企業が欲しがる人材って?

企業が欲しがる人材は、基本的に『入社後、活躍できる人材』である。活躍できる、とは、会社の利益に貢献できる人材。具体的には、売れる商品や、サービスを開発できる。売上を上げられる。コストダウン、効率化できる。資産運用ができる、などである。原理原則はそうなる。

ただし、ここで問題がある。たとえば資本関係。その企業の資本を握っているのがオーナーであって、オーナーや経営陣の意向ややり方というのは存在しており、ここに合わないと受け入れられない。

たとえば、会社によっては労働力をガンガンに絞ることで利益を捻出するモデルで成り立っているところがあったりするので、そーゆーところに入って積極的に提案を通そうとしてもなかなか、という場合もある。

あと、オーナー社長の会社ならやはりオーナー社長が何者か次第だし、そうじゃ無い会社でもVCの言いなり、親会社の言いなり、社内システムや組織構造が壊死してる、など問題はいろいろあったりする。組織にジョインしているメンバーが、純粋に機能として働くばかりでなく、それぞれが自己利益や保身を考え組織を住処・食い扶持とし、プライドを持ち込んでいるからこそ出てくる難しい問題もたくさんある。

人間関係や政治的な問題はやはり難しい。人が二人以上集まれば、やはりそこではいろいろ問題がある。99%の人がいい人と感じても、1%変な人と感じる人がいるだけでやりづらさはあるかもしれない。また、常に人員構成は移ろう。

人事の人間の個人的感情であったり、働く人間たちが『こいつと働きたいか?』という感情を無視できない。なんとなくむかつく、嫌い、というのは大いに弾かれる要素になる。派閥、学閥、地域的なくくりも場合によっちゃあるだろう。ビジネスが立ち上がり、大きくなり、組織になっていく過程を観察したり、実際にその設計をしてる社長にどんなことを考えてるかヒアリングして、実際どうなっていくのかという過程を見た経験が何パターンかあると、なんとなくつかめてくるものはある。私は、個人的な知り合いが起業してそれが組織化していき、有名大学の学生を多数取るようになり、いかにも会社らしい会社になる過程(最初はマンションのワンルームで私服で自由にわいわいやってたのが、いかにもなオフィスの光景に変化していく過程)をこれまで何度か見たことがあるけれど、なんというか、まぁ、社風というのは、作ったそのビジネスを作った人間の人間性を反映するものだとすごく思う。ある程度、作った人間の個人帝国みたいなもの。まぁ、私有財産制ですからね。しょーがない。

冒頭、『入社後、活躍できる人材』と述べたけど、具体的な要件もあげたけど、それらを取り巻く文脈が難しいのである。人と働くということほど難しいことはない。

人はみんな違っていて、バラバラだからこそ、会話などではなくて、仕事を通してつながったり、連携したり、一緒にパフォーマンスを上げていく過程ではじめてわかりあえる瞬間、一体感を持てる瞬間ってあると思う。

たとえば、サッカー選手ならパス交換やお互いの動きで通じ合える。野球選手ならキャッチボールで通じ合える。

でも、『仕事』の世界はどうだろう。仕事によっちゃ、なんとなくの要素、些細な要素でAさんよりBさんに軍配があがり、Bさんに協力が集中していき、機会も集まった結果、Bさんがさらに上に行く、というパターンもありえる。たとえば、新人恒例の飛び込み営業祭みたいなノリでやらされるようなことで、ほんの些細な、ほぼ運といっても良いようなことでスタートに差がついて、みたいな。

学生の頃も、『最初が肝心だ!!』といって、入学式やクラス初顔合わせのときに、なにか先んじた手を打つ奴が必ずいたはず。案外、その先手を打った人間にぶわーっと人が群がり、ここでがっつりと主流ができ、他との区別がなされ、それがますます強固になっていき、、、、というのはあると思う。

まー、人間関係は難しい。

人の見方が違い、利害が交錯し、理解し合うのが難しい以上は、必ず、なにかある。

士気を乱すとか、協調性が無いとか、周りと連携がうまくいかないとかだと、本人は相当有能であっても、パフォーマンスを出さないどころか組織に害になる可能性がある。場合によっては、『こいつがいることで俺の立ち位置が危うい!』とか、『こいつは俺より上をいく!』ということで、反発を買ったり、足を引っ張られたり、敵を作ったり、そもそも採用されなかったりなど、話は一筋縄ではいかない。

 

PS

田中角栄とか本当に尊敬してる。政策とかそういうことじゃなくて、なんか、演説スキルとか、キャラクターとか、ストーリーが面白い。すげぇ。政治か。政治だわ。やっぱ、究極的には政治家が一番凄いってなっちゃう。

結局、どんな場面でも政治力って居ると思う。

悪い語感で使われるけれど、結局、これはリーダーシップの話なんだと思うね。

アタマキレキレだけれど、『怖い』『落ち着きや温かみ、安堵感を感じない』みたいな人はトップにはなれないんだと思う。包容力って言ったらあれだけど、安心感や安堵感を覚えるような人が信託を受けてトップになる気がする。

マネージャーとリーダーは違う。

今の話はリーダーの話。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。