【おまけ】全順序(total order)というパーフェクトオーダーじゃないから、矛盾が生じて人生迷う

 

 

このコンテンツは、「人生アドベンチャー 連続」より引用しています。

 

 

▼:【おまけ】全順序(total order)というパーフェクトオーダーじゃないから、矛盾が生じて人生迷う

なんかね、

「決断思考」

みたいな本を読んでいて、

その本の中に、

「目的がないから優柔不断になる、人生決められない」

って書いてありました。

私はこれは、間違ってると思いますね。

よくある文系がノリで書いた自己啓発本。

私が思うに、人生迷う人、決められない人、パッとしない人って、

「全順序」という名のパーフェクトオーダーじゃないから

悩むんだと思うんですよ。

トータルオーダー、パーフェクトオーダーじゃないんですよ。

まぁ、これ、

数学の束論とかと関係してくるので、

ちょいちょいわけわかんないと思うことを言うかもしれませんが、

要するに、

その人の思考体系が、

「徹底的な縦社会の軍隊、一本の綺麗な序列、ライン」

であれば、迷うことなんてないはずなんですね。

明確な一本道の、綺麗な序列なら迷うわけない。

でも、迷うのは、半順序だからなんです。

指揮命令系統で考えるとわかりますが、部長がいっぱいいて決まらないみたいなもんです。

戦時中の日本みたいに、

閣議決定はメンバーの全会一致が原則で、

陸軍大臣・海軍大臣の参加が必要で、

だから閣僚の意見の足並みが揃わない、

軍部(陸軍大臣・海軍大臣)が反対したら決まらない、みたいなもんです。

統帥権干犯問題もそれ。

一番偉いのは天皇だけど、その下で、内閣(政府)と統帥部(軍令部=海軍、参謀本部=陸軍)が対立してたの。

内閣と統帥部が対立してるし、

内閣の中でも対立してた。

一番偉いのが天皇、と決まっててもこれ。

これが、「人生の目的」があっても決められない人の構図とピッタリ。

決まらないってのは、半順序だからですよ。

人生の目的があっても、半順序だったら決まりませんよ。

「幸せになりたい」

が人生の目的だとして、そのために必要なファクターとして、

・金

・仕事

・女

・趣味

・友達

・ペット

とか書き出した時に、

これらに序列がついていないと、

どこかで矛盾が出てきます。

だから悩むんです。

「金と女、どっちが大事ですか」

「趣味と仕事、どっちが大事ですか」

「友達とペット、どっちが大事ですか」

これらに即答できないとダメですね。

西園寺は明確に「順序」があるから決めてこれたのです。

倫理的ジレンマとして有名なトロッコ問題とかも、

私は明確に決断できますよ。

あれです、暴走したトロッコがそのまま走れば5人を轢き殺すが、レールを切り替えれば1人殺すで済む、そしてそのレバーがあってどうしますか?ってやつです。

私はまず、

5人を救おうとしてレール切り替えたら

作為の責任を問われそうなので

基本的には不作為で行きます。

つまり5人見殺しです。

自分の行為が明確に誰かの死につながるダイレクトな因果性がある場合、

例え多くの人が救える選択肢でもこちらの行動によって死ななかったはずの誰かが死ぬという展開になると

後に待ち受けているのは何かしらの面倒な展開ですし、

そもそもそういう状況にある時って、目の前の表面的な損得というか、数的な大小とは別の事情も背後にあることが多いです。

例えば、街で男に女が殴られている、という場面では

直感的・表面的には男が悪いように見えますが、

大体そういうケースって、表面には見えない裏の事情として、女側にも何かあったりするのです。

こういう場面に表面的な判断・正義感振りかざして介入することは、自分の身の安全云々もそうですが、色々間違った正義感を発動することになる場合があります。

ですからノータッチ。

しかし、作為・不作為について罪が問われないのが確約であれば、

積極的不作為について罪が問われる・他に傍観者がいないのであれば、

まぁ、レールを切り替えて1人殺します。

単純に5人死ぬより1人死ぬ方が良いからです。

例えば、現実的にありうるケースは、私が国のトップとか軍の司令官というケースでしょうが、

そういう仕事はこういう判断をする仕事です。

前、橋下徹が、川の氾濫とかについては上流の方で氾濫させて下流の人口の多い都市部を守る的な発言も「首長的な人間」には求められる的な話をしてましたが、そういうのって割と当たり前に現実にあることです。

 

つまり誰を生かして誰を殺すか、ですね。

 

大阪と奈良の県境の川幅はわざと細いままにし、川が氾濫したら奈良に水が溢れていくようにしてあるそうです。

要するに奈良みたいな田舎者は、大阪のために見殺し、です。

現実問題、

東京とかに住めば、

津波とかから守られますからね。

東京都金あるし、色々そういう対策やってるから。

でも、田舎は、

例えば福岡の久留米とかは大雨で川の氾濫とか

割と最近まで起こってたでしょう。クソ田舎だからですよ。

こういう順序は必ずあります。

医療の最前線でも、トリアージって言って、優先があります。

「決める」ってのは、まさに辛い仕事なのです。

犠牲を払う覚悟無くして決めれません。

まず、私にとって、

「女」

は重要ファクターです。

10代の頃は、このプライオリティが高く、自分もいつか結婚して、普通の幸せな家庭を築くんじゃないかとか思ってましたが、

どこかの段階でこのプライオリティが下がりました。

金や仕事の方がプライオリティが高くなりました。

理由は、金や仕事はリターンがあるから、自らの身を守ってくれるからです。

一方、女に入れ込むと、リソースを浪費し、搾取だけされて、むしろ自分の身を崩す可能性がある。

そんな感じで、

金・仕事 > 女

になってからは、私の人生の決断は容易になってきました。

金・仕事的なこと、キャリア的なことと女が対立したら、女の方を切ってきました。

その度に、

「よかった」

と思ってる。

過去にたくさんの女性と出会っては別れてきたけど、女の方を切ることを優先してきて心の底から良かったといつも思っています。

ちなみに、生まれ持った家族のプライオリティは、女より下です。

これは昔からそうです。

10代の頃から女の家に入り浸って実家に帰らず、親からの連絡はまる無視してて、このような、私の生まれ持った家族についての相対的軽視は昔からそうです。

さて、問題は仕事・お金ですが、

仕事・お金が回ってないと人生はつまらなく、

さらにそこで

・自分に合ってない

・成果出せない

みたいな感じだと辛い、ということも自分の中では重々わかっている。

さらに、

若い頃から色々もがいた結果、

要するに、

・時給

・職位、独立 = 人間関係制覇

が重要なファクターだと気付いていました。

だから、自分の時給を上げるとか、職位を上げて人間関係を有利にするとか、そこから離れる=独立するとか、

そういうことが重要だとわかりきっていて、

根本にあるファクターは割と似通っていることもわかっていました。

要するに、

資本主義・経済自体が、

資本主義的に弱い・役に立たない人間の

「命」

「人生・時間」

「尊厳」

を軽視する仕組みでもあるので、

そこ頑張らないとどうしようもないわけです。

ってな形で、

私は、

しっかりとした「order」を作ってきた。

パーフェクトオーダー、トータルオーダーを。

当然ですけど、貯金がどうとか、安定がどうとか、そういうものはめちゃくちゃプライオリティが低かったわけですね。

だから決めてこれた。

進んでこれた。

全部の物事について、明確に序列を

1番、2番、3番・・・・・

って決めれたら、人生迷うことないんですよ。概ね悩まないでしょう。

どこかで葛藤してるってことは、

人生の目的があったとしても、

そのための自分の中の順序構造が「半順序」なわけです。

序列が明確になってない部分がある。

下手したら擬順序かもしれない。

〜〜〜〜〜〜

決められないやつは目的がないんじゃない。

順序がないんです。

半順序だから構造の中に矛盾が生じるのです。

〜〜〜〜〜〜

「抽象度を上げると矛盾が解決される」

「人生の目的が決まると決められる」

とかも嘘で、

こういうこと言ってる奴らは大抵文系で、テキトーなそれっぽいことを言ってるだけですね。

別にそれで葛藤の構造は解決しないです。

だって、戦時中も、

内閣総理大臣、陸軍大臣、海軍大臣、内部大臣、外務大臣・・・・

と閣僚級がみんな対立したり言い合ってたけど、

「日本の将来・国益を考える」

という抽象度の高い部分では合致してたはずだし、

目的はちゃんとあったはず。

それでも決められなかったでしょ。

大事なのは、

「パーフェクトオーダー」

にすることです。

 

1番大事なもののために

2番目を切り捨てられない人間は、

1番大事なものを守れない、失う、または1番も2番も失うってことだけは覚えておきましょう。

 

こういうやつは大体気持ち悪い底辺になって、

田舎で金も女もキャリアも手に入らず全てが終わった人生になってます。

一番大事なもののために、次に大事なものを切り捨てる決断力がない人間は何も変えられないです。

 

断言します。

 

決められない人間には奴隷が、

決めるのが遅い人間には敗者がお似合いです。

 

 

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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。