるんですね。
そして、落下も辛いですね。そこそこ成功していた、幸せだったとの自負がある人は、落差に苦しみます。人間、落ちることを一番嫌がりますからね。しかも、極端な落下ではなくて、じわりじわりと茹であげられるような殺され方は辛い。恋愛も、仕事もそう。
普通に生きている人たちが不幸そうなのはそういうこと。
対して、貴方はどうでしょう?
大きく落下をした。どかーんと大怪我をした。死にたいぐらい苦しい。泣きたい。泣いている。もう人生終わりだと思う。絶望に打ちひしがれている。
・・・・・・・・・・いや。
これって、大きな転機だと思いませんか?
あれが欲しい、もっと欲しい、でも今手元にあるものを捨てきれない・・・・・・とか考えなくて良いのですよ?
今、そこそこ良い仕事についている人は、その仕事を手放せません。でも、満足しているわけじゃない。だから、もっと欲しい、もっと他のチャンスが欲しいと思いながら、あちこちキョロキョロして、自分より上や高みを見て「はぁ〜〜〜」となりつつ、自分より下を見て「私、うまくいってる」と誇らしげになりつつ、でも毎日どこかモヤモヤして・・・・・・ということの連続です。
悲しいですね。不幸かもね。
今、そこそこ良いパートナーを得ている人は、その人を手放せません。でも、満足しているわけじゃない。だから、もっと欲しい、もっと他の人が欲しいと思いながらキョロキョロする。そうすればするほど、浮気や不倫のリスクが高まる。後の大事故につながる。何より、恋愛というのはお互いの感性のやり合いですから、そういうことをすればするほど、自分が変わっていって、今の相手に満足できないとか今の自分に愛想尽かされるとか、感情が変わってくるとかいろんな問題があるのです。つまり、経験豊富なアラサーに、ピュアな女子大生が醸し出せる内面的可愛さは演じれないということです。
どうですか。
得るものがあれば失うものがある。
失うものがあれば得るものがあるのです。
どうですか?
普通の人たちは、「この人でいいものだろうか」「この仕事でいいものだろうか」と、いろいろ考えながら、「妥協するか、飽くなき理想の追求か」とかいう謎の悩みを抱えていたりするものです。ある意味、自分の幸せや上限を確定しかかっている人が多い。
でも、貴方はどうですか?
ゼロになったんです。
ゼロというのは「何もない」というよりも「未知」のニュアンスがあったりします。
貴方はまだ、現実を確定していない。
上限を決めてない。
理想の追求を諦めなくても良い。
そういう状態にいる。
人間関係というのは、「悪い人たちに囲まれる」ことよりも、「良い人たちに囲まれる」方が辛いです。なぜなら、それがしがらみに変わるからです。同じように、恋愛もそうで、「いいなー」「幸せだなー」という状況に置かれれば置かれるほど、そこへの確定の雰囲気が固まってきます。
幸せである、満足である、うまくいっている・・・・というのは、見方を変えれば恐ろしい状況です。人生が終わりつつあるのです。もう、人生という「60分ドラマ」のうち、45分〜50分ぐらいまできていて、オチが見えかかっている状態。
オチが見えているのです。
対して、別れ、破綻、失敗、大怪我、こういうのはゼロであり、始まりを意味します。
何かが、抜本的に変わる転換です。
このタイミングで、必死に何かにしがみつこうとしたり、過去の蓄積にこだわったり、過去の踏襲にこだわったりするから苦しい。
しかし、どん底に落ちれば、抜本的に何かを変えられる。
変わる。
人生が、大きく動く。
ドキドキしませんか。
貴方の人生、これから先に待っているもの。
それは、「地殻変動」です。
大きな変化です。
いや、もうすでに大きく動いた状態にあるよ、どん底にあるよ、と思うかもしれません。
いいや、違う。
失恋によって、得られるもの。
余った時間。お金。新しい気持ち、心境。苦しい感情、強烈な痛みがもたらす考え方の変化。大好きな人の考えや思想から離れる変化・・・・・。
いろんなことが起こります。
全てが変わっていく。
大きな挫折、失敗、大怪我、苦しみ、不幸を味わっている人を見ると、「選ばれた人材だなぁ」と思う。
いわば、逆エリートです。
このままの自分で良いとか、これまでの生活サイクルで良いとか、これまでの生き方・考え方で良いとか、そう思っているから人間は生きられる。
平常心を保っていられる。
でも、何か大きな出来事がある。
心に深い傷を負う。痛む。苦しくなる。
激しい後悔に苛まれる。
これこそが、何かが抜本的に変わる、大きなチャンスです。もし、失恋で「死にたくなるほど苦しい」という状況に陥っているのなら、その死ぬほど辛い・苦しい痛みの痛さが、後になって振り返った時に、明らかに違って見えるはずなのです。
5年後、10年後、あるいは20年後に、その時の出来事を振り返って、こう思うでしょう。
「あれはターニングポイントだった」と。
これは、本当にそうなんです。
何事もそう。
なぜ失恋すると苦しいか?
これまでの幸せがもうなくなってしまうと思う。次の出会いは無いと思ってしまう。次の幸せは無いと思ってしまう。大好きだった人が自分の前から消えて、いろんなことが消えて行くような気がする。自分の努力や頑張りが全て無駄だったように感じる。強烈な後悔がある。大好きだった人が、別の誰かのものになって行くことを想像して苦しい。自分を強烈に否定されたような気がする・・・・・。
まぁ、そういったところでしょう。
でも、それは違います。
幸せは無くなっていない。むしろ、これまでを超越する「別格の幸せ」に向かって、時計の針が動き出している。
次の出会い、幸せは無い。そんなことは無い。激しく凄まじく落下すればするほど、強烈な方向転換の機会になります。すると、次に出会う「何か」は、いい意味でも悪い意味でも、これまでとは180°違うものが待っています。それが何かはわからないし、見えないのだけれど、だから面白い。
大好きな人が目の前から消えて、いろんなことがなくなる。これまでのことが全て無駄だったように思う。それは、そんなことない。繰り返しますが、ビッグチェンジというのは甘いものじゃない。全ての人が手にできるものではない。「大変化」の恩恵にあずかれるのはごくわずかなんです。それだけ、貴方は多大なる犠牲、痛みを支払ったからこそ、ビッグチェンジに参加できる特権があるのです。
大好きな人が別の人のものになる、ということについて。これは100%、後から「自分のものにならなくてよかった」と思うようになっていくことでしょう。もし、あなたの手元から離れていった大好きだった人が他の人のものになるなら、それと同じくらい、誰かの手元にいた人がそこを離れてあなたの手元にやってくるということでもあります。俯瞰的に見れば、物事がよりよくなるための社会的プロセス、マーケットマッチングプロセスが進んでいるのです。断言しますが、その動きは止まらずにあちこちで起こっていて、今この瞬間も、あなたの知らない誰かの人生が動いていて、その人の運命とあなたの運命が、将来で交錯するストーリーが進行しているのです。大好きな人の昔の卒業アルバムを見たり、過去の話を聞いたりして、「その時、自分は何をしていたかなぁ・・・」と思ったことありませんか。今、一緒にいる二人が、お互いのことなど全く知らず、別の人生を歩んでいた時期について思いをはせる時があるでしょう。まさにそれです。それが現在進行形で進んでいる。
自分を強烈に否定されたという気持ちについても、これは心配ありません。強烈な自分への否定というのは、別の文脈で新しい自己肯定へと繋がっていきます。
失恋とは、言ってみれば、直進していたのに、壁にぶつかったということです。誰が悪いとかそういうことではなくて、人生における分岐点の一つなのです。
スピリチュアルな話ではありません。
人は、自分の思考・知識・判断のもとに行動しているわけで、その習慣の総合体であり、そうやって他者と運命を交錯させながら生きています。
そんな自分が、どこかで行き詰まった。詰まった。
生きていれば関わっている人間たちがいますね。その人間たちの思いや考えも理解しながら、人は他者と人生を交錯させている。でも、それがどこかで詰まった。
だから、何かがそこから変わって行くのです。
「大きく変わる」と書いて、「大変」と読みます。
人生はドラマや映画とは違うので、その場面場面に生きる我々は、ストーリーというかオチが見えません。
しかし、後になって、「そういう筋書きだったのか!」とわかることは本当に多い。
失恋も、失業も、大チャンスです。
私は、経験上、それがわかっている。
だから、そうなると、ワクワクしてしまうんです。
ある意味、緩やかに安定し、緩やかに幸せを享受し、・・・・という状態は、人生がもう、終わりかけているのです。それ以上がない。どんどん現状維持が苦しくなっていくか、落下するかの人生です。
間違いない。
聞こえますか。
ゴゴゴゴゴ・・・・・・・・と、
運命が大きく動く音が。
そつなく暮らしている人たちが一番不幸かもしれませんよ。
ゆるやかに、まぁ、そこそこうまくいっているという人たちが、一番苦しそうに見えますけどね。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。