富裕と貧困

 

Σ:「結婚して幸せになる」以外は全て叶う身も蓋も無いメルマガ(25)
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何でお金持ちになりたいんでしょうかね。

「金が余ってるわー」とか言ってみたく無いですか?

じゃあなんで?

・・・・・・。

それって、

結局、贅沢したいってことですよね。

無駄遣いしたいってこと。

裕福であるということは、無駄なことができるという余裕です。

昔のヨーロッパの有閑階級なんて、

「働かないこと」がステータスで、

いかに無駄なことに金を使えるかでステータス意識を競っていました。

働くこと=働かないと生きていけないことであり、

無駄なことができない=貧乏という世界観。

貧困と富裕の違いを考えたとき、

貧困というのは、

・役に立つ

・金になる

しか意識できない、コスパ中毒の状態です。

まさに、学生時代の私がコレ。

人って、貧困になると余裕が無くなりますもん。

じゃあ豊かになると何がしたいか?

・・・・・・・・余裕のある人生、余白のある人生、無駄なことができる人生を送りたいわけですよね。

さて、

・役に立つ

・金になる

に囚われると、

書店に行って、

「飲み会に行かない男が副業で成功する」

「できる男はスーツが違う」

「出社一時間前にはカフェで朝活しろ」

「年収1億円男の生活習慣」

みたいなビジネス書を読んじゃうわけです。

・・・・でもね、

多くの人にとって、

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自らに固有のユニークな人生、

自らの特徴を活かした人生が良い人生だった、

(それで社会的経済的評価がついてきたら最高)

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というのが実際のところでしょう。

まぁ、才能がある人たちは、好きにやって、自由にやって、それで成功しちゃうんだけどね。

大多数の人はそうじゃない。

まぁ、それでも、

(1)自分の特徴が裏目に出ない

(2)仕事に対する情熱が全く湧いてこない=鬱っぽい

みたいなことは流石に避けたいわけですよね。

その意味で、やっぱり、自分を把握するというのは大事なのかもしれません。

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究極的には、選択と集中をしないといけません。

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自分固有の成功ストーリーを歩むということは、選択と集中をすることでもありますよ。

そこに覚悟を持ってコミットしないといけない。

そのためにやっちゃいけないことは?

まず考えられるのは、演技ですかね。

私はこれまでに何度もやってきたけれど、生き残るために

「演技する」

ということをやると、やっぱり苦しくなる。

どうにかこうにか、仕事でも恋愛でも、「採用」を得ようと別人格を演じると苦しくなる。

自分の人格の延長線上ならまだしも、

「違う人間」になろうとすると苦しい。

自分以外の別の何か、誰かを演じないと、

仕事も異性も得られないというのであれば、

人生を反省する必要がある。

「別人を演じないとやってられない」という人は人生を反省せねばならない。

(まぁ、演技派女優・俳優の才能があるかもしれませんが)

そして、自分の形を認識して、たとえゼロからでも一からでも良いから、

自分の形の方向性でスキルなり何なりを磨いて積み重ねていく道を選ぶしかない。

環境や文脈がズレてると、

やっていても苦しい上に、

どうしても成果が上がらない。

だから、達成感もないし、評価も上がらないし、金も稼げない。

やっぱり、そうやって考えると、

「自分を理解する」

「自分に合った何かを選び取る」

というのは、どんな道に行くにしても大事なことなのかもしれませんね。

優越感や劣等感だけを原動力にしていると

いつか病んでくるので、

それを避けるためにも

「自分の形を理解して、それを磨く」

ということを意識していると、健全なマインドでいられるかも。

ただし、合っているものを選んでも、

その先で自分を磨いていくことは必要。

適正論は努力不要論ではない。

「環境依存的」になると、そこから移動できなくなる。

大事なのは、

(1)自己理解

(2)自分を(絶対的にとまではいかないまでも)相対的に活かせる文脈、環境の選択

ができるセンスを習得すること。

ただし、選択するのも、相手側にメリットが無いと選んでもらえないし、

ただの相性論で片付けていては元も子も無いので、

自分の特徴の上に何かスキルを身に付けたりして、

「あなたは私を採用するとこういうメリットがありますよ」

と言えるようにならないといけない。

相対評価で勝ちを得ないと自由は無い。

相性論は必ずしも競争回避論では無い。競争からは逃げられない。

とにかく、どこかに自分を売らないといけない。

つまり、

・自分の理解

・自分の形の上に何かを磨く

・自分に合った環境選択

・相対評価で上位、優位

が必要。

 

 

 

 

 

Σ:リベラルアーツ
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人生で成功するには学歴なんて関係無いんですけど、

一方で、

「大学卒水準の教養」

ってのは、

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見えないものを見ようとする過程
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で凄く役立ちます。

例えばそれこそ、インターネットビジネスをするような時とか。

インターネットの世界はひたすら概念と数字の脳内操作の世界ですからね。

そのほかにも、

「人生の進路を考える」

とかそういう、答えがハッキリしないような道を歩むにあたり

頼りになるのがliberal artsってやつです。

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答えのない世界を歩む方法、というものに興味があるなら暇つぶしがてらに読んでみてください。

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私、レヴィ・ストロースが好きなんですよね。

「え、誰?」って感じですよね。

いわゆる思想家というやつですけど。

貴方にも好きな思想家っていますか?

レヴィストロースの魅力を語るためには、

ちょっと説明が要りますね。

思想の歴史の説明が。

ざっと西洋の思想を説明すると

ソクラテス、プラトン、アリストテレスを万学の祖とすると、

古代ギリシャにはこういう賢い人たちがいて、

(紀元前の話)

その後に

キリストの誕生からルターの宗教改革あたりまでを

私は「宗教的蒙昧の時代」と呼んでいます。

(あ、余談ですが私は小学校入学前にクリスチャン系のスクールに行っていた過去があります)

キリスト教が世界を支配してた時代が、ちょうど、西暦0年?1年?あたりから1500年くらいまでですかね。

で、1600年代、17世紀あたりから

デカルトとか出てくるわけです。

このデカルトって人は、ソクラテス、プラトン、アリストテレスなんかが

その当時から2000年近く前にやっていた思考の流れを復興させた人。

deductionとかinductionみたいな

論理のお作法はこの辺から生まれる。まぁ、細かい話はどうでも良いです。

キリスト教を背景とした社会に対して、

啓蒙思想が広がっていき、世の中が変わっていく流れで

ホッブズとかロックとかモンテスキューとか出てきて政治への考え方も変わっていきます。

その変わり方というか、流れが重要。

要するに、古代ギリシャ(紀元前)にソクラテス、プラトン、アリストテレスという

賢い偉人たち、万学の祖たちがいたんだけれど、

ヨーロッパはその後にキリスト教ベースの時代がやってきてそれがずっと続いて、

後に古代ギリシャ的な考え方が復興していくわけです。

まぁ、早い話、宗教的な世界観から脱したわけです。

欧米がその流れにある頃は、日本だとちょうど徳川の時代ですね。

・・・・ちなみになんですが、西洋はそうやって宗教的な世界観、

つまり物質と精神を分けないというか、宗教と共に暮らすみたいな世界から脱して

かなり科学的に躍進していくんですが、

それを欧米かぶれの福沢諭吉などが追いかけていった明治の時代、これが始まったのが1868年の明治維新です。

日本はそこから近代化していくワケです。

江戸幕府は1603年に始まりましたから、明治維新までの260〜270年くらいの間に欧米は一気に躍進してたわけ。

それを支えていたのが思想の変化。

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思想の変化が成長を生む

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わけですね。

中世はとにかく、キリスト教で回っていたわけです。

それがガラッと変わる。

化学、物理学、生物学もぜーんぶ

それ以降急速に発展します。

政治経済も、思想面からガラリと変わっていく。

で、いつの前にか日本は置いていかれる。

この流れ、何度も繰り返していますよ、現代でも。

では、

ヨーロッパでは一体、

どんな思想の変化があったのか。

神様ベースの思考法から抜け出して、

どういう考え方が生まれたのか。

イギリス系の考え方が、帰納法(induction)と呼ばれるやつで、

事実とか経験をかき集めてそこから法則を出そうとする考え方で、

法律の世界では「英米法」と呼ばれる判例重視の考え方もイギリス流です。

要は、イギリス流の近代思想は、ファクト、ケーススタディベース。

ヨーロッパ大陸系(フランス系)が、

演繹法(deduction)と呼ばれるもので、

一般法則というか公理系を決めておいて、そこから考えを導出するやり方。

このイギリス系とフランス系をミックスさせたのが、

カントから始まりヘーゲルで着陸した

ドイツ的な観念論で、上記2つを批判的にまとめた。

ヘーゲルの弁証法とかは有名ですね。テーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼみたいなアウフヘーベンです。

いわゆる、

「論理的に考えるようになった」

というやつですが、

現代でも大学生が就活する際に

このロジカルシンキングが求められることが多いと思います。

こうやって色々思想って変化してきてるんですけど、

私が挙げたレヴィストロースは割と最近の思想家ですね。

20世紀の思想家。

レヴィストロースの考え方を雑に説明すると、

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世の中の仕組みは決まってる

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というもので、

単なるイデオロギーではなく、

システマティックシンキングです。

面白いのは、

レヴィストロースは、

世の中はシステマティックにできているとしながら、

それを記述するための言語である数学に弱かったということ。

この辺りが共感してしまうわけです。

システマティックに物事を分析するのはやはり数学が強いんですが、

世の中で数学に強い人材は自然科学系に流れ、

そうではない人材は人文科学、社会科学系に流れていく、という流れの中で、

どうしても世界が分断されてしまった。

世の中には、数学的に処理できる分野と、そうではない分野があるとされた。

これはそのまま≒で、「厳密な法則がある世界」と「無い世界」という対応になっている、と考えられました。

レヴィストロースが面白いのは、その「無い世界」においても、

厳密な法則があるのでは、ということを示そうとしたということ。

いわば、世の中の文系全般を

大きく進歩させる役目を担った。

現代ではバリバリの数学のイメージがある物理学も、

元々昔は、自然哲学の1つでした。これがやがて哲学の手から離れて自然科学となっていったのです。

同じような流れは現代でも起きていて、あらゆる社会科学系、人文科学系が、

「自然科学的」

になりつつあり、

この代表的な現象がAIです。

AIが人間のような小説を書ける、作曲ができる、というのはそういうことなのです。

ちなみに現代は、ITテクノロジーの発達によって、

文系領域全般も、全部データ化することによって

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全部サイエンスにできるんじゃね?
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と考えられ始めてきていて、

これは昨今のデータサイエンスブームやAIブームと繋がっています。

奇しくも私は、

データサイエンスの派生である

・ダイレクトレスポンスマーケティング

・コピーライティング

を「データサイエンス」なる語が注目を浴びる前からその計測可能性や科学性に注目し、

これを活用してブラックボックスであったビジネスの世界を

クリアにして科学的に成功を収めてきました。

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要は、世の中には大体、なんでも攻略法があるのです。
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で、めちゃめちゃ面白い話というか、笑える話があるんですけど(笑)、

インターネットという新大陸でも世界史と似た同じ流れが過去に何度もあります。

新大陸は往々にして

「苦難の住人」を引き付けて新しいマーケットを生み、

新しいMAKE MONEYのチャンスを生みますが、

怪しい人たちもたくさん出てきます。

2008年以前に、インターネット大陸には

「教祖様」

的な人たちがあちこちにいて、

それを2008年以降は哲学に強い、カントかヘーゲルとかの話が好きな人が現れて

一気に世界観を変えていく・・・・・的なことが起こったんですよ。

で、今後はほら、youtubeがスタートして、

youtubeにビジネスインフルエンサー的な、

教祖様が続出してますけれどこれも同じ流れで、

「ネット中世」みたいになってるわけですよ。笑

「エクストリームなんとか〜〜〜〜」とか

「ディズニーを超える!」の人とか。笑

オンラインサロン界隈は宗教的だ、と言われますが、

liberal artsがあれば、

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中世的だ
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と言えるわけです。

で、書店に行けば、

「なぜエリートは美意識を・・・」

とか

「アートの時代」

とか

「これからは個人が輝く自分らしい時代」

とか言ってるわけですけど、

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ルネサンスか?笑
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とか考えちゃうわけですね、liberal artsがある人は。

イスラム教なんかは

大きな社会の変動期に出てきましたが、

先行き不透明の時代には教祖が出てきやすいです。

・volatility(変動性・不安定さ)

・Uncertainty(不確実性・不確定さ)

・Complexity(複雑性)

・Ambiguity(曖昧性・不明確さ)

いわゆるVUCAの時代はそうですね。

物理学が自然哲学から分化して自然科学へとなっていく流れのフェーズにおいて、

哲学者カントはニュートンを認めました。

一方でカントは、

・道徳の問題

・芸術の問題

・宗教の問題

・法律の問題

など、人間と人間及び人間社会に関する問題にまでは

ニュートン的方法は及ばない、と考えたわけです。

以降、科学は

・自然科学に対して

・人間と人間精神世界に対して

の態度は分かれるという形で分化していった経緯がある。

これに対して、両者に橋をかけたのがレヴィストロースと言える。

そしてそれは、ピュタゴラス主義の復興でもあったわけです。

ピュタゴラス主義というのは形式主義と言い換えても差し支えないです。

formがあるから、formulaがあると。

ピュタゴラスは

Continuous

な発想かもしれませんが、

レヴィストロースは

Discrete

な分析をしたように思います。

だから何なんだ・・・・?

と思うかもしれませんが、

(1)弁証法

(2)数学的思考法

(3)地歴公民をベースにしたliberal arts

(4)物理学、化学、生物学の理系的素養

の4つは普遍的であり、

どこで何をするのにも役に立つ・・・・という安心感を私に与えてくれるものなわけです。

レヴィストロースは、

オーストラリアの未開族の

結婚のしきたりの中に、数学の「群」という構造を見つけました。

簡単に言うと、部族の間で結婚して血を紡いでいくためのルールに法則性があった。

私たちは、どこで知り合った女性と出会ってsexをし、中出しをして赤ちゃんを作り、産み育てるわけですが、

例えばこれが、人工100人くらいの島だとどうでしょう?その生活圏の中で出会いと子孫繁栄を繰り返していたら?なんか嫌ですね。狭いですよね。

でも、私たち日本人は、大抵、日本人と結ばれますから、それのスケールでかいバージョンをしてるだけ。

日本人の間でひたすら血をつなげているというか、回しているとも言えます。

日本人のルーツを辿っていけば、全員同じ祖先の可能性はあり得ます。

レヴィストロースは少数民族、未開の民族を調べるにあたり、

結婚して子供を作り、子供が育って大人になってまた結婚して子供を作り・・・・

というサイクルの中に、

延々と巡回するような構造を見つけたのです。

それを数学的に表現したことがエクセレントだった。

これの凄いところは、

統計学はさておき、

人文科学や社会科学に数学は

適用できないとされてきた常識をひっくり返したのです。

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ざっと言うと、世の中は「対称性(symmetry)」が支配しています。
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この対称性というのは構造分析の基本でして、

例えば、税務署が

 

 

(編集カット)

 

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。