【20歳の君へ】 就職と起業のどっちが良いのか?に答えます! (ついでに転職の話もしましょう)

未来の日本を担う20歳の君へ。

就職と起業のどちらが良いのか、と迷っている君へ。

 

20歳の時にこれを教えてもらうと助かるなぁ(多分)

という話を貴方にしたいと思います。

 

かなり実践的な内容だと思います。

 

さて。

就職と起業、どっちが良いのでしょうか。この話題は昔から多くの若者を迷わせてきました。

 

ではまず、サラリーマンの魅力について考えてみましょう。

詳しくは、こちらを読んで欲しいのですが、基本的にサラリーマンというのはこのぐらい稼げる仕事です。

これは全国の50名以上の人間を雇っている事業所をランダムにピックアップして、そこから算出した人事院のデータです。

これにボーナスも加わります。

 

もし貴方が部長になれば、年収1000万円〜1200万円はかたそうなラインです。

中小企業なら800万円ぐらいかもしれません。

 

貴方が学生時代、

  • 学年でTOP10を争うぐらいのモテっぷりだったよ
  • 学年でTOP10に入るぐらい勉強ができたよ
  • 上の学年の先輩から「学年のトップ・目立つ奴」として目をかけられてたよ

みたいな感じで、人生で恒常的に「人の上に立てる、人より優れてきたのが当たり前、注目を浴びてきた」という人だったなら、会社という枠組みでは部長になれる確率は高いと思います。

  • 陽キャラ
  • 顔が良い
  • 見た目が良い(印象が良い)
  • 元気、快活、暗くない
  • 人望に厚い

みたいな人が社会に出ても成功しやすいのは同じことです。

 

ちなみに、部長になれる確率はだいたい0.5〜3%ぐらいだと思います。

言わずもがな、役員レベルだともっと厳しいです。

 

現在の日本では、7割の人が役職無しの平社員で一生を終えるそうです。

課長ぐらいだったら、14〜15%ぐらいの確率でなれそうです。

ほとんどの人は係長・係員で終わる。

そんな感じでしょうか。

 

とはいえ、この勝負に人生を賭けても、給料はもらえるし、結婚はしやすいし、悪いことはあんまり無いですよね。

だから、世の中の90%がサラリーマンになるわけです。

 

 

この記事は、ぼんやりと将来を迷っている人向けに書いています。

 

さて、私が20歳の貴方にオススメしたいのは、とりあえず就職してみたらどうですか?ということです。

というのは、就職してみると、

  • お金が得られる
  • 知識、経験、人との繋がりが得られる
  • 下手すると将来の嫁さんと出会える

みたいなメリットがあるのはもちろんですが、

 

自分が将来どうなりそうか?の手応えも得られる

 

からです。

 

ぶっちゃけ、

  • 自分が通用するかどうか
  • 自分がどう感じるかどうか
  • 自分が何に向いていて何は無理か

みたいなことについての感触を得る前から、考えられなくないですか?

迷うってのは、なんだかよくわからないから迷うのではないでしょうか。

 

どの道に行こうが、あなたが成功して、あるいは満足して、良い人生を送ることが大事なのではないでしょうか。

 

私の持論ですが、出世するかどうかというのは20代のうちにわかります。

というのは、会社というのは基本的に、その会社がやたらと急激に成長して外部から優秀な人が入りまくってくるという現象が起こったり、会社がどっかに買収されたりとか、組織構造に抜本的・劇的な変化が起こらない以上は、その会社にいる人員の中で相対的に優れつつ全社的な大きな価値を引き出せる人が上に上がって行くからです。

要は、手持ちの人員の中で決まるわけです。

 

そして、貴方が50代(一般にサラリーマンの年収ピーク時)になった時に稼げるお金の金額もだいたい予想できます。

目安としては、貴方が25〜29歳ぐらいの時に得ていた年収の約2倍ほどが貴方のピーク年収である確率が高いでしょう。

 

ですから、働いてみてから何かを考えても遅くないのです。

 

部長レベルにまで行く人、

役員レベルまで行く人、

社長になれる人、

そういう知り合いが結構いますが、彼らを全体的に見て傾向としてはっきり断言できることは、

20代のうちにポンコツだったのに30代からいきなり生まれ変わって会社で急に出世コースになって這い上がって行く確率は低い

ということです。

逆に言えば、上がる人は20代から頭角を現します。

 

これは、20代でダメだった人が30代から人生をやり直せない、という意味ではありません。会社という枠組みの中だと、いくら30代で心機一転して改心したとしても、できる人たちが20代・30代で継続的に積み上げてきたものを会社は評価せざるを得ない、、、

ということです。

 

マラソンですね。

長いマラソン。

 

サッカーで例えると、

  • 巻誠一郎
  • 大黒将志
  • 平山相太
  • 大津祐樹
  • 野人・岡野
  • 我那覇和樹
  • 明神智和

みたいなのより、遠藤保仁とか長谷部誠とかがキャプテンになるということです。

キャップ数と安定性、チーム全体とゲームに与える影響ですね。

 

特に日本は、

  • 年功序列
  • 年次
  • 勤務年数
  • 会社への忠誠心

みたいなものが未だに重要な要素として機能しているところが色々あります。

超有名・人気外資系企業でも、「うちは自社の幹部は生え抜きしか使わない」というやり方を通してるところもありますからね。

 

さて、

会社の中で働く人の待遇とか立場、稼ぎに露骨に差が出てきて、

  • 表面化
  • 可視化

がハッキリされるのは30代からが多いですが、潜在的に差は20代のうちに決まっています。いわば、20代の10年間の評価でもって、30代が決まるわけです。

 

サラリーマンをやっていて「もう無理だ」ってなるのはわかりますが、やる前から「嫌だ」となっているのはそれなりの失うもの・リスクがあるわけです。

もちろん、万年役職無しで終わる人に大したリスクは無いですよ。

 

では、次は転職です。

転職はどうなっているのでしょうか。

転職者というのは、U-24で40%、25〜34歳で28%ということで、7割近くの人が35歳までの転職だということですね。

 

転職者というのは実は年間で340万人とか360万人とかの規模しかないんですね。

日本で働いている人たちが5000万とか6000万人とかなので、実は全体の10%もいません。まぁ、だいたい10%ぐらいと考えましょう。10人に1人が転職するわけです。まぁ、年間ですけど。

 

20代の人の転職経験は、

  • 76%の人が転職経験無し
  • 16%の人が1回
  • 6%の人が2回
  • 2%の人が3回

※4回以上は1%以下

というようになっており、

 

30代の人の転職経験は、

  • 47%が転職経験無し
  • 24%が1回
  • 16%が2回
  • 8%が3回
  • 5%が4〜5回

というようになっており、

 

40代の人の転職経験は、

  • 38%が転職経験無し
  • 20%が1回
  • 18%が2回
  • 11%が3回
  • 12%が4〜5回
  • 1%が6回以上

というようになっており、

 

50代の人の転職経験は、

  • 34%が転職経験無し
  • 21%が1回
  • 17%が2回
  • 11%が3回
  • 16%が4〜5回
  • 2%が6回以上

というようになっております。

 

実はやっぱり、日本人はあんまり転職してないわけです。

 

転職が非常に高確率で成功するパターンというのは、あまりにもひどい場所にいる場合です。

超絶ブラック企業にいるとか。

 

その場合は、転職することで状況が好転する確率が高いでしょう。

しかし、そうじゃない場合の転職というのは一長一短であることが多い。

日本で実は、転職した場合に年収が上がる確率と下がる確率では、下がる確率の方が高いのです。

  • 年収下がる →約6割弱
  • 年収上がる →約2.5割
  • 変わらない →約1.5割

加えて、転職した場合には色々と慣れていく大変さもあるのです。ですから、多くの場合、転職というのは普通の人が普通にやれば良い結果をもたらさないというのは全体的な傾向としてあります。

(繰り返しになりますが、現在、明らかに悪い状況下にいる人は良くなることが多いでしょう)

そして、転職した場合、どのくらい年収がアップするかですが、平均でだいたい5〜60万円というケースが多いです。実はそんなに変わらない。

もちろんこれは、「転職そのもの」で年収が変わるかどうかであり、転職した後、その会社で昇給したり出世したりして伸びていくケースもあります。

 

しかも、会社というのは、会社員を辞めさせないために狡猾な仕組みとして、

  • 出世
  • 昇給
  • ボーナス
  • 退職金

など、「辞めるのを踏み止める制度」をあちこちに仕掛けています。

 

退職金に関しては、大卒なら、

大企業
勤続年数 年齢 自己都合 会社都合
3年 25歳 34万円 70万円
5年 27歳 65万円 120万円
10年 32歳 192万円 316万円
15年 37歳 422万円 605万円
20年 42歳 812万円 978万円
25年 47歳 1290万円 1471万円
30年 52歳 1942万円 2112万円
中小企業
勤続年数 年齢 自己都合 会社都合
3年 25歳 24万円 38万円
5年 27歳 44万円 63万円
10年 32歳 115万円 153万円
15年 37歳 225万円 285万円
20年 42歳 381万円 458万円
25年 47歳 563万円 647万円
30年 52歳 749万円 856万円

というように、

 

高卒なら、

大企業
勤続年数 年齢 自己都合 会社都合
3年 25歳 27万円 50万円
5年 27歳 52万円 92万円
10年 32歳 142万円 227万円
15年 37歳 294万円 421万円
20年 42歳 605万円 746万円
25年 47歳 978万円 1132万円
30年 52歳 1356万円 1528万円
中小企業
勤続年数 年齢 自己都合 会社都合
3年 25歳 16万円 26万円
5年 27歳 32万円 47万円
10年 32歳 91万円 122万円
15年 37歳 175万円 226万円
20年 42歳 298万円 362万円
25年 47歳 445万円 524万円
30年 52歳 617万円 704万円

というように、設定されていたりします。

 

・・・・・・。

いかがでしょうか。

 

こうやって、全体を見ていくと、

実は世の中というのは、

環境を変えるよりも自分を鍛える方が効果が高そうだ

ということがわかると思います。

 

これは国を変えるとか、海外移住においても同じことで、実際にやってみればわかりますが、

  • 学歴は?
  • 稼ぎは?
  • スキルは?

ということが結局問われることになります。

 

もう少し正確に言うと、

「どの道に行っても自分で頑張って成長し、成果を上げないといけないのは変わらない」

のだけれども、それをクリアした場合において、どれだけ天井が跳ねるかとか、成功した時にどんな待遇が得られるかとか、どういう天国が待っているかという点で違いがある、ということなのです。

 

ちなみにですが、私は起業するサイドを選んだ側ですが、選んだ理由は、会社のハシゴを登る場合において、

  • 出世したところでずっと自分の上に上司がいる
  • 出世したところで利害関係や人間関係のしがらみが付きまとう
  • 出世したところで定時に起きて定時に決まった場所に行かないといけない
  • 出世したところで人前に出る以上は毎日自分の見た目とか格好を気にしないといけない
  • 出世したところで時間が無い

みたいな感じで、奴隷を極めたハイランク奴隷になる未来が見えてしまったからです。

どの道に行っても自分が成功するのは当たり前として、その成功した時の仕方(成功の結果としてのスタイル)を考えて道を選んだのです。

 

いかがでしょうか。

 

起業か?就職か?

と考える人は昔からいますが、もしかするとそこには「成功するかどうか?」という悩みがあるのかもしれません。

 

 

環境を変える話というのは、すごく魅力的に映ります。

しかし、環境を変えて最も手堅く「より良くなる」場合というのは、今いる環境がひどい場合です。

 

では、具体的にはどういうケースでしょうか?

まず、業界で考えてみましょう。

ご存知のように、

  • 宿泊業
  • 小売
  • 飲食
  • 介護

みたいな業界は、平均年収が最悪です。こういうところでずーっと末端兵隊をやっていると辛いでしょう。

(※ただし、その業界で出世する、役員になる、社長になる、起業するという場合には話が別です)

こういうところにいるという人は、転職をすることで良くなるケースは確率的に高いでしょう。

 

 

次に、地域・地理です。

いわゆる田舎という地域にいると、どうあがいてもどうにもならない場合があります。

社会科の歴史で習った覚えがあるかもしれませんが、日本というのは太平洋ベルトというエリアにほとんどの人口が集中しており、日本経済というのはニアリーイコールでその地域です。

太平洋ベルトから外れている人は、実質的に日本にいない状態かもしれません。

地方で産業がない、仕事がない、雇用の枠がない、という場合には相対的に起業が魅力を増してくるかもしれません。

こういうことも考慮すると良いかも。

 

 

次は、性差ですね。

https://twitter.com/Yatsupon/status/1104543412236120064?s=20

https://twitter.com/fernandaInPeru/status/1185186454072246273?s=20

まぁー、よく言われるように、日本は子育てに向いてないとか、結婚した時の男女格差がどうとか、復職しにくいとか色々言われています。制度としては育休制度はしっかりしているようですが、現実的にはなかなか・・・という部分はあるのでしょうか。このあたりについて、色々不満がある場合は、海外に出るなどしてガラッと変わることもあるかもしれません。

 

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。