30代独身、休日にやることがない。東京で金も時間もあるのに、なぜ暇になるのか

休日。

金はある。

東京にいる。

誰にも予定を拘束されていない。

好きな時間に起きていい。

好きなものを食べていい。

新幹線でも飛行機でも、乗ろうと思えば乗れる。

NetflixもYouTubeもゲームもある。飲みに行ってもいい。サウナでもジムでも映画でも買い物でもいい。

なのに、

「今日、何しよう」

となる。

これは結構不思議な状態です。

20歳の頃なら、金も時間も自由もあれば、やりたいことはいくらでもあった。

なのに実際にそれらを手に入れた頃には、やりたいことの方がなくなっている。

私は、30代以降の独身者が休日に暇になる問題を、単なる「趣味がない問題」だとは思っていません。

もっと構造的です。

自由を獲得するゲームが終わったのに、自由を何に使うかという次のゲームを作っていない。

これがかなり大きいと思っています。

「休日の過ごし方17選」を読んでも解決しない

この問題を検索すると、

映画を見る。

料理する。

筋トレする。

カフェへ行く。

資格の勉強をする。

旅行する。

副業する。

などが出てきます。

もちろん全部できます。

でも、たぶん知っている。

30代まで生きてきて、

「映画という娯楽がこの世に存在することを知らなかった」

という人はほとんどいません。

問題は選択肢を知らないことではない。

どれを選んでも、そんなにやりたくない。

ここです。

だから「趣味を100個紹介」しても根本的には解決しない。

映画を見る。

面白かった。

翌週また暇。

旅行する。

楽しかった。

帰ってきた。

また暇。

高いレストランへ行く。

美味しかった。

終わった。

つまり、

消費による楽しみは、その瞬間で決済が完了する。

積み上がらない。

これが暇の正体の一つです。

若い頃は「不足」が勝手に人生を動かしてくれた

10代、20代には不足があります。

金がない。

経験がない。

仕事ができない。

恋愛経験がない。

行ったことのない場所が大量にある。

欲しいものも大量にある。

だから、

「これが欲しい」

が自然に発生します。

ところが30代になって、

それなりに仕事ができる。

それなりに金もある。

一人暮らし。

東京。

独身。

時間もある。

となると、不足が減る。

これは本来かなり良いことです。

しかし、

不足という自動ナビゲーションが消える

という副作用があります。

腹が減っていれば、何をするか迷わない。

食べればいい。

金がなければ、何をするか迷わない。

働けばいい。

しかし、

そこそこ満たされている人間には、

「で、次は?」

が発生します。

東京は「やることがない街」ではない

東京ほど暇を潰しやすい場所も珍しい。

毎週何かやっています。

飲食店。

展示。

ライブ。

スポーツ。

イベント。

ホテル。

バー。

クラブ。

美術館。

映画館。

習い事。

コミュニティ。

旅行の出発点としても便利です。

なのに東京に住んでいて暇になる。

ならば問題は、

供給不足ではありません。

東京に娯楽が足りないのではない。

自分の内部に、

「そこまでして欲しいもの」がない。

これはかなり違う問題です。

地方へ行けば解決するわけでもないし、東京のイベント情報をもっと集めれば解決するわけでもありません。

独身の自由には「白紙」という副作用がある

家族がいれば、休日にも予定が発生します。

子供をどこかへ連れていく。

買い物。

家事。

親族。

学校行事。

家族旅行。

良い悪いは別として、スケジュールは勝手に埋まります。

独身は逆です。

土曜日10時。

何もない。

午後もない。

夜もない。

日曜日もない。

これはものすごい自由です。

しかし自由というのは、

「何もしなくていい」だけでなく、「何をするか自分で決めなければならない」状態

でもあります。

だから自由度が高くなるほど、人生設計能力が要求されます。

他人が予定を入れてくれないからです。

自由が欲しかった人ほど、自由を手に入れた後に、

「で、この時間、何に使うんだ?」

という第二問題にぶつかります。

金も同じである

金がない頃は、

100万円欲しい。

500万円欲しい。

年収1000万円欲しい。

と金額そのものが目標になります。

しかし実際にある程度稼げるようになると、

金そのものより、

金を何に変換するか

の方が難しくなります。

良いマンション。

高い服。

良いホテル。

高級レストラン。

海外旅行。

一通り経験すると、限界効用が落ちる。

すると、

金はある。

でも欲しいものがない。

になります。

これは貧困とは正反対ですが、別の難しさがあります。

資源はあるのに目的関数がない。

人生が止まりやすい。

「暇つぶし」と「人生が動くこと」は違う

休日にやることがないとき、

とりあえずNetflixを見る。

これは暇を消せます。

しかし人生はほとんど動きません。

反対に、

新しい業界へ入る。

知らない専門領域を勉強する。

自分で商売してみる。

知らない土地へ一人で行く。

新しいコミュニティへ入る。

作品を作る。

何かを研究する。

身体能力を上げる。

一つの専門技能を極端に掘る。

こういうものは、

その日の暇を消すだけではなく、

翌月の自分の選択肢まで変えます。

この違いはかなり大きい。

私は休日の使い方を考えるなら、

「楽しかったか」

だけではなく、

「その休日によって来月の自分に何が増えたか」

を見ると面白いと思っています。

大人になると「消費者」だけでは退屈になる

映画を見る。

YouTubeを見る。

音楽を聴く。

店へ行く。

旅行する。

誰かが作ったものを消費する。

もちろん楽しい。

しかしずっと消費者側にいると、

自分自身の物語が進みません。

他人の映画を見ている。

他人のYouTubeを見ている。

他人の店へ行っている。

他人のライブを見る。

他人が作ったゲームをする。

人生の大半が、

他人の作った世界を鑑賞する時間

になる。

若い頃ならこれでも刺激があります。

全部初めてだからです。

しかし経験が増えると、

「またこのパターンか」

が増えてくる。

ここから先は、

見る側だけではなく、

作る側、研究する側、仕掛ける側、参加する側

へ移った方が刺激が大きくなる人がいます。

仕事が面白い人は、休日でも仕事をしているわけではない

例えば会社経営が好きな人。

投資が好きな人。

数学が好きな人。

プログラミングが好きな人。

マーケティングが好きな人。

歴史研究が好きな人。

本人にとっては、

仕事と休日の境界が少し曖昧です。

金になるからやるのではなく、

対象そのものが面白い。

こういう対象を一つ持っている人は強い。

暇になったときに戻る場所があるからです。

これを私は趣味というより、

「長期ゲーム」

と呼んだ方が正確だと思っています。

筋トレでもいい。

数学でもいい。

会社経営でもいい。

投資でもいい。

旅行でも、単に観光地を回るのではなく、世界の都市構造を見続けるなら長期ゲームになる。

一回で完結しない。

自分の知識や能力が蓄積する。

昨日の続きが今日ある。

これが重要です。

30代以降は「一回やれば終わる遊び」が弱くなる

初海外旅行。

初めての高級ホテル。

初めての高級寿司。

初めてのクラブ。

初めての一人旅。

初めてのタワマン。

全部、最初は強烈です。

しかし人間は慣れます。

だから経験を増やし続けるだけでは、いずれ、

もっと遠く。

もっと高く。

もっと珍しく。

と刺激の単価だけが上がっていく。

ここに終わりがありません。

それより、

経験そのものから、自分の中に何かが蓄積する遊び

へ変えた方がいい場合があります。

例えば、

世界中の都市を旅行して、

「なぜこの街は栄えて、この街は衰退するのか」

を見る。

急に旅行が研究になります。

飲食店へ行って、

「なぜこの店は繁盛しているのか」

を見る。

外食がマーケティング研究になります。

企業を見る。

「この会社はどこで利益を出しているのか」

を見る。

ニュースが企業研究になります。

同じ現実でも、

自分の中に問いがある人には、世界が教材になる。

問いがない人には、世界は暇つぶしになります。

だから最近、会社の「裏側」を調べるのが面白い

例えば、

海外から商品を輸入するだけでもNACCSという巨大な世界がある。

企業間の銀行振込にはVALUXや全銀フォーマットがある。

メーカーはSRI+やSCIで市場を見ている。

会社を買収すればLocked BoxやNWC Pegが出てくる。

大企業の購買にはSAP AribaやCoupaがある。

社員一人を入社させるだけでもMicrosoft Entra IDやIntuneが動く。

普通に会社員をやっていても、自分の部署以外は驚くほど知らない。

一個知るたびに、

「会社ってこんなところまで仕組み化されているのか」

となります。

つまり、

世界にはまだ知らないものが大量にある。

暇なのは世界がつまらないからではなく、

自分が同じ場所しか見ていないから、

ということもあります。

休日に「知らない業界へ行く」という遊び方

私はこれは結構おすすめです。

転職する必要はありません。

毎週一個、

知らない業界を調べる。

例えば、

信用調査。

港湾物流。

PEファンド。

半導体製造装置。

航空機リース。

データセンター。

建設。

医薬品卸。

損害保険。

不動産証券化。

小売物流。

企業決済。

世の中には、

普通に生きているだけでは存在すら知らない巨大産業があります。

一個の業界を知る。

そこから会社を知る。

会社から仕事を知る。

仕事から技術を知る。

技術から金の流れを知る。

すると一週間くらい普通に遊べます。

しかも知識が残る。

場合によっては仕事につながる。

投資につながる。

人脈につながる。

次のキャリアにつながる。

Netflixを10時間見るのとは、同じ10時間でもその後が違います。

「やることがない」は、かなり贅沢なサインでもある

明日食べる金がない人は、

休日に何をするか悩みません。

働かなければならない。

育児で一日中忙しい人も悩まない。

やることが決まっている。

つまり、

「金も時間もあるのに、やることがない」

という状態は、

ある意味、

人生の第一段階を突破した人間しか到達できない問題

でもあります。

だから私は、これを悲観する必要はないと思っています。

ただし、

いつまでも暇つぶしだけしているのはもったいない。

第一ゲーム、

「自由を獲得する」

が終わった。

なら次に、

「獲得した自由を何に投資するか」

という第二ゲームが始まります。

休日を埋める必要はない。人生を埋めるものを探した方がいい

映画でもいい。

サウナでもいい。

旅行でもいい。

寝ていてもいい。

休日を有意義に過ごす義務なんてありません。

ただ、

毎週、

「暇だ」

「何しよう」

「とりあえずYouTube」

を繰り返していて、

本人自身がそれをつまらないと思っているなら、

新しい暇つぶしを探すより、

長期的に自分が入り込める世界を一個探した方がいい。

金を使う対象ではなく、

時間を使いたくなる対象。

一回楽しんで終わるものではなく、

続きが気になるもの。

誰かが用意した娯楽ではなく、

自分自身がプレイヤーになれるもの。

それが見つかると、

休日の問題はかなり消えます。

なぜなら、

休日に何をするかを毎週ゼロから考えなくてよくなるからです。

昨日の続きがあります。

来週の続きがあります。

一年後の続きがあります。

30代独身。

東京。

金もある。

時間もある。

自由もある。

それでも休日にやることがない。

なら、

足りないのは趣味ではないかもしれません。

次に自分が参加するゲームが、まだ決まっていないだけです。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。