アートとデザイン、テクノロジーとエンジニアリングの違いがわからなくて貧乏になっている人が多い。ある程度、仕事が決まっているような世界に飛び込めば、明確に職域は分けられているからそれに従うだけ。なので、「その領域に関しての、アートとデザイン、テクノロジーとエンジニアリングの違い」はなんとなくわかると思う。でも、全く新しい分野に進出するときとか、自分が何かビジネスを創ろうとするときとかに、これらの違いがわからなくて貧乏している人、多い。
技能者(テクニシャン)と技術者(テクノロジスト)、エンジニアの違い・・・・とかがわからない人というのは意外と多い。
欧米では、
- エンジニア
- テクノロジスト
- テクニシャン
はしっかりと区別されています。
説明すると、こんな感じ・・・・・・。
- エンジニア(engineer) : 知識の応用と構想力を中核能力とする
- テクニシャン( technician) : 技能を中核能力とする
- テクノロジスト(technologist) : 両者の中間的性格をもつ
コピーライティングを学んで貧乏になる人、下請け奴隷になる人は教養が足りてないのだろう。まず、「技術」というのは、「技」の体系的な集合である「術」をひっくるめて技術と呼んでいるんだけど、
私がピアノを弾き始めると・・・
とかいうヘッドコピーを使って、テンプレを使って、どうにかなると考えている人は技術は身についてない。「技」を知っているだけ。もっと言うと、技の集合である術、つまり「技術」を身につけても、その技術に「使われている」のか「使っているのか」でテクニシャンとしての格の違いは生まれると思う。
で、そもそも、「広告/クリエイティブ/PR」というのはマーケティングの一部分にしか過ぎない。こうやって考えると、その分野におけるエンジニアリングというのはマーケティングに相当する。構想、企画・設計領域を主に担うのがマーケティングだからだ。
あと、アートとデザインの違いがわからない人も同じ。
外国人のデザイナーに友達がいるからわかるんだけれど、デザイナーというのは素人目にはかなりアートな職業に映るかもしれないけど、彼ら・彼女らの仕事というのは極めて「実用的」である。「実利」を重んじていて、私の知人はデザインとは、
誰にでもわかること
という、すなわち「ユーザビリティ」であると言ってた。スティーブ・ジョブズも、デザインとは「どう機能するかである」ということを言っていて、デザインというのはかなり、受け手の便益や利点に着目している。
他方、アートは割と自己表現的であったりして、相手に伝わることや理解されることが必ずしも重要視されていないという時点で、明確にデザインとは違う。また、アートはそうやって自己表現的な個性を尖らせるからこそ、刺さる人には刺さり、感情体験の誘発を実現しているようにも見える。稀代のアーティストであったピカソの画風、作品数は圧倒的に幅と量があったんだけど、あれは、逆説的にアートとは何なのか(そしてついでにアートで経済的に成功するにはどうしたらいいのか)を学ばせてくれる気がする。
ものすごい簡単に言うと、デザインは問題解決で、アートは表現です。
ただ、「デザインはマーケットイン、アートはプロダクトアウト」的な説明は本質を突いているとは思えません。たとえ何をやるにしても、受け手視点で取り組まなければそこに価値はないというのはどこの世界でも同じで、決してアートが独りよがりなものとは限りません。特に、著名・大成功しているアーティストたちの話を聞けば聞くほど、彼らがかなり「受け手に寄せながらも、いかにクリエイティブであるか」という領域の按配で試行錯誤しているのが伺えます。
アートには、哲学的な要素と感情的な要素があります。それはすなわち、美と醜や善と悪などについても触れる世界だということです。対してデザインはもっぱら、損・得や快・不快、便利・不便などをテーマにしています。デザイナーの人たちと話をすると、非常にその世界が明確な原則やポリシーのもとに運用されていることがわかります。めちゃくちゃ好き勝手やって良いという世界ではないらしい。
アートとデザイン、
テクノロジーとエンジニアリング、
これらの違いがわからない人が貧乏になる理由、わかりますか?
ビジネスを立ち上げると、失敗しがちな理由、わかりますか?
10万円請求したいぐらい良い話ししました。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。