貧乏人は物を欲しがる。しかし、我々リッチは、人を欲しがる。
感動は常に、人を巡る物語の中にある。
The wizarding world of marketer.
あのamazon.com創業者のジェフベゾスは、エリート街道をいきなり飛び出して、貧相なオフィスでネットビジネスをスタートさせた。
この写真は、あのジェフが起業家として駆け出しの頃だ。これが20年ぽっちの短い時間で世界を牛耳るECに化け世界一のお金持ちになっていく。人生とは面白い。
ジェフはもともとエリートだったことを付け加えておかないと不親切だとは思うが、なんとも夢のある話だと思う。
ジェフは自分が歳をとった時に後悔することを回避する、『後悔最小化』という行動原理で動いているのだと言う。
後悔というのは、本当に辛い。本当に辛くて、悲しいものだ。
よく言うように、後悔には2つある。やった後悔と、やらなかった後悔。そして、やった後悔は20年後には笑い話になり、やらなかった後悔は一生に渡って残ると言う。だから、やらなかった後悔をするよりやった後悔をせよ、とよく言う。
これは本当だろうか?
私は個人的にこの考えが好きで同調するが、多くの人にとってもそうだとは思わない。
人生とは変わってしまうもの。大きく変わってしまうもの。良いようにも悪いようにも変わる。悪いように大きく変われば、過去にやったことを後悔することもあるだろう。
地味な一室でパソコンを叩いていたジェフが世界中の人が使う通販サイトを作り上げて世界一のお金持ちになる。世界に大きな影響をもたらすようになる。それぐらい短期間で人の人生は動くのだから、当然、悪いように大きく落ちる変化があれば人は過去の行動を悔やむことだってある。
それが人情というもの。
ただし、これだけは真実だと確信を持って言えることがある。
それは、私たちの命は、日々確実に目減りしているということ。死に向かっていること。そして、余生が減るだけではなく、確実に老いていっているということだ。
悲しいかな、私たちは少しずつ命を削りながら生きている。22歳以降はquantityとqualityの両方で右肩下がりになっていくことになる。
20歳前後の人間には不思議なパワーがある。ほとばしるエネルギーがある。何にも囚われていないがこそ発案できるものがある。行動力がある。若さはこの世で最も価値のある資産だ。そして、これは日々目減りしていく。
限られた時間を楽しむ花見のような人生があっても良い。散りゆく桜を楽しむような人生もあって良い。特に古今東西、お年寄りはそういった生き方を好む。静かにゆっくりと余生を謳歌したいのだ。
若い段階から、そういうことを考える人たちもいる。
だから、何もせずにじっと、時の流れを味わう人生もあって良い。でもそれは若い時にがむしゃらに頑張った人たちの定年退職後の夢のようなものであることも付け加えておかなければならず、もしかすると今の日本ではほとんどの人にとっては無理な未来かもしれない。
何もせずともゆっくりと衰退する。何かすると大きく変化する。
この変化の法則を信じて、時を駆ける少年、時を駆ける少女、時を駆ける青年になった者の人生は大きく動いていく。
12時の鐘がなる前に急がなければならい。
青春は戻らない。
いずれ夢を見ることも、期待をすることも、希望を持つことも難しくなる。
Stay hungry Stay foolishは口で言うのは簡単だが、やるのは難しいのだ。
これを支えてくれるのは若さだ。
もし仮に大きな変化が己の身に起こったとしたら?
もしそれがプラスの大きな変化だとしたら?
今までの生活がガラッと変わる。もし仮に、1日200万円が自分の手元に流れ込むようになったとしたら、世界にお金の使い道は無限にあるわけだから、貴方のやりたいことは全てできる。想像してみて欲しい。大抵のことは思い通りになる。
今までたまにしていたことが高頻度でできるようになったり、今まで手が届かなかった世界にアクセスできるようになる。言ってみれば、時給が跳ね上がることは、お金と時間のゲームである人生において自分の1時間あたりの密度・濃度が変わっていくことだ。
他の人たちが一定期間我慢をして楽しむようなことを、高頻度で楽しみ、さらにそのレベルが上がるとは、人生の回転速度が速くなり、若さや時間を楽しめるということ。下手すると40代、50代が人生をかけて体験したことを20代の成功者はもう既にその若さでやり終えている。まさに、quantityとqualityが上昇する。間違いなく、人生に鮮やかな色付けがなされていく。
『別に減るものじゃないから良い』という言い回しがこの国ににはあるけれど、この世界にはほとんどが『減るもの』として存在していて、『時間が経てば経つほど減るもの』で不可逆なものが命。言わば日々緩慢な自殺をしている。どうあがいても減っていくものは若さと時間。これに対してお金なんてものは大したことじゃない。不可逆ではない。むしろ取り戻したり増える。
人生の有限を覚悟してダイナミックに時を駆ける人に対して、沈静状態の人生にあれば、ある意味自殺を選択しているようなもの。つまり事実上死んでいる。終身刑も死刑もある意味同じようなもの。
減っていくものを早送りさせるかのように毎日を灰色に染めて、そのための労働を身を捧げ、わずかばかりのmoneyを手にし、そのmoneyで何らかの交換を果たしていく人生。当然、日々の生活費によってmoneyも減っていく。穴が空いたバケツに水を注ぎ込むような人生。このサイクルの中で、それなりに時の流れを楽しめる人はある意味才能がある人で、普通の感覚の持ち主なら、なんらかのフラストレーションやコンフリクト、退屈や憂鬱を感じるはず。時の流れが怖くなったり焦ったりすることが当然だと思う。
『自分の価値を確かめる』なんてフレーズを錦の御旗にして冒険に出ていく人たちもいる。自分の好きなことをやりたいから、自分が凄い存在であることを証明したいから、なんていう理由で勝負に出ていく人たちもいる。
ただ、世界に存在する真実は、すべての物事が大きく動く余地があるということで、長期的には誰もが劣化の微減に直面していて、それは月日が累積すると大きな大きな、そして取り返しのつかない不可逆な変化であるということ。物事は変わりゆくということ。
魔法にかかる事ができたなら、運命の歯車は違う音を立てて逆回転し始める。ガコンガコンと大きな音を立てて、金属粉を撒き散らし、激しい衝突音や振動を立てながら、予見されていた未来とは違う方向に進んでいく。人が意志を取り戻して自ら舵を切った時、必ずや『私は未来を大きく変えるchoiceをしてしまった』と感じるもので、往々にしてそれはバッドシナリオを想像して不安になるもの。つまり、バッドシナリオが頭を埋め尽くしてしまうほどの打ち手を打った場合には、確実に大きな変化の舵取りをしていることになる。ガコンガコンの音が大きいほどに、未来は確実に『予見していた退屈なもの』から大きく逸れることになる。
これを私は『ヤバイことをしている実感』と言うのだけれど、この実感が強いほど、その先の未来は大きく動く。
そして、これだけは言える。ヤバイことをしている実感、いわば不安や緊張のようなマイナス感情が強いほど変化の種を蒔いたことになり、薄ければ薄いほど、人生は大きく変化しない。
たとえば、出費をケチって、毎日大人しく家に帰る人生と、BARにでも定期的に通う人生の場合は後者の方が圧倒的にお金は目減りするけれど、何らかの出会いが確率的に発生して、思わぬ未来が待っている。たとえば素敵な異性と出会って、『今度、〇〇に行きましょうよ!』と話が盛り上がり、デートの約束を取り付けて、デートまでの日常が色鮮やかになり、デート当日は心臓がバクバクしてしまうかもしれない。
目前の景色が変わってしまう。
いつものつまらないイベントすら楽しく思えてくるかもしれない。つまり、あまり人生に変化が起こっていない段階ですら心持ちが変わり感じ方が変わるわけだ。これがまさに、魔法がかかっている状態。
12時の鐘がなるまでに時を駆け抜ける。
それはそういうことだ。もし、シンデレラボーイがガラスの靴を落とせば、魔法が解けた後の日常に、魔法の中で蒔いた種が運命の交錯をもたらして、自らを取り巻く現実の世界を変えてしまうのだよ。
何もしない人生というのは、22歳までにとっては良いかもしれない。でも、23以降の自然な落下軌道に乗り始めた人たちにとっては、ただただ苦しみの消化試合になる。何より忘れないで欲しいのは、君が過ごした20歳の1年は、19歳が次に過ごす1年になる。君が20歳までに過ごした5年は、今の15歳がこれから過ごしていく5年だ。30歳の君が過ごした20代の10年は、君が20歳だった時に10歳の小学生だった20歳たちが、これから謳歌する30歳までの10年だ。人生はみんなが行列に並ぶようなもので、若さを謳歌するのは後世に引き継いでいかなければならない。若さとは、何をやっても正解で、何をやっても失敗にならず、選択肢がいくらでもあって、無鉄砲で、柔軟で、スタミナがあり、何より魔法にかかりやすいということ。
逆に言えば若さを失った人間は正解を引き当てることは難しくなり、選択肢は限定され、魔法は冷めていき、意固地でスタミナが弱い。
22歳以降の変化をあなどってはいけない。いずれ君は25歳から若者とは呼ばれなくなる。と同時に、たとえば若さは、若さオンリーの人は20歳には絶対に勝てなくなる。
しかも、しがらみや苦しみが微増していく延長線上の人生。若さは若さだけで価値がありその眩しさによって人生運びの拙さを隠してしまうけれど、時が経つにつれて人生運びの差は、圧倒的になる。同年代の間にも顕著な差が生まれ、いつのまにか取り返しがつかなくなる。15歳の時の同年代のスターはフィギュアスケーターだとか特殊な人たちばかりで、まだ全国区の甲子園球児すら誕生していないかもしれないけれど、これが20歳、25歳なんかになると同年代にもスターが数多く生まれる。30歳以降はもう、『市井の普通の人たち』と呼ばれるレベルの人たちの間ですら大きな差異が生まれる。
…….そして、ジェフみたいに、20年ぽっちで、世界を変えてしまう人間たちも出てくる。
Dreams come trueは間違っている。
Dreams change youだ。
夢が貴方を変えるのだ。
夢は叶うものじゃない、夢を見るもの。夢の中に落ちることそのものに意味がある。夢中になることに意味がある。つまり魔法にかかることに意味があり、なぜならば、魔法にかかれば、12時の鐘がなるまでにガラスの靴を落として来れるから。これが後の現実を運行させている運命の歯車を意図的に狂わせる打ち手になる。機械仕掛けの工場に異物を投げ込んだり、ボタンやスイッチをいじくりまわすようなものだ。
この世界にあるのは全てが大きく変化する。自分が何をしようとしなかろうと、世界は動いている。そして自分が行動すればより自分と自分を取り巻く世界は変わる。
魔法にかかって時を駆ければ、良いようにも悪いようにも変化できるということ。そして何もせずにいればゆっくりと悪くなっていく。その悪くなっていく衰退のプロセスを味わって生きる生き方をする人もいるし、そうじゃない人もいる。
魔法にかかることのできる人は、限られた人だけだ。
限られた期間だけだ。
君は今、自分の掌の中に自分の未来を抱きしめている。
そして、この世界というやつは、ありのままの君に関しては、無関心だ。ただただ、無関心だ。
きっと、創業当時にジェフに対しても、世界は無関心だったはずだ。しかし今、世界はジェフの一挙手一投足に注目している。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。