働かないで良い時代の到来。5年後、10年後には仕事が無いのが普通になる。現在の雇用の半分は失われる。

アメリカ、トイザらすの破産報道は記憶に新しいですね。アマゾンの影響が大きいとされています。アメリカでは、Uberの登場のよってタクシー業界が混乱に陥っています。大手の会社が経営危機に陥りました。Airbnbの存在は宿泊業界にかなりインパクトを与えています。経理システムのFreeeの躍進もすごいです。

勢いを増す新興ITベンチャーやスタートアップは、どんどん雇用を奪っています。

人間が一切手を加えなくても、3Dプリンタによって車をつくりあげることがすでに可能な時代になっています。ロボットが、人間のように手書きの書体で文書を書くこともすでに可能になりました。

事務、物流、警備、広告、調理、農業、清掃、建設、通訳、秘書・・・・・

あらゆる業界で、人工知能・ロボット、ITの影響が広がっています。

医療の現場、法務の現場、金融の現場などでも、難しい作業領域でロボットのできる仕事の領域はどんどん拡大しています。当たり前ですね、ロボットや人工知能の仕事ぶりの方が圧倒的に正確ですから。

アマゾンは購入者の趣向をビッグデータで解析して的確なレコメンドをしますが、ああいう技術が進歩するともう、ファッション産業の現場における販売員の仕事すら必要なくなってくるかもしれません。

 

ご存知のように、グーグル、フェイスブック、アマゾンなどはオンライン上で顧客データを収集しまくって経営を最適化しているわけですが、今後はこのデータ解析がオフラインの世界でも加速すると思われます。オフラインの世界でもデータ収集と解析が加速し、そのデータを元に人工知能があらゆる設計を行う・・・・。

肉体労働は機械が奪いましたが、頭脳労働はITと人工知能が奪っていきます。

 

今の日本にある仕事の半分は無くなります。

これ、未だに嘘だと思っている人が結構多いんですけどね。

そして、こんな時代において誰もロールモデルを示せなくなっています。過去のやり方を踏襲していたのでは絶対に生き辛い時代がやってきます。親や先人も参考になりません。

当たり前です。

我々は過渡期の人間です。大きな時代と時代の節目に生まれ育っています。50代、60代以降はなんとか逃げ切れるかもしれません。しかし今の2、30代は逃げ切れない世代です。

人間が成長期に成長痛を覚えるように、時代が変革をする時には、膿出しというか、痛みが生まれます。

 

地方のスーパーでもセルフレジが稼働し始めました。都心の方だと、機械で自動オーダーできる飲食店はよく見るでしょう。昔は駅の改札口でチケットを確認する係がいたものですが今は完全に自動化されましたよね。あのような流れで飲食店の店員、スーパーのレジ担当者などの仕事は奪われつつあります。

ね?確実に世の中から雇用が無くなっているでしょ?5年前の世の中と今の世の中は明らかに変わってますよ?気づいてますか?

 

教育分野もすごいです。オンラインで学校教育の科目が履修できる、となると当然ですが塾講師、予備校講師の仕事なども減っていきますね。今はスタディサプリとかが注目を浴びてます。今は、大学の授業はオンラインで無料公開されています。コンテンツ自体はもう、無料になっているのです。大学に行く理由というのが、コネの形成とかブランド力の獲得とか、そういうものに限られるようになってきた。

資産運用に関しても、ウェルスナビのように人工知能にお任せできるサービスが生まれつつあります。昔、証券会社などは店頭・窓口で大量の人員を抱えていましたが、ネットが生まれてそれもガラッと変わった歴史があります。

今、オンラインバンキングなどを使っている人も多いと思いますが、そういう今の現実を見ていると、もう、あちこちで人間の必要性が無くなってきていることに気づけるのではないでしょうか。

 

人は、仕事が苦しくても、そこに意味が見出せたり、明るい希望が見えたり、未来を信じることができれば頑張れます。高度経済成長期のように、貧しい環境がどんどん豊かに変わっていく、社会が活況に満ちている中では頑張れるはずです。

しかしどうでしょう。

今の時代、今の若者は働くモチベーションを保てているでしょうか。親世代から豊かさを享受し、豊かさに慣れ、当たり前の基準が上がったまま、多くの人は質の良い雇用、高い給与にありつけず、不安なはずです。親世代が当たり前のようにやっていた結婚・出産・子育てに対して、ハードルが上がっているように感じているはずです。前の世代が当たり前のようにやっていたことについて、自分はそれが難しく感じることが増えているはず。

そして、自分に劣等感を感じたり、未来に怯えたりしているはず。

なぜ、わざわざ決まった時間に起き、満員電車に揺られて会社に向かい、会社の中でクリエイティビティのかけらもない、誰がやっても同じような作業、機械にやらせた方が正確にできそうな作業をして、長時間拘束され、疲れた身体をひきづって帰路につかないといけないのか。

そして安月給で我慢しないといけないのか。

 

そんなことより、ニートしたり、テキトーにバイトしたり、ネットのクラウドソーシングやアフィリエイトなどで小銭を稼ぎながら、アマゾンプライムで映画を楽しみ、ゲームに没頭し、必要なものはアマゾンで買って、車はレンタル・カーシェアリング、宿泊はairbnbで楽しんだ方が良いのではないか。

そういう発想の人が増えてきてもおかしくない。

 

何かが苦しくなる一方で、何かがやりやすくなっているのも事実。人生の楽しみ方や、幸せのあり方から、再定義して、生き方働き方を見直さなければならないと多くの人は直感的に感じていることでしょう。であるにもかかわらず、古いパラダイムに縛られたまま、旧来的な働き方を続け、ただただその日暮らしで給料をもらい、自分の将来の可能性や成長の機会を奪われながら、未来への不安が募り、大して高給ももらえず、若さを無駄にする・・・・・。

そんな現状がまさに、勤労意欲を奪っているのではないでしょうか。

また、仮にそこそこの年収を得ていたとしても、税制や社会保険制度が自分たちの首をどんどんと苦しめる状況。国家的に方向性を失っている状況。自分たちの国は大丈夫なのか、自分がいる業界は大丈夫なのか、自分のいる会社は大丈夫なのか、自分のキャリアはどうなるのか・・・・・・・・と、不安が募っている人も多いはずです。

 

そういうことを感じている人は多いと思いますが、それはもう、生き方のモデル自体が時代にそぐわない、ミスマッチを起こしているわけです。なんとなく、今の自分の状況がやばいって感じているわけです。直感的に、この混迷期、過渡期、二極化の時代において、自分の信奉しているパラダイムや乗っかっているレースに疑問を感じているということです。

会社はある意味、互助会というかコミュニティ的な機能を持っていると思います。そこに人が集まれば、文化が生まれ、ルールが生まれ、習慣が生まれ・・・・という風になっていきます。集団的無能化が進みます。人間は、みんながやっていることをやっていればOKだろう、と変な安心感を覚えるものです。麻痺していくのです。もし、その会社の経営者が時代の流れやテクノロジーに疎かったら、経営者すらも集団的無能化の被害者になっていたら?どんどん苦しくなっていく環境の中、経営成績が落ちる中、意味不明な形で従業員を縛り付け、過剰な労働や無茶な要求をしていくはずです。するとその会社集団自体がどんどん苦しくなっていきます。挙げ句の果てには大量リストラです。

 

おそらく、未来では、会社という組織もなくなるでしょう。理由はなぜかといえば、もう、経営機能だけを残して組織がミニマム化できるからです。

経営機能だけ残して後はアウトソーシングできるって、たぶん、ドラッカーが言っていたと思うんですがまさにその通りです。

 

今の世の中の流れに乗って、スモールビジネスを立ち上げて飯を食べる人は増えてきています。新しい産業モデルにそって事業をやっている先取りタイプの人たちは、一人会社を運営している人が多いです。節税上の理由で法人という形態を取っているだけ、ですね。人を雇う必要性が無い時代のトレンドに乗ってビジネス機会を見出して成功している以上、その人たち自身もあまり人を雇用する必要性を感じていないわけです。

 

アメリカでも、躍進しているIT系のサービスは、こじんまりとしたオフィスにプログラマーや経営を担当する人間が数人だけいて、それで会社をまわしているというところも増えているようです。

まぁ、当たり前ですね。そういう時代なんです。もはや。

 

日本でも、営業の人員を抱えずにオンラインでの営業で完結させている会社だってありますから。

 

情報感度の良い人は、2013年頃から、「雇用の大半が奪われる時代」が予期されていたことを知っていたはずです。そして、危機感を持って動き始めていたはずです。

今、未来予測がだんだんと現実化していっています。

テクノロジーは進歩しています。

もう、そこにあるのです。現実はそこにある。大半の仕事が、テクノロジーによってどんどんと奪われていく現実。もう、そこにあるのです。

 

アベノミクスは未来にツケをまわしています。2020年のオリンピックに向けてあれこれやっているのと、金余りのせいで、今は少し、経済が良くなっているように感じている人はいるでしょう。そのせいで、なんとなく目くらましされているような感がありますが、今後5年・10年で「仕事がない人が増える」というのは世界的なトレンドです。日本は若干、オリンピックバブルでそこが感じづらいのかもしれませんが、情報感度の高い人たちはその向こう側を見ています。

2020年以降の日本はいよいよ難しいフェーズに入っていくとされています。

 

2050年頃には人口は1億を破りますが、そのとき、半分以上が高齢者ということになるそうです。

 

資本主義の歴史を見ていくと、生産性の向上によってその都度、大量の失業者が生まれています。それをカバーするように、生活保護の制度、社会保障の制度、政府が公共事業を拡充することによって雇用を創出する・・・・といった形で、「修正」の制度が生まれています。

生産性が上がれば、それに伴って失業者が生まれるのです。だから、何かしらの修正がかかるんですね。

 

2000年あたりまでは、生産性が向上しても雇用はそこまで減りませんでした。しかし、2010年頃から、明らかに雇用の創出が停滞しています。つまり、人間がいらない仕事の領域がどんどん増えてきているのです。人間に仕事をさせないで、ITや機械で代替したり、正社員を抱えない、常駐の従業員を抱えないやり方が加速している。

 

二極化が進んでいます。

今の時代の流れの中で、大きな利益を得るものと仕事が無い者に二極化していっている。

 

会社の中に存在する、経理、人事労務管理、総務、開発、営業、経営、・・・・という様々な機能のうち、アウトソーシングできる領域、機械化できる領域、テクノロジーやITで効率化できる領域は加速度的に増えています。

最近、投資家から資金調達に成功して大きく拡大しているようなベンチャー企業、スタートアップは、従来の会社機能の雇用を奪うような事業を創出しているパターンが多いです。

こういう革命の旗手たちは大きな富を得るでしょう。

 

今、爆発的に収益を伸ばしているようなスタートアップ、そのほとんどは、人の雇用をどんどん奪っています。そして、人工知能やロボット技術などはなおさらそうなんです。

 

視点を変えて見ましょう。

経営者の立場に立てばわかるはずです。

今まで、人を雇ってやらせていたことを、アウトソーシングしたり、IT技術や外国人の力で安くやらせたり、ということが可能にできる選択肢が増えてきました。経営というのは合理化を進めないと生き残りに関わるので、賢明な経営者ほどそういう選択を取っていきます。

 

で、おそらく、ベーシックインカムなどの議論も今後本格化していくはずです。

働かないで良い時代の到来です。

ベーシックインカムを採用しないともう、大半の人たちは飯を食っていけなくなるはずです。昔は、何かしらのテクノロジーが進歩して、雇用が奪われると別の領域で仕事が生まれたわけですが、今後はそもそも人間がいらない領域が増えるわけです。すると、どこにも行き場がない人たちが増えてきます。

2010年以降は、マクロの数値を見てもそれが如実に表れています。生産性の向上に伴って、雇用が生まれていないのです。

 

多くの仕事において、人間よりもロボットが優れるようになります。人間よりもロボットの方が優れている。人間とロボットの格差が広がる領域では、お金を払ってでも人間を働かせない方が良いという仕事が必ず生まれてきます。

「頼む、お前は仕事しないでくれ、ロボットにさせた方が効率が良いんだ、ほら、お金はやるから、頼むから働かないでくれ!遊んでてくれ!」

って言われる人が増えます。ふざけてませんよ。大真面目な話です。これは、社会全体の流れとしてそうなるのです。人を働かせない方が社会のためになる、業界のためになる、会社のためになるという領域が拡大するに決まっているのです。

 

北欧などでは今真剣にベーシックインカムについて議論されていますが、日本人は根性大好き、我慢大好き、労働大好き民族で、一生懸命働こうとするので、みんながこの調子で生きていると世界に出遅れるでしょう。

日本人がこの調子だと、働かないで良い世の中の到来がどんどん遅れてしまいますよ。外国だと、失業者がデモを起こします。技術が我々の仕事を奪ったとか、ウォール街を占拠せよとかデモをしますよね。でも日本の労働者は黙っているじゃないですか。我慢しているじゃないですか。こんな調子の風潮が続くようであれば、しばらくの間は大半の人たちが苦しい中、薄給で働かざるを得なくなります。

日本人は労働は苦しいもの、仕事は耐えてなんぼと思っており、不思議なことにそれを社会人の当たり前のルールとして、みんなでみんなに押し付けあって教育しあう不思議な民族です。自分たちで自分たちの首を締め合うドM気質です。もっといい加減な人間、働かない人間が増えれば、世の中はどんどん楽になるはずなのに。

 

スウェーデンなどでは、社会人に大して月30万円、未成人に対しては月7万円のベーシックインカムがまじめに検討されています。向こうにも、反対派はいるそうですが、反対派の意見としては、「そんなものを採油したら誰も働かなくなるんじゃないか」というものです。

でも、それはおそらくお門違いな意見です。日本でもそうですが、月収30万円で満足しておけば良いのに、50万、100万、と上を目指す人たちってのがいます。こういう、向上心や競争心があって、上流思考の人間が、起業家になったりエリート職についたりするはずです。こういう層というのは必ず、一定程度いるのです。ですから、日本でもベーシックインカムを採用することに問題は無いでしょう。むしろ、生活の安全が保証されることで、みんなどんどんチャレンジするようになるはずだし、どんどん消費マインドも上がるでしょう。

月30万円程度を配ったことで勤労意欲が失われるような仕事など、最初から人間がやるべきことではないんだと思います。


===

西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。