コンサルタントが入ると、どこ会社も絶大な効果が上がっています。それはなぜか?そこにはカラクリ、つまり不都合な真実が存在します。
もし本当に本書にあるようにコンサルが会社を滅茶苦茶にしているならば、本来はコンサルという職業が壊滅しているはずです。しかし、コンサルはちゃんと実績を上げているからこそ生き残っています。ここにコンサル批判の難しさと本質が隠されています。この本はコンサル批判として痛快ですが、本書では「なぜコンサルが撲滅されないのか?」の本質があまり詳しく書かれていなかったと思うので、私が実際に前の会社あった被害に基づいた実例を書きます。
私のいた部署にコンサルが入って来て、まさに本書にあるようなデタラメを展開された時、まず、私はコンサルをチクチクと批判しました。
大量生産向けのコストダウン手法を少量多品種に無理やり当てはめて、強引かつ傲慢にプロジェクトを進めて行ったからです。最初、コンサルは私の批判をパージしようとしましたが、少し頑張ってみると、案外簡単にコンサルのロジックが崩壊してしまいました。笑
しかし、コンサルは私よりうわてでした。「あなたは、頭が良いんですね。素晴らしいです。」と言われて、コンサル自身はロジック崩壊を誤魔化すことに成功し、私は呆気にとられでコンサルを追撃できなかったのです。そしてその後、明らかに皆が「俺たち、バカバカしい事をやっているよね?」と感じ始め、だらけてきたころ、私を含め、まさに全員がある危機感を持ち始めました。
「もし、このままプロジェクトが失敗に終わったら、大変なことになるのはコンサルではなくて我々の方だ!」と遅ればせながら気づいてしまったのです。
コンサルは、 アドバイスするだけですから、結果がどうなろうと、綺麗なプレゼン資料を役員に提出すれば終わりだったんです。「コンサルは良いツールを提供したが社員が着いて来れなかった。」と逃げ切れる体制だったのです。プロジェクトが失敗に終わったら、役員にしめしがつかないのは私たちだったと。
またすでに、まさに普通にはあり得ないほどの大量の時間を費やしていたので、気持ち的にも、「こんなに時間を費やしたのに結果が出ないのはあまりにも悔しい」という気持ちになってきました。
もう、そこからはコンサルの思う壺でした。我々は、様々な偽装を駆使して、プロジェクトの結果を最高のものに仕上げてしまいました。そして最後に、我々は心底疲れ切り、コンサルは、「ほーら、我々のおかげて成果が上がったでしよ?」ということで、悠々と去っていったのです。
私は、こうやって偽装に満ちた実績が積み上げられ、奴らはこれからものうのうと生き延びていくのかと、愕然としたものでした。
ドラッカーとの比較について
私は本書を読んですぐに、著者がコンサルの開祖ドラッカーを批判するのか興味を持ちました。結論としては、殆ど批判していませんでした。著者は、インセンティブ制については批判していますが、ドラッカーも著書のマネジメントでインセンティブ制を批判しています。
ちなみにインセンティブ批判の根拠については本書よりもドラッカーの方がかなり詳細に書かれていました。ドラッカーはコンサルの先駆け的存在ですが、彼の書籍全般に、あまりチャート化には興味を持っていないし、問題解決ロジックも殆ど提示しませんでした。
まあ、この事が「ドラッカーは分かりにくい」と言う評判に繋がるんだと私は思ってますが。彼はマネジメントノウハウを書いてないのに、読み手はノウハウを探しますから。そこにギャップがあるんです。実はそういう色眼鏡を外してドラッカーを読めば、特に分かりにくい箇所は無いと思います。
話を本論に戻しますが、そういう目線で著者とドラッカーを比較してみると、私は二人の考え方が似ていると感じふ点が多かったです。実際、ドラッカーの書籍でもコンサル手法ブームの批判をかなり詳細に展開しています。
そのような観点から、実は著者のコンサル批判は、一見真新しく見えたものの、実際には古くて新しい問題解決だったのでは無いかと思います。
最後に大変簡潔で恐縮ですが、本書は良書だと思います。
そもそも、コンサルを雇うのは経営陣だから、社員に対して
「仕事しろよ」
というメッセージの可能性もある。
結構、社内政治的な事情が絡んでいる。
日本のサラリーマンは忖度だらけだしな!
コンサル 虚業 なんj
コンサル 気持ち悪い
虚業 多すぎ
コンサル 話し方 うざい
コンサル いらない
コンサル 現場を知らない
虚業 一覧
コンサル お前がやれ
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。