数学が役に立たないと思う人へ!中高で数学の成績が「1」ばかりだったTHE文系の私が教えましょう

 

数学の良さを語る人間は、大抵、もともと数学が出来た人間です。

私は、数学ができたのは中学校1年生までです。

あとはずっと「1」のオンパレードでした。

 

数学落第生でした。

 

ぶっちゃけた話、小学校1年生の時点で、

「1+1=2」

になる理由がわかりませんでした。

 

ただ、小学校の算数は、実生活での関わり・役に立つことが子供でもわかったので、学ぶことにそれほど抵抗はありませんでした。

しかし、中学校から、

一体これは何のためにやっているのだ?

とわからなくなり、数学ができない人間になりました。

 

そして、大学も文系を出ました。

 

しかし、現在、バリバリ数学を使っています。

 

 

数学が役に立つ例①:生理日の予測

 

コンドームをつけないでエッチした女の子から、

生理こない怖い

と連絡が来ました。

 

なので、その子から、直近6ヶ月の生理日のデータを聞いて、

あなたの生理はおよそ68%でこの日からこの日までに来ます

およそ95%の確率でこの日からこの日までに来ます

と予測しました。

 

現実はその通りになりました。

 

怖い!きもい!天才!

と言われました。

 

実際、確率は少しアバウトなのですが、簡易的な計算であれば十分です。

 

★使った知識★:正規分布、t分布

 

 

数学が役に立つ例②:データが一部しかない場合

 

世界の不動産投資の金額の総計のデータを探していました。

しかし、見つかりませんでした。

 

一方で、こんなデータを見つけました。

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00145/102100023/

 

なので、このデータから、世界の不動産投資の市場規模を推計しました。

 

上位20都市しか表示されていませんが、このデータだけで、世界中の不動産投資の規模を合理的に推計できます。

 

答えは、1200億ドルです。

日本円にして(1ドル150円計算)、18兆円くらいです。

 

このデータは、2020年の上半期の世界の不動産投資額のTOP20しか載っていません。

しかし、このデータだけを使って、合理的に、ほぼ正確に世界中の都市の不動産投資額を算定することができます。

 

★使った知識★:等比数列

 

 

数学が役に立つ例③:金儲けしたい場合や自己分析をしたい場合

 

人生は、色々と迷うことがあります。

自分の心がわからない。

 

そして、他人の心もわかりません。特にマーケティングリサーチをする際に困ったものです。

その際に、数学を使うことで解決できます。

 

以下の3つの選択肢を考えてみたとしましょう。

 

起業 転職 現状維持
年収 1億円 1200万円 800万円
休日 かなり多い(2倍) 少ない(1/2) 多い
難しさ 超難しい 難しい 簡単
リスク・損失 リスク・持ち出し大 リスクあり なし
心理面 ワクワクする 少し期待 モチベ無し

 

起業と転職と現状維持で迷っていたとします。

そして、どれも決められないとしましょう。

 

ここで、

  • 現状維持と転職
  • 現状維持と起業

を比べてみたとしましょう。

 

転職と現状維持の比較なら、現状維持が良い。

起業と現状維持の比較なら、起業の方が良い。

そういう感じだったとします。

 

そうならば、

起業>現状維持>転職

なので早く起業しろ、ということになりますが、

 

起業と転職を比べると、転職が良い

 

と思ってしまうとしましょう。

こうなると厄介です。

 

じゃんけんのような三つ巴の構図になってしまっているからです。

 

 

こういった場合、

  • 年収
  • 休日
  • 難しさ
  • リスク
  • 心理面

でそれぞれ切り出します。

そしてそれぞれの序列を決めます。項目別の優劣を検討するのです。

 

起業 転職 現状維持
年収 1億円 1200万円 800万円
休日 かなり多い(2倍) 少ない(1/2) 多い
難しさ 超難しい 難しい 簡単
リスク・損失 リスク・コスト大 リスクあり なし
心理面 ワクワクする 少し期待 モチベ無し

 

  • 年収: 1億>1200万円>800万円
  • 休日: かなり多い>多い>少ない
  • 難しさ: 簡単>難しい>超難しい
  • リスク・損失: なし>あり>リスク・コスト大
  • 心理面: ワクワク>少し期待>モチベなし

という序列だったとしましょう。

 

そしてこの場合に、

年収・休日・難しさ・リスク損失・心理面

についても序列をつけます。

 

リスク損失>心理面>年収>休日>難しさ

の序列だったとしましょう。

 

こうすると、序列が決定します。

 

起業 転職 現状維持
年収 1億円 1200万円 800万円
休日 かなり多い(2倍) 少ない(1/2) 多い
難しさ 超難しい 難しい 簡単
リスク・損失 リスク・コスト大 リスクあり なし
心理面 ワクワクする 少し期待 モチベ無し
判定結果  

1位

 

3位

 

2位

 

しかもこのケースは2位>3位の優位より、1位>2位の優位の方が4倍差がある言葉までわかります。

 

こういった複合的な要素が絡む決定の場合、項目別に分解して考慮すれば良いのですが、その項目数、つまり行数と、列数(検討比較している選択肢)の数を揃えなければ必ず自動的に序列が決定します。

 

自分に対しても使えるのですから、お客さんに対しても使うことができます。

 

★使った知識★:コンジョイント分析、DEA、AHP

 

 

数学が役に立つ例④:仕事と遊びのバランスを取りたい場合

 

仕事ばっかりしたら、人生を後悔するかもしれない。だって、仕事は金を稼ぐためで、人生を豊かにするためのものだから。

でも遊びばっかりしても、人生を後悔するかもしれない。遊んでばかりいて自分の可能性を狭めるかもしれない。

 

どっちが良いのだろう・・・・。

 

こういった場合、簡単な解決策としては、

仕事と遊びを半々にする

ですが、ここで、この遊びというのが「ナンパ」だとしましょう。

 

ナンパの場合、街に出てナンパをしても、成果は約束されません。時間の無駄で終わるかもしれません。

結果が約束されないので、人生の50%を仕事に、残り50%をナンパに、は流石にやりすぎだと感じているとしましょう。

 

かといって、仕事100%の人生も切ない・・・・。

 

どうしたら良いでしょうか。

 

実は、これも簡単に数学で答えは出せます。

答えは36%です。

 

つまり、人生時間のうち、36%を遊びに回せば良いのです。睡眠時間8時間を取り除き、16時間で考えると、このうちの36%は5.76時間です。

意外と多いですね。

 

つまり、10時間を仕事と通勤、そのほか諸々にあてて、6時間弱は遊べば良いのです。

 

★使った知識★:ネイピア数、幾何分布、指数分布

 

 

数学が役に立つ例⑤:将来を読みながら人生計画を立てたい場合

 

自分の将来がどうなっていくのか読みたい場合があるでしょう。

 

特に大事なのは、人生には

  • 上り坂
  • 下り坂

があり、下り坂を想定しない人は、人生を必ず間違える、ということです。

 

たとえば、締め切りがなければ宿題をいつまでもやらないでしょう。

いついつまでに就職先・進学先を決めないといけない、という期日がなければ永久に迷うでしょう。

いつか老いて朽ち果てていくということがわかっていないと結婚はしないでしょう。

「この年齢以降は努力しても無駄」ということがないと、人は若いうちの時間を無駄にするでしょう。

 

 

この場合にも数学を使えます。

 

まず単純な考え方として、「過去は未来の延長線上にある」という考え方が使えます。

 

一方で、「未来はそう単純じゃない」という考え方もあるでしょう。その場合には、たとえば20年生きてきた人ならば、過去15年生きた段階=15歳の段階で、20歳の時に自分はどうなるか、と5年先を予測した時の予測値と、実際の20歳でどういう誤差があったかを考えます。

そして、その誤差をこの先の予測に使うのです。過去の予実ギャップデータを使います。

変な話ですが、過去予測した結果、実際どうなったか、というときのズレを、この先の未来予測に使うということです。

「期待はずれ」「期待以上」すらも、過去にデータとして存在するのです。

 

さらに、人生にはある程度、あらかじめわかっていることがあります。

たとえば、人の一生を考えると、男性ならばアラサーがピークです。アラサーの時よりアラフィフでモテるということは基本的にはあり得ません。

ですから、こういったわかりきっている長期変動も織り込んで予測をすることができます。

 

こうすると、たとえば33歳以上の人が、

「なんか最近モテるな」

と感じるのは、下がりトレンドの中のただの戻り目・押し目だということがわかります。

お母さんが、「最近肌の調子が良い」とか言ったりするのと同じです。おばさんの肌は基本的にどう足掻いてもおばさんで落ちていくだけですが、そのフェーズの中で「ちょっと調子が良い日」くらいはあるのです。

 

高齢者に、

人生で一番良かった頃は何歳頃でしたか?

と尋ねると35歳と返って来る割合が一番高いそうです。

人生を長いスパンで見ると、この頃がある程度体力もあり、結婚して子供もでき、家庭円満という幸せフェーズなのでしょう。赤ちゃんも可愛いですし、仕事も安定しています。

 

おおむね、25歳〜35歳が総合的にみて人生の頂点と判断して間違いありません。

つまり、25〜35歳をピークとして、24歳以前は上り坂、36歳以降は下り坂と考えるのです。

 

これが長期的なトレンドです。

あとはその中に短期的なトレンドがあり、それはすでに触れたようにその人の人生データ、過去の歩みと未来の実際でわかります。

 

急に、

「ドカンと変化!」

をすることを望むのは、予測ではなく、それはただの願望です。

 

きっと、学生時代も、「一夜漬けでなんとかなる」と考えてきた人でしょう。

 

★使った知識★:AR(自己回帰:Auto Regressive)、MA(移動平均:Moving Average)、ARMA(自己回帰移動平均:Auto Regressive Moving Average)、ARIMA(自己回帰和分移動平均:Auto Regressive Integrated Moving Average)、SARIMA(季節変動自己回帰和分移動平均:Seasonal Auto Regressive Integrated Moving Average)

 

 

 

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===

西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。