10代から20代前半にかけての男の焦りを語りたい。
10代男子の同年代で、まず、先んじて脚光を浴びるのが甲子園スターなどのスポーツスターだ。このフェーズでは焦りは無いかもしれない。
しかし、大学に進学する際はどうだろう。まずここで、有名大学に進学できたかどうか、留学してしまったかどうか、というようなふるい分けがなされて焦りがスタートするかもしれない。
大学男子の迷いや戸惑いは大きい。
まず、高卒で働き給料を貰ってる男子は経済力がある。そして、JDは歳上に食われまくっていく。この中で、将来が期待されているようなエリートコースクラスタを除けば、いよいよ焦りが出てくるのかもしれない。
相対的に劣っている感覚を覚えるかもしれない。
もしかしたら、就活したく無いだとか、働きたく無いだとか、やりたいことが見つからないだとか、そういったことが頭をめぐるかもしれない。
そんなことをしている間に、
- メディアに載った!
- ビジネスコンテストで優勝した!
- 公認会計士に受かった!
- 世界一周した!
みたいなことを成し遂げてくる同世代が出てくる。今の時代なら、tiktokやYouTube、インスタグラムでインフルエンサーとして台頭する同世代もいるだろう。
そしていよいよ、21や22になると、一生涯に置いて差がつくようなキャリアの差の最初のきっかけが生まれてくる。良い就活コースに乗った人間と、そうじゃ無い人間との差が生まれてくる。
大人は忘れているかもしれないが、10代というのは同世代のスターになれていないのだ。もちろん、すごい子役など、特殊な事例は特殊な事例として受け止められる。しかし、だんだんと綺麗にみんな、差がついていくのである。ここから逃れることはできない。
そして、いずれ、今度は下の世代に追い抜かされていく。歳下の人間の下で働くことが生まれたり、歳下の人間がキャリア的に先行している場面にも出くわす。
年収だ、役職だ、恋愛だ、結婚だといろんなことに追われていく。子供ができれば、子育ての競争が始まる。子供の人生は生まれた環境に左右される。東大に行くような子供たちは、10歳になる前からさまざまな親の教育努力が後々関係してくる。
人はどこかの段階で、現実を知る。
妥協をする。
いつのまにかいろんなことを諦めていく。
表現方法は色々とあると思うけれど、なんとなく、それぞれの置かれた状況の中で、焦り、劣等感、焦燥感のようなものは必ずといっていいほど発生することだろう。
そんな中、私たちはどう生きれば良いのだろう?
どう生きるべきだろう?
これに関しては実は、明確な答えがある。漠然とした焦りや不安がある人間は致命的な間違いをしてしまっている。
それは、マルチタスクだ。
なんでもかんでもやる。あれこれやる。実はこれが焦りや不安を生んでしまう。人間は所詮、シングルタスクしかできない。何かを複数やるとしても、時間軸をズラさないとできない。
だから、1つに絞ることが大事なのである。
この1つに絞ることができている人は焦らない。逆に、これができていない人は焦りまくる。自分の道が見つかっていない状態だからだ。
そして、そもそも若いうちは決定的に問題を抱えている。それは、住環境から食事から何に至るまで、自分で賄っていないことだ。それがゆえに、補助輪をつけた二輪車に乗っているようなもので、感覚がおかしくなってしまう。
- シングルタスク
- 自分の立ち位置を確認する
がしっかりできる人は、しっかりと自分のやるべきことをやっていける。
加えて、若いうちはなかなか大局観というものが持てない。実は、10代、20代で成功する人とというのはかなり優秀な人たちであって、本当は30代以降に成功をもってこれさえすれば十分なのである。そうすると必然的に、10代〜20代というのは勉強・修行・学びの時間として考えることができる。
10年を何に突っ込むか。
人生を何に突っ込むか。
そういう視点が皆無であれば、ほとんど行き当たりばったりの人生を送っているに等しい。
大局観は、人生の先輩や、先人の教えがないとなかなか持ちづらい。同世代とばかり一緒にいても同じことである。
そもそも、学生時代のタイムスパンが年単位、3年単位だったりする。社会人はもっと長いスパンで物事を見る機会が多い。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。