収益という観点では、中央銀行は基本的には利益は確保される構造になっている。当座預金に0.1%の金利が支払われているとはいえ、銀行券は無利子であることから、負債の金利は非常に低い。その代わり、資産サイドの金利は、銀行に対する貸し出しにしても国債にしても、ある程度の期間を持った資産であるため、もう少し高い。長期の資産がバランスシートに残っている限り、以前の高金利時代の収益が上がる。つまり、中央銀行は通常は必ず利益が上がる構造になっている。この通貨発行に伴う利益は「通貨発行益(シニョリッジ)」と呼ばれる。日本銀行を含め多くの中央銀行は、この通貨発行益から物件費や人件費を差し引いた金額を政府に納めている。(中略)金利水準の低下とともに、日本銀行の利益は次第に減少している。最大の理由は、負債サイドでは金利の低下余地がほとんどなくなる一方、資産サイドでは運用金利が徐々に低下することによって、運用・調達の利ざやが圧縮されるからである。そのような状況で、将来金利が上昇する局面を迎えると、資産サイドではキャピタルロスが発生する。その金額次第では期間損益がマイナスとなり、国庫に納付金を納められない事態が発生する可能性もある。ーp393
政府が発行した国債を、日銀が直接買い受けることを財政ファイナンスと言う。これをやると、民間には国債が流れなくなることになる。この財政ファイナンスを「やってない」と言っている日本政府だけれど、実質的には民間銀行を介して行われている。
つまり、民間銀行は国債を買い受ける。なぜか?日銀が買い取ってくれるから。最初から日銀に流す目的。
ところで財政ファイナンスがなぜダメなのかというと、政府の財政規律が乱れるからである。専業主婦のママがダメな体たらくでパパから借金しまくってわけのわからないことをやっていると、子供にツケが回る・家庭全体が落ち込むのと似ているかもしれない。
政府の資金調達を日銀が担当して、その金を政府が使うっていうことを究極的におしすすめていくと最後はどうなるのかというと、資源配分が狂っていき、国際関係でのやり取りもおかしくなっていって最後は荒廃に至る。
結局、市場によるチェックを受けない国債引き受けという行為時代が何をもたらすのか?である。コントロール不可能な予算膨張という帰結をもたらすのでは?結局、一握りの人間の理性を信じるのか、多くの人の行動を規律づける制度に期待するのかという問いでもある。
戦前、高橋是清の時代に同じことがあって、最終的に行き着いたのは、預金封鎖・新円切り替えという流れ。おまけに国民の財産を大幅に没収して片付けた。財産税について「脅しだ!」と言っている人間がいるけれど、戦前とかぶる。マイナンバー制度や、これと銀行口座の紐付け、国外財産調書制度など、着々と準備は進んでいて、フラグは立っているではないか。
もちろん、いざという時には株もゴールドもマネーも全部没収である。
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(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。