稼げるビジネスなんてありません。これは、大いに誤解されている点です。みんな稼げるビジネスを探しまわっていますが、真実は「稼げる人がいる」というだけです。稼げる人が、それなりの機会を前にした時に稼げるようになるだけです。ここを勘違いしてはいけません。
稼げるビジネスなんてない。稼げる人がいるだけです。
もしあなたが、インターネットでスモールビジネスを立ち上げ、それで暮らせるようになったら、昔の会社の同僚がこんなことを言ってくるようになるでしょう。
「何やってんの?どうやって稼いでんの?」
この言葉の裏には、「お前は何か秘密を知っていて、それを聞けば俺もお前と同じことができるかも?」という期待が隠れています。まぁ、これが大衆の心理です。金儲けをしている人は、何か裏技を知っていると思っているわけですね。その手法・裏技をトレースすれば自分も簡単にできるようになると。
確かに、トレースやモデリングの力は偉大です。米国で成功していたビジネスをそのまま日本に持ち込んだ人、上手にモデリングしたビジネスで成功したものはいくつかあります。しかし、ここにはいくらトレース・モデリングとはいえ、主体的に学ぼうという意思が見えます。
ちなみに、西園寺さんの昔からの知人・友人で、今ふつーに薄給仕事をしている人で、私にそんなことを言ってくる人間はいません。だから、私の友人である一般サラリーマンの人と酒を飲んでも、ノウハウやハウツーについて根掘り葉掘り聞かれることはありません。
(そして、肩を並べてふつーに酒を呑みます。)
理由はおそらく以下の通りです。
- 西園寺が自己教育・改革に時間と金をかけてきたのを知っているから
- 西園寺の稼ぐ能力・資質と自分の資質のベクトルが違うと感じているから
- やる気がないから
- 厳しそうだから、ボロクソ言ってきてプライドがズタズタになりそうだから
つまり、「教えてもらう・学ぶのが面倒くさそう」「そもそも自分に合わなそう」「やる気がしない」「プライドを守りたい」という理由で、私に根掘り葉掘り聞いてくることはありません。
(別に聞かれても全然教えるんですけどね。私の生活スタイルが崩れない範囲では。)
その代わり、
「一緒に●●やろう」
「協力してくれ」
「この事業プランどう思う?」
「うちの会社の上の方針どう思う?」
「あのビジネスってどう思う?」
「あの人ってどうなん?」
みたいなのが多いですね。
でも、いますよ、たまに「教えてください」みたいな人。昔からの知人・友人で。その人は、「100万までなら出せるから!webで何をどうやって、自分は何をしたら、専業で暮らせるぐらい稼げるようになるかを月1、個別に会って指導してほしい、1年ぐらい」って開口一番に言ってきました。鍛えて欲しい・教えて欲しいって感じですね。
でも、断りました。時間拘束系が無理なのと、あと、この人の心構えがまだその時機じゃないと判断したからです。
とにかく、大切なのは稼げる人になることです。稼ぎやすいビジネスというのはあるかもしれませんが、結局は「稼げる人」かどうかです。その稼げる人になれるかどうか、近づけるかどうかです。
だからあなたは、「稼げる人」になる必要があります。稼げるビジネスを探してまわるのはやめた方がいいでしょう。opportunity seekers marketの食い物にされて終わると思います。opportunityを買う、広げるために投資することは悪くないのですが、それはあくまで軸があって機能してくることです。
東京に移住するのはopportunityを買うためでもありましょうが、それだけに依存して期待するのは危ないですね。東京行って、鍛え上げられてくるとか、そこでしかつけない仕事について頑張るとかそういうのならわかりますが、俺は東京という機会さえ与えられれば化ける、みたいな感じで上京して行く人いますよね。そんな感じ。「東京行ってビッグになってやるぜ!」って言って、2年ぐらいですぐ地元にカムバックしてきる人とか結構いません?
別にopportunity seekers marketにハマるのは悪くないです。きっかけを掴めるかもしれないから。気づきや発見があるかもしれないから。opportunityを買いまくることが自身の成長になるかもしれないから。ただ、そこでびたびたに依存症になってがんじがらめになるのが悪い。それだけに期待・依存するのが悪い。
稼げるビジネスなんてない。
稼げる人がいるだけ。
稼げる人になれるように努力するだけ。
あるいは自分が「稼げる人」として活躍できそうな適性ある場所を選ぶだけ。
Be-Do-Haveの法則ってありますね。
何かを得たい・成功を手にしたい(Have)と思ったら、人は何をすればいいのか(Do)を求めるわけですが、実はまず相応の人間になる(Be)ことが大事なんですね。だから、Be-Do-Have。
あるいは、今現在の自分がどういう人間なのかを見極めて、それに合った最適なことをやって、何かを得るか。
どっちか(あるいはその両方)ですね。
私はマーケティングを学び、マーケターとして事業創造・運営ができるような力を身につけ、ビジネスを「手段」として用い、人生の「目的」、すなわち「酒池肉林」・・・嘘です、「ニート生活」を実現すべく芸と能を磨いてきただけです。
おかげさまで今は大して働いておりません。自由気ままに生きております。お金を稼ぎたい、大成功したいというより、生活のために不本意ではない労働に拘束される人生から抜け出したかっただけで、残念ながら敬愛するSteve jobsのように世界を変えるためのビジョン・ミッションとかを自然発露的に持ったことは一度もありません。
人生とビジネスは切り離してます。そういうタイプです。
ビジネスは我が人生を楽しくするための手段にしか過ぎません。
そもそも、仕事に埋没するのが嫌いでビジネス始めたんですから。
お仕事何ですか?と問われたら一番困ります。
無職です、と答えるほかありません。
本当はマーケターなんですけど、マーケターとかすら名乗りたくはありません。マインドセットとして、何かの職業的定義をしてしまったら、もはやその視座からでしか物事を捉えられなくなる。その結果、活かせる機会が限られてきてしまう。トンカチを持った人間には、目の前のものが全部釘に見える、ってやつです。
無職なのになんでお金あるんですか?と問われたとき、
「ビジネスしてるから」とか下手なことを言うと、
世間一般的なビジネスマンのイメージを重ねられて、
「なんで働いてないの?」「なんで何もしてないの?」とか
また話がややこしくなってきてしまいます。
まぁまぁ、そういう時に説明が簡単になる用として使えるわかりやすい仕事も持っているのでそれを言ったり言わなかったり、テキトーなことをしてればいいんですが、どうやら世の中の人には
「仕事と人生を切り離す」
というアイデアが受け入れられない・理解できないようです。
どうしても仕事と人生を一緒にしないとダメな人が多いようですね。
そして、そうだからこそ、自分の職業カテゴリーをdisられたら逆上するし、また、仕事に何かしらの見栄えや権威性が見出せないと嫌になってくる・・・・みたいな。
そりゃそうですよね。
1日8時間、週5回、定時・定位置・定給料(?)で働くのが常識で、スケジュールのほとんどが仕事で埋まるのが常識と言えば常識なのですから。
それが嫌で新しい生き方・働き方を探してきたのだから。
キャッシュフロークワドラントの「右側」に移りたかったら、物理的にも精神的にも仕事と人生を切り離さなきゃあかんですよ、っということです。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。