ターゲットを広げ過ぎると、マーケティング効率が悪くなる上に、競争者が拡大するのでそのマーケティングは失敗する。
これが成功する場合というのは明らかなホワイトスペースがある場合や、新市場が生まれている時である。
そもそも、万人ウケしてすんなりいく場合にマーケティングは必要無いのである。だからマーケターはセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングを行う。要するに差別して、かつ、嫌われる勇気を持つ。捨てる勇気を持つ。
選ぶ=捨てるである。その意思決定が、まさに根本的な方向性であり、いわゆるセールスなどに代表されるような努力で売る世界から卒業することになる。目先のことの効率を極めるのではなく、方向性自体を変えてしまう。
こいつには売らない、こんな客には売らないというビジネスマンはエッジが立っており、マーケティングができている。
アップルコンピュータや、スタバ、ルイヴィトン、フェラーリ、ロールスロイスにパテックフィリップ、ロブションにグッチ、ジェラートピケ、ダイソンなんかは明らかに弾かれている客層が明確である。
完全に捨てに入り、集中したビジネスにおいては一点を抉るように突き詰めていく。そのエッジがディスティンクティブであるために、他と際立ち、客を呼び寄せることになる。
TOKIOは売れるまでに時間がかかった。
彼らに取ってブレイクスルーになったのは、『農業』『男臭さ』という路線が当たってからである。
SMAPも時間がかかった。
彼らにとってブレイクスルーになったのは、バラエティに対応したことだった。
そしてそれは、自らの『看板・代名詞』を考えることになる。
ここで求められるのは、マーケット目線でどんな看板・代名詞が需要に刺さりそうかであり、どんな看板・代名詞を名乗りたいか・カッコ良いかでは無い。
Hey!Say!JUMPというネーミングはめちゃくちゃダサい。Kis-my-ft2も、KinKi KidsもSexyZoneもめちゃくちゃダサい。しかし、覚えてもらうことを最優先で考えると、競争の激しい芸能界では全く持って正しい。
ジャニーズ事務所に就職するか、スペシャリティキャリアシリーズマーケターに参加するかで、営業の深淵を覗くことができるだろう。
PS
タッキーの、SixTONESとSnowManの両A面シングルでの売り出し方は上手いと思う。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。