やっぱりジョブズは天才と思う。彼はスピーチで、『努力は報われます』とか言わなかったけど、自分の信念に従って生きてたら点と点は繋がるよって話をしていた。
私は、努力することについて、してもいいししなくてもいいと思ってる。まず、努力が報われるのかという点についてだけど、何かを期待して頑張って成果を求める行為が努力とするなら、まず失敗すると思う。世の中、そうそう簡単にできてない。まず失敗します。求めた見返りはストレートにやってこないでしょう。
ってゆーか失敗を織り込み済で考えられない人は何もしない方がいい、マジで。うまくいってる人たちって、長期的な視点での成功のために短期の失敗とか下積みとかを好んで摂取してる人とか多いからね。
まぁ、ストレートに努力は成果直結しないでしょう。
そーゆー意味で、努力は報われない。だけれど、努力した過程で得たものは、スライドした別の領域で役に立つことになると思う。
最近は努力しても無駄だから、テキトーに生きましょう系が流行ってるけど、未来に希望持てなかったら人生つまんなくなるし閉塞感漂うと思う。成長の否定、未来への希望を否定したら、資本主義の否定、全職業の否定につながるだろうと思う。
ってか、ふつーに、人生振り返って過去を検証すればわかると思うけど、将来的な成果とか成長を求めてアクションを起こす行為が100パーセント無駄なわけがない。
でも、簡単に報われるわけもない。
努力と成果をセットで考えるから間違いだ。成果について、本当に責任を持って取り組んだことない人間は、ここに根性論持ち込むけど、努力と成果は直接的には関係がない。直接の因果はない。努力というのは能力の向上につながって、それがいつか成果に結実するだけ。あるいは努力が単純に球数を増やすことになるか。
努力は能力を引き上げるから、それが長期的にどっかで成果に結びつくってこと。もちろんそれは努力する対象をスライドしていく展開も含意する。だから、そもそも努力は10年くらいのスパンで考えてしかるべきもの。少なくとも3年。10,000時間の法則を前提ぐらいに考えるべき。しかも、そうやって習得したものがストレートにその世界では活きない、勝てない、使えないことも考慮しておくべきね。別の場所で輝きを放つ可能性は高い。ジョブズのconnecting dotsの話のように、何かに没頭したことが思わぬ形で別の用途で役に立つとかの方が、起こりやすい成功だと思う。
だから漫画家でも作家でもユーチューバーでも司法試験でもなんでも目指せばいいんだよ。その代わり、高い確率でストレートには報われないでしょうけど。そしてそれを聞いて、どれだけの人が真剣に取り組もうと思うかだよね。いないよね。報われると思ってやるから本気になれるし、そうやってしたことが意味を持つようになるんだから。
ここである種、ジレンマだね。ふつーは1、2回、失敗すりゃ諦めて燃え尽き症候群になるからね。
下積み賛否論とか、とりあえず3年論とか、あれらの議論が混迷するのは能力を前提に議論してないからだろう。何かしらのケイパビリティが得られるのならじっと耐えるのも悪くない選択肢。
成果そのもの自体は、意思決定でほぼ決まる。現在のケイパビリティや、リソース、外部機会、タイムマネジメント、優先の判断、こういったものの変数の掛け算で決まるといっても過言ではない。まぁ、もちろん決めたことをやる過程における努力も忘れてはいけないけれど、考えの部分でほぼ決まるのは間違いないと思う。
だけど、勝ち負けにこだわり、そーゆー意思決定レベルでのゲームばっかやって、綺麗に生きようとしてると長期的には負けるんだよね。チャレンジや努力や寄り道や無駄を省くことにこだわってると、長い目で見れば負けます、これ、ほんと。
努力は報われません、強みを活かしましょう、適性があることしましょう、みたいなものに偏りすぎると短期的には良いけど長期的には詰まる。かならず詰まる。好きでやってたポイパと、youtubeという時代性が合致してスターになったhikakinみたいなキャリアは描けなくなる。
無駄なことするとか、努力するとか、そーゆーのって可能性のフロンティアを開拓しようとするよーな世界であって、そもそも長期投資的行為であって、ある程度の期間が前提のはず。でも、多くの人は中途半端に努力するし、しかも、ストレートに努力が報われることを期待してる。そりゃ、努力に対して否定的な大人増えるわな。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。