人事・HRの観点から経営者が教える、「あなたの知らない本当のあなた」①

 

もし、あなたが経営者だったとして、

面接に来た人間を見抜こうとしているとする。

 

どうやって見抜くだろうか?

 

 

当然のことながら相手は準備している。

受かりたいと思っている。

 

嘘をつくだろう。

話を盛るだろう。

緊張しているだろう。

自分を曝け出せないだろう。

 

 

相手も人間だから、一時の感情や気分、テンションで違って見えるかもしれない。

 

 

だから、5年、10年と長期安定した傾向としての、その人の証拠の裏付けがある事実を知りたいと思うだろう。

端的に言えば行動事実だ。

 

 

 

逆にいうと、

 

「私はこう思います」

 

とか、

 

「私はこう考えます」

 

といったその人の口から出てくる、主観次元の話は要らない。

 

 

 

 

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自分を知るための教訓その①

5年〜10年の長期的な傾向、

しかも明確な事実でしか人はわからない。

 

主観でどう思う、感じた、みたいな話は要らない。

 

内心を探っても意味がない。

「行動」しか自分を表さない。

 

自己分析には内心の感覚は必要ない。外部に出ないものは無いものと同じ。

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私が、

  • 経営
  • 人事
  • HR

の観点から言わせれば、まず、

 

好きなこと

得意なこと

 

なんていうヒアリングはまず意味がないと思う。

 

好きと才能が一致しているのは稀なケース。

好きなことを聞いても意味がない。

人の好き嫌いなんて簡単に変わる。

 

得意なことなんてのも、人の基準がそれぞれ違う。

大したことないことを井の中の蛙のケースで誇っている場合もある。

 

楽譜を見ないで絶対音感でなんとなくピアノをサラッと弾いて「私そんなに上手くない」という人もいれば、

楽譜を見ながら辿々しい演奏をして「楽譜があればなんでも弾ける!」という人もいる。

 

 

 

得意なことを聞くにしても、本人から聞くのは間違っていて、その人の周囲から聞くべきだろう。

 

 

 

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自分を知るための教訓その②

「好き」「得意」は小学生にしか使えない超くだらない問い

100歩譲って得意を考えるなら、せめて、「他者評価」を使いたい

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どうやったら人を知れるか?

 

 

まず、何が聞きたいか?

 

家柄だ。出自だ。

家族構成、両親の人となり、職業、世帯年収、出身地。

 

もちろん、これらは現代では差別につながるため禁止されているネタだったりする。

でも、結局それがその人の人となりを表す。

 

おじいちゃん・お父さんが東工大卒、母親は教職、そんな家族の中で育ったみたいな人と、

お父さんは肉体労働ガテン系、母親はスナック、そんな家庭の中で育ったみたいな人が同じなわけがない。

 

 

そこで、現代では

「遠回し」

に学歴を尋ねるのだ。

 

 

良い家庭であれば良い学歴である可能性が高い。

家庭環境が最悪でも、自分の家庭やスペックを客観視してコツコツ勉強した人材はそれだけで評価に値する。

もしくは地頭が飛び抜けていて楽々受験を制覇した、という頭脳も採用に値する。

 

だから、学歴が重要なのだ。

 

 

高学歴だから採用する、というより、学歴を聞くことでその人の人となりが見える。

 

 

必ずしも、良い大学である必要はなく、

「高卒か大卒か」

で人となりはかなり違う。

一般常識、知識、感性、論理力、文章の組み立て、概念的思考力、全てが違う。

 

 

 

要するに、22歳くらいまでの人間の採用なら

  • 家柄・生い立ち・出自
  • 学歴

を、

20代後半以降の人間の採用ならそれに加えて「職歴」を聞きたい。

 

 

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自分を知るための教訓その③

結局、なんやかんや、出自・学歴・職歴

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では、そういったもの以外で、

その人の人となりや能力をどうやって測るだろうか?

 

まず、うちに秘められた能力は、

発揮されない限りは

「無い」

のと同じである。

 

だから、その人の内面を探って、何か見つかっても、それが採用後、10年、20年経っても表出しないのであれば困ってしまう。

 

だから結局、

 

  • 行動
  • 実績結果

として外部に露出されたものしか参考にならない。

 

 

だから結局、

トラックレコード

を聞くことになる。

 

 

  • どんな実績、結果を出したか?
  • そのためにどんな行動をしたか?
  • その行動の背後にはどんな考えがあったか?

 

実は、その人の「感想・感じ方・センス・認識・考え」みたいな内面的な部分は、実績・結果につながる行動の背景にあったものしか必要ない。

それ以外は要らない。

別に無いのと同じだから。

 

 

世の中にはいろんな自己啓発・自己診断があって、

それらの多くは、

 

「隠れたあなたを炙り出しましょう!」

 

みたいなものばっかりだけれど、

そのコンセプト自体が間違っている。

 

 

掘り起こさないとわざわざ出てこないものなんて、

中坊のガキならまだしも、

ある程度の年齢になった大人のものなら、あって無きに等しい。

 

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自分を知るための教訓その④

内面は無視される。

外に露出されたものと繋がっているものだけが少し参考にされる。

 

だから自分が外に露出したものだけが自分を表す。

実績・結果につながる行動とリンクしているものだけ、内面は意味がある。

 

それ以外は要らない。

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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。