今の5〜60代の面倒を見る仕事とかに就きたく無いでしょ?ならスキルアップしろ

80代付近は「戦時〜戦後」のあたりを色々と苦労していて、40代は就職氷河期を経験して、30代以下はITによる激変を食らっていて(当然のことながら、年功序列、終身雇用など無縁、また、30年前と比べると生涯独身率はなんと6倍になるという厳しい環境を生き抜く若者たち)・・・・・。

そんな中で、今の5〜60代がもっぱらヤバイ、とあちこちで評判が悪い。

 

卑近な例で、仕事関係での愚痴をいろんな人から聞かされるけれど、十中八九、5〜70代に対する愚痴。

日本社会では、なんと、富の半分を50歳以上が持っているというから驚き。

介護、看護、接客、ホスピタリティ系サービス、デスクワーカー、公務員・・・・本当にいろんなところから今の5〜60代に対する悪評が伝わってくる。

 

コールセンター、飲食の現場、市役所の窓口、などで大声を出し、怒り狂ってどうしようもないクレームを入れているようなタイプ、警察官と口論になっているようなタイプはだいたい、このおじさん世代が多い。

 

日本において、最も激しい格差は世代格差と言われている。

(個人的には地域格差もひどいと思う)

 

今年金をもらっている世代と、今子供の世代の社会保障の手厚さの差は、2倍だとかなんとかよく言われる。

 

なぜ、5〜60代は評判が悪いのか?いろんな理由が考えられる。

  • 「結婚した、子供産んだ、仕事も長年してきた、社会にも貢献してきた、親のことも面倒見てきた、社会的地位も上がった」という達成感と自負、そこから生まれる最上意識。年寄りは肉体的弱者だし、若者はひよっこに見えるし、みたいなね。事実、金も地位もあることが多い。
  • 逃げ切ることと保身が人生の目的になっている人が多い
  • 今いる日本人の各世代の中で、「職・結婚・出産育児・生命の安全や保身、社会的地位の確保」など、現代文化的人間の幸せを担保するための最低限の各項目について、あまり深い考えなく、レールさえ乗っておけば、最も多くの人がハッピーになれた時代を生き抜いてきたいわば本当の意味での「ゆとり世代」
  • 無能なのに年功序列でのマウンティングを押し付ける
  • 口が悪い、態度が悪い
  • 子供が独立して自分が子供に戻り始めるフェーズ
  • 人口が多い時代を生きていたので、競争を煽られ自己主張が多いタイプが多い
  • 当時の女性は求人要件に「容姿端麗のこと」とかモロに見ていたぐらいの世代なので、男尊女卑でセクハラ感が強い

 

ずっと日本にいて、自分の世代の常識に染まるから

海外に行くと、海外の人と交流すると、「マジキチ」なやつをゴロゴロ見かける。

本当に、マジキチなのである。

交通機関は時間通りに来ないなんてのはよくあるし、郵便物が盗まれたとか、チケット買ったのに使えないとかそんな話は本当に良くある。日本が普通で海外が異常というよりは、海外が普通で日本が異常ぐらいの認識を持っているのが世界だ。もちろん、日本はお手本とされている。

とはいえ、許容の範囲というか、頭の柔らかさというのは、常に持っておかないと息苦しいと思う。歳をとると頭が固くなると言われる。

 

外人「ジャップは昔、俺たちの国を侵略したんだ。」 俺「それは日本人としてごめん。でも、日本人としても一応言わせると、俺ら若い世代だって今のジジイたちは頭おかしいと思ってる。」

実は、世界を国境で区切るやり方は、もはや流行ってない。

アメリカや日本のように、経済的に成熟して、かつ年寄りが積分してしまった国では、「世代で分割する」考え方が多分、正しい。

正直、日本もアメリカも、世代による、ってのが今のカテゴライズとしては意味があるカテゴライズ。

それだけ、直近30年、20年、10年の変化は大きい。

例えば、ナショナリズムとか人種差別とかも、世代で考えないとわからない。若い世代は国境を越えるし、外国人と結婚して子供を産むし、そんなに国籍や人種で差別意識を持っていない。

海外では、ものすごくたまーに、変な奴に、「俺たちの国は昔、日本に侵略されたんだ」的なことを言われることがあるけれど、その度に思うのは、「でも、ゆーて、同じ日本人でもおっさんたちは理解できないし困惑してるわ」ってこと。

 

「関西は日本一や!」「京都はめんどい!」なんて若い世代は思ってない

よく、メディアでコテコテの大阪人や、大阪と京都のバトルなどが映し出されるけれど、若い世代として、若い世代の中に入って話を聞いて思うのは、

「そういう意識はない」

っていうこと。若い世代の関西人には、基本的に関西弁を喋らない人も多いし、そういう地域別の謎の対抗意識なんて持っていない人も多い。

 

安室奈美恵は沖縄県民か?

安室奈美恵と沖縄を絡めたネット記事を見たのだけれど、やばいと思った。

実は前に、那覇でプラついている時、「安室ちゃんゆかりの・・・・」的な謳い文句で勝手に便乗して集客かけてる店を見た。その時、有名人も大変だな、と思った。安室奈美恵は14歳ぐらいまでしか沖縄にいないだろう。中2〜中3ぐらいから全国区の活動をしている。

18歳まで岡山に住んでいて、大学進学と共に大阪に移住、その後、大阪で就職し社会人を2〜3年やっているような人間なんかと話せば、もう、中身は大阪人である。口から出てくるのも大阪弁。そして感じられる大阪のノリ。

出身地や居住地でその人の色合いが決まる感覚。

「どこの人」が決まる感覚。

もはや、それが古いのかもしれない。

生まれる地域は自分で選べない。生まれでその人のカラーを決めるやり方は、ある意味、地域密着なのかもしれないけれど、そのあたりに、今の人間がどれだけ、「カエルの子はカエル」「人生は生まれた瞬間にある程度、レールが決まってる」と思っているかがわかる。

 

転勤族の子供のアイデンティティ

転勤族の子供と接したことある?

転勤族は、定期的に友達関係がリセットされる。今はLINEとかkakaoとかあるから関係ないかもしれないけれど、昔はそんなものもなかった。国内でも、電話となればコストがかかっていた、つい最近まで。

そんな転勤族は、友達が定期的にリセットされるし、「自分とはこうだ」というものを紹介せねばならない場面に何度も出くわす。新しい環境に溶け込まないといけないことも多い。

するとどうなるか?

少なくとも、閉鎖的なコミュニティでずっと生きてきた人間のようにはならないのである。

 

旅の本質は、通貨と言語と常識が通用しないこと

旅の本質は、自己否定である。

旅先では通貨と言語と常識が通用しない。

そんなことがなんども繰り返されるのが旅。お金も通じない、言葉も通じない、常識も通じない、そして行った先では既にコミュニティができてしまっている。こんなことを繰り返し体験する中で、人は成長すると思わないか?

少なくとも、市役所の窓口でクレーム入れてるめんどいおじさんのようにはならないと思う。

多分、読書も一緒。

本を読んで得た知識で、後進を圧政するようなやり方の読書は2流。1流は本を読んで気分を悪くなるぐらいクラクラしたり、違う世界を知ったり、未来を見たりする。旅も読書も、本質は自己否定にある。

 

ドモホルンリンクルは熊本です、TSUTAYAは枚方です、任天堂は京都の会社です、ダイソーは広島の会社です、YAMAHAは浜松です、ニトリは北海道です・・・・知らんがな

ドモホルンリンクルは熊本です、任天堂は京都です、ダイソーは広島です、YAMAHAは浜松です、ニトリは北海道です・・・・・・

知らんがな、ってなるでしょ?

もはや「全国区」ってのがあるわけだ。

多分、こうやって誕生の土地を示されても、今更、全然地域色が見えて来ないと思う。トヨタやデンソーみたいに、露骨に地域経済と結びついているところは地域色が見えるけれど、そうじゃない会社について発祥の地を示されてもピンと来ない。

 

「コミュニケーション上手だね」、そりゃ旅してますから

面倒臭いジジイと関わりたくなければスキルアップに励まないといけない。でないと、年寄りが支配する構造に飲み込まれてしまう。

今の5〜60代が老人化した世界。日本はもっとやばくなる。その時に社会保障の負担はグッと重くなるのだけれど、それだけじゃなくて、あちこちでブレーキとアクセルの踏み間違えとか、わけのわからないクレームとか、態度の悪い高齢者が溢れることになると思う。

年寄りの質は、どんどん劣化して行っている。

ただでさえ、年金や健康保険やら労働やらで上の世代に奉仕してきたのに、また、別の意味で奉仕したい?

 

地理的格差を乗り越えろ。そして世代格差を乗り越えろ。

この2つはテーマだと思う。まず、面倒臭いおじさんのタイプを把握して、自分自身も襟を正す。あちこち旅をする。そして、きちんとスキルアップに励むことだ。特に有効なのは、「おじさんたちがついていけない世界」である。おじさんと話が通じなくなればなるほど、都合が良い。

 

若いのに塞ぎこもる実質的な年寄り

ニートとか引きこもりは物理的な状態というより心の問題だと思う。マインドセットの問題だと思う。

若いのに心が塞ぎまくったら年寄りのそれと同じ。あとはもう、年寄りと同じレールに乗っかって、おっさんたちにいじめられるだけよ。かわいそう。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。