金融業（銀行・証券・保険）を辞めたい貴方へ。

金融を辞めたい人間の心理のプロです、はじめまして。

 

辛いですか？

辛いですよね。

 

わかります。

辛くて当然です。

 

 

貴方には、外の視点からのサポートが必要です。

 

 

貴方の心理をズバリ当てましょう。

 

金融を辞めたい。

やりがいを感じない。

でも給与水準・生活水準を下げられない。

他の業界で活躍できる自信が湧かない。イメージがわかない。

もうとにかく疲れた。

資本主義自体に疲れた。

 

鬱っぽくなっているんじゃないでしょうか。

 

 

 

金融の人間は病んでる人間だらけ

 

金融の人間は病んでる人間だらけです。

私が見てきた限りそうです。

 

日東駒専あたり？の大学を出て三大メガバンに入った先輩がいたのですが、数年で病んでカムバックしてました。

昔知り合った公系の金融機関の人間も病んでたなぁ。

 

病みやすい仕事なんだと思います。

あと、向き不向きがあると思う。

 

私が見てきた限り、金融は、サイコパスレベルで人間性が無いというか、落ち着いているというか、人間的な機微が無い・弱いというか、

何かに感動して泣く

みたいなヒューマニティ要素を全く持たない、ロボットみたいな、理系みたいなタイプの人間に向いてると思います。

 

理系向きなのに文系集めちゃうでしょう？

文系の仕事みたいになってるでしょう？

だから

お金に強欲な人間以外は、

文系特有の繊細な感受性的に、辛くなるんだと思う。

 

ハイレベルな世界、外資金融みたいに、

「理系人間集めて、金儲けの仕組みを定量的に考えさせるような、数理的研究の匂いがするような、クオンツがバリバリやるような世界」

が用意されていないでしょう、アッパー以外は。その辺の金融には受け皿がないでしょう。

 

元々、金融業界がそっち系の人間集めたのは冷戦が崩壊してロケット学者が余ったからという説がありますが、金融工学は特殊な流れで出来たわけで、元々数理系の人間がバリバリ来たわけではなかった。だから文系世界。

 

だから面白くもないでしょう。文系的な感受性があるはずなのに無味乾燥なことをやっている。法律よりも、法律系職業よりも、どこか、空虚な感じがしませんか。冷たいものに触れてる感じがしませんか。

 

仮にプロジェクトファイナンスとかやったとして、そこらの文系にセンスがあるのか。

 

金融で病んだ人間は、真逆の世界に走りたがります。田舎でお金がかからない生活とか、めちゃくちゃ薄給だけれど人を助けている実感があるハートフルな仕事とか、とにかく落ち着いた温かみのある仕事に180度転換したがる。

 

お金に走ったことへの後悔というか、ある種のアレルギーでしょうね。

 

• 給料が高いから
• イメージが良いから
• 親戚ウケ良さそうだから
• なんかオフィスがカッコよかった

そういう理由でエントリーしていった人はまぁまぁの確率で病んでる。

 

どうしてでしょう。

多分、金しか考えてなかったからです。

金とか、体裁とか、ミーハーな要素しか考えてなかったからです。

 

いや、、、

お金を追うことは良いんですよ。

 

ただ、お金の追い方を間違えた。

 

 

お金が欲しいから金融は悪手

 

ちゃんと就活の時、リサーチした人は誰でも知ってる業界別収入一覧です。

 

【業種別「会社員の平均給与」】

• 「電気・ガス・熱供給・水道業」714万7,000円
• 「金融業、保険業」629万7,000円
• 「情報通信業」611万1,000円
• 「建設業」509万0,000円
• 「学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業」502万9,000円
• 「製造業」501万4,000円
• 「複合サービス事業」451万8,000円
• 「運輸業、郵便業」444万3,000円
• 「不動産業、物品賃貸業」423万4,000円
• 「医療、福祉」396万8,000円
• 「卸売業」372万2,000円
• 「サービス業」352万5,000円
• 「農林水産・鉱業」299万9,000円
• 「宿泊業、飲食サービス業」251万3,000円

 

これを見て、

どうせ仕事なんてどれもやりたくないことだし

と、給料が高そうでイメージが華やかそうな金融を選ぶ学生はいつの時代もいます。

 

しかし、金融の給料の高さは、

• 副業で株ができないことへの慰謝料
• 他業界で活躍できるスキルが身につかない、業界依存性の高いキャリアパスを歩まされる慰謝料
• 転勤が多いことへの慰謝料

みたいなものです。

 

また、規制業種であること、スケールメリットがあることが稼げている理由だったりするので、ここで稼いだ経験や染み付いた金銭感覚は、後の人生を狂わせることが多いのです。

大抵の場合、転職すれば年収が下がるわけです。

 

しかも、賃金カーブがどの業界よりも前倒しです。

子供が大学入る頃にはもう年収下がり始めます。出向、給料3割カット。

風俗嬢と似たような悩みを抱えます。つまり、稼げるが、長く生き残れず、セカンドキャリアを考えないといけない。

 

もちろん、「ファイナンス系統」のスキルや経験というのはどこにいっても役に立つので、事業会社の財務・経理系と接続できそうなキャリアを歩んでいるなら話は少し別かもしれません。

しかし、金融業界が特殊な業界であることは周知の通りです。

金融経済はGDP算出からも除外されます。

事業会社でもない。

いわゆる虚業の部類です。

 

お金を稼ぐ時に大事なのは、

稼いだ額というP（performance）だけではなくそれを生み出す

PC（performance capability）にも目を向けることです。

 

大体、P：PCバランスが悪い人の人生というのは、狂います。

実力不相応の額を稼いで調子に乗ったり金銭感覚が狂ったり、行き場所を失うからです。

スイッチできない。転職できない。

 

一発屋芸人もそうだし、たまたま時流に乗っただけの事業で当てた人もそう

 

 

P:PCバランスについてはこちら

 

 

金融が無能と言っているわけじゃないですが、明らかに「この差」は

• 「電気・ガス・熱供給・水道業」714万7,000円
• 「金融業、保険業」629万7,000円
• 「情報通信業」611万1,000円
• 「建設業」509万0,000円
• 「学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業」502万9,000円
• 「製造業」501万4,000円
• 「複合サービス事業」451万8,000円
• 「運輸業、郵便業」444万3,000円
• 「不動産業、物品賃貸業」423万4,000円
• 「医療、福祉」396万8,000円
• 「卸売業」372万2,000円
• 「サービス業」352万5,000円
• 「農林水産・鉱業」299万9,000円
• 「宿泊業、飲食サービス業」251万3,000円

業界構造によるものです。

 

リクルートの人間が30歳で稼ぐ1000万円と、三菱UFJの人間が30歳で稼ぐ1000万円では意味が違う。前者の人間が他業界で稼いだとか起業して稼いだという話はよく聞きますが、後者はほとんど聞かないでしょう。

 

 

銀行というのは、預金者に0.01%の利息しか支払わないが、企業には数%の利息で貸し付けているわけです。あるいはマイホームローンを組む人に貸し付けているわけです。単純計算で「仕入れたもの」を「数百倍」で売ってるわけです。しかも信用創造して無い金貸してる。これが、経済の活性化につながるという理由で特権的に認められている異常な業種です。

証券・保険に関しても、人の命で遊んでいる仕事ですが、構造的には宝くじのメタファー。ほぼ同じ。

 

そもそも金融はユダヤが伝統的に育ててきた特殊業種ですから、モデル自体がめっちゃ頭良いんですが、もうモデルが良すぎて、中にいる人どうのこうのじゃない。完成されたモデルなのです。

 

 

 

22歳そこらで銀行、証券、保険に「それっぽい志望動機」を書いても、それは絶対嘘

 

これは公務員になる連中にも言えることですが、

22歳そこらで、

• 銀行
• 証券
• 保険

に入りたい「それっぽい志望動機」を書いてもそれ、絶対嘘でしょ。

絶対無理してる。

絶対就活シーズンの雰囲気に洗脳されてる。

無理矢理考えちゃった。

でも、金融に受かるような人は真面目だから、無理して、真面目にやっちゃって、自覚なしに頑張っちゃう。で、ある段階から、体に限界が来て、動かなくなる。

会社行きたくねぇ、

ってなる。

 

人間、無理してると、ある日、体が動かなくなります。

公務員の方はまだ公益性があるから良いけど、

金融とか、バリバリ資本主義っぽいことしてて、

やりがいを見出しにくいわけですよ。

 

窓口で高齢者相手に、情弱しか契約しないカードローン売ったりしてやり甲斐出ますかね。

保険とかもほら、CMでは色々綺麗にブランディングしてるけど、すっごい人間の汚いところが交錯する世界でしょう。

 

このビジネスモデル、

この業界の中にいて、

やりがいとかある？

 

なかなか無いんじゃないでしょうか？

 

洗脳されてるうちは鼻息頑張れると思いますが、しばらくすると無いんじゃないですか？

 

 

私の親と親戚は金融畑出身の人間がいるが、貧乏で、何のスキルもない

 

私の親と親戚には、金融畑出身がいます。

若手の頃はそれはそれは稼いでいた、同級生より差がついていてボーナスが出た時にはウハウハだったそうです。

 

で、辞めてどうなったか。何も残っていない。今は見る影もありません。

 

金融業というのは少々特殊な業界です。少し閉鎖的です。

バリバリ監督官庁に監視されていますよね。

コンプライアンスにもうるさいはず。きっと今、貴方は、プライベートの部分でも若干縛られているような感覚があるのではないでしょうか。

 

とにかく特殊でしょう。

 

そして、辞めたら、何も残らないのです。

 

不思議なことに、大好きなピアノを突き詰めて、ピアノというスキルで個人教室を開きながらお小遣いを稼げるようなおばさんの方が、元々金融業界にいたが辞めてしまったおばさんより生涯年収を稼いでいるということはあり得るのです。

業界文脈から離れた時に何も残らない、何も無いというのはしんどい。何も始められないというのはしんどい。

 

 

 

金融が辛い理由

 

銀行、証券、保険は、良くも悪くも、人の命がなくなるとか、人の生活がぶっ飛ぶシーンとコンタクトを持っています。

そして、当然ながら営利を追いかけています。

その営利を獲得するモデルが秀逸です。

 

モラルハザードも多く、公益性は低い。

 

いわば、無味乾燥とした金儲けマシーン・モデルに参画し、やりがいが見いだせないまま、モデルの秀逸さで身分不相応に稼げてしまい、金銭感覚が狂っていく。

業界は閉鎖的、他業界に転用しづらいキャリアの人も大勢いる。

 

身につけたスキルは活かせるかもしれないけれど、

自分が何かのビジネスモデルを作るのに転用できるわけじゃない。

その意味で飲食店や不動産とは違う。

 

「会計」という看板を掲げようにも公認会計士がいるし、

「税務」という看板を掲げようにも税理士がいるし、

「法律」という看板を掲げようにも弁護士がいるし、

「不動産」という看板を掲げようにもプロがいるし、

内向きの資格はたくさん取らされたけれど、外で何の役に立つのかわからない・・・・・・

 

しかしながら、賃金カーブは前倒しであり、出世コースは早々に決まっていく。

自分の将来の限界や、落ち目・下り坂が早めにやってくる。

 

結婚をしていれば、結婚をするときも体裁が良いし、ハイバランス人生かもしれないけれど、プライベートが不満だと大変。

転勤も多い。

 

お金に対するモチベを失うと、何やってんだろう？となりやすい仕事NO.1です。

 

（ただ、毛並みの良い人が集まるからか、「人間関係が辛い」というのはあまり聞きませんね。それは恵まれていると思います。）

 

 

一つ、ヒントがあるとすれば、「書いて人生変えよ」

 

一つ、ヒントをあげるとすれば、「書いて人生を変えよ」です。

 

実は、金融業界は、成功した作家を多数輩出しています。

はい、まずマイケルルイス。

 

江上剛。

 

黒木亮。

 

池井戸潤。

 

 

こういったフィクションじゃなくて、ビジネス書系の作家として活躍している金融畑出身者となると、もう、腐るほどいます。めちゃくちゃたくさんいるでしょう。

経済系の本ですね。

 

 

金融業界で働いている人は、「副業」で株取引等を禁止されている人がいるかもしれませんが、「書く」ということは水面下でこっそり行うことができるものです。

また、「書く仕事」というのは、実は結構レベルが高い仕事であり、「書くネタ」が無いとダメです。その意味で、金融の世界にいるという状況こそ、書き手にとっては恵まれた環境なのです。

それから、これは邪道かもしれませんが、

胡散臭いセールスレターで情弱を騙して金を巻き上げるというのは、一昔前の情報商材よりも、金融業界の方が昔から一枚も二枚も上手なのです。

 

銀行、証券、保険の窓口に行けば、店舗に行けば、

よくわからないポスターが並び、

よくわからないグラフと、

目に見えないレベルの小さな約款が並んでいます。

そして、窓口でぺちゃくちゃとお話ししているでしょう。

 

ケータイ会社の契約もそうですが、

金融業も、

この「よくわからない料金体系」を

「よくわからない無形商品」を紐づけて

よくわからないセールス・クロージングをして儲けています。

 

世間的にまぁまぁ評判が悪いですが、儲かっているのは事実でしょう。

 

その意味で、情報商材、ケータイキャリア、金融業界は似ているのです。

 

金融や不動産は昔から「詐欺」「千三つ」「腹に一物抱えた人間がやる仕事」と後ろ指さされてきた側面がありますし、そもそも金融はまぁユダヤが育ててきた歴史があったりするわけですから、そういうディープな世界にいる経験、いた経験を活かして、「書いて人生を変える」という方向を色々探ってみても面白いでしょう。金融業界で見聞きしたあらゆることはネタとしては美味しいのです。

 

 

そう、金融畑の人間は、

このシャバの汚いところをたくさん見てきた、

知的水準と視野の広い「文系」であることに回帰すれば良いのです。

 

 

自らが、

経済に明るい、

知的・教養水準の高い、

金と人間の泥模様をたくさん見てきた、

そして資本主義と労働の悲哀をたくさん知っている、

文系であることを思い出しましょう。

 

 

ヒゲダンも元金融マン！！！！！！！

金融上がりは、シャバの辛さをよくわかっているから心に響く歌詞を作れるのだ！！！！！！！

 

 

アート×経済的現実＝元金融マン！！！

 

 

 

一番危ないのは、「もう労働なんて・・・」「資本主義なんて・・・」と投げやりになってしまうこと

 

一番危ないのは、金融資本主義に嫌気がさしすぎて、真逆に触れてしまうことだと思います。

田舎で家買って農作物育て始めるとか。

まぁ、それはいいか。

 

でも、ニートやるとか。

いきなり仕事辞めてみる、ボーッとするとか。それはやりすぎかな。

 

 

多いですよ、元金融で、もう仕事とか俗世のことに嫌気がさして距離置いてる人。

世捨て人みたいになってる人。

 

 

東京に疲れたからといって、わざわざ四国に行く必要はないんです。名古屋も大阪もあります。

 

同じように、仕事も、

「お金」も追いながら

「やりがい」とか「楽しみ」みたいなものも追えるような

いい塩梅のところに着陸させていくことはできるはず。

 

経験を転用させるルートはあるはずです。

 

出口を意識したら、今の仕事に対する捉え方もまた、変わるはずです。

 

 

 

 

それにしても、うちの親族、友人、先輩、出会った知人、金融業界にお勤めの皆さんは病んでおられますよ・・・・・。

電気・ガス・インフラ系ではあんまり聞かないから、

給料目当てならそっちの方が良かったんじゃない？

 

ますます転職できないかもしれないけれど。一生そこに骨を埋めるけれど。

 

多分、大学も、「潰しが効きそうだから」で経済学部を選び、就職先も、「金融ならまだ転用可能性があるかな」みたいな感じだったんじゃないですか？

 

 

 

 

 

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＠西園寺貴文（憧れはゴルゴ13）#+6σの男

   

"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド          




Lose Yourself , Change Yourself.（変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。） 

説明しよう！西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である！平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである！「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった１つだけ！そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。