▼:西園寺貴文の電車で読みたい話
なるべく若い段階で知りたかったのが、
「読書での努力は無駄、特にある程度の年齢・レベル以上は」
です。
物事はなんでも効用と限界があります。
読書は、普通以下(偏差値50以下)の人たちが普通レベルになるのには役立ちますが、
それ以上のレベルアップとなると微妙です。
しかもビジネス書となると尚更です。
広さを取ろうとすると良いかもしれませんが、深さとなると余計無理。
ファイナンスのプロになろうとして、
本屋に行って
「ファイナンス」
のコーナーに行って目につくような内容を知ったところで、
例えばファイナンスの世界に飛び込んだらそんな内容など常識というかアドバンテージなど一切取れません。
ただし年収600万円くらいにはなれそうですが。
ビジネス書は食事でいうマクドナルドです。
私は万単位の本を所有し、
それ以上を読破してきたのですが、
私の中で「1軍」と呼んでいるカテゴリにビジネス書はほとんど入ってきません。
大体が教養書ですね。
出版というビジネスモデルを考えてみてください。
出版は単価を上げられません。
売価が固定されている。
その代わり、書店はトーハンとか日販とか卸売りに売れ残りを戻せるし、
出版社もトーハンとか日販に取り敢えず下ろすことで目先の日銭が手に入ります。
出版の世界で言われているのは、
「潜在的な読者層の1/100しか売れない」
ということです。
100万人くらいターゲット需要が見込めたら実際はその1%しか買わない。
ということは、
テーマ・ジャンルがマニアックすぎると、
出版しても採算が取れないので出されない。
例えば日本の大学生の学部は
人文科学14%、社会科学32%です。
一方で、理学は3%、工学15%。
一番少ないのは芸術、農学、家政でそれぞれ3%ずつ。
日本の大学進学率は50%前後なので、
これを考えると、
書店にわけわからない経営学書が量産される一方で
数学や芸術のテーマの本が少ない理由が理解できます。
さらに、テーマがマニアックになると本がぐっと減るし、単価も上がってくると。
「よくわかるマルコフ連鎖」とか出しても、売れないと。リスキーだと。
youtuberなんかもそうで、
閲覧数を稼いでなんぼの世界ですから
マニアックな内容はテーマとして取り上げられません。
この構造を理解すれば、
読書でスキルアップとか、
Udemyでリスキリングとかがいかにくだらない発想であるかが理解できるでしょう。
いわば、優位性・希少性を取ろうとしているのに、そもそもそれが無理な構造の中で泳ぐ努力しているのです。
はっきり言ってバカです。
実際、私もこれまでに相当な自己投資をしてきた中で、
金儲けにつながるキー的な学習を書店の本で出来たことはなく、
どちらかというとクローズドな空間の高単価なもので出来ました。
読書なんてのは、
・時間が余っている
・普通以下のレベルの低い人たち
がやるべきものなのです。
特に、ビジネス書なんかも、
「人生がほぼ決まってオワコンな30代以降」よりは
10代〜20代を相手にしていますし、実際そういう層の人たちの方が意欲があるので買ってくれます。
30代とかは若い頃に読み漁って食傷気味ですし、「俺はもうダメだ、何やってもダメだ」と負け癖がついてるから買わないと。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。