ファイナンシャルリテラシーはなぜ重要なのか?(お金も時間も無い人のための貧乏の乗り越え方)

この文章は、独自企画:遺産相続シリーズのコンテンツの一部の中で、ボツとなった未発表作品の一部のコンテンツを公開したものです

ファイナンシャルリテラシーはなぜ重要なのか

私は、16歳の時にロバートキヨサキの金持ち父さんシリーズと出会いました。以後、あの本をバイブルのように崇めて人生を送って来たおかげで経済的自由を手にしました。

全て、確信的に実現して来たことです。ですから、私がやって来たことはほとんど、理論的な根拠があります。

あのシリーズでは一貫して、「ファイナンシャルリテラシーの重要性」が語られています。ロバート本人は、9歳から自由なお金持ちになる勉強を始めて、実際にファイナンシャルフリーを獲得したのは4~50代の中年期だったと思います。西園寺の場合は、10代から勉強を始めて20代には自由を手にしました。貴方には、もっと早く自由になってもらいますし、私はそのために本稿を執筆しています。

私自身、若い頃から経済成功を求めて、一時期は物凄くお金に執着した頃もありましたが、紆余曲折を経て、日本の税制や経済、自身のビジネスリテラシーの向上と共に「どういうライフスタイルが自分にとって最も幸せか」という最適解を見つけつつあります。私にとって、一番大事なのは「余裕があること」「暇があること」「自由であること」です。これは、お金を超越します。そもそも私がお金に執着してきた理由自体、「お金とは鋳造された自由である」と考えてきたから、です。

常に、「どうやったら楽になるか?」を考えてビジネスのビルド&スクラップを繰り返してきましたが、私をきっかけにして稼げるようになった人が集まる、「稼げる強い少数精鋭コミュニティ」を運営すればかなり楽に回ると思っています。ですから、本稿は貴方を稼がせるだけでなく、「強力な稼げる人材」に半ば強引に引き上げる思惑で執筆されています。

私は、別にノウハウを隠しているつもりはありませんし、美味しいところは全て無料で公開しているつもりです。しかし、「その背後に何があるのか」ということは、こういった限られた空間でお話しするようにしています。そうでなければ、伝わるものも伝わらないどころか、誤解を招く危険性があるのです。

私は、自分が売っているのは「信頼」だ、という自負があります。

最終的に、いつもお話ししているような結論に帰着してしまうと思いますが、マルセルプルーストのThe real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes, but in having new eyes.(真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではなくて、新しい視点で見ることなのだ)という言を引用させて頂き、本書の存在意義を説明させて頂きます。

本稿の存在意義と価値については、一目ではわからなくても、繰り返し読みさえすれば、必ずやご理解頂ける聡明な方がお手に取ってくれているものと信じています。内容は「通」向けの骨太さがあるはずです。

遠回りをした分だけ、再現性を手に入れた

若き日の私は、本当に素直でした。ロバートの言うとおり、ファイナンシャルリテラシーを習得するため、親の名義で証券口座を開設し、株やFXで失敗したり、簿記・会計学を勉強したり、経済学を学んだり、バフェットやソロスなど著名投資家の著書を読み漁ったり、・・・・本当に色々なことをやりました。

「稼ぐ、すぐ結果を出す」ということに直結しないことを散々やり、お金も時間もかけましたが、その分、豊かな教養的土壌が育ちました(後年、学校教育的な教養の土壌もせっせと耕すことに努めました)。

実は、私は、もともとファイナンスの勉強に力を入れていた人間です。そして、それが成功に大きな貢献をしている、ということが本稿でたっぷりと明かされることになります。若き日、ロバートキヨサキの「ファイナンシャルリテラシーを習得せよ」という教えのまま、がむしゃらにその分野の勉強をしていました。その当時はワケもわからず、「いつか、これが点を結ぶ」と信じていました。骨太の専門書を読みあさるために膨大な時間を使っていました。私にとってロバートは絶対的な存在でしたから、勉強嫌いだった私を「人間が変わった」ように、「専門書を読み漁る活字の虫」に変貌させる十分な影響力がありました。

結局、そういった下積み時代に耕した教養の土壌では、たっぷりと養分が蓄積されていたのだと思います。後年、大木になって花を咲かせました。私を日光から守り、実をつけ、種を再投資するシステムが出来上がっています。

資源調達と投資に関わってくる

私から言わせると、ファイナンスとは、「資源調達」と「投資」に関わってくる分野です。最終的にはお金とは何か、について考えさせられる領域です。そして、全ての収益獲得行動にはファイナンスが関係してくると思っています。

なぜマーケティングの教材で、ファイナンスを語ろうとしているのか?それは、マーケティングという活動を背後で支えているのはファイナンスだからです。マーケティングがやろうとしていることは、収益獲得や事業価値の向上といったようなものであり、これは結局、経営成績と財務状態に結実します。ファイナンスとマーケティングは、最終目的を共有しているのであって、表裏一体の関係です。兄弟姉妹のようなものです。この点で、セールスとマーケティングは根本的な違いがあります。

事業を始める際、銀行や日本政策金融公庫、そのほか出資者を口説き落とす必要がありますが、これも「資源調達と投資」という行動です。そして、会社員の方であれば、そもそも日頃から会社の資本下で活動をしていることになります。これは会社の金を借りて仕事をしているということです。出資を受けたり借金をしたりしているのと同義です。会社員にとって、ファイナンスは欠かせない概念です。上司や、財務・予算分野で力を持っている人間、人事力のある人間、経営陣を口説き落とすためにはファイナンスの視点からモノを語れるようにならなければなりません。特に、ファイナンスがわかると会社の絶対的なステークホルダー、すなわち出資者(オーナー)と融資者の視点、受託責任を追う経営者の視点で物事が見れるようになります。つまり、会社を動かす絶対的な動力源を理解できるのです。

「ミュージシャンになりたい」の夢が叶う方法

世の中にある「夢」のうち、最も「夢らしい夢」と言えば何でしょう?「ミュージシャンになりたい」、というものではないでしょうか?

「俺、ミュージシャンになりたいんです」

と言いながら、28歳になってもコンビニアルバイトをしている人がいたとすれば、世の中の人はそれに対して「夢見てるなぁ」と思うこと間違い無し、だと思うわけです。芥川賞を目指して、自宅で引きこもって執筆活動を続けている人たちにも同じことが言えます。それだけに、B’zさん、浜崎あゆみさん、桑田佳祐さん、宇多田ヒカルさん、村上春樹さんらはジャパニーズドリームを掴んだ人たちだと言えそうです。おまけに、彼ら・彼女らが活躍した時代は、ネットなどが今ほど発展しておらず、儲けやすい時代だったでしょうから。画家になりたい、漫画家になりたい、これらも典型的なドリームです。

ただし、ここで注目して欲しいのがプロデュース・マーケティングの視点です。ファイナンスの視点です。

漫画家を世に送り出す支援者は編集者です。彼らがビジネススキームを考えている。採用も、打ち切りも、売り出しも、編集者の仕事です。歌手たちも芸能事務所に所属しますよね。AKBなんかは、メンバーたちに突出した才能はありませんからまさに裏方のおかげでバカ売れした人たちです。スタジオジブリでは宮崎駿さんがアーティストだとすれば、鈴木さんというプロデューサーが「ビジネス」の視点からジブリを支えています。世の中で、ビジネスとして成り立っているアート活動の背後には、

「マーケティング」
「プロデュース」
「ファイナンス」

を担当している人間たちがいるのです。有名どころで言えば、韓国のSMエンタテインメント、日本のジャニーズ事務所や集英社、エイベックス、LDH、AKBグループなどはまさにそういった「仕掛け」のプロです。アートを商業化することに長けている。すなわち、歌やダンスやお絵かき、youtube活動といった、一見お仕事にするのが難しそうなことをお仕事にするための視点が存在します。YoutuberならUUUMでしょうか。

本書がテーマにしているのは、まさにそういった領域だとお考えください。アイデアを金儲けと結びつけるということです。どんなビジネス活動にも、金主・広告主・融資者のような人たちがいます。もちろん、全てを私財でやるのなら、全責任は自分の元にありますけれども、この場合、自分だけの力で、自分自身や自分の作品を世の中に対して売り出すことが難しくなってきます。

アカウンタビリティー(説明責任)=信用

ファイナンスがわかるようになれば、貴方が日頃のサラリーマン活動で何をやるか、転職活動中に面接官に対して何を言うのか、全てがガラリと変わってくるはずです。間違いなく、成果にも反映されます。

自分の時間、金、労力だけでビジネスするなら、自分で自分を説得すれば良いだけです。しかし、チームプレーや他人資本を使う際には、何らかの合理的な説明・説得が必要になって来ます。自分と他人に対して、「現実的な合理的説明」をする力。現実的、というのは、現在の社会体制に沿った物事の進め方ということです。オカネのルールに沿っているということです。

そして、実はこのルールというものは全てが「法律のように」明文化されているものばかりではありません。私は学生時代、法学を独学し、司法試験受験生が読み漁るような専門書を読み漁っていました。その後、公認会計士受験生が読み漁るような専門書などを読み漁っていました。ですから、

・憲法、民法、商法、会社法、金商法、民訴、刑訴、行政法etc

・GAAP(一般に公正妥当と認められた会計原則)、IFRS(国際的な会計基準)、税法

など、現体制のエンジンとなっているようなものについてもたくさん触れました。専門家、実務家、学者の言にもたくさん触れました。すると、世の中がそういった公開された明文法で確かにその通りに動いていることを知る反面で、そうじゃない世界があることも知りました。現実の世界では、表向きのルール通りに運用されていないことがたくさんあることにも気付いたりします。最高裁が憲法9条についての判断について投げたり、行政が憲法解釈を変えたり、憲法の上にアメリカのパワーが働いていることを事実上認めてしまった砂川裁判などは、良い事例です。税金に関しても、あの手この手を使って逃げている人たちがたくさんいて、近年ニュースで報道されている通りです。

政治家、資産家などには、いわばそういったルールの抜け穴をかいくぐっている人がいたり、官僚や政商、行政関係者や財閥などにはルールを自分たちにとって都合の良いように書き換えるような動きがあったりするのも事実です。まさに、漫画ドラゴン桜の名セリフのごとく、「世の中は頭の良い連中にとって都合の良いように作られている」側面はあります。

社会のルール、メカニズム、現体制の論理を知ることは極めて重要です。そして、日本社会において逮捕されてしまった過去の著名人などは、あからさまな犯罪を犯しているわけではないのに、国策で収監されてしまったり、あるいはその逆で国策によって超法規的な措置や見逃しをされている人がいることにも気付きます。

最近、私は昔の学生運動の映像であったり、「あさま山荘事件」「日本赤軍」などの共産革命を目指した活動の動画をよく観ています。オウム真理教、シールズ、中核派などに関しても言えますが、ああいった反体制系の活動を見て、反射的に毛嫌いをする人たちがいますが(実際に彼らは世間から冷たい目を向けられていますが)、ああいった活動家の言い分やロジックに偏見なしに耳を傾けると、実に真っ当なことを言っていたり、ピュアな青年たちであることがわかります。これに対して、世の中では人々を搾取して苦しめている怪しいカルト、新興宗教、893などが跋扈しています。なぜかというと、彼らは世の中の大企業やマスコミの金主だったり、広告主だったりするからです。政治献金していたりするからです。「悪いこと」「倫理的にどうかと疑問になること」をやっているのにも関わらず、資金的にも組織規模的にも潤沢で、世間にある程度黙認される形で頓挫しているものはたくさんあります。スティーブ・ジョブズなんかも、元々はヒッピー、つまり反体制派のような人間でした。

この世界において、「何が良いのか悪いのか」というのは、極めて難しい問題です。日本人が大好きな維新志士なども現代の言葉を使えばテロリストです。織田信長は比叡山を焼き払っています。

結局のところ、社会的に成功するかどうか、社会的に偉人として認められるかどうか、お金が儲かるかは現体制のルールを知り尽くし、それに沿っているか、うまく利用しているかということです。

大学では、一人一人の学生が平等だという「妄想」の下で、言論の自由が確保されて、社会について青い理想を持ったまま延々と議論し合うことができますが、シャバに出ると、明らかに力を持っている勢力とか、権力者とか、意向を左右する意思決定者、既得権益層とかがいるわけです。これらを見抜くためには、世の中を動かすルールや力学を理解することが欠かせません。

世間では、「エゴイスト」は嫌われていますが、かといって社会公共の善を考えて、自分の利益を顧みず「現体制を転覆させよう」「世直しをしよう」と考えている革命的な人々は、行き過ぎると現体制のルール下では最も重い刑罰を下される可能性があります。

ルールを知る。
そして上手にプレイする。

これは、この社会で生きるのであれば、とても大切なことです。厄介なのは、そのルールがいちいち公表されていないことが多いということ。悟らなければならないのです。

民主主義のルール、刑法のルール、そのほか各種の法律、校則や社内規定などについては、皆詳しいですが、ファイナンスのルールであったり、資本主義のルール、そして「表向きには浮かび上がってこない世の中を牛耳る見えないルール」などは、びっくりするほど知られていないというのが現実です。

ロバートキヨサキは、一連の書物において、「法律」「ファイナンス」「税金」「借金」「インフレ」「稼ぎ方の4つの形態」など、見えないルールについて教えてくれました。そして、これらを学ぶようにと伝えてくれていますが、彼が言いたかったのは「世の中のルールを悟りなさい」、ということだと私は受け止めています。

目に見えるものや、学校教育で丁寧に教えられたこと、お友達や先生、周りの友人らが従っているもの、こういったものばかりに沿っていると、あっという間に奴隷になってしまいます。

簡単に言えば、全ての「夢見がちな人」にはファイナンスの視点が全くないと言えます。だからお金がついてこない。だから実現しない。子供の夢にはファイナンスの視点がゼロなのです。逆に言えば、ファイナンスを習得すれば大人の思考で現実的な夢が見れます。不特定多数の若い美女と乱交し、各地を旅して、美酒美食に酔いしれる・・・・という不埒な夢が現実のものになる力。これがファイナンスやマーケティングにはあります。

もちろん、ファイナンスの視点に基づいた説明力、ここに100%はありません。絶対は無い。しかし、例えば会社内で、最も良い提案を、最も合理的に説明できる人間は「会社を動かす」ことができます。少なくとも、できる人材だという評価は定着するはずです。会社を動かしてリスクを背負わせた結果、経済的に成功すれば、間違いなく立場や待遇は上がります。将来的に出世も拓けます。転職市場での人材価値は間違いなく上がります。世の中のサラリーマン経営者と呼ばれる人たちは間違いなく、「マーケティング」と「ファイナンス」に長けています。

資本主義体制下では大抵のものがお金で買えます。個人的な欲求はお金で満たせます。汚い言葉を使えば、女性のマンコも中出しも、市場主義経済の下、合法的にお金で買えてします。女性の場合は、審美歯科や美容整形外科、エステ、百貨店などで美貌をお金で買えます。だからこそ、皆、経済宗教や資本主義教を信じているし、コミットしている。だからこそ、今の世の中というのは、「皆さんは、この体制に賛成してくださいね、そしてゲームのルールの下でうまくプレイしてくださいね?」というわけです。

私は、もともと社会不適合性質です。今でも、自分がこの世の中でうまくやれていることを不思議に思っています。その理由を突き詰めて考えていくと、結局のところ、スケベだったからだと思います。今も昔もネオン街のきらめきでココロオドルのです。

男は例外なくスケベですから、世の中のマジョリティを牛耳る現体制の設計というのは、男のスケベさをうまく汲み取る形になっているはずです。私は、世の中に賛成できない・迎合できないことは昔からたくさんありましたが、自分が「スケベであること」は否定しようが無かった。美女の体にたくさん触りたかった。たくさんセックスしたかった。不特定多数とヤリまくりたくて仕方がなかった。モテたかった。モテまくりたかった。それを自分では否定できなかった。この点で、社会とうまく接点が持てたというわけです。社会と私の最大公約数はそこにあった。

歳頃の女の子はお金になびくようになります。そして、歳頃の美しい女性たちは、お金のために、胸や脚を露出して美貌をマネタイズしています。私は、そういった世の中の仕組みをおかしいと思いながらも、結局、そういったものに洗脳されてしまった。快楽にやられてしまった。でも、そのおかげで、今日、ルールを守り、税金を納めて、経済的裕福さを享受しながら暮らしているわけです。変則的な形で、とりあえず社会に迎合できているわけです。

自分一人でどうこう思っていたって、社会は変えられません。今の世の中は、「お金に牛耳られている世界」に賛同している人が多数です。少なくとも、若い綺麗な女たちはお金にメロメロです。

資本主義であろうと、共産主義であろうと、どんな体制下・社会システムであろうと、いつの時代も男女はパートナーを形成して子供を産み育ててきました。結婚というのは、実はどの体制・時代下でもできることです。権力者の場合は、妻や愛人が複数いたりすることもありますが、基本的には、どの世の中においても、男女は一対のパートナーシップを形成してきました。

しかし、資本主義の醍醐味というのは、フリーセックスのようなところなんでは無いでしょうか?何でも「値段」がつけられ、取引されるのが資本主義の特徴です。そこに極力、規制を入れようしない。何故ならば、社会の原動力を「人間の欲望」に求めているからです。女の身体も、実質的に買えるのです。今の日本社会では、日本全国どこにいても、女を「実質的に」金で買うことができます。というか、お金が無いと歳頃の女にはまずモテません。

こういう言い方をすると語弊がありますが、結婚して所帯を持ったら仕事が頑張れると言っている人の気持ちが、私はよくわかりません。むしろ、マイナスだと思います。そして、結婚の前段階である恋愛すら、私は「悪弊が大きい」と思います。

結婚や家庭の心理効果というのは、「自分の居場所がある」「自分の分身がいる」「自分の帰る場所がある」「自分を待ってくれている人たちがいる」というような、自己肯定感に近いものです。安住の地です。自分の仲間という意識です。これは、確かに幸せには貢献しますが、自分を成長させるようにけしかけるものではありません。安心と緊張は両立しないのです。「守るべきもの」というのは、自分をどんどん保守的に、臆病にさせるものです。

対して、モテていない人、孤独な人で、「美女とやりまくりたい!」と思っている人は、野心メラメラです。向上心があります。何より、上に上がらないと上の世界の女たちには手が届かないのです。彼らには帰る場所も無いし、心の拠り所も無い。絶対的な自分の居場所も無い。ですから、どんどんチャレンジしていくことになります。自己否定的になれます。

結婚や家庭作りは、ある意味で、(自分の)人生の終わりです。自分のパートナーや、自分の分身である子供に対して投資をしていくフェーズです。

ミュージシャンを目指していたら彼女にやめろと言われませんか?起業したいと思ったら彼女や嫁に止められると思いませんか?私の知り合いのベンチャー社長は「20代の時は彼女が本当に邪魔だった」と言っていますし、私も人生を振り返って勝機は「女との付き合いをよく考えたことにあった」と考えています。ホリエモンは全盛期、忙しすぎて風俗を多用していたそうですし、彼女を仕事に巻き込むどころか、その父親から金を借りて起業しているんです。イーロンマスクもオフィスに彼女を連れ込んで仕事を手伝わせた男です。手塚治虫は月に1回しか嫁と食事しなかったそうです。京都の日本電産創業者永守会長は、「自分は仕事ばかりするから、唯一の楽しみはご飯だから、飯がうまいこと」を条件にして嫁を選んだそうですし、若いうちは(モテたけど)女遊びを絶ったそうです。ドライですよね。

長い歴史を見てみると、結婚が「恋愛」と結びついたのは最近の話です。いつの時代も、結婚は国や、社会や、家系の思惑によって左右されております。逆に言えば、結婚を「当人たちの自由意志、自由恋愛」に委ねすぎているのが今の世の中だからこそ、人々は相手を探して結ばれるまでのコストで疲弊したり、生涯独身率が上がったり、幸せを期待して結ばれた結果、不満を感じて離婚をしたりするわけです。自由恋愛と結婚が結びついたのは、比較的最近の話であって、もともと接点はありません。「結婚と恋愛は別」と女性たちがよく言っていますが、本当に別なのです。彼女たちが思っている以上に別です。残酷なことを言うと、(彼女たちが社会経済的に能力や技能を身につける努力をしていない限り)、日本女性の大半にはもともと遺伝子を残す特別な価値はありません。ですから結ばれると損をします。

結婚というのは元来、政略的な意向で行われたり、家系の事情で行われたり(親が引き合わせたお見合い、家系の生き残りのための結婚、家系の労働力としての子供をたくさん出産するため)してきたものです。日本の権力の中枢にいる人たちを見てください。どこが自由恋愛でしょうか。めちゃくちゃ政略的な結婚をしているでしょう。

「結婚=幸せ」

の構図は、現代に登場してきた詐欺的なレトリックです。基本的に、今の世の中は、多くの大衆を辛い仕事に向かわせて、その鬱憤を家族に吸収させるという構図になっているように思います。そもそも現在の結婚思想そのものが、「落ち着く」という言葉で表現されている通り、どこかに根を下ろすようなものであって、人生を固定化させていくきらいがあります。芸能人なんかはすぐに離婚したりしますけれども、普通の一般人ならグッとこらえたりするでしょう。それは、普通の一般人の方が、生活と人生を、がんじがらめに固定されてしまっているからです。まぁ、早い話が奴隷なわけです。結婚というのは、する人間が誰なのか、によってもその内実が変わるということがわかると思います。多くの男性が、結婚や恋愛を意識して進路を左右されていることを見ていると、私は自分の人生経験に照らして不憫に思うわけです。

綺麗事抜きの泥まみれ・血まみれの成功法則を私に語らせるとこういうことになります。きっと、彼らにとって仕事というのは、イヤイヤ耐えるものなのです。イヤイヤ耐えるものにおいては、働くだけで心がどんどん弱りますから、その弱った分を充電する存在がどうしても必要になります。そういう意味で、全国の奴隷的な労働者には家庭が欠かせないわけです。

しかし、世の中の高給仕事というのは大抵、結果責任です。簡単に言うと、一家離散するリスクを抱えています。会社も同じです。どれだけ仲良しこよしであっても経済破綻をすれば離散します。そして、家庭よりも仕事に意識を向けることを半ば強要されます。何故ならば、「稼ぐ=社会的影響が大きい、関係者が多い」ということでもあって、稼げるようになるということは、基本的に自分の存在が多くの人のハブになっていることに気付かされるからです。国民的アイドルグループの嵐のメンバーたちは、プライベートでバイクに乗ることを禁止されているそうですよ。何かあったら大変だからですね。ジャニーズのメンバーたちが売れっ子になっても、いつまでも結婚しないのにはそれなりに理由があるはずです。

芸能人も、経営陣も、政治家も、起業家も、任期が限られていたり、いつクビが無くなるかわからない立場にあったりします。明日がわからない人たちです。こういう人たちにとっては、「結果に責任」があるのであって、サラリーマンのように「9時ー5時」「月ー金」を頑張って耐えれば良い、という世界ではありません。失業すれば、フラッとよそに仕事を探しに行けば良いという世界ではありません。サラリーマンの管理職ですら、通常の労基の適用外だったりしますし、今後は高プロ制度が適用されて、家族などそっちのけで頑張らないといけない状況に追い込まれるかもわかりません。

人生は24時間しかありません。

万物は繋がっています。

「結婚=幸せ」と思っていたら、どこかで悪影響の幸せが来るかもしれません。お気をつけあそばせ。

私は、人生戦略においてキャリアというものは、どの業界に行くか、どの職業に就くかなどではなくて、「仕事や自己実現の成功」かもしくは「家庭の成功」のどちらかをまず選択するものだと思っています。自分に尽くす人生か、他人に尽くす人生か、ですね。

見方を変えれば、今の社会体制の下で、最も面白おかしく生きたければ、キャバクラや風俗にハマったりするのは、むしろ賢い生き方だと思いませんか?

「国内で人を殺せば殺人なのに、戦争で人をたくさん殺せばなぜヒーローなんだ?」

みたいなことを考えてしまうピュアな人は、鬱になりやすくなります。なぜならば、社会や国家といった現支配体制を抜きにして、人類としての普遍的な解を求めてしまう発想だからです。結局、私たちは国策だとか、社会制度だとか、社会のルール、空気などにある程度迎合しながら生きていかなければならないわけです。

所詮、その枠の中で遊べるだけ。

枠の中で自由を謳歌できるだけ。

いちいち、人間として普遍的な解、真理、正義などを追い求めていたら病んでしまいます。大学年代の子で、生きづらさを抱えて哲学などに逃げ込む人たちがいますけれど、こういう人たちは、ますます生きづらさを加速してしまいます。結局、世の中に対する懐疑心だとか、学者・教授・予備校講師が教える「クリエイティブシンキング(=批判的思考、懐疑的思考)」などに毒されて、生きる場所を失ってしまうのです。世の中で、評論家や批判家は一番要らないというか、値段がつかないのです。破壊的になるよりも、生産的になった方が良い。そもそも、学校教育は権力者が牛耳っており、権力者側に就職するためには有力なコースです。権力というのは庶民を疑ったり規制することが多い立場です。税務署、刑事、警察、特捜、法曹関係者、政治家になりたいのであれば、学校の勉強をシコシコ頑張れば良いでしょうが、過去の私のように生きづらさを抱えている人たちは、もっと、世の中の仕組み・メカニズムを理解する必要があります。万物を疑ってかかることに時間を使うより、何か生産するべきです。

ですから、もし貴方が、これからこの世界でうまく生きていきたいと思うのなら。「お金の力」をもっと体験すると良いと思います。スーパーやコンビニばかりでお金を使っていると、全然楽しいと思わないはずです。しかし、酒を呑んだり、クラブに行ったり、海外旅行に行ったり、風俗やキャバクラに行ったり、とにかく刺激的で面白おかしいものにお金を使ってみて下さい。良くも悪くも、今の世の中に洗脳されるはずです。または、今の世の中の下で生まれてきた素晴らしい商品・サービスに触れてください。ゲーム、映画、漫画、アニメ、車、なんでも良いです。今の世の中は、お金を使うことが好きな人、お金を稼ぐことにモチベーションがある人以外は楽しく暮らせないようにできています。正直、資本主義社会は狂ってます。そして私も狂ってます。

組織の外で稼げる人間の原則は「市場で人気に火がつく商品・サービスを生産・提供できること」であり、組織の中で稼げる人間の原則は、今述べたものに加えて、「組織の力学を理解し、派閥争いや部署間闘争などを乗り越えてリーダーシップを発揮できること」です。もし貴方に圧倒的な学歴があるとか、もともと中央官庁に勤めていたとか、政治と絡みがあるということであれば、竹中平蔵のような「政商」的な生き方が可能でしょうが、普通はそうでは無いはず。会社という営利組織で人を束ねていくためには、説得的なストーリーテラーにならなければなりません。そして、それが夢物語で終わらないようにするためにはファイナンスの素養が欠かせません。

逆に言えば、マーケティングやファイナンスに関して優れている人は、20代のうちに、年収800万とか、1000万とか、1200万とか、1500万、2000万というオファーを受けられるようになってもおかしくないはずです。2018年はカルロスゴーン逮捕のニュースが年内最大級のものとなって終わりそうですが、ゴーンにせよ、ジャックウェルチにせよ、社内でなんらかのプロジェクトの担当者になり、それを経済的に成功させ、会社を儲けさせた結果として地位を高めていったキャリアを持つプロフェッショナルサラリーマンです。組織内での活動は、すべて「会社の金」「会社の資源」「他部署」という他力を使うわけですから、合意形成やインフルエンスが欠かせません。影響力を持ちたいのであれば、説明力を持たなければなりません。

P/L(損益計算書)とB/S(貸借対照表)に沿った、アカウンタビリティー(説明責任)を果たせるだけでビジネスマンとしては一流です。なぜなら、ビジネスの世界は嫉妬や足の引っ張り合いをする場所では無く、みんなで協力プレイをして大きな果実を獲得し、それを関係者で分け合うというWIN-WINの活動であると「まともな人」は心得ているはずだからです。何が合ってるとか間違ってるとかどうでも良いです。みんなで、最も儲けられそうなプロジェクトに、みんなで突っ込めば良い話。

なぜやるのか?

なぜこうするのか?

背景にあるものは何か?

これらを丁寧に説明できるということは、信用を生みます。間違っていたとしても、無言よりはマシです。次に繋がります。評価・信認が得られます。

提案、アイデアの背後にあるものを説明できる、なぜ成功するかのストーリーを語れる、自分の発言の意図、考えの原理を伝えることができるというのは素晴らしいことです。

その話が面白ければ、みんな、ワクワクして乗ってくる。いつの時代も、男の子たちは面白い「企て」が好きなのです。秘密基地、秘密計画に魅せられるのです。そして、女たちはその計画から生まれた果実を分け与えてもらえれば股を開く。今のは半分冗談ですが、これが人類の本質と言えるでしょう。

たとえ、説明が間違っている、未完成な部分があったとしても、誰かがフォローを入れてくれるし、「ではこれはどうですか?」という新しい案も投げかけられることになります。人を巻き込めるのです。自分の行動や発言の背後にあるカラクリを説明すれば、それをベースにして、また誰かが発展的な内容を展開していくかもしれません。補足してくれる、協力してくれる。実際、世の中の学問などはそのようにして発展していったはずです。「一人の人間が全体系を完成させた学問」などは存在しません。もし、全てが一人の人間の思想に帰すのであればそれは宗教です。

  1. オープンに
  2. カラクリや世界観が説明され
  3. 参加型である

というものは何らかのムーブメントを生みます。

結局のところ、ポケモンゲームやスマホが大成功するのも、こういったところに依ります。

数学の世界なら、ピタゴラス、タレス、デカルト、心理学ならユング、フロイト、アドラーなど著名人がたくさんいますが、こういった人たちですら、数学という体系、心理学という体系において、一部分での功績が大きいというだけです。それでも、時空を越えて多くの人たちにその業績が認められています。今、私たちが「大きな塊」として認識している知的財産・知識財産の体系は、著名人・先人たちの発想の「つぎはぎ」によって構成されています。こうやって、世の中の学識や科学的見識は成立しています。

一つの産業、企業ですら、そういう歴史があるのです。余談ですが、「経営戦略全史(ディスカバーレボリューションズ、三谷宏治)」という本を見れば、経営戦略という領域におけるフレームワーク、知識財産が、大学経営学部と、経営コンサルティング界隈のキャッチボールの中で進化してきた歴史が概観できますし、これと併せて「マッキンゼーをつくった男 マービンバウワー(ダイヤモンド社、エリザベスイーダスハイム)」などを読めば、戦略コンサルという事業が事業化していく過程、すなわちアイデアがビジネス化、産業化していく歴史を学べて、何らかのヒントになるかもしれません。

金融工学の歴史を調べてみるのも面白いかもしれません。冷戦時代にロケット開発に従事していた数学野郎たちが、冷静崩壊で職を失い、転職先として目をつけた金融界で発展させた新興概念が、金融工学です。頭の良い連中は、新しい思想や概念で世の中を動かし、作り変えていきます。マルクスの「資本論」やヒトラーの「我が闘争」なども面白い。思想が伝播して国すら創ってしまった事例を見てみると、「すべてのものは2度創られる、先ずはじめは人間の頭の中で想像され、その次に現実世界に創造される」というのは本当だと実感させられます。天才というのは、ある種、「狂気の人間」のですから、自分が頭の中で描いたことを本当に現実世界で実現してしまうのです。いわゆるオカシイ人たちです。ネジが外れている。

普通の人は、多くの場合において「そんなことは無理だ」と思うでしょう。もしくは、そんな視点すら1ミリも持つことなく、黙って学校へ行き、学問を修めて、求人票を見て応募し、誰かが作った会社のルールに従って生涯を終えます。女優と付き合って世間を騒がせたZOZO社長も、元バンドマンの高卒ですが、若き日に電車でうなだれるサラリーマンを見て「ああはなりたく無い」という思いのまま、面白おかしく生きるための延長線上に、今のZOZOの前身を立ち上げてしまったものです。現に社長は大金持ちです。そんな前澤優作さんが、会社の社名に「ZOZO」と名付けたのは「想像」と「創造」の二つの「ZO」が由来だそうです。このように、彼は現体制下(資本主義)でお金持ちになる方法を心得ています。そして、西園寺もそれを心得ているからこそ、こうやって自由な資本家になれたのです。つまり、みんなが自己保身を考えて進路を決めていく中で、何かしらの社会的需要を創造または満たすようなアイデアの発想と実現に、人生の数パーセントを投じた人間には莫大な報いがあるというのが今の世の中です。

いちいち、何かを疑ったり不安になることに時間を使う前に、何かを生産して売れ。そして、その活動の対価としてお金を得る経験を早々に獲得するべきです。

現に、私が今、この文書を叩き込んでいるmacbookも今の社会体制の下で、頭のおかしい人たちが自分のアイデアを社会に投げかけた結果、生まれたものです。

私は、小学生の時、図書室で偉人伝ばかり読んでいました。その頃から、もしかしたら成功のストーリーパターンが頭に刻み込まれているのかもしれません。

成功者は大抵、「興味を持つ」→「課題や問題意識を持つ」→「解決に向かって困難に直面する」→「閃く」→「市場でヒット、支持を受ける」

みたいなパターンが多いです。

また、私は昔からエリートコースなど1ミリも見向きもせずに、ゼルダの伝説、ポケットモンスター、マリオなどの任天堂ビジネスであったり、メタルギアソリッド、スタジオジブリ、ロバートキヨサキ、ダン・ケネディなどに魅せられてきた男です。そして、これこそがまさに成功の秘訣なのです。彼らには自己所有のビジネスとブランドがある。ファンがいる。

世界で最も成功した作家であるJKローリングは元生活保護受給者のシングルマザーなのです。「ハリーポッター」は、小説として大ヒットし、その次に映画として大ヒット、その次はテーマパーク建設へと繋がり、凄まじい権利収入を生み出しています。世界中に多くのファンを抱えています。多くの人間を動員し、ビジネスマンを巻き込み、社会的に凄まじいインパクトを与え続けている。ポケモンも、ウォルトディズニーもそうなのです。オウム真理教の麻原彰晃や、ヒトラー、ゲッペルスなどは方向性は間違えたけれど、やってたことは「天才の考え方」「天才のコトの運び方」だったことは疑う余地はありません。最近のJ-POPシーンを騒がせているシンガーソングライターのあいみょんにも強烈な世界観があります。あいみょんがギターを握り、音楽を奏でて、歌えば人が集うのです。エドワードデボノの「水平思考」などもそうですが、浸透する概念をひらめくだけで一生食っていけますよ。芸人などもそうですが、一芸やコントなどで一度名を売ると、主要番組のキャスト、ひな壇として呼ばれたり、フリートークやメディアミックスなどで食っていけるようになります。「影響力の武器」のロバートチャルディーニや、「21世紀の資本」のトマピケティもそうですね。「マネジメント」のドラッカーもそうです。林修氏は某番組で、「社会で成功するためには、創造か問題解決のどちらかしかない」と言っていました。これも良いところを突いていると思います。

私自身も、様々な学識、DRM・コピーライティングなどの体系化されたノウハウ、既存の商圏に出回るナレッジコンテンツなどをかき集め、自分なりに実践・検証するキャリアを続けて来た結果、オリジナルのノウハウを完成させています。

・・・・・私の場合は、コンサルや講演をするためではなく、自分で使うために開発を続けてきたのですが。実際、アフィリエイト、独自コンテンツ、他社JV、ECなど様々な分野で様々な商品を販売してきました。

自分のアイデアと金儲け(収益性)を連結させる

世の中で、末端の肉体労働の給与が安いのは今更私が説明するまでもありませんよね。有名大学を卒業して、商社や広告代理店、コンサルなどに就職したとしても、その実態をよくよく見ていくと、時間単価は安いです。laborになっていたりします。学生に対してブランドイメージを作り上げることが上手だからこそ若い人たちがどんどん入ってくるわけですが、彼らは知的労働をしているように見えても、結局誰かが作り上げた「仕組み」を回すための労働力として働いているだけです。高給エリートには、めちゃくちゃ残業している人たちがたくさんいます。彼らの中には「世の中のアルバイターの人たちの方が、時給ベースでは稼いでますよ」と、自虐的に笑ったりする人もいます。もしかすると、医者なども同じ構図かもしれませんね(話を聞くと、彼らも相当キツイようです)。

ここで、提言です。結局、外資系コンサルも、医者も、誰かがすでに作った仕組みの枠内とか、「医学」「医療制度」「国家資格」という自分以外の誰かが考え出してきた概念・枠内で労働力を提供しているだけです。だから、発想料ではなく労働料で稼ぐ羽目になるのです。こういった世界では、上に登りつめて顎で指示する立場になるまで楽できません。いや、むしろそこまで行っても楽では無い。それ以前に凄まじい出世競争などがあり、これは民間企業も、大学病院も、官僚組織ですら同じです。労働で稼ごうと思えば、自ずと限界が出てきます。疲弊してきます。24時間365日しか無いのですから。我々の肉体は一つしかありません。たくさんの労働力を束ねて、ただただ働かせピンハネするモデルは「奴隷時代」の発想で、今は通じませんし、同じやり方をするとしても発展途上国の賃金の安い人たちを使う必要があります。日本人から根性を取ったら何も残らない、と言っている人がいるそうですが、確かに、昨今の「働かせ方改革(働き方改革とネーミングするのが憎いところ)」の動きなどを見ていると、日本の中で政商として暗躍している人たちは、労働に関係する諸制度をどんどん壊していって、昔の奴隷貿易のごとく稼ごうとしている輩がたくさんいますね。我が国は、上も下もそういう連中が多いのかもしれません。奴隷労働に関して、白人社会は今も責められていますが、実際はアフリカの黒人を奴隷として売り飛ばしていたのは同じアフリカの現地人だったりするのが歴史の真実です。

ハイクラスの労働者も、ワープアも、氷河期の人たちも、老後破産している人たちも、みんな疲弊しています。理由は、労働でご飯を食べようとしているからです。

悠々自適に高い稼ぎを得たければ、自分の発想ドリブンで仕事できるようにならなければなりません。発想料をもらわないといけないのです。別に作家にならなくても、特許を取らなくても、大学教授にならなくても良いです。尾田栄一郎になれなくても、秋元康になれなくても、ドラッカーになれなくても大丈夫です。

会社の中で、「自分の判断、意思決定」「自分の裁量に基づくプラン」「自分の発想に基づくプロジェクト」などを通して、実行できるようになれば、自ずと時間あたりのPAYが高い仕事へとシフトしていけます。究極的にそれは、起業家や経営陣、管理職の仕事です。シンガーソングライターは、自分の頭の中にあるものがお金に替えられます。ジョンレノンは、「そろそろプールが欲しいねぇ」と思ったら曲を書いたそうです。まさに現代の錬金術です。

現代の錬金術師には2種類います。

投機市場や通貨発行権などを牛耳り定期的なサイクルを起こして利ざやを抜いていく連中と、アイデアを換金する連中です。前者は、一般大衆に金儲けのチャンスを開きながら、そのカジノを運営したり裏で動きを把握して自分が一番儲けるという算段であり、後者の場合は社会的インフルエンスを発揮するアイデアによって人々の特別な感情体験に火をつけるというものです。人を出し抜くのがうまいか、人を感動させるのがうまいか、と言い換えると良いのでしょうか。

手っ取り早さを求める人はさっさと独立してしまえば良い。私はそうしました。もはや大きくなってしまった楽天(インターネットモール、銀行、クレジットカード、トラベル事業、球団買収・・・・)は、元銀行員であった三木谷さんの「インターネット上にモールを作れば成功する」という閃きから全て始まっていますし、日本型コンビニの発明者である鈴木敏文さんは、サラリーマンとして会社内で、日本型コンビニプロジェクトを発案・実行した方です。スープストックトーキョーも、創業者である遠山さんが三菱商事の社内ベンチャーでやったことですし、古い例を挙げればジュリアナ東京も、商社マンがサラリーマンの身分のまま始めたことです。村上ファンドの村上さんは官僚として仕事をする中で「コーポレートガバナンス」という概念の周知が日本は遅れている、という問題意識の元に独立し、前職のコネクションをフルに活かして、使命実現のための投資コンサル業を始めたのがきっかけです。みんな、何かしら「広めたい専権的なアイデア」があることがわかります。村上さんが一般的なファンドマネージャーなどと違ったのは、伝えたい・広めたい思想や使命があったことです。ですから、その差は今に至っても、如実に現在のポジションの違いとして村上さんを際立たせる形になっています。村上さんはただのファンドマネージャーとは違い、思想があるのです。社会的な問題提起がある。「日本企業は内部留保を溜めすぎだ」、とかね。だから、書物が売れるし、講演にも呼ばれる。彼は実は、自分のアイデアを売っているわけですね。知的労働の高みというのは、そういう領域です。

スティーブ・ジョブズは、サイエンスとアートを融合させたと言われています。孫正義は、情報革命と金融を融合させようとしているそうです。

そういったアクションを取る際、大事になるのがファイナンスの枠組みです。これは、アイデアの収益性を考え、説明する筋道になります。

もし、あなたが金融業関係者、例えば不動産、銀行・証券業関係者、保険業関係者、公認会計士・税理士、経理・財務担当者・・・などであればファイナンスの素養はお有りな方ですから、きっとこれから説明することをご理解頂くための知識・経験的土壌はお有りだと存じております。しかし、僭越ながら、貴方はそれほどマーケティングの実務がわからないのでは無いでしょうか。マーケティングで、市場から泥臭く収益を上げた経験が不足しているのでは無いでしょうか。だからこそ、この教材には価値があるのです。貴方に漠然とした経済的不安があるのは、マーケティングスキルが不足しているからです。そして、もしあなたが「アイデアに溢れる人」「やる気や行動に溢れる人」「野心に溢れる人」ならば、その思いつきや創造性に「マネタイズ」の視点を竹串として通すため、本教材は大いに貢献することを約束します。もし貴方が、何となく人生を変えたい、お金が欲しい、出世したい、起業したい・・・という方であったとしても、必ず、本書は何らかの形で役に立ちます。

ファイナンスのフレームワークで物事を語れるというのは、要するに、「資本主義社会の原理に適合しながら、金儲け視点(会社都合、上層部都合、投資家都合)」でインフルエンスを発揮できる、アイデアを実行できるということです。そして成果を出せるということ。実際に私が、その能力のおかげでヘッドハントされているのですから。

一人プレイであっても、ファイナンシャルリテラシーがあると自分に対して納得のいく自己説明ができます。雲を掴むような道のりの中で、明確なビジョンを持って行動できます。自分の判断・行動に自信を持つことができ、暗闇の中を歩いていく松明を手にできるのです。

お金持ちになるためには自分の思想を広める必要がある。

人と人は、理解で結びついています。理解は信頼、愛情、好意に繋がります。

「つかみどころが無い人」「自己が確立されている人」といったような評価が世の中にはあったりしますよね。その評価次第で、他人からの態度は変わります。待遇が変わります。これがビジネスの文脈なら、露骨に出世だとか、給料、待遇に関係してきます。

彼氏・彼女のカップル関係や、旦那・嫁の配偶者関係、これらにある愛情と特別な信頼関係は、お互いの理解をベースに成立しているはずです。よくわからない人と同棲する人がいますか。結婚する人がいますか。いませんよね。よくわからない人にお金を出す人がいますか。いませんよね。コンビニフランチャイズを支えているブランド力・看板料の力の源泉はそこにあります。

特別な関係性においては、労力も、金も、物資も、特別な移動の仕方をします。お互いの才能や資源のシェア、人生のシェアが起こるはずですし、2馬力、シナジー効果にも繋がります。アカウンタビリティー(説明責任)を果たせるということは、儲かるだけではなく、人と信頼関係を形成したり、特別な好意形成をするのにも役立ちます。

人というのは、実はびっくりするほど他人のことがよくわかりません。他人の腹の中や、他人の思想というのがよくわからないものなのです。そして、それは人間なら当たり前のことです。だからこそ、

「私は何を考えているのか」

についての基本原理であったり、思想の体系を明確に説明できるようになると、どんなメリット・現象が起こるのかというと、「人間の概念化」が起こります。

私の父方のおばあちゃんは、旦那に先立たれて孤独に暮らしておりましたが、いつもおじいちゃんの遺影をそばに置いていて、「おじいちゃんならこうする」「おじいちゃんならこう言う」「おじいちゃんはこんな人だったの・・・」というように、いつも嬉しそうに語っておりました。その時、私はおばあちゃんにとっておじいちゃんが一種の教祖のような存在になっていることに気付きました。おばあちゃんはおじいちゃんが遺した教義や思想と共に生きていたのです。

その気持ち、今の私もわかるのです。私も、辛い現実の中を、誰か(とその思想)を崇める中で生き抜いてきた、支えられてきたからです。

インターネットで、「世界で最も偉大な人」と英語で検索したら、人気投票に基づくランキングが出てくるのですが、上位を独占するのは誰だと思いますか?ダヴィンチ?ゲーテ?ジョブズ?アインシュタイン?ジェファーソン?ワシントン?ケネディ?

・・・・実は、違います。

イエスキリスト、ブッダ、アラー、こういう人たちが圧倒的に人気があるのです。ダントツなのです。私は目が点になりました。驚きました。しかし、冷静になって考えてみれば、当たり前です。結局、偉大な人物というのは人類に貢献奉仕したから偉大なのです。そして、多くの普通の人にとって、わかりやすく自分の人生に役立っている、幸福に貢献している、支えになっている、救いになっていると実感を感じやすいものは何か、と考えれば、そのランキングには納得ができます。

簡単に言うと、私は電車に感謝していませんが、ロバートキヨサキの思想教育には凄く感謝しているのです。しかし、電車の方が、おそらく莫大な投資、コスト、多くの関係者の労力が投下されているはずなのです。それなのに、きっと、感謝の実感を持ちづらい。これは、世の多くの人にとっても同じなはずです。

自分や、自分の生んだものが、社会で広く使われれば大金持ちになれます。誰かの思考と強い共鳴を生めば、その範囲が狭くても、小金持ちくらいにはなれます。この文書はまさに、その小金持ちが書いた書物です。

貴方が、西園寺の話を聞くにあたって、「此奴は何者で、なぜ話を聞く価値があって、なぜ私は此奴とここまで付き合っているのか?」と疑心暗鬼になる、不安になることがあれば、これを思い出して下さい。

西園寺貴文は、年齢と所得をベースに、統計データから偏差値を叩き出すと、同世代で圧倒的な数値を出した男であるということです。若くして早期に成功した。著名なトップスポーツ選手などと比べられたら流石に困りますけれど(しかも最近はYoutuberやブロガーなんてものが出てきて、ますます困ってます、youtuberやブロガーなんてものが存在する前から起業してますし)。私の成功は、瞬間的なまぐれではなくて「継続」しているのです。プロデュースも、マーケティングも、ファイナンスも全て自分で行っており、既存のプラットフォームが提供する収益システムで稼いでいるわけではありません。確率論的に、まぐれ当たりの成功を3年持続するのは困難です。年度別の売れた一発屋芸人・売れた一発芸を調べてみて下さい。私が言っていることがお分り頂けると思います。世間で、「3年」が経歴上、重んじられる理由は、「1万時間の法則」と、確率論的に「まぐれ当たりを3年続けるのが困難」とされるからだと思います。

なぜ私が働いておらず自由に暮らせるのか?なぜ不労所得、権利所得・印税所得的なものを実現できているのか?それを継続できているのか?

それは、アイデアで食べているからです。その方法を確信的に知っているからです。ノウハウがあるからです。

詳しくは西園寺の独自教材である「ヒットアイデアの本質」も参照して頂きたいのですが、世の中で大金持ちになった、著名人になった、偉人になったという人たちは、新しいコンセプト、仕組み、アイデア、思想を広めた人たちです。アーティスト、宗教家、起業家、思想家、作家、発明家、作曲家、・・・・みんなそうです。

ドラッカー、コトラー、ピケティ、大前研一、エドワードデボノ、ジェイエイブラハム、ダンケネディ、ロバートキヨサキ、秋元康、松本人志、宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、尾田栄一郎、JKローリング、スピルバーグ、ビートたけし、松本人志、明石家さんま、島田紳助、高橋和希、あいみょん、ハワードシュルツ、・・・・・みんな、何らかの発想を世間に流通させることに成功した人です。

大きな財を得るというのは、スーパーでレジ打ちしたり工場で肉体労働するといったようなこととは違って、自分の肉体的限界、物理的限界を超えることです。時空を越えて、多くの人に価値を届けるもの。必然的にそれは、「思想」「世界観」「アイデア」「ノウハウ」だったりするのです。全てのものは、2度発明されます。まず初めに頭の中で発明されて、その次に現実世界に産み落とされる。ですから、なんらかの工芸品・工業製品にせよ、会社にせよ、元を辿れば誰かの思いつき、つまりアイデアです。意匠です。商標です。著作です。

そこに、ファイナンスやマーケティングの視点が必要なのは、自分で世の中に売り込むためです。もし、その能力が無ければ、編集者や、芸能関係者のスカウトがいるのです。事務所のゴリ押しが要るのです。

つまり、私の話を聞くべき人というのは、若くして、比較的早期にセミリタイヤしたいという人です。知的財産の収入で食べていきたいという人です。なおかつ、「人間関係や日本的価値観にあまり縛られたくない人」。下手に有名になってマスコミに追いかけられたくない人。経済的不安から解放されたい人。社会のつまらない縛りや、雇う側の都合から解放されたい人。

風俗に通ったり女遊びで失敗すると、ニュースになるような立場になりたくない人。権力闘争に巻き込まれたくない人。プライベートはプライベートで確実に守りたい人。仕事から離れたい人。加えて、それを支えるスキル・ノウハウについて、体系的に理解して自分の確信のもとに、安心して暮らしていきたいという人です。

それから、私は学校教育に小学校の時から疑問を持っていました。エリート街道は歩んでいません。常に、授業中、「こんなこと学んで何になるんだ?」という思いが渦巻いていたし、出自がそんなに恵まれなかったからこそわかっていたのですが、ある程度、社会階級の再生産システムであるという感じがなんとなくしていました。

若いうちから進路に散々悩み、生き方にすら悩み、恋愛や友達関係、親子関係でも泣きたくなることがたくさんあり、「周りとついていけないかも・・・」みたいな変な疎外感もありました。学業やスポーツに対するコンプレックスもありました。働き始めてからは、優秀だったものの、どれだけ労働しても会社に吸い上げられる虚しさや、会社組織内の人間関係に辟易するようになりました。

ですから、私の話は、

  • 出自に恵まれない
  • エリートでは無い
  • 生き方に迷っている
  • いい歳していろんなことを諦めきれない
  • 現実社会に疲れている
  • いろんなことから逃げたい
  • 逆転成功したい

という人にも向いているでしょう。

西園寺さんが、「お金持ちになりたい!」「リタイヤしたい!」と強く願うようになったきっかけは、若かりし頃、平日の昼間から高級車に女を乗っけてラブホテルに入っていくオッサンを見て激烈に嫉妬したことです。16~17歳ぐらいまでは近い存在だった同年代の女の子たちが、18歳ぐらいから急にお金の力になびいていって、お金のために乳を出したり脚を出したりすることを、喜んでやり始めるようになるあの時期に端を発します。女たちの目が円マークになり、「甘酸っぱい青春純愛」の世界から「資本主義的な色欲、不純異性交遊」の世界にシフトしていくあの感じに、強烈にメラメラしたことです。もちろん、動機は女だけでは無いですが、女がこの世にいなければ、若くして働こうとか、若くして意識高い思想を持ち始めることも無かったと思います。現実に悲しみながらも、世の中に迎合するために、そして怖いもの見たさに、若年の頃に背伸びしてキャバクラなどに行った際、「お金さえ出せば綺麗な乳出し美女、脚出し美女たちにハーレムしてもらえるという衝撃」にガツンと頭をやられました。「非日常世界」に、一瞬で虜になってしまった。風俗については、「嫌だ、そんなこと信じられない、世の中おかしい」と思いながらも、アレヨアレヨと吸い込まれて虜になってしまった。世の女たちが「お金持ちと結婚したい~~」と言っているのを聞いてメラメラしたことは原点です。今も昔も、夜のネオン街で、おじさんが若くて綺麗なスレンダー巨乳美女の尻を触りながら、ドヤ顔で歩いている姿を見ると、「これこれ!これが資本主義で頑張る醍醐味だぁ!!」とメラメラしてしまいます。

ですから、スケベな方や、独身で寂しい方なども、西園寺の世界観、ライフスタイルにバッチリでしょう。

心配するな、どの道、働き方改革をせねばならない

コンテンツビジネス、ブログビジネス、アフィリエイトビジネス、起業準備などに取り組み始めたビギナーの中には、「サラリーマン世界に戻ろうか悩みます」みたいなことを言う人がいます。

しかし、考えてみて欲しいのですが、どのみち、65歳を過ぎたら雇ってもらえません。最近は70歳まで働ける法案を通そうとしているそうですが、結局、多くの人は老後も働かないといけないので同じことですし、企業寿命はどんどん短くなっています。テクノロジーイノベーションもあります。一気に仕事が消える時代です。

氷河期世代や老後破産している人のドキュメンタリーを見ていますか?結局、どれだけ有名大学を出ようが、高学歴になろうが、誰かに雇ってもらえないと生きていけない連中の人生は、どこまでも悲惨だということがわかるはずです。現代版の奴隷です。司法試験目指してたとか、会計士試験を目指していたとか、そんなものは一切関係が無いのです。資格を取って一発逆転だとか眠いこと言っている30代もゴロゴロいます。

日本の財政状態をご存知ですか?人口動態をご存知ですか?江戸あたりからずっと続いてきた人口拡大フェーズが、2010年あたりをピークにして、減少に転じ、このまま減り続けることが予想されています。2050、60年代には今と比較して3000万人ぐらい減るそうです。現在、日本国の税収が60兆円ぐらいですが、歳出はその1.5倍くらいはあるわけです。内訳の大半を占めるのは、高齢者関係、それから地方に回すお金です。地方の過疎化、都市集中化、少子高齢化は進むと言われています。2100年代には人口が5000万人を割るそうです。日本政府の借金は1300兆円あって、これはほとんど国内での借り入れですけれど、次世代にツケを回している状況です。最終的に日本政府の借金のツケは国民に回ってきます。公共サービスの削減なのか、公共事業の民営化なのか、増税なのか、なんらかの国民資産の収奪なのかはわかりませんけれど、国のあては「国民」ですから、国民をなんらかの形で搾り取ることは確定事項です。今後、日本人は間違い無く貧乏になります。国民をジワジワと締め付けていくか、国家的にドーンと沈んで通貨や国債の信認を失ったりするかのどっちかでしょう。もちろん、国の財政の破綻は「日本国の破綻」とイコールではありません。ただ、そういったことが起こった場合、「誰が損するのか」「誰が無関係でいられるか」というのをわかっておくことです。貯金とかそういうものばかりをあてにしている人が損します。首根っこを他人に握られ続けている人が損します。そして、若い世代ほど、上の世代を恨む構図は変わらないはずですから、歳をとればとるほど、今後は厳しい情勢です。敬老ではなくて、嫌老社会です。年寄りが崇められる時代は終わりです。若者だけが、若い感性を活かしてどんどん特殊な経済を形成していきます。

人工知能だ、IT化だ、グローバリゼーションだ、とか言う前に、そもそも論として、我々は老化していき、新しい世代が台頭してくるのです。

ハードでしょう?

学生時代に頑張った人は、将来的に持続する可能性が高い老舗や、大企業・特権企業、権力の中枢に潜り込めているかもしれません。そのために、世の教育ママや学生たちは死に物狂い・血眼になってるわけです。

職人の世界、資格を取って専門職を極める世界など、いろいろな道がありますが、みんなそれなりに必死にやっているわけです。あちこち、どこも厳しい。

スポットライトの当たらない世界の人たちはたくさんいます。劣悪な業界、中小企業、ブラック企業、ワープア・フリーター、ニート、たくさんいます。日本はワープア比率が高い国、格差が大きい国だということはあまり知られていません。アングラな世界とかも結構酷かったりするのです。

昔と違って、多くの人は生涯のうちに、何度か転職せざるを得なくなる世の中になっています。会社から叩き出される危険性があります。会社も国家も、長くはもたなくなってきてるからこそ、税金など取るものは増やして、社会保障など与えるものは減らして、みたいな動きが国家的にあるわけです。富裕層を監視して、国外逃亡を締め付けて、徐々に下層に対する締め付けも加速していく。

こんな状況の中、我々は、

  • カントリーリスク(国家の財政問題)
  • グローバリゼーション
  • 新しいテクノロジー、人工知能
  • 自身の老化、体力・気力・知力の低下
  • 若い世代の台頭

の中、生き残るだけでなく、「(最低限のラインとして、生きる意味と価値を見出せるレベル以上に)自身の幸福の最大化」を目指してやっていかねばならないのです。

特に、国家の財政問題は多くの人に深刻さが認識されていなくて、将来的に、ハードランディングは不可避の状況にあります。預貯金に何らかの形で手をつけられたり、実質的な貨幣価値の目減りを政策的に実行されたり、増税されたり、公共サービスを削減されたり、あらゆるものが民営化してコスト像になったり、高齢世代を支えるための負担が激増したりする危険性があります。最近の政治の動きを見てください。国税の動きを見てください。行政の労働現場のことを知ってください。教育や就活の変貌を見てください。新しい産業に注目してください。下層に落ちた人たちの声を聞いてください。

事態は深刻です。

おまけに、寿命だけダラダラ伸びて、かつ、下の世代や実子に面倒を見てもらうことが難しくなってきています。「私たちはこういうパラダイムを信じて生きてきたのだから、あなた達も私たちを支えなさい!」と言っても、下の世代、若い世代にはサッパリでしょう。今後、ますますそうなります。

ロバートキヨサキは、Job(仕事)は、お金の問題に対する短期的な解決策でしかない」と言っています。私はこの言葉を胸に生きてきました。この意味は深いです。22歳ぐらいになって、「就職しないと食べていけないからとりあえず就職しよう」と意思決定することは、いわば目先のことだけを考えた「先送り行動」のようなことで、このツケはあとあと回ってくるのです。結局、歳をとっても同様の問題に追いかけ回されるのです。死ぬまでつきまといます。組織で出世し、業界や業界外に名前の知られたプロフェッショナルサラリーマンになれば、歳を取っても安泰でしょう。しかし、そうじゃなければ。

自分でビジネスを創るしかありません。

それしか無い。

「これしか無いんだ」という強い意志こそが、道を切り拓きます。挑戦にあたり、人は逃げ腰になりがちですが、そこで大事になるのは、強い意志です。そして、強い意志にはある程度、裏付けとなる理論が必要になると思います。

本書が、貴方の人生を切り拓く一助となることを願っています。

 

※※※遺産相続シリーズの購入経路は限定されております。※※※

 

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。