年収が数倍になる経験

月々の給料が5万上がったとかで一喜一憂している人間を脇目に、年収が1年の間に数倍になった、数年の間に10倍になった、みたいな経験をしている人って世の中にいるわけです。そして、そういう経験をしてしまった人は、どこかでお金稼ぎのポイントを体感で掴みます。

西園寺さんも、お金の価値観というか、自分の庶民生活の中で構築してきたお金のゲシュタルトが崩壊してきた経験を持っています。ここだけの話、庶民が短期間で成功しすぎると、メンタルが若干崩壊しかけます。具体的に言うと、銀行口座の額面を見てワナワナ震え始めます。

あなたもいずれ、そのワナワナ震える経験、というのを積み重ねていくんでしょうね。

成功して自由になるのは勝手ですが、
そのあとのライフスタイルには気をつけてください。

あまり変な格好をして真昼間からうろつかないことですね。職質されますよ、職質。

 

もうね、あなたが学生だろうと、主婦だろうと、社畜だろうと、これからはみんなが真剣にマネタイズを勉強した方がいいですね。

マネタイズを勉強しないと報われない世の中になってきている、ほんとに。

会社内でのキャリアで報われることに賭けるのか、マネタイズで成功することに賭けるのかは個人的な選択です。西園寺さんなら、新聞配達や飲食店のフリーターを続けながらシコシコとマネタイズの道を探るタイプです。ウォーレンバフェットは、「私は市場が効率的であるならば新聞配達のバイトに戻るしかないだろう」って言っていましたが(高校生のときまでに商売などで6〜700万築いていた人間が何言ってやがんだよ!お前謙虚すぎかよ!って感じですけど)、西園寺さんもマネタイズを知ることがなければコールセンターの派遣社員に戻るしかないだろうって感じです。

(超短期で、コールセンターで働いていたことがあります。世間の怒りの掃き溜めになるのは、まー、結構ハードですよ。時給が高くて定着率が低いのにはワケがあるんです、あの世界。一度体験してみてください。営業職とコールセンターは特にメンタル鍛えられます。インバウンドよりアウトバウンドはさらにメンタルを擦りへらします。コールセンターの上席ポジションは更に病みます。笑)

 

お金のゲシュタルト崩壊を経験して、

経験上、要領良くお金を稼ぐ感覚・センスを身につけた人は、

世の中に80対20なる法則が機能していることに気付いています。

 

センターピンと言い換えてもいいかもしれませんが、

ちょっとしたツボを指でコツンと付くだけで、

これまでの常識では考えられないマネーを獲得できることを、稼いでいる人たちは知っているワケです。

 

当然、これは私にも同じことが言えます。

 

こういう人たちは、

ただただポイントを押さえて

上手に稼ぎ、

あとは好きなことでもして休むことの重要性を知っています。

 

そのセンターピンが何か、というのを

ビギナーに話してもあまり信じてもらえることはありません。

あまりにもシンプルなので、それをまともに受け取ってもらえることは、ないんですね。

だから、ビギナーさんにそのゲシュタルト崩壊を味わせるためには、然るべき手順・順番を踏んでもらって、然るべきタイミングで大事なことをお伝えするしかないわけですよね。

 

世の中では、意外とこの順番ってものがおろそかにされています。

実質的には同じ内容でも、順番を間違えるとうまくいかないってことは本当によくあって。

 

人生うまくいっていない人にありがちですが、

人生が動画的なものであるにも関わらず、

思考は静止画状態な人とか結構いて。

 

流れ、ってものを意識していないというか。

 

視野が短期的、一時的、静止画的すぎるっていうか。

 

だから、最初から何もかも求めすぎる人とか、最初から何事も完璧にやろうとする人とか、最初から全てのバランスをとり過ぎようとする人とか、最初から完璧なプランを持って見通そうとしがちな人とか・・・・・・

ちょっとアレかな?って個人的には思うのですが。

 

さて。個人的に、生きる上で大切にしている考え方をシェアしましょう。この考え方を信奉する方が、世間で言われている「生き方・働き方を上手にする方法」よりも、より自由に、より楽に、より効率的に生きる、働くことが可能になってくると思います。

まず、すでに述べたように多くの人は静止画的な視点で物事を捉えすぎです。人生計画とかプランニングに傾倒しすぎな人にも同じ症状が見えます。自分の状況も、周りの状況も移ろっていきます。万物は流転するのです。また、物事はやってみてはじめて展開が見えてくることだってあるのです。

21世紀最高のCEOと呼ばれた、スティーブ・ジョブズがスタンフォードスピーチの冒頭に、「Connecting dots」の話を持ってきた理由を考えて見てください。世間の自己啓発コーチみたいに予定を立てましょう、計画を立てましょうとか言わなかったでしょ、あの人。

(余談ですが、今大人の人はスティーブ・ジョブズがどのくらいの人間なのかよくわかってないと思います。子供向けの伝記本ありますよね、エジソンとかファーブルとかキング牧師とか取り上げている伝記本。最近の伝記本にはジョブズはもれなく取り上げられているし、孫正義は「彼は後世に、レオナルドダヴィンチと肩を並べて記憶されるだろう」と評されています。ジョブズは一介のビジネスパーソン、起業家というカテゴリーの人間ではないです。)

 

ジョブズは、点と点がつながることを信じて生きなさいと行っていました。たとえ、人と違う道を歩むことになったとしても、何かを信じて生きていけば、全ての物事は繋がって、あとあと大きな絵を描いていることに気づくだろう、と。これは極めて実践的な考え方だと思います。実業界で成果を出してきた人間ならではの、「机上の空論さ」が一切ない教えです。

そして、これはあまり広く知られていませんが、ジョブズは晩年、「強みを活かして生きろ」ということを言っていたそうです。おそらく、ジョブズがスタンフォードスピーチで語っていた、情熱の持てることをやれ、無いなら探し続けろみたいな話は、強み・得意を活かせというのが含意されていたはずです。

あらゆるものが変わっていく、状況も自分も変わっていく中で、自分の中にある本質的な資質などは変わりません。人間は、強みを活かした時に輝けるのであって、弱みを直しても平均的にしかなれません。

 

あらゆるものが流動的に変わっていく中で変わらないもの。

それは自分の本質的な資質に根付く、強み・得意といったもののはずです。これを人生の軸に置いて生きていれば、あらゆる物事はつながっていくはずです。多分、ジョブズが言いたかったことはそういうことではないでしょうか。私は少なくともそう解釈しています。

私には、細かな人生計画などありません。自分が1年後、3年後、5年後に何をしているのかは全く読めないのです。ただし、これだけは言えるということがあって、おそらく私は、1年後も、3年後も、5年後も、自分らしい戦い方を続けているはずなのです。

 

自分の強みを活かしていきながら、その時その時の状況判断で生きていけばいい。

そして、とにかくやってみることですね。動いてみてはじめて、わかることや拓ける道、新たな出会いなどがあるものです。

 

最後に、好きなことを仕事にすることについて。

好きなことを仕事にするって、本当に幸せでしょうか。仕事に情熱とかやりがいとかを勝手に見い出すのは全然良いと思いますが、外発的動機に駆り立てられた訳でもない、自然発露的な「好き」と、外発的動機で動かざるを得ない「仕事」を接続させると私はややこしいことが起こると思っています。そしたら、好きなことも好きじゃなくなると思うんですよね。

イチローが多分言っていたと思うんですが、プロになってからは野球を楽しいと思ったことは一度もないそうですよ。まぁ、そんなものですよね、たぶん。

プロスポーツ選手って、好きを土台にしてあそこまで駆け上がっていると思いますが、途中からはもう、「使命感」というか「意地」というか、自分の矜持やプライドにかけて戦うという感じになっている気がします。西園寺さんの同級生にも、めちゃめちゃ野球とかサッカーとかうまい人いましたが、大舞台を直前にして心境を語る彼らの顔は、とてもじゃないけど楽しんでいる人の顔ではありませんでした。単純に勝負に燃える男の顔だった。中学生段階でもそんなもんでしたよ。

 

プロの仕事、一流の仕事というのは、あまりその対象に熱を注ぎ込みすぎないことから生まれていると感じます。対象と良い距離感を保てているんですね。

私は宮崎駿さんの仕事スタイルが好きです。彼は、ドキュメンタリーですごい面白い顔を見せてくれてました。タバコを吸い、だるそうな顔をしながら「あー、だるい、だるい」「働きたくない」とか言いながら、仕事をしていたんです。

そして、彼は

「僕は才能の奴隷です」

って言い切っていた。私、感動しちゃって。

かっこよすぎ。

おしっこ漏れそうになった。こんなこと、言ってみたい。つまり、才能があって、世間がその才能を求めているから働かざるを得ないってことです。世間がその才能を待っているワケですから。でも、宮崎駿さんは、仕事自体は「だるい、だるい」って思いながらこなしている。

 

人って、何かに対して好きすぎると、入れ込みすぎると、完全に主観の世界に入りすぎて客観的な視点、感覚を失うんです。客観視できなくなる。そして、バランス感覚を失う。コンサルが虚業、虚業言われながらも需要が絶えず、莫大な報酬を稼ぎ出しているのは、結局、外部の人間にしか見えない視点ってものがあるからです。人が人に物事を相談したがる心理もそれです。もっと言えば、人がデジタルコンテンツや本を買う心理もそこに根付いているでしょう。

好きなことを仕事にすればうまくいくという論調がある中で、

好きなことを仕事にすればうまくいかないという視点も、私は提供できます。

 

好きなことをすると、単純に良い仕事ができなくなる可能性があるのです。

私の場合、その感が人より強めですね。

 

好きという言葉は曖昧なので、もっと分解して捉えましょう。

  • 仕事にはモチベーションが大事である
  • 仕事には粘り強さが大事である
  • 仕事には継続が大事である
  • 仕事は長い時間を投じることなので嫌い・向いていないのはやめた方がいい
  • 仕事には努力、勉強を要する

要するに、上記のような理由から好きな仕事をやれ、って言われているのではないでしょうか。

逆に、

  • 対象と近接すぎると良い目を持てない
  • 仕事に人格や精神性を重ねすぎると病みがち
  • 好きと需要、好きとお金の間で人は迷いがち
  • 好きな仕事は儲からない可能性が高い

みたいなことを考えると、好きなことは仕事にしない方がいいようにも思えます。

 

そもそも、仕事前にして

「あれが好き、これが好き」

とか言う前に、人はまず、

  • 仕事
  • お金
  • 恋愛
  • 家族
  • 趣味

という大カテゴリー段階で、まずそもそも優先順位が人それぞれですからね。

(自分の人生の優先順位が知りたい人は、「人生 優先順位 心理テスト」とかググってみてください)

 

西園寺さんは、昔から、

「やりたいことがわからない」

「自分の天職が見つからない」

「かと言って、お金のためと割り切ってひたすら嫌なことに耐えるのも嫌、嫌いな仕事をやり続けるのも嫌」

って思ってきました。

 

そんな中、ロバートキヨサキの金持ち父さんは「これだ!!」ってピンと来たワケです。

ジョブズが言ってましたね、

人間、ピンと来るときはピンと来る、って。

 

多分、私、思うんですよね。

「天職」

なんて言葉は、左側のクワドラントのための言葉だって。

 

右側のクワドラント、つまりビジネスオーナーとか投資家ってのは、金を稼ぐことと自分を完全に切り離しちゃってますからね。

で、私はその図を見たときに、私は右側に行きたかったんだ、右側で生きるべき人間だってのを悟った。

つまり、これどういうことかと言うと、

「仕事に自分を埋没させる気がない」

ってことだったと思うです。

 

仕事と自分の間に距離感が欲しい。

仕事と自分を分離させたい、別離させたい。

そういうタイプなんですよね、きっと。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。