学力は高いが頭のキレや回転が悪い人、学力は低いが頭のキレや回転が良いと言われる人が生じるのは何故なのでしょうか?

https://edn.itmedia.co.jp/edn/articles/1404/07/news001.html

これ、すごくいい着眼点ですね。

ADHDである私が「待ってました」っていう質問です(笑)

コンピュータの世界ではCISCとRISCという言葉があります。

日本語にすると、CISCは「複雑命令セットコンピュータ」、RISCは「縮小命令セットコンピュータ」と訳せます。複雑命令とは1つの命令が一連の複雑な処理を(一度に)実行する方式です。CISCはいろいろな処理をできるだけ少ない命令回数で済ませることで、マイコンのパフォーマンスを上げる演算方式といえます。

逆に、縮小命令は1つの命令が簡単な処理しか行わない命令です。ですが、簡単な命令の分、1つ1つの命令は高速に実行されます。(コンピュータでは同時並行処理も可能)RISCでは、簡単な命令を複数組み合わせて高速に実行することで、トータルでマイコンのパフォーマンスを上げるという演算方式となります。

興味がある方はググって欲しいのですが、ここで言いたいのは、コンピュータでも人間の脳でも記憶をしたり処理をしたりする場合、実はやり方は色々あって、どのやり方が一番いいかはその記憶や処理をする対象や条件によって変わるってことなんですね。

CISCとRISC、何が違う?
マイコンユーザーのさまざまな疑問に対し、マイコンメーカーのエンジニアがお答えしていく本連載。記念すべき1回目は、マイコン初心者の方からよく質問される「CISCとRISCの違い」についてです。

世間で言う「頭がいい」ということを「記憶力」と「頭の回転」という単純な例として考えてみましょう。

コンピュータのCISCに相当するタイプの人は、

一度に記憶できる量が多く、一回で確実に正確に記憶できる人で、その記憶を駆使して試験などで良い成績を上げて「頭がいい」と言われることに相当します。

一方RISCに相当するタイプの人は、

一度に記憶できる量が少なく、かつ、一回では記憶できず何度か繰り返さないと記憶できない人で、状況がころころ変わるような状況で、素早く最適解を見つけて問題を見事に解決したりして「頭の回転がいい。臨機応変だ」と言われることに相当します。

実は、CISCタイプの人は、定型的な問題解決は早いのですね。「この場合はこれ」「あの場合はあれ」という形で過去の記憶を検索して一致するものを見つければすぐに解決するからです。

でも、過去の記憶に一致しない新たなことにぶつかると、途端にああでもないこうでもないと言いながら、複雑に過去の記憶を組み合わせて評価して何とか問題の解決に至ります。その際に膨大な無駄な思考をしたりします。過去の記憶が膨大な量あるのですが、ちょっとでもその記憶と違うものがあると、大量の関係のない正確な記憶が邪魔をして、処理にオーバーヘッドが生まれて多くのエネルギーを消費し「頭の回転が鈍くなる」っていうことになります。

一方、RISCは、定型的な問題解決はCISCに比べると手こずります。それに一致する記憶をあまり持っていないのと記憶の内容が曖昧なものが多いからです。

ところが、未知の出来事にぶつかる時、RISCタイプの人は本領を発揮します。

まず、RISCタイプの人は物事を正確に記憶しません。何度か繰り返し出くわしたもののみ記憶に定着させます。つまり、印象が強い、再現性が高いものだけを選択的に記憶するという記憶の仕方をしているんですね。これは実は大きな意味があります。

人間の脳も記憶できる量には限界があります。かつ、あまりにも多くの記憶を格納しすぎると必要な記憶を呼び出すのに時間がかかってしまいノロマなコンピュータと同じになります。

かつ、大きな単位で正確に記憶をしすぎると、「余計な必要性のない記憶」が脳内にいっぱい格納されそれだけで脳の記憶が占領されてしまい、新たな出来事で必要な記憶を格納する場所を探すのに苦労してしまいます。

RISCタイプの人は、「頻出であり重要な記憶」のみをあまり厳密でない方法で小さくまとめて記憶します。

この利点は未知の物への対処で優れた効果を発揮します。

初めて見た動物を「レゴブロックで再現しなさい」と言われた時、

CISCタイプの人のレゴブロックは一つ一つが巨大でガチガチのブロックなのですね。それを組み合わせてその動物の姿を再現するのは至難の技です。

ところがRISCタイプの人が持っているレゴブロックは小さく四角や球体、円錐、ドーナッツ型等のプリミティブな物が多いんですね。かつ、一つのレゴブロックが柔らかく、必要に応じて半分に割ったり簡単にできます。これなら、イメージした動物の姿を再現するのはやりやすいのですね。

私のようなADHDの人は狩猟採集型の気質であるという説があり、実際、私は長い人生経験で「確かにその通り」と思わせてくれる経験をいっぱいしています。

私はかなり明確なRISCタイプの頭です。「狩り」をするのにRISCタイプの脳は非常に有効なんですね。「重要なものだけ記憶し、頭の回転が早く、柔軟」なんですね。

でも、現代社会は農耕家畜型でCISCタイプです。たくさん多くのことを正確に記憶しそれで定型的な処理をテキパキこなすことが得意な人たちが多いのです。試験もそういうCISCタイプ向けになっているので、RISCタイプの私には非常に不利でした。

まあ、そういうことで、質問の答えですが、

人間の記憶力と問題解決の仕方には特性があり、それぞれの得意な分野があります。

その違いが「頭はいいけど回転が悪く、定形の処理に強く、非定形の処理に弱い」人と「記憶力が悪く試験ではいい点がとれないけど、頭の回転が早く、定形の処理は苦手だけど、非定型の処理に強い」っていう人の違いが生まれるんですね。

もちろん、以上は、一つの側面について誇張して書いてます。

人間は、様々な「面」様々な「層」様々な「相」を持っているので、こんなに単純というわけではないのでそこはご注意ください。

RISCタイプだわ、
完全に

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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。