S&P500とかオルカンの構成偏ってるのわかってて投資してるの?

 

全BETしてたら「資本主義に賭けてるから安心だわ」とか言ってる人たち、典型的に数学・数字に弱いね。

君たちは、世界のGDPの国別・地域別の偏り、そして例えばアメリカの株価の構成の偏りとかわかってるのかな?

S&P500は名前こそ「500銘柄」だけど、実際には上位10銘柄で時価総額の約3割を占める。つまり「米国株に投資している」というより「AppleとMicrosoftとAmazonに全BET」しているに近い。

オルカン(全世界株式)も同じで、「世界中に分散しているから安心」という言葉を真に受けている人が多いけど、実際の構成を見れば米国株が6割以上を占めている。要するに「全世界」と言いながら実態は「米国+ちょっとおまけ」だ。

GDP比で見れば、中国やインドはもっと大きな比率を占めてもおかしくないのに、時価総額ベースの指数ではほとんど反映されない。なぜか?――資本市場が未成熟であったり、上場比率が低かったりするからだ。つまり「経済力」と「株価指数の構成」は別物で、指数投資はその「歪み」を丸呑みしているにすぎない。

だから「資本主義の成長を信じる」というのは正しいようでいて、実際には「米国IT大手数社の覇権が今後も続く」と賭けていることになる。その前提が崩れたとき、インデックス投資家は自分が何に賭けていたのか、初めて気付くのだ。

 

2000年代後半のリーマンショックの時、欧米がコケてる間、中国だけ無関係だったから、あの時からムクムク伸びて今だけど、アメリカ系の偏ったビジネスが総ゴケするイベントが起こったら、アロケーションされてるつもりのお前の投資ポートフォリオは死亡だぜ。

 

実際、インデックス投資家の多くは「分散されている」という言葉に酔っているけれど、その分散はあくまで「時価総額ウェイト」に従った結果でしかない。つまり「人気投票の延長」であり、「将来のリターン期待に基づいた合理的分散」ではない。

リーマンショックの時に中国や新興国が相対的に強かったように、もし次の危機で米国のテック企業が一斉に揺らいだら、インデックス投資は一瞬で「分散」という幻想を失う。なぜなら、指数そのものが米国依存だからだ。
数学的に言えば、これは「相関の集中リスク」を抱えている状態だ。銘柄数が500だろうが3000だろうが、主要部分が高相関のクラスタに固まっていれば、多様化の効果はゼロに近い。見かけの“nの大きさ”に安心している時点で、ポートフォリオ理論の初歩すら理解していない証拠だ。

つまり、S&P500やオルカンに「全BET」するというのは、投資戦略というより「米国IT企業の未来を信じる宗教」に近い行為だ。その宗教の教義が崩れたとき、信者たちは「資本主義そのものが裏切った」と嘆くかもしれないが、実際には“自分が勝手に偏ったバイアスに賭けていただけ”の話である。

 

 

1. GDP比に基づく分散

MSCIやFTSEのような「時価総額ベース」ではなく、各国の実際のGDP比率で投資配分を決める。
メリット: 世界経済の実態に近い。新興国の比率も高まる。
デメリット: 新興国市場は流動性や法制度リスクが大きく、実際の投資手段が限定的。

2. 均等加重(Equal Weight)

「アップルも中小企業も1銘柄1票」で投資。
メリット: 巨大IT企業への依存を避けられる。
デメリット: 取引コストが高くなりがち、中小株特有のリスクを多く抱える。

3. 因子分散(Factor Diversification)

株式・債券・コモディティ・不動産など「資産クラス」単位で分散。
さらに株式の中でも「成長株 vs 価値株」「大型株 vs 小型株」など因子ごとに分散。
メリット: 単なる地域分散よりリスク低減効果が高い。
デメリット: モデル依存が強く、どの因子が効くかは時代で変わる。

4. リスク寄与度を均等化(リスク・パリティ)

各資産のボラティリティに応じて配分を決め、「どの資産もポートフォリオ全体に与えるリスクが同じ」になるよう調整。
メリット: 真の意味で「リスク分散」になる。
デメリット: 債券比率が高くなりがちで、低金利環境ではパフォーマンスが落ちる。

5. 「非相関」に基づく分散

株式同士ではなく、株式とコモディティ、金、暗号資産、不動産など「相関が低い資産」を組み合わせる。
メリット: クラッシュ時のダメージを吸収できる。
デメリット: 長期リターンは株式に劣ることが多い。

 

 

つまり、完全な分散なんてねぇから!!!!!

 

  • GDP比で分散するのか?

  • 時価総額で分散するのか?

  • リスク寄与度で分散するのか?

  • 資産クラス(株式・債券・コモディティ)で分散するのか?

 

 

資本家になるためのオッズベースのKPI・指標思考 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。