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隣の芝は永遠に青い
終電間際の時間に、駅ビル周辺を楽しそうに駆け抜けていく若い男女を見ると、本当に羨ましく思います。彼ら、彼女らには私に無いものを持っている。あぁ、羨ましい。若返りたい。明日の事なんか考えず、目の前にある楽しさだけを、若さ特有の勢いで追いかけるみたいな、あの姿が素晴らしい。私は、今でもそういう意味での若さはありますが、やっぱり、人間歳をとればとるほど、「やる」よりも「考える」が先行します。考えることは悪いことではないのですが、大方の場合において、人間が考えることなんて「非生産的」だと思います。人間は本質的に心配性で不安症でネガティブなのです。後ろ向きにいくらでも考えてしまう。そういう意味で、若さとは愚かなまでも「愚直」に「明るく」「前を向いていること」なのかもしれません。 でも、彼ら世代は彼ら世代で、ものすごい悩んでいるのもわかります。学生は学生で、常軌を逸するほどに社会人をリスペクトしていま