#2 借金地獄からお金持ちへ 「借金は低コスト」

そもそも論、借金を作る人間は「パチンコ」や「競馬」とかで作る人間が多い。こんなもので借金を作ったところで意味はない。

借金地獄に落ちている人は、こういうもので落ちていたりするのだ。

 

借金と聴いて、多くの人が頭に浮かべる

  • ウシジマ
  • ミナミの帝王
  • ナニワ金融道

などは、借金に関する悲惨なストーリーだと思う。でも、あれに登場する借金苦の人たちは、全員バカである。

あんまり味気ないことを言うのは好きじゃ無いが、

バカは何しても害になる

のはどんなことにも言えることであって、あれらの漫画はただ、題材として面白いから借金を取り上げているだけであろう。

 

例えばバカがバカと結婚しても地獄だろうし、

バカが免許取っても大変なことになるだろうし、

バカが資格試験の勉強を長年しても、浪人しまくっても、数百万円借金するより相当ひどい人生になるだろう。

 

まず、根本的なところから考えてみよう。借金とは低コストであるということを今のうちに頭に叩き込んでおいた方が良い。

借金は安いのだ。安いお得な調達手段である。

先日、友人から投資を依頼されたので、話を聞いてみた。彼は、熱心にプランを語っていたが、致命的な勘違いをしていた。投資をしてもらえれば、他人のお金で好きなようにビジネスができると思っていたのである。失敗してもノーリスク・ゼロリスクであると。基本的に投資を受けるという調達手段は、確かに返済の義務は無いが、その分調達コストが高くなるし意思決定にも介入される。

借金は安いカネだ。

言い換えると、借金が少なすぎる経営は、無駄に調達コストを払っている。

個人でビジネスをする場合にも、全額を全て自己資本でなんとかしようとすると、当然そこに対して元本対高リターンを求める発想が止まらなくなり、ビジネスの舵取りを間違えてしまうことがある。

 

私にとって、働くとは学ぶことだ。

そして、働くという行為全般において、

  1. ノウハウがある
  2. ノウハウがない

の分かれ目があり、無いならちまちま働いたり、ビビりながら足先をつけて学ぶけれど、「ノウハウがある」のなら、突っ込む。本格的に人的資本も金融資本もぶっこむ。そこにあるのは、「借金=悪」という安易な固定的発想では無い。

 

就職活動をするときにも注意が必要だが、ベンチャー企業などに入る時には、その会社のお偉いさん(役員・社長)がどれほど何かを語っていようと、外部から資本が入っている場合には最終的に外部が意思決定において強い影響力を持つ。場合によっては、意思決定者層がゴッソリ入れ替えられる時もある。

ぶっちゃけた話、経営層は入れ替えとなっても別の会社で同じようなポジションにつくことができる。なぜなら、転職においてはある程度、実績・経歴主義が通っているからだ。社長も、ビジネスノウハウがある限りはなんとかなるだろう。しかし、残された社員らは、ガラッと方向転換した会社で働く羽目になるかもしれない。

 

大体の人の借金に関する行動パターンはこうだ。

  1. 手詰まりになる → 借りる → 借りて借りて借りまくる
  2. 全く借りない、完全悪と捉える

どっちも不正解だ。

「手元資金で返せる」「現在の稼ぐ力で返せる」という、いわばわざわざ借りなくても良い時に借りたりする人はわかってると思う。重要なポイントは、ビジネスを回すにあたってそのビジネスの中核にある種銭が大きいほどに明らかにゲームが有利に進むということ。

そもそも、今は低金利フェーズである。日本銀行が金利を下げ、銀行にじゃぶじゃぶ供給しているのに、借り手がいないという金余り状況。そして、円安になって日本円が弱い。ということは、

  1. 貯金=負け
  2. 借金=勝ち

ぐらいの状況である。アパホテルの社長も、「今は低金利フェーズでチャンス」と言っていた。借金王の孫正義氏は、あれだけの大企業、もはや財閥と言っても良い企業グループを一代で作り上げた。それはやはり、借金王だったからだろうと思う。国内で借金をして、資産が海外にあるというのも素晴らしいと思う。完全に日本をうまく利用している。

アメリカをはじめ、世界では金利上昇の圧力が高まっているが、日本では未だ見通しがない。

どちらにせよ、長期金利が上がるフェーズはそれはそれで経済成長が起こっているということでもあるから、借金をして「ビジネスをやってる側」からすると、良いことだ。

 

じゃあ、どうやってお金の使い道を見つけたら良いのだろう?

収益機会を見つけたら良いのだろう?

実験すれば良いのである。

それさえできればオーケーだ。

 

市場からの反響を試せば良い。

反響が得られたら、そこに何かがある。

 

要するに、

  1. 調べる
  2. 考える
  3. 試す
  4. 反応をもらう
  5. やる

を実行できればいい。

うじうじ考える前に試してみれば良いのだ。

そして、この試すということの「試し方」について、打ち手のレパートリーを持つと良いと思う。

 

テストを実践して、いけそうな領域を見つけたら、大きく張る。これができるようになるだけで、ゲーム感覚のようにお金を稼ぐことができるようになる。そして重要なことは、「時間軸」を持つことである。この時間軸を意識できるかが勝負。

問題は、ここで確信を得られるまで、3つ先の信号まで青になるのを待っていたら遅いということ。7割ぐらい見込めたら行く。ただし、スイングするならフルスイングするべきだと思う。

 

一般的に「中卒」というと、結構詰んでいると思われる。

でも、私の周りにいる中卒の人たちは、大卒よりもはるかにお金があって、時間がある。

なぜか。

それは、彼ら・彼女らが借金を起こすからだ。借金を起こして、ビジネスをやっている。そう、つまり彼ら・彼女らは「労働者」としてのハイキャリアを諦めて、「経営者」にシフトしているのだ。経営者とは、「自分の労働力と時間」だけで勝負しない人、と言っても良いかもしれない。

 

借金地獄からお金持ちになって行く人たちもたくさん見てきた。

つまり、マイナスからプラスへ。

むしろ、プラスとマイナスはお隣さんなのかもしれないと思う。

 

40歳ニートの人生逆転、なんかは眉唾だと思うけれど、40代借金地獄の逆転、は普通にあり得ると思う。

自分の体力や時間だけで勝負するって、相当ハイスペックだからね。逆にそんな人が一流大学を出て一流企業で一流労働者をやってないってどういうこと?って思う。

つまり、

  1. 兵隊になるか
  2. 士官になるか

の道があって、俺は士官になる道を選んだってこと。おそらく、中卒の成功者たちもそう。エリート労働者は特殊部隊の隊員。

 

ところで、私はリスクテイカーだと思われている。

私のことをよく知る人たちに、「西園寺はリスクテイカーですか?」と聴いたらそのほとんどがYESと言うだろう。ある女性は私に対して、「人生博打打ちの人」とまで言ってのけた。

 

・・・・・・・でも、実際は逆だ。

究極のリスク回避主義者だ。

 

自分の人生全体を腐らせる、というリスクを回避した。

ある程度の年齢を重ねると、「壮大な世界において、村人Aである自分の人生は、そこまで大したものでもなく、主役でもない」ということを悟り始めるだろう。そして、その先にある積み重ねは大したことがないと気付く。

そう考えると、その延長線上に「死」がある。

歳をとる。いつか死ぬ。終わる。

人生をトータルで考えた時、ミクロで見たら良いけれど、マクロで見たら悲劇という人生を送りたくなかった。結局、リスクは主観問題でしかない。

 

健康被害なんてどうでもいいっす!

今からコーラとビビンバ食べてくるっす!

 

PS

俺は明日死ねる


===

西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。