ビジネス史上最大の失敗として語り継がれるフォードエドセル事件。多分これと、サラダマック事件と、ニューコーク事件は本当によく語られる。
フォード・エドセルの失敗理由として、一般的に「この説濃厚だよね」と言われているのはタイミングに失したこと。企画段階ではもちろん、調査で良い感じだった。それがあんなに大外れしたのは「時間」だろうと。市場が変わったのだろう、と。
リサーチが甘かった説もあるけど、類を見ない大外れだから、市場動態に関する説(変化した説)がかなり大きい。
すごい経営者、例えばユニチャームの高原さんとかが「メガトレンドを捉えるのが大事」と言ったりするけれど、市場にトレンドがあるのであれば、天井も底もある。この辺はマーケットリーディングを参考にしてほしいけど、当然循環もある。正直、一番捉え難いのは循環だと思う。過去に学習した正否の逆転現象が起こるから。過去にうまくいったことがうまくいかなくなり、過去にうまくいかなかったことがうまくいったりする。常識から考えられないヒットとか、「なんでこれが売れるの?」みたいな現象が起こる。
LUXEM DNA第7章で話したかったのは、例えば都合の良い話を求める「バカ」に応える迎合を行った先にある展開やその変遷みたいなもの。マーケティングにもポピュリズムみたいなものがあって、結局、めちゃくちゃ世の中の人にとって都合が良いことだったり、チープな層をかき集めた時にどうなるか。
多分、一通り、経験を積んでビジネスをやっていると、「迎合するべきか、引っ張るべきか」みたいなことは迷うと思う。実はそれは動態や循環で捉えるべき。
ポピュリズムはまさに「自分達の愚かさに自分達で絶望する」という自らの首を絞める構図なんだけれど、このタイミングこそ、市場が独裁的プロダクトアウトを求めるタイミングであり、牽引を求めている時でもある。そして奴らはそれにいずれ疲弊して辟易して、またポピュリズムを求める。オポチュニティシーカーを続ける。新しい機会を追い求める。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。