このコンテンツは、外資系ECLMシリーズより一部引用しています。
▼:数学×法学×英語×会計、之最強
数学×法学×英語×会計、之最強、って話をしたいと思います。
数学の世界では、まず個体記号というのがあるのですが、
これらを組み合わせて新しい個体を作るのが「操作記号」です。
+とか÷とか。
それから、
個体記号同士の条件を記述する
「述語記号」
というのがあります。
まぁ、>とか≧とか∈とか何ですけど。
全体-部分、
優先-劣後
とかに関係していますよね。
「条件」というのは、「原因」とは違います。
条件というのは、制約です。ブレーキをかけるものです。あるいは何らかの縛り、ルールです。
こういうのをまず
基本としておさえておくと、
法学とかも理解が深まります。
数学も法学も同じなのです。
「原因」
「条件」
の使い分けができるかどうか。
・・・・・で、法学や数学などで知的に頭を鍛えた人たちは、それ以降、
社会に出て何かをやる時も必ず、
「条件」
が頭にあります。
プロとはある意味、リミテーション、リストリクション、コンストレインツに詳しい人でもあります。
ちなみに工学部出身者は、
・振動
・疲労
・熱の流れ
・温度分布
・熱変形
・力の流れ
・変形
・剛性
・応力集中
などの条件が必ず頭に入っています。
これは締め切りとかもそうなのですが。
条件を念頭に置いておかないと厄介なのです。
サイドブレーキを引いたまま、アクセルを押して「うーん?」と頭を悩ませる愚を避けるためです。
だいたい、世の中のゲームというのは、
ほとんどこの「条件性」がゲーム性とニアリーイコールです。
条件というのは、効果発生を阻害するのです。
だから、条件をちゃんと先に考えておいた方が良いのですね。条件ってすごいウザいので。
ーーーーーーーーー
イケメンの男性が好き。
ただし年収400万円以上で。
ーーーーーーーーー
この「ただし」、の部分が条件。笑。
これ、英語にすると、
I like handsome men with an annual income of 4 million yen
になるんですけど、条件部分が
「with〜」
になってることに注目してくださいね。
オシリスウの英語神もセットにすると
理解しやすいと思います。
なぜ、前置詞が条件に関係してくるのかが。
まぁ、世の中の条件ってのはだいたい、
・時間の条件
・人間関係の条件
・場の条件
であることがほとんどですよ。
TPOをわきまえろ!ってよく言われますが、あれ、
Time(時間)、Place(場所)、Occasion/opportunity(場合)の略ですからね。
TPOって条件のことです。
英語がわからないと何もわからない、という意味がわかってきましたか??
英語ができないと負け組になる理由わかってきましたか??
法学も結局、人間関係を規定しているんですが、
道路交通法が一番わかりやすいと思いますけど、
「優先」ってのがあるんですね。
青信号ってのは、優先ですよね。信号無視が違反なのは、優先を守らなかったから。
いわば、
青信号側 > 赤信号側
みたいなのを守らなかったわけですよね。
・・・・でまぁ、憲法における「公共の福祉」みたいなのは、
Aさんの人権 ⇔ Bさんの人権
みたいな感じですよ。
ほらほら・・・・・・。
ね?すごいよくわかるでしょ?
まぁ、世の中の学問なんてのは、
源流をたどると、
・数学
・法学
・哲学
あたりですから、原則一緒なんですわ。
数学とプログラミングのすごいところは、
「変数」
というものを残して、抽象性・応用性を出すところ。
法学はこれをどうやっているかというと、アバウトな条文プラス、
・判例
・法曹三曹と裁判員による判断
によってそれぞれの事案を担当しています。
ーーーーーーーーーーー
可変的な部分が、
プロの技量が求められる部分でもあるわけです。
ーーーーーーーーーーー
これでいくとまぁ、
数学に関しては面白い論文・研究テーマの創造とか、
法学に関しては法曹の判断なんかの部分は、
機械化されにくいかな、とは思います。でも、AIの裁判見てみたいですけどね。
ーーーーーーーー
変数性をどこにどれだけ置いて、
それがどのくらい変わるのか
ーーーーーーーー
というのはどのテーマでもすごい大事です。
可変性というのですかね。
この「変数」というのを「定数」と分けて瞬時に判断する・補足するセンス。
これも大事。
プロフェッショナルは、条件に詳しく、可変性にも詳しい。
どこが動かないもので、どこが動くものなのかに詳しい。
逆に言えば、勉強というのは、
ーーーーーーーーー
どこが動くポイントで、
どこが動かないポイントか
ーーーーーーーーー
ということをおさえていくのが大事です。
数学の問題が出されたら、
・何が問われているか?
・何が条件か?
・何が定数か?
・何が変数か?
というのを見抜く必要があるし、
法学の論文問題が出されたら、
・何が問われているか?(論点)
・何が条件か?(条文)
・何が定数か?(解釈で動かせない部分は?)
・何が自由解釈ができる余地のある領域、拘束のない領域か?
ということを見抜く必要があるのです。
例えば裁判なんかは、弁護士の腕前で判決が変わる事件は3割って言われていますね。
その3割の事案の中で、
弁護士たちは動かせる変数を見つけて
そこで戦ってるわけです。
一般大衆の想像とは違って、勝てる弁護士というのは、
法理的な話云々ではなく、実際に現場に足を運んで、証拠を集めて、主張を立証して・・・
みたいな探偵、刑事みたいな能力が問われるところです。
法解釈、弁論でどうこうできる世界と素人は思うかもしれませんが、
実際のところ、そこはあまり「動かない」部分で、
裁判を大きく動かそうと思ったら、根底から覆るように「ファクト」の部分からテコ入れしなければならず、
そのための活動はまさに刑事のようになる。
勝てる勝てないの違いはそこです。
あんまり法律的な話じゃないです。
弘中先生とか、すごい精緻に、探偵みたいなことやりますね。
こういう「職業のリアル」みたいなことをわからず就職すると、
苦労すると思います。
机上で法律理論の操作だけしてたいなら、
学者か裁判官になった方が良いでしょうね。
検察は文字どおり官僚というか公務員的ですし、
弁護士は活動分野にもよりますが一般的なイメージと実態は結構違うものです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
西園寺が、
・公務員
・金融
・国家資格
などより、普通に資本主義のフロンティアで自由にガリガリ商売することを
勧める理由はシンプルで、「変数の要素・範囲が大きい、広い」からです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
公務員、金融、国家資格の領域は決定論的になっちゃってる部分が多すぎる。まぁ、だから、安定願望の強い人たち、自分で決めきれない人たちはそういう世界が好きなのですけど。
そして面白いのは、この「変数」なんですが、
英語にすると、
variable
なのです。
定数はconstant、
変数はvariableです。
面白いことに、「制約」は英語でconstraintです。
おおお、似てますねぇ。。。。
さらに!
variableですが、これ、「価値」という意味もあるのです。
変数=価値。
法学の世界では、「事実判断」「価値判断」という話が出てくるのですが、
これはまさにvariableという領域で、
まさに
・論点 (Matter)
・争点 (Issue)
なんですねぇ。
震えるでしょう・・・・・wwwwwww
つまり、
論点・争点は、
まさに「価値」の話なのです。
・・・・・・ということは、法律闘争を理解したければ、
その背景にある「価値」を理解しないといけません。
憲法が重視してる価値は何ですか・・・・
民法が重視してる価値は何ですか・・・・
商法が重視してる価値は何ですか・・・・
刑法が重視してる価値は何ですか・・・・
この法廷闘争において、
争われている価値は何ですか・・・・
侵害された価値は何ですか・・・
守るべき価値は何ですか・・・・
私が、
「法曹よりも事業家が素晴らしい仕事」
だと思うのは、
結局、法曹は価値を作れないからです。
政治家も公務員もそうです。
価値を生み出せないからです。
だから配分論になる。矯正論になる。
ーーーーーーー
西園寺は、
価値を決めたり、守ったり、配分したりするより
作る道を選んだ。そういうことですね。
ーーーーーーー
弁護士と並ぶ難関資格に公認会計士がありますが、
会計のプロになると、最も高度な判断が要求される領域で
valuationというのがあるのですが、
これは企業の価値を計算するものです。
で、だいたい、
のれんとか
無形固定資産が
Issueになりがちです。
企業の価値を測定するのです。
・・・・・おおお、これもまた「変数性」が高い要素なのです。
当然、資産、収益はmatterです。
簿記にある、資産、負債、収益、費用などはmatterですよ。
公認会計士などになろうとすると、
この場合も、
・何が資産か?
・何が収益か?
みたいな論点(matter)、争点(Issue)が出てくるはずです。
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▼:「constraintからはじめよ」
自己啓発の世界に行くと、
セミナーとかで、
「時間、お金、今ある環境・・・・あらゆる制約を取り払って、何でもできるとして、何がやりたいですか?」
とか聞いてきます。
制約を取り払うことで、
一体何がしたいのかを炙り出す質問です。
やりたいことが
わからなくなった人の
心を探るための手法。
逆に言えば、いかに私たちが制約されているかということです。
制約を意識して生きているかということ。
かくいう私も、
・老化
・死
・税金
・有限な時間と体力
を常に頭に入れて生きてきました。
私の頭の中は、とにかくconstraintだらけだったわけです。
私の考え方が正しかったことは私の成功及び、
最近私が発見した科学者の意見によって証明されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
制約があると創造性が上がる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
のだそうです。
通常、「制約」と聞くと、窮屈、不自由な感じがしますよね?
制約が増えれば増えるほど、私たちはその制約をくぐり抜けて実行できる打ち手が減るのは事実です。
しかし、制約というのは、
「少なすぎると混沌とする」
のです。
制約や条件が無いと、カオスに陥る。
このconstraintですが、
どういう捉え方をするか、
というのはセンスが現れる部分です。
例えば、世の中の経営者は毎期の成績を気にしていますが、
アマゾンなんて全く気にしてませんね。
ずーっと赤字でも構わないというスタンスです。
見てるタイムスケールが違う。
どんな企業も、赤字なのか・黒字なのかというのは重要な条件面だと思いますが、
アマゾンは気にしていない。
そうそう。
ドラッカーが、利益は目的じゃなくて条件だ、っていうことを言っているんですね。
これ、私の心の中に深く突き刺さっている言葉で、
死ぬまで大事にしようと思っているんですけど、
〜〜〜〜〜〜〜〜
意味わかりますか?
〜〜〜〜〜〜〜〜
実は、カルロスゴーン事件で有名な弘中先生も、
自著で弁護士はあまり儲からないと言いつつ、
「まぁ一年を通してトントンだったらいいんじゃないか」
ということを言っていました。
・・・・これが、ひとかどの者になる共通思考ですよ。高名な人物になるための方法。
仕事をする上で、
儲かった・儲からなかったというのは、
目的じゃなくて「条件」なのです。制約なのです。
つまりブレーキなのです。
営利活動は営利を追いかけるのですけど、それは目的ではないのです。
アクセルはまた、別のところにあります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一流のプロフェッショナルは、
このアクセルとブレーキの両方に長けた人です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
例えば、車のレーサーにとって、車を走らせるのが仕事ですから、
アクセルが中心になるでしょうが、かといってブレーキが無い車は走らせることができませんよね。
同じように、
仕事において、
お金というのはブレーキでしかありません。
主目的では無い、でも外せない。
そんな存在です。
アクセルはまた別の話。
お金はただの足かせでしかなくて、
これを取り除いて
何がしたいかをちゃんと描かないと、
活動ビジョンは降りてきませんし、当然、活動がしょぼくなってコケるでしょう。
人生においても、
「老化」
「死」
「税金」
ばかり考えていると、一体何のために生きているのかわからなくなるでしょう。
老化や死などは、
普遍的なconstraintだと言えますが、
そもそもconstraintも、どこに向かおうとしているのかで
変化したりするので、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どんな活動がしたいのか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ということを優先させないと
やっぱりビジネスは儲からない、仕事はうまくいかないと思います。
ただ、私が
constraintからはじめよというのは、
これを全く考慮しないと
絵に描いた餅で終わることが多いからです。
そもそもどんなゲームも、
constraintの中で、
いかに工夫していくかであり、
「constraint」がまさにゲーム性そのものなのです。
だから、とにかく、constraint。
私が金融業界が嫌いなのは、
内閣府のポチだからですよ。
constraintがやばいでしょ。公務員もそうですよ。constraintがうざい。
国家資格もそう。
ストリートの商売、商人の世界は、
constraintが少ない。
それから、各々の業界によってそれぞれconstraintはありますけれど、
私はそのconstraintについて自分にとって向き合いやすいか、
向かい合えるかを意識して土俵を選びます。
・・・・・例えば私は、「締め切りに追われる」ことが好きじゃない。
時間の制約が短くてタイトで、
常に追われるのは好きじゃないのですよね。
単純な作業でスピードを問われるのなら良いですけど、
知的活動に関して締め切りを設けられるのがすごい苦手なのです。
それからまぁ、
Time(時間)、Place(場所)、Occasion/opportunity(場合)
のうち、
「人間関係」
の制約がかかるのが一番嫌いですね。
Occasionですね。
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」の家康はここに関して強かったと思いますよ。
すごいですよねぇ〜。
ーーーーーーーーーー
「制約」から考える考え方が有効なのは、
この世界には問題の完璧な解決策や、
絶対的に優れた選択肢というものがないので、
「制約」から考えると自ずと打ち手が明確になるからです。
もし、制約を全て考慮して、
選択肢がゼロになってしまうのであれば、
制約に目を向けてどれかを外せないかを考えれば良い。
ーーーーーーーーーー
さて、
数学の問題にしても、
法学の問題にしても、
重要なのは、
・区切り
・かっこ
です。
いかにまず、分解していくのか、です。
さらに、「分解」という言葉が出てきたら常に意識して欲しいのですが、
家電とか機械、車などを分解する時と同じで、
分解するときは、
「分解したパーツの住所はどうだったか?」
「分解したパーツの分解する全体像はどうだったか?」
「分解したパーツはそれぞれどういう関係だったか?」
というようなことを忘れちゃうと、
バラバラにしたら元に戻せなくなったり、
わけわからなくなります。
すなわち、
「分ける」場合には、
分ける前の「全体」を忘れないように
しておかないといけないのです。
・・・・・・これは、法学の問題も、数学の問題も、回答する場合は一緒。
ここで言う
「分ける」
というのは、どこに焦点を当てるのか、と同義でしょう。
・constraint、Time(時間)、Place(場所)、Occasion/opportunity(場合)
・変数/定数
・分解/全体
・論点
・争点
これらを意識することが大事で、
そして何より、ファンクショナブルであるかが重要。
ロジカルシンキングや、ロジカルであることは別に・・・・・・
着眼点が良ければ、アイデアがよければ必然的に
ババーッと勝手に論理が立ち上がるはずです。
今回の話を理解すると、
たいていの論文試験は解けると思いますけどね。
世の中にはいろんなゲームがあります。
テレビゲーム、ポータブルゲームはもちろんゲームですが、
人生もある意味ゲーム、資格試験などもある意味ゲームです。
仕事もある意味ゲーム。
ゲーム性があるものは、「制約(ルール)」があります。
ルールから考えること。
ルールに着眼すること。
その上でハッキングを考えることです。
ハッカー(攻略者)は、みんなそうやって考えます。
このコンテンツは、外資系ECLMシリーズより一部引用しています。
▼:組織論 (心の中の国会)
外資系企業と日系企業の違いについて話します。
実は日本の社会は階級差のないフラットな社会です。
それに対して欧米の社会は相当に階級性があります。
昔から変わらない格差社会です。欧米の会社は全くフラットではありません。
社内の意思決定もほとんどがトップダウンであることが多いでしょう。
現場から意見が出て指示命令が変わったりするようなことはあまりありません。
そもそも、欧米社会は
上司に強い人事権があるのです。
また、日本の赤提灯の付き合いはまだ良い方で、欧米社会は家族ぐるみの付き合い。
だから独身者には辛い部分があります。
そのかわり欧米の組織は責任がはっきりとしています。どこから命令が出ているのか分かるのです。
しかし日本の場合、誰が命令をしているのか、どこで決まっているのか分かりません。
社会全体に言えることです。
組織論や統治論について考える事は、意思決定の能力を高めることにつながります。
自分の人生はもちろん、
家庭づくりにも役立つはずです。
〜〜〜〜〜〜〜〜
究極的に、
国や地方の違いというのは、
こういった統治論なのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜
国家は突き詰めると、家庭の集合であったり、君主制なら誰かの家庭のものだったりします。
家庭というのは最小単位。
そこにある特徴を見て、その国のお国柄が見えたりします。
それは、「組織を見る」ということなのです。
会社に関しても、
それは組織です。
組織を見る、統治機構を見ることで
いろんなことがわかります。
国家も、統治機構を見ることで、その国がどんな国なのかがわかる。
例えば私の場合、日本の統治機構を模倣した意思決定のモデルを自分の中で採用しています。
私の中ではまず憲法とも呼ぶべき最高法規があります。
それは自分の中で最も大切にしたい価値感を明確にしたものであり
これに反するものは無効にすると言うような考え方です。
〜〜〜〜〜〜〜
あなたにも、憲法を作ることをお勧めします。
自分憲法です。
どんな価値を大切にしたいかを明確にしない限り、それを守ることができないと思います。
〜〜〜〜〜〜〜
生き方に悩む、すべての人にとってためになる話が今回の話。
普遍的な考え方。
私の中では日ごろから「議会」が開催されています。
脳内議会。
この議会と言うのは、日ごろから、人と会って話をしたり外に出て見聞を広げたり、
読書をしたりすることによって情報や知識を集めてそこから抽象的な法則を見いだす、
法規を見いだすと言うようなものであり私の中での立法機関です。
最近、「メモの魔力」と言う本が売れていますが、あそこで展開されている考え方はまさにこれです。
SHOWROOMの創業者さんが日頃からやってる習慣ですね。
日頃の出来事をメモして、そこから抽象化したものを抜き出し、これを別の事例に応用する、というメモ。
私と同じことをやっていて驚きました。
私は、心の中で、議会が常に開催されているのです。
ここで、「法」を作ってる。
特に、ここで重要になるのは、資料です。私の中で資料や書籍と言うのは、議会における議員のようなものなのです。
「議員」は、4年、3年で入れ替えたりします。
そして、自分の中で「法」を作っていく。
これはルールかもしれない。
ノウハウかもしれない。
メソッドかもしれない。
とにかく、私は法を作っているのです。a lawです。principleです。
もちろん、全ては憲法に従います。
ーーーーーーーーーー
国作りも、人生作りも、
まず憲法を設定しないと進みませんよ。
あなたは「どんな価値」を守りたいのですか?
ーーーーーーーーーー
私の中の憲法には、
かなりロバートキヨサキの教えが
食い込んでいるのです。
彼の教えに反しているものは、「違憲無効」になっていることが多いですね。
その法に従って私は生きていくわけですが、そこについての検証は「司法」がおこないます。
(1)一審、事実審
(2)二審、事実審
(3)三審、法律審
というようなモデルを模倣しています。
大事なのは、常に心の中で議会を開いていると言うことです。
その議会では常に世相を反映した議員が登院しているわけです。
その院の中では、二院制になっており、任期が違います。
実際、衆議院と参議院も任期が違いますよね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
物事には全て、賞味期限とか、フレッシュさの問題がありますから。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
例えば、私の中での良識の府、すなわち参議院は、大学時代に学んだような学問的な知識だったりします。
学問的な知と言うのは、長く使えて、よりどころになるものです。しかし実用性に長けるとは言えません。
経済学、法学、歴史の知識は、そういったものです。
私はこれらを自分の中の「参議院」としつつ、
別に「衆議院」を開いています。
==============
私にとって、
大学で学んだようなことは、
脳内二院制における、参議院のようなものなのです。
==============
対して、衆議院は、チープなもの、トレンディなもの、本当にいろんな情報を結集しています。
意思決定は、二院制にすると良いですよ。
良識・常識・学識のような硬いものと、
柔軟性のある柔らかいものの二本立て。
アメリカでも、議会は、上院・下院とあります。
・アメリカ合衆国上院(元老院、United States Senate)
・アメリカ合衆国下院(代議院、United States House of Representatives)
ですね。
衆議院も下院も、「人民の代表」という性質があります。
これに対して、上院の議員には「地域の代表」、「州の代表」、「連邦の各構成単位の代表」、
また貴族制度のある国では「階級の代表」などといった性格があり、
その選出は必ずしも人口に比例したものではない。
西園寺から言わせると、この世界は、
・多数決の原理(大衆原理)
・少数の原理(強者、レア、上層の原理)
があるので、まさにこれに対応するのが二院制の考え方。
いわば、
・単純な多数決 (世相)
・単純な多数決にブレーキをかけるもの (ポピュリズムやムーブメントの暴走を防ぐ)
ですね。
私から言わせると、大学時代というのは、参議院・上院を作るような過程です。
長い人生、いろんなことがありますが、「科学的姿勢」「学問的素養」というのは、軸になったり、衆愚政治に陥る危険を止めてくれます。
学問・科学の類は私の中では参議院。
脳内参議院には、
・経済学選挙区
・法学選挙区
・経営学選挙区
・数学選挙区
・心理学選挙区
と、色々あるわけです。
そして、大事なのは衆議員、下院。これは「市場」を投影したものであり、マーケティングです。
もっとも、大衆の意向を反映したものにします。
世相、時代、そこにある社会。人々の気持ち。気分。流行り。
いわば、人気です。人気があるものを取り込むのです。世相を取り込む。世の中を知る。
そこから、法を導いていく。
単なる合議で決めるのではなく、
そこから
ーーーーーー
law、principle
ーーーーーー
を生み出していく。立法するのです。
ここで法を生み出す。
そして、この立法のもとに、行政していく。
Executionしていく。
administrationです。
principle basedで動いていく。
こうすれば、必ず、「自分憲法」は守れます。その通りの体系になるのです。
Judiciary
legislative(lawmaking)
administration(Executive)です。
自分の中で、Legislative Branch、Executive Branch、Judicial Branchを持つ。
立法、行政、司法を自分の中に持つ。
重要なのは、司法です。
既に存在する、法を用いて、どのような解釈・結論を導き出すかと言うのが司法の世界。
============
いろんな理論を学んだ、
いろんな学識を学んだ、
いろんな知識を学んだ、
でも現実にどう適用させたらわからない、というタイプの人は、
一度、法学の勉強をしてみることをオススメします。
============
繰り返しますが、私の脳内司法は、三審制です。
あまり判断に時間をかけすぎたり、ひっくり返したりすると前に進みませんから、三審制です。
一審、二審はファクトを集めて、最終審は判断。
・・・・・・・・・この「三審制」の考え方は、どこでも使えます。
ファクトフェーズ → ジャッジフェーズ
で段階を踏む考え方。
ですからまず、最初は網羅的にファクトを集める、MECEを意識するのは大事。
会社組織の会議でも、最初はまず拡散思考でバーっとアイデアを出して、最後は収束思考に至らないといけない。
進路に悩む大学生も、22歳ぐらいまでは彷徨っても良いかもしれないけれど、
ある程度の段階から結審しないと前に進めない。
まさに、こういったリーガルマインドを使って運用をする。
ここで大事になるのが、
・配分的正義(distribution)
・矯正的正義(the ends justify the means)
・手続的正義(due process of law)
です。
あらゆる法には全て、
「立法趣旨」
「立法目的」
がありますから、これと照らし合わせて判断をする、
という考え方はすごい大事です。
・・・・・・・物事には全て、バックグラウンドがある。
ーーーーーー
あらゆる「法」と呼ばれるものには、前提条件、背景、限界というものが存在しますので、
これを把握しなければ法の適用ができません。
ーーーーーー
例えば、経済学で提示されている法則にも、前提条件と言うものが存在するわけです。
経済学の問題点は、前提として、人々は合理性がある、という仮定が置かれていることです。
ですから、経済学の理論はあまり、アートの世界には当てはまらなかったりします。
加えて、手段が目的と関連性があるのか、
・相当性 equivalency
・適合性 compatibility
・必要性 necessity
を判断します。
The ends justify the meansというのはそういうこと。
そして結論が妥当かというのをバランスを見ます。
・論点
・争点
を意識しながら。
加えて手続的な適性を図れば良いわけです。
Distributionというのはそういうこと。
こういう考え方が、ざっくりあるだけでも、悩まなくなります。
Due process of lawとは、手続きの法定(legal)と適正(proper)の意味ですが、
私から言わせれば手続的適性とは、
・ widen your options (【代替的検証、比較論】選択肢を広げる、視野狭窄を防ぐ)
・ Reality-test your assumptions (【現実性】実際を確かめる、現場を見る)
・ attain distance before deciding (【短期最適と長期最適、部分と全体】意思決定に際し、時間軸を意識する→時間軸をずらして考えてみる)
・ prepare to be wrong (【懐疑性、検証や予備】失敗に備える)
というものです。
・・・・・・・・・どうですか?
なんとなく、
ーーーーー
数学×法学×英語×会計、之最強
ーーーーー
の意味がわかってきましたか?
会計がわかると、経済的価値評価ができるし、
法学がわかると、価値判断・状況判断・決断ができるし、
数学がわかると、分析ができるし、
英語がわかると、新しい視点が手に入るのです。
基本的に、
・何が条件か
・何が可変事項か
・何が目的か、何が価値か
みたいなことに着眼するようになると、
あまり悩まなくなります。
お金の問題とか、
勉強の問題とか、
知識の問題とか、
これらの類は往々にして、
ブレーキ論であることが多いのです。
アクセル論として、
自分がに向かって走りたいのかは
自分で考えないといけません。
そして、それをより現実的なものにするために、事故らないために、ブレーキ論にも目を向ける必要がある。
・・・・・・・何に価値を見出しますか?
それに絶対的な正解はなく、
千差万別で、
だからこそ我々商売人は、
色々な生き残りのポジションがあるのです。
恋愛においても、
買い物においても、
人が価値を見出すポイントは千差万別なのです。
このコンテンツは、外資系ECLMシリーズより一部引用しています。
===
"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。