【オレの広告論(2)】 「藪(やぶ)をつついて蛇(へび)を出す」(余計なお世話をして悪い結果)は、広告にもある

 

「奴隷街道(社畜街道)」

としてお馴染みの品川駅に、

今日の仕事は楽しみですか

と広告を出して炎上した事案があった。ちなみにこの広告主は、「さようなら、おっさん」という広告を作って炎上したこともあった。そうだ、News Picksだ。

元々、意識高いおじさんの投稿の場として気持ち悪がられていたこともあって、News Picksは失墜したと思う。特に、元東洋経済編集長の佐々木さんが離れて、pivotを立ち上げてそこで良質なビジネスコンテンツを発信するようになってから、News Picksの相対的なpreferenceは落ちているように思う。News Picksの全盛期は流石に終わったのではないか。

 

社会課題にタッチする広告は、時々、やらかす。

生理は個性

と主張した花王のキャンペーンは炎上した。

 

「大量に出血して身体や精神に不調をきたすものを『個性』と呼ぶのはふさわしくない」
「女性が生きやすくなるための具体的な情報がまったくない」

「このキャッチフレーズを考えた人は、月経困難症で救急車で運ばれたり、腹痛や頭痛を抱えながら仕事を休めなかったりという経験をしたことがないのでは」

「個性っていう言い方だと、個人の努力でどうにかなるって誤解する人が増える」

というような意見もあり、さらに生理の苦しみについて、男性優位社会のせいで受け入れられないと思っている女性たちの怒りに火をつけた。生理をもっと社会問題として扱うべきなものなのに、それを受け入れろ、というメッセージだ。

つまり、女性たちにとって、生理は憎らしいものだった。

 

「仕事は楽しいですか?」での炎上広告と似ている。

 

 

コカコーラも、インド・パキスタンの争いに着目して、それに便乗するようなキャンペーンを行ったことがある。両国に自販機を置いて、通信によって、両者の媒介となった。

 

しかし、これも失敗したという。

 

 

学生時代、こんな人間がいた。

1発かましてやろう

そう考えて、最初の最初で、自己紹介でやらかすのである。

自己紹介で、ガーンと変なことを言う。これで人気者になろうとする。しかし失敗して、「あいつは痛いやつだ」というレッテルを貼られる。それが尾をひく。

結局、ブランドに対する扱いは、社会の反応、扱いによる。

 

まさか、広告で主張する内容が、そのままストレートに受け入れられて、社会に浸透するわけではない。

 

 

元はと言えば、コカコーラはアメリカの薬剤師が作った面白い味だったわけで、ケンタッキーはカーネルサンダースが作ったオリジナルレシピだったわけで、マクドナルドはレイクロクが権利を買ってシステムとして広めたわけだ。これらの会社には、今はエリート・マーケターが常駐し、広告代理店とタッグを組んであれやこれややっている。でも、それは原点ではないのだ。

 

広告を過信するから、うまいことを言おうとしてしまう。

そしてうまいことを言おうとした結果、やらかしてしまう。

 

そんなに、口一つで全てが変わるなら、みんな、面接に全てをかけるし、入社時の最初の挨拶全てに全力を入れることだろう。

 

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。