貯金はこうやって腐っていく

1000円でコーラが10本買えるとします。しかし、10年後、コーラが5本しか買えなくなってるとしましょう。コーラが100円から200円になってるパターンですね。

すると、1000円という額面は同じでも、購買力が減ってるのでお金が腐ってることに気づくと思います。

これがインフレです。

この状況に持って行きたがってる連中がいます。国です。考えてみてください。国が、あなたにみすみす、貯金なんか許すと思いますか?世の中のみんなが貯金なんてしたらどうします?回らないでしょ?

(そもそも、庶民に蓄財なんて成功させたら、『しばらく働かないで休もう』みたいな発想の人間が出てきますから国も企業もそうはさせませんよ)

今の政府が言うインフレターゲット2%などが現実化した場合、あなたが今後10年に渡って毎年10万円貯金したとしても、10年後にあるのは銀行の通帳には100万円と言う金額が印字されてますが、価値は今の90万円を割ってます。今の90万円を下回るほどの購買力しか、将来は残ってないことになります。

実際、今はそこまでインフレは進んでませんが、とはいえ、確実に時間はお金を蝕むのです。考えてみてください。政治家が貯金など許すわけないじゃないですか。

また、今のインフレの話は、借金の話に当てはめると、『借りたもん勝ち』になります。なぜなら、将来において、過去の借金は相対的に弱くなってるものだからです。政治は、大量の借金を抱えてる場合にはインフレになった方がラッキーと思ってます。

糞真面目に労働してたら社会保障と税でぶっこぬかれて、おまけにインフレという見えない侵略者に財産蝕まれていきます。だから一般人はいつまでたっても豊かになれません。

借金する人間、お金使う人間が勝ちなのです。

ちなみに日本の場合、過去の確かな事実として、1985年から2015年に至る30年間で物価は倍になっています。つまり、金の価値は半減したことになります。

今この瞬間も、あなたの貯金は腐っていっています。

お金をそのままの価値として取っておきたいがために貯金するんでしょうが(それが当たり前にできると思うのが普通)、実際のところは現状維持ですら、不可能なのです。

ここで、『資産運用!』とかいう発想になりますが、下手な資産運用ではインフレに対抗できない、元本割れする可能性がある、など問題もあります。

そもそも、お金なんてのは、みんなが金目当てに動くことによって、社会で人材を適材適所に割り振る仕組みです。俯瞰的に見ればそうです。

本質的には、お金というのは我々に対して、『自分の役割を見つけろ、そして義務と責任と役割を果たせ』という風に圧力をかけてくる存在です。

金のパワーは偉大です。いろんなものが手に入ります。しかし、金だけを見て、金だけを追いかけていると本質を見失う。

金目当てにいくら奔走したって、実はお金の面で抜本的な解決が起こることはありません。生活は変わりません。あなたをその場に押しとどめる圧力がかかっています。金のために時間や労力の多くを捧げ、税を取られ、貯金をインフレで蝕まれている以上はそうなのです。

高い給料もらって貯金したらどうにかなる、とかそういう話では無いのです。年収数千万円から億をもらう高給サラリーマンの中には、リタイヤできない人たちがいます。というかほとんどです。それだけのお金をもらっていながら仕事から逃げられないのです。

お金の問題は、何かしらの生産力か、それをサポートする活動によって資本主義の流れに沿う力を習得しない限り解決できないようになっています。

要するに、『お金』は、我々に対して『適材適所で働け、働き続けろ』と言ってきてるようなものです。

これって、ある意味、気が楽になりません?

我慢して貯金なんてする必要が無いんです。

どのみち、何かしらの生産力を持つとかしない限りはお金の問題は根本的に解決しないのですから、あれこれお金を使っていく中で何かしらのビジネスのヒントや、自分のキャリアを見つけていけば良いのです。

考え方を改めてみましょう。

貯金しても貯金できない。貯めても貯まらない。もし、これを前提とした時、最善策はインフレに対応して余りあるキャッシャーインフローマシーンが必要だということになります。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。