株を持っていれば、
毎日値段が出ます。
昨日1000円だった株が、
今日は800円。
嫌でも、
自分の資産価値が落ちたことを知らされます。
不動産も、
売ろうとすれば相場が分かる。
中古車も、
査定に出せば値段が出る。
市場というものは残酷です。
あなたが、
「これは1000万円の価値がある」
と思っていても、
誰も1000万円払わなければ、
1000万円ではありません。
ところが、
会社員だけは、
かなり特殊です。
毎月、
50万円。
80万円。
150万円。
と給料が振り込まれる。
去年より増えた。
昇進した。
ボーナスも増えた。
すると、
当然こう思います。
自分の価値は上がっている。
でも、
少し変なところがあります。
その値段をつけているのは、
ほぼずっと、
同じ会社
なのです。
あなたは毎日、市場で売買されているわけではない
例えば、
年収2000万円の部長がいる。
10年間、
給料は順調に上がった。
800万円。
1000万円。
1300万円。
1600万円。
2000万円。
きれいな右肩上がりです。
本人から見れば、
自分の市場価値も、
この10年間で2.5倍になったように見える。
でも、
市場で毎年、
この人自身を競売にかけたわけではありません。
毎年、
何百人もの顧客に、
「この人間単体にいくら払いますか?」
と聞いたわけでもない。
会社内部の評価制度によって、
価格が更新されただけです。
つまり、
**値段は上がっている。
しかし市場で値付けされているとは限らない。**
給料は「時価」ではなく、「会社内簿価」かもしれない
企業会計には、
帳簿上の価値と、
市場で実際につく価格がズレることがあります。
人間も似ています。
会社の中では、
役職。
過去の実績。
社内人脈。
勤続年数。
会社固有の知識。
部下。
担当顧客。
社内政治力。
などが積み上がる。
そして、
それらを含めて、
年収2000万円という値段がつく。
会社の中では、
間違いなく2000万円の価値がある。
しかし、
会社の外へ出した瞬間、
市場はそんな事情を知りません。
市場が聞くのは、
もっと単純です。
で、あなた一人で何ができますか?
誰があなたを買いますか?
何を売れますか?
何人顧客を連れて来られますか?
いくら利益を生みますか?
なぜあなたでないといけないのですか?
そして、
初めて値段がつく。
退職とは、人間に突然「時価会計」が導入されるイベントである
会社にいる間、
年収2000万円。
退職した翌月、
誰も2000万円を払わない。
これは、
その人の価値が一晩で暴落したわけではありません。
もっと怖い。
もともとの時価が、初めて発見されただけ
かもしれない。
会社員時代は、
価格発見が起きていなかった。
会社が毎月、
決まった値段で買い取り続けてくれていた。
だから、
市場価格を見る必要がなかった。
これは、
かなりありがたい仕組みです。
市場が不況でも、
毎月給料が入る。
今日は顧客がいなくても、
給料が入る。
自分への指名注文がゼロでも、
給料が入る。
だから生活は安定します。
しかし、
安定には副作用があります。
自分が市場から本当はいくらで評価されるのか、分からなくなる。
会社は「需要の変動」まで隠してくれる
自営業をすると、
嫌でも分かります。
今月、
誰も買わなかった。
アクセスが減った。
問い合わせが消えた。
商品が売れない。
競合に負けた。
嫌でも市場から殴られます。
毎月、
時価評価されているようなものです。
ところが会社員では、
市場からの需要低下が、
かなり会社の中で吸収されます。
ある商品が弱くなった。
別部門が補う。
営業が弱い。
ブランドが補う。
自分の専門性が古くなった。
会社の看板が補う。
顧客があなたを指名していなくても、
会社が仕事を持ってくる。
つまり会社は、
給与を払っているだけではありません。
市場からの厳しい価格発見を、あなたの代わりに吸収している。
だから、一番危ない人は「低年収の人」ではない
低年収なら、
少なくとも、
自分の経済状態が良くないことは分かる。
問題が見えています。
もっと危ないのは、
10年間、
会社内部の評価だけが右肩上がりになっている人です。
年収も上昇。
役職も上昇。
部下も増える。
社内評価も上がる。
本人の自己評価も上がる。
なのに、
会社の外で、
自分自身に対する需要がどれだけあるかは、
一度も測っていない。
すると、
二つの価格が離れていく可能性があります。
会社内価格 2000万円
市場価格 ???
この「???」が、
怖い。
昇進は、「値上がり」ではなく「価格発見の先送り」になることもある
さらに厄介なのが、
会社で成功するほど、
外へ出る必要がなくなることです。
給料が高い。
待遇も良い。
会社の名前も使える。
仕事も会社が持ってくる。
だから、
自分で顧客を取る必要がない。
自分の商品を作る必要がない。
自分で市場から評価される必要もない。
結果、
40歳。
45歳。
50歳。
まで、
自分の時価が一度も分からないまま進む
ことがある。
これは、
かなり珍しい資産です。
20年間、
市場価格が表示されない資産。
そして、
ある日突然、
値段をつけられる。
「転職市場があるから大丈夫」でも完全ではない
もちろん、
転職すれば、
ある程度は外部評価されます。
でも、
これも企業間取引です。
A社で2000万円。
B社なら1800万円。
C社なら2200万円。
これは、
「企業という装置の中に置いたあなた」の価格です。
まだ、
最終消費者や顧客が、
あなた個人へ直接、
何円払うかとは違います。
会社を外して、
自分で顧客を取り、
自分で商品を作り、
自分で価格を決め、
自分で販売したとき、
初めて、
さらに純粋な市場価格が出ます。
では、どうすればいいのか
会社を辞める必要はありません。
むしろ、
辞めずに試せばいい。
会社に守られている間に、
小さく時価評価を受ける。
自分の名前で何かを出す。
誰かに売る。
知らない人から問い合わせを取る。
自分の知識に値段をつける。
自分の商品を作る。
自分で顧客を獲得する。
重要なのは、
副業収入を月100万円にすることではありません。
最初は1万円でもいい。
もっと重要なのは、
会社以外の誰かが、本当に自分へ金を払った
という価格発見を起こすことです。
年収2000万円の人が、
会社外では1円も売れない。
一方、
年収700万円の人が、
会社とは無関係の市場で、
自分の商品を毎月20万円売っている。
単純な所得なら、
前者の圧勝です。
でも、
後者には一つ、
前者にない情報があります。
自分の外部市場価格を知っている。
これは大きい。
なぜなら、
市場価格を知っていれば、
改善できるからです。
0円だった。
なら、
なぜ0円なのか考えられる。
10万円売れた。
なら、
なぜ10万円なのか考えられる。
50万円になった。
なら、
何が効いたか分かる。
市場からフィードバックを受けながら、
少しずつ価格を上げられる。
でも、
会社内価格しか知らない人には、
そのフィードバック自体がありません。
給料が高いことは、
素晴らしい。
ただ、
給与明細には書かれていない数字があります。
あなたの会社外時価はいくらですか?
会社は、
毎月あなたを買ってくれる。
だから、
この質問に答えなくても、
何十年も生きていけます。
それが、
会社員という仕組みの強さです。
同時に、
怖さでもあります。
市場価格が分からないまま、
簿価だけが上がり続ける。
そして、
退職した日に、
人生で初めて本格的な時価評価を受ける。
僕なら、
その日を待ちません。
まだ会社が高い値段で買ってくれているうちに、
外の市場にも、
一度、
自分の値段を聞いてみます。
===
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。



