とにかく普通に、ごくごく普通に暮らしたい、高確率で安全にコスパ良く普通の幸せが欲しい人が取るべきキャリア戦略

とにかく普通に、普通の幸せが欲しい、高確率で安全に、無難にコスパ良く暮らしたい人のキャリア戦略を考えてみましょう。

まずやっちゃいけないのは、

  • 宿泊業
  • 飲食業
  • サービス業
  • 娯楽業

みたいなところに就職することです。これらの領域は平均より仕事ができるとか、出世しないと金銭的な待遇が悪いです。ただし出世すると意外とホワイトだったりしますけど。

逆に、待遇が良いのは、

  • 電気、ガス、熱供給、水道
  • 情報通信
  • 金融(銀行、証券、投資その他)、保険
  • 学術研究、専門・技術サービス

です。

言わずもがな、学生時代の努力が関係してきそうですよね。まあ、それなりに賢い学生たちが殺到します。

そうなんです、普通の幸せというのは倍率が高いんです。真面目な学生たちが狙っているのです。

注意が必要なのは、金融は一部上流エリートはさておき、将来性が疑問視されています。地方銀行なんかは筆頭格ですね。それから、専門サービスについてですが、士業全般怪しくなっていて、会計士・税理士はオワコンです。なぜかというと、ITやテクノロジーに代替されつつあるからです。有名大学在学中にサクッと合格して履歴書に箔をつけ、コンサル的要素も持っているBig4に就職するとかベンチャーキャピタル業界に行くとか、最終的にCFO狙えるように算段組んでキャリアを積み上げるとかそーゆーのならまだわかりますが、普通に考えると普通に将来が疑問視されます。

専門職とか技術職というのは、基本的に待遇が良いことがわかります。当たり前ですね。昔から言う『手に職を』という考え方ですが、注意が必要なのは、専門職・技術系はテクノロジーイノベーションの煽りを受けやすいので、将来性をよく考えることです。それから国家資格系なんかについては、政治行政の失政によって、わけのわからん改革されて一気にオワコン職業になったりします。資格制度改革とかいきなりやりだすので、国家資格系は、ある意味、官僚と政治家に首根っこ握られた状態です。許認可、免許系も全部同じことです。政権交代して、仕分けられたりするかもわかりません。

 

  • 電気
  • ガス
  • 水道
  • 熱供給
  • 鉄道

などのインフラ系と、公務員に関しては、やっぱり無難な道と言えるでしょう。このあたりはごくごく普通の人生を狙う人には良いかもしれません。

それから医療に関してですが医者や看護師はまだ安泰かも知れませんが、個人的に薬剤師やMRは将来性に疑問を持っています。これもテクノロジーイノベーションが関係しています。

 

一番危ない発想は、楽な仕事とか言って、

  • 派遣
  • 一般職、事務職
  • 機械を眺める、監視する、メンテナンスする仕事

みたいなものにつく考え方ですが、実際のところ世の中に現実に存在する比較的楽な仕事というのは、業界というか会社が何かしらの利権に食い込むような政治力や立ち回りを発揮していて、そこそこ力があるようなところに組織の一員として迎え入れられて、寄生というか守られるというか、金魚の糞的な、長いものに巻かれる・寄らば大樹の陰方式の就職が一番楽です。仕事中にマインスイーパできるかもしれません。

・・・というか、多くの学生が受験とか就活を頑張るのはそのためです。

力がある、には二種類あって、

  1. 実力がある
  2. 権力がある

の二つですが、実力があるところに入るとみんな実力があって入った人も鍛えられてハイパフォーマンスを求められます。他方、権力がある・権益があるところはなんかみんなでヌルヌルしてる、いわゆる裏技的な恩恵がある世界であり、私が言っているのはここにエントリーすることを指しています。繰り返しになりますが、そーゆー世界は無能になることは間違いないので、死ぬまで逃げ切れないと大変なことになりますし、万が一嫌気が途中で差しても、ぬるま湯に浸かった無能は外の世界に行けません。飼い犬が野生に戻れないのと同じです。

簡単に言えば、職種が楽というより、特権・権益的なものを得ている組織世界に迎え入れられてそこで守られるという末っ子戦略です。ただし、そこから弾き出された後や、寄ってる大樹が折れた時は大変なことになります。

 

つまりは、業界産業的な視点、会社的な視点、個人・職種・職位ポジション的な視点の三層レイヤーで捉えて考える必要があります。

ホワイト企業を探すのも良いですが、将来性のない産業だったり、ホワイト企業で価値の低い職種とポジションをやっていてそのホワイト企業が自分が定年するまでに傾いたりするパターンも無くはないわけです。変な話、上司が変わったり、社長が変わったり、株主が変わったりして、急に改革されるときもあります。

 

これは経済産業省のエネルギー白書ですが、世界的に見て、資源がある国の国民は比較的、楽に生きています。カナダ、ノルウェー、オーストラリア、ロシア、みたいな国に行ってみるのを考えても良いでしょう。簡単じゃないけど。

アメリカはめちゃくちゃ厳しいです。オーストラリア人や現地のアメリカ人ですら厳しい世界で、日本人はアイビーリーグを卒業しても就職できずに帰ってくる人たちがいます。イギリスも厳しく、ヨーロッパからポーランドの優秀な学生が流入していたりして、イギリスの名門オックスフォードの大学生が日本で就職を考えるみたいなニュースが流れてるほどでした。

ヨーロッパの労働環境に関して、甘美なイメージがあるかもしれませんが、ヨーロッパの場合は全体的に、かなり生産性にこだわった働き方をしています。そのやり方について来れる人、そして、生産性の高いアウトプットが出せる人材が条件です。少なくともヨーロッパ1の経済大国であるドイツは、シンガポール同様に幼い頃から学力に応じてコースをふるい分けされるシステムです。

ドイツ、フランス、オランダなんかは売春婦が結構有名ですけれど、向こうはセックスワークを普通に合法化しているところも多く、日本の性産業を取り上げて海外と比較してdisる人がいますけどあれはトンチンカンですからね。日本は変態が多いとかいいいますけど、諸外国は日本よりレイプ率が高いところが多く、そもそも女性は夜に一人で歩けません。私の外国人の女友達は国境を超えてグローバルに就職していますが、まず一番最初にその国の治安を調べることからスタートするそうです。

イタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャなんかはご存知のように経済的にやべー国々です。失業率すごいですね。

ヨーロピアンは、言語ルーツの関係もありますが、三ヶ国語できて当たり前みたいな連中ばっかりです。なお、世界には、日本人と見た目がそっくりな中国人や韓国人が外に出まくって幅を利かせていることも頭に入れておきましょう。ついつい忘れがちですが、韓国人は徴兵があって軍隊でしごかれてるのでなかなか鍛えられてます。イスラエルやスウェーデン、ノルウェーは男女徴兵です。スイスは国民皆兵です。

中国は思想弾圧されてます。メッセージアプリで、天安門事件の話とかすると、公安警察がやってきたりとまあ、かなり危ない国です。

中国、韓国、シンガポールはかなりガリ勉な連中がたくさんおり、中国人で国内の競争に敗れた人が、日本の大学に来たり、日本で就活しにきたりしています。中国、シンガポール、香港に関しては世界大学ランキングで、東大より上にランクする大学を擁する国々で、色々日本人を超越してる部分もあります。

 

普通に暮らしたい、の普通を考えるとき、パパとママ、おじいちゃん、おばあちゃんの世代をモデルケースにするのは間違っています。今の50歳ぐらいが20歳ぐらいの時に、ドイツは東西統一したり、ロシアはソ連崩壊したりしてますし、中国は2000年代に急速に伸びました。韓国やシンガポールは日本に遅れて経済成長しました。

あなたの狙ってる会社、勤めてる会社の社歴は何年ですか?

世界の情勢は目まぐるしく変わってます。

日本は将来的に、既婚者がマイノリティになる時代がやってきます。超高齢化社会がやってきます。もはや何が普通かわからなくなってくるでしょう。

 

この前、老後破綻してる夫婦のドキュメンタリー見たんですけど、夫婦で仕事を営んでいたこの人たちは中高年時期まで順風満帆だったのに落ちたのです。『ベトナムにやられた』と言っていました。世界の製造業センターは日本から中国、中国からベトナムに移ったりしています。

 

とりあえず、基本的に、日本でフツーに就職してたら、フツーに暮らせる確率はまあまああると思います。

おそらく、普通の幸せには時給2000円くらい必要だと思います。時給2000円稼ぐためには、やはりそれなりの技術性や専門性、もしくは入口の関門を突破する、キャリアを積むなどが要求されます。よって、ただのほほんとやっていたら普通に普通の暮らしが得られるということはありえません。ここは意識すべきポイントでしょう。

学生時代やるべきことをやり、それなりの企業にエントリーできたら、2000円の壁は超えられます。

 

一口にサラリーマンといってもピンキリですが、基本的には大抵の人は負け組に該当すると思います。時給2000円に届いてない人が結構いるのです。つまり、普通の幸せすら危うい人たちです。実は自分の命の価値が、一時間あたり、平気で数倍の差がついてることに気づかないまま、生きてる人も多いでしょう。平気で100倍とかの差も付きますからね。

普通という言葉は大変怪しいというか捉えにくい言葉ですが、基本的に、公務員より下回っている人たちは普通以下だと思ってください。

人生はどう考えても、時間とお金が2大要素で回っているので、この二つに問題を抱えている人がそもそも幸せになれるわけがありません。恋愛、結婚、出産、育児、何をやっても詰みます。人によって、キャリアによって、時給に何倍という差があることを知れば、他人の言説にテキトーに励まされたりしてるのがいかに危険かがわかるでしょう。時給1000円の人が時給3000円の人のテキトーな綺麗事の励まし言説に安心しきってたりする場面はよく見受けられます。なるべく早いうちに、なるべく若いうちに、自分の立ち位置を早く掴むことです。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。