西園寺の友達には「金貸し」が多いのだけれど

西園寺のお友達に、某政府系金融機関にお勤めの人がいるのだけれど、めちゃくちゃ病んでるんだよね。仕事の話はしないで、っていう感じで。プライベートは何しているのかなと思うと、ひたすら音楽を聴いたり、小説を読んだりしている。

お金ってね、貸す方も辛いんだよ

みたいなことをしんみりと語る。

実は、身内にも金融畑だった人間が結構おるのよね、友達にも。

多分、金貸し系ってさ、全国どこでも、例えば地銀とかでもそのエリアの中心地に立派なオフィスとかを建ててたりする訳。デザインに趣向を凝らしてたり。それこそ、カフェを中に入れたりね。ゴールドマンサックスみたいに。ああいうのって、就活生とかにはたまらなく眩しく見えるし、ステータスとか、年収とか光輝いて見えると思うんだよね。いい環境だな、キャリアだな、みたいな。

でもさぁ、そういう人たち見るたびに思うのは、

学生時代にガチンコで会計学学んだり、経理の処理やったり、お金の管理や扱いしたことないでしょ

っていうことなんだよね。自力で貸借対照表・損益計算書作ってみなさいよ、CF作ってみなさいよ、現金出納帳とかいじってみなさいよ、弥生会計いじってみなさいよ、という話で。クソつまらないでしょ。しんどいでしょ。金の勘定(データと現金)合わなくて責任取らされて自費で払わされたり、詰問されたり、金庫管理したり夜間金庫に金入れたりということを若き日にやってた俺からすると、

死んでも金の扱い系に関わりたくないわ

っていう印象がバリバリあって。華々しいファイナンスやりたいとしても、まず下積みで泥臭いことを重ねないといけないし、そもそも「それ、日系金融に行くことか?外銀じゃないか?FP&Aじゃないのか?事業開発じゃないのか?」と突っ込みたくなる時も時折。公認会計士とか取っても、監査法人で身を埋めるとか、しょぼい事務所開くみたいな人生と、CFO的なキャリアパス、デューデリとかM&Aに絡むキャリアパスと全然違うでしょ。

そうそう、昔、みずほに勤めてたけど辞めてから地方でひっそりと暮らしていた先輩とも関わりがあったけれど、めちゃめちゃ薄給な仕事に成り下がっていたのよね。「前職の話はしないでくれ!」って感じだった。原付のバイク乗ってたもん。28ぐらいで。その人見るたびに、

なんでメガバン行ったのや?

といつも思っていた。年収1.5倍くらいまでは誤差やで。

実際、こっち系の路線に行く人たちって年収の高さや煌びやかなイメージに惹かれた人よりも、すごく淡々としていて、ロボットみたいなタイプの人だと思うわ。就活にあたり、就活生に対して、

お金欲しいなら金融

ってアドバイスしている人がいるけれど、なんか違うと思う。資本主義ってそういうことじゃない気がする。化粧品を社割で買いたいから化粧品に絡む仕事に就職するってぐらい危うい選び方だわ。まぁ、入らないと配属先・職種すらわからない日本的雇用慣行じゃあそういう選び方せんといけないのも仕方ないけど。会社と結婚とか、無理というか、選べないでしょ。22歳の段階でそれできる方が凄いわ。野村とか行って数年でアウトになって、ニートなのかなんなのかわからないことやってる人とかもチラホラいるでしょ。いろんな業態が知れるとか、社会勉強になるという理由で、人材業とか金融みたいなハブを選ぶ人もチラホラいるけれどさ。まぁ、ハマる人もいるだろうけれど、それでしっくりこない人も多そうだよねぇ、っていう。仕事って、ただ嫌だなっていうレベルと、本当に耐えられないレベルの場合があるからね。それを見分ける方法というのは、もう、若年期にどれだけ働いたのかだと思う。一般的大学生のキャリアであれば、就活の前に。20歳ぐらいまでにどれだけシャバに揉まれるかだと思う。疑似体験でも何でも良いから。

業界で年収変わるのは確かにそうなんだけれど、絶望的に合わない場合もあるからね。特に俺なんかは、めちゃくちゃ可愛い奥さんがおって「この奥さんのために死にます、残りの人生をATMとして捧げます」ぐらいの勢いじゃないと公務員とか銀行員とかやりきれんわ。今でも役所行くたびに、あの辛気臭いつまらなそうな空気で、1時間以上いたらゲロ吐きそうになる。

仕事は辛いものだ、耐えるものだ、みたいなのは一般論として正解だけれど、どのくらいの辛さを耐えるのかについて定量的に示されてもないし、どのレベルで語ってるのかわからないからね。

個人的には、意義が見えない・個人的にどうやってもモチベートできない仕事とかやってたら、駅のホームで電車待ってる時にふと路線に落ちてしまいそうだからね、マジで。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。