外資系アイドルの強さ

いやー、表現者として表に立っている彼女たちも、企画者として裏で筋書き書いている人たちもすごい。振り付けとか衣装とか、作詞、作曲、コンセプト、本当にすごいなぁって思う。こりゃ売れるわ、っていう。

心を掴まれる作品、表現、商品ってなかなかないから、見つけた時は本当、徹底的にマークしてしまうというか注目してしまう。ジャンルは問わない。マーケティングに従事している以上、自分の心を使って「何が人の心を捉えるのか」についてはリサーチしてしまう。そうやって自分自身の中にあるデータベースを充実化させる日々。

事務所どこか知らなかったけどJYPエンターテインメント。調べたら2PMと同じ事務所らしい。(2PMも確かにカッコいいわ)

 

昔からアイドル産業を見ていて思うこと。

アイドルビジネスって、やる側も雇われていく側も、結構なリスクなんだよね。アイドルになる子なんて、人生がかかった一大事でしょ。そこで、そのリスクを回避するために、「AKB48」みたいな大量生産プラットホーム、パッケージ売りのフォーマットを導入して売れる仕組みを作った秋元さんはやはりさすがなんだけれど、個人的な興味として、

「売れるアイドルは何が魅力的で人の心を捉えるのか」

というのは常日頃から考えている。少なくとも、外見的な部分で「才能の有無」がある程度、基準化できたら助かる人はいるだろう。で、昔からある程度、自分なりの仮説が立っていて、それを検証するために、売れる要因とヒットについて相関関係があるかちゃんと調べてみようかな、とは思っているところ。アイドルとして売れる要因、生き残り続けられる理由ってのは色々あるし、どういう方向性で生き残りをかけるかっていうキャリアプランの問題もあるんだけれど、

「顔の設計」

として、愛されやすい顔の特徴ってあると思う。これは単に美人か否かという問題ではなくて、顔のパーツとか設計の問題。人間の心理とか本能に詳しくて、かつ、アイドル業界を観察して事例を知っていると、なんとなく、「こういう顔は有利」みたいな仮説は、普通に立つ。(アジア圏では)顔の設計について、ある程度、仮説は立っている。TWICEなら、ナヨンちゃんはその顔に該当する。少女時代ならユナ。

アイドルビジネスのように、人の感性・個性に訴えるものは個人的な趣向がバラつくから、最大公約数的な人気要素を取れる人ってなかなかいない。逆に言えば、スターというのはまさにそういう領域を広く取れる人。「国民的人気」みたいなものを得られる人を言う。ヒトラーみたいに時代情勢を味方につけた例はのぞいて、シンプルに、最大数に魅力を訴求して感性価値を創造できる人間はいる。

これがアイドル、アーティストになるべき人間。

もちろん、アイドル産業で華が咲かなくても、こういう逸材は、どこか別の場所で「マドンナ」「アイドル」的な存在として重宝されるから、愛されるから、人生生きやすい。

これがおそらく、リスクいっぱいで成否が分かれる危険なアイドルビジネス、アイドルキャリアにおいて、スターを目指すべき人材か否かの基準。そして、外見に関しては、私はある程度仮説を持っている。基準を持っている。まぁ、今の所、それは外見的要素に限る、けどね。しかも推測の域を出ないし。

ちなみに、こういう知見を集めて持っておけば、それをその業界の経営者に、あるいは人事権を持っている人間に話したり売り込むことでフツーに職が得られます。もちろんその内容が妥当ならね。場合によっては彼ら相手にビジネスをしても良いし、自分がその業界でビジネスをしても良いでしょう。

 

基本的にビジネスって仮説検証行動なので。

(ただし当たっているかどうかに固執せず、PDCAサイクルを早く回すことが重要だし、仮説を立てる意義はむしろそこにある。仮説がないと、「何が違うか(何が当たりでありそうか)」の見当がつかない。エジソンの言うように、「私は1万回、こうやったら上手くいかないというのを発見しただけだ」を機能させるためには仮説がないといけない。)

 

営業の世界ではノンバーバルコミュニケーションは重要度が高いし、イケメンや美人が接客・セールス向きなのは言うまでもないし、面接負けしない人、受付嬢に向いている人、商談や取引をまとめるのに向いている人っているんだよね、先天的な見た目の問題で。人って、本を買うときも人を見るときも結構、見た目で色々決めますから。

多分、西園寺さんがアイドル業界で働いたら、当事者のリスクを減らせると思う。

言い方変えれば、アイドル業界の外見に関して、「才能がありそうな顔」をある程度、具体的な基準で持って示すことができるというわけ。

これは美人か否かという問題ではない。顔が良いとか悪いとかそういう問題ではない。「何に似ているか」の問題に近い。人間の本能とかに照らし合わせたとき、「これに似ている方が良い」という対象があるんだよね。ま、そんなこと、女性誌にフツーに載ってそうではあるんだけれど。笑

 

でも、思考とか視野を広げれば、

「最大公約数的に取れる大衆からの支持要素が何か、その領域を広げるためのポイントは何か」

ってことについて、興味深い洞察が得られる。抽象化して成功のエッセンスを汲み取れる。これをまぁ、またいろんなところで、具体化させる方向で解凍し、応用すればあちこちでブレイクスルーは起こりますわ、っていう。

 

韓流ブームは冬のソナタから始まったと記憶しているけれど、冬のソナタの日本放映が始まったのは2003年ぐらいからなんだよね。それ以前と、それ以後では、日本人の「韓国」に対する認識ってだいぶ違うと思う。

外国人の知人・友人曰く、「日本人ほど差別主義的な民族はいない」とか「日本人がトランプの差別主義批判していたら、(お前らも同じ穴のムジナじゃんという意味で)違和感覚える」とのことだけど、日本人は結構、アジアに対してナチュラルに優越意識があったと思う、もともと。

だから多分、韓国に対するイメージ、プレファレンスって年代別にかなり違うと思う。

韓国に対する認識は、2003年ぐらいからだいぶ変わった。徐々に変わってきた。韓国の文化も産業も日本に遅れをとっていて、韓国語の語感というか発音、表記みたいなものに「ダサい」というイメージがあった層も多かったはず。これは、北朝鮮のイメージもでかい。ところが、これは徐々に変わってきている。

 

世の中でダサい、カッコ悪い、遅れている、興味ない・・・・と思われている対象は、数年後には、カッコ良い、進んでいる、大好きに変わっているなんてことはザラ。特に、すごいマーケティングが関わっていると、本当に変わる。昔、欧米人にとっちゃ、東南アジアというのは「日本」だったのかもしれないけど、今は「中国」または「韓国」かもしれない、「シンガポール」かもしれない。家電といえば韓国、アジア系美人といえば韓国なのかもしれない。

仕事選び、職選びで「ダサい、かっこいい」を基準にしない方が良いかもね。

今の若い人は、聖子ちゃんカットとか、キムタクロングヘアーの真似とか、肩パッドとか、昔のムーブメントの映像を見て「おかしい」って思うでしょう。しかし、当時の人間は真剣にそれをやっていたんです。そんなもんです。

 

個人的には、

  1. 京都
  2. 漫画
  3. アニメ

はあと2倍稼げると思うけどなぁ。

なんか、フランスかイタリアだったか、どっかの成功したシェフのインタビューで、「日本の料理は素晴らしいと思う。ただ、私からすると、あと2倍儲けられるはずなのにと思えるものは多い」みたいな話をしていて、すごく納得した。こういう、「マネタイズ力」が欠けている感が大きいために、生産性が下がり、給与と労働環境が悪くなるわけですわ。

日本の企業で働くと苦しいのは、マネタイズ力が弱いところで働かざるを得なくなり、しかも年功主義ピラミッドの上の方のおっさんたちを食わすために搾取されざるを得ないから、長い間働いて、激務で、へーこらして、人間関係に疲れて、そして雀の涙っていうオチ。逆に、マネタイズ力の強いところは俗に言うホワイトで、あれは既得権益みたいなところを握っているところ、独占・寡占市場、大資本ビジネスみたいなところなんだよね。

で、本当にマネタイズ力がある人は、ごくごく限られているけど、そういう人は割と地方で儲かっているビジネスをやっていたり、コソーッと目立たないビジネスをしていたりする。

 

人生楽にする方法は、

  1. めっちゃ勉強してホワイト企業に入る
  2. マネタイズ力を磨いて生産性上げる

のどちらかですね。

この2つに走らず、ただ単に楽に走ると何が待っているかというと、給料の下降、フリーター化、ニート化です。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。