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投資家には5つの種類・レベルがある

投資家には5つの種類・レベルがあります。 適格投資家 専門投資家(アウトサイド投資家) 洗練された投資家 インサイド投資家 究極の投資家 そして「1、2、3」と、「4、5」の間には、決定的な違いがあります。   まず、これらの概念を理解するためには、「投資は全て、ビジネスに関係している」ということを理解しなければなりません。なぜなら、株を買えばその企業のビジネスに投資をしていることになり、不動産を買えば不動産というビジネス(そして不動産価値はその不動産の直接的・間接的な商業的価値によって決まる)に投資をしていることになるからです。   適格投資家とは、大金を稼いでいるか、多くの資産を持っている人、あるいはその両方に当てはまる人です。 専門投資家(アウトサイド投資家)とは、ファンダメンタル投資・テクニカル投資を理解しそのやり方を知っている人です。 洗練された投資家は投資と (さらに…)

庶民がお金持ちになる道のりを再検討してみる

給与収入、事業収入、不動産収入、配当収入、このうち配当収入以外の3つはこの国の鬼のような徴税課税に悩まされる。特に給与収入が国家の格好の狩りの的であることは少しタックスリテラシーがある人間の間ではもう周知の事実だ。ガラス張りにされるし、pay your firstを実行できない。 配当収入の税率の低さであったり、不労的な、権利的な、その収入スタイルを取り上げて、配当収入こそがリッチへの道だ、と語る自称ハイファイナンシャルリテラシーは多い。だから、金持ちになりたければ投資をしよう、と。 逆だ。 「金持ちになったから投資をする」のである。配当収入で金持ちにはなれない。配当収入は「すでに十二分に金持ちである人間」「金が余っている人間」「社会の特権階級」が蜜を吸うところであって、庶民がお金持ちになるルートとしては適していない。よく、「マルサの女」の例を出してコップの水は飲むななどと語る人間が多くい (さらに…)

バフェットが愛したシーズキャンディ社の投資先としての魅力

シーズキャンディはアメリカの西海岸を拠点とするチョコレートの会社です。チョコレートの業界、っていうのはIT業界などと違って先行きが比較的わかりやすい業界です。特にイノベーションなどが起こることもありません(基本的に、イノベーションという言葉は起業家界隈、経営者界隈では好意的な捉え方をしますが、バフェットのような長期投資家の世界では嫌われる傾向にあります。なぜなら、イノベーションが起こりうる業界というのは業界の展開を難しくするからです。企業業績の不確実性につながるのです。) バークシャー・ハザウェイがシーズキャンディーを買収した1972年、売上高は約3000万ドル、税引き前利益は約500万ドル、投下資本は800万ドルだったそうです。投下資本に対するリターン率が極めて高いことがわかります。 ブランド力により営業利益率が高水準に保たれ、現金販売によって掛取引がない。製造・流通サイクルも短期間であ (さらに…)

投資家になって成功するためにはサイゼリアのミラノ風ドリアが美味しいと思えないとダメです

投資家になって成功するためには、大衆の評価(価格)に惑わされずにそのものの価値を見極める価値判定能力がないとダメです。ちょうど、サイゼリアのミラノ風ドリア(税込299円)を食べて、「うまいじゃん!そこらのちょっと調子乗ったホテルビュッフェのドリアと遜色ないじゃん!」って思えるような。 === @西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男     "make you feel, make you think."   SGT&BD (Saionji General Trading & Business Development) 「人生を変える」にフォーカスしたブランド           Lose Yourself , Change Yourself.(変えることのできるものについて、それを変えるだ (さらに…)

「不動産先物市場」、は存在しない

「不動産先物市場」、は存在しません。 なぜか。原油や為替などと比較してみてください。何が違いますか。そう、不動産というのは「コモディティ」では「ない」のです。個別性が強い商品なのです。そのため、売り建てができるようなマーケットシステムが整備できないわけです。 こうなってくると、不動産市場というのはどうしても片建ての世界になってきますから、キャピタルゲインをもっぱらの収益源とするならば右肩上がりの局面でないと本当に危険な投資マーケットになってきます。ウォーレンバフェットのようにその投資対象の本質価値を見極めて、定価がそれを下回っている時に買う、なんて理屈は不動産市場では通用しません。不動産は企業とは違って、収益を出しながら成長していく生きた有機体ではないからです。 結局、不動産投資で成功するかどうかは、不動産市場全体が右肩上がりになっているかどうか、という話になってきます。ロバートキヨサキ始 (さらに…)

資産形成のロードマップ

資産形成を考える上では、以下の3つを考慮する必要があります。 投資期間 投資額 投資収益率(ROI) 早く資産形成したい、つまり投資期間を短くしたいと思えば、「投資額」「投資収益率」を上げなければなりません。 (安定継続的に実現できる現実的な)投資による収益率の平均は3%〜6%ぐらいだと思っておいた方がいいです。うまくいけば15%〜20%ぐらいの数字を実現できるかもしれませんが、これは厳しい世界です。   日本のGDPは約500兆円ですが、この500兆円のうち、労働者の報酬として支払われたのは約250兆円、資本に対する対価として支払われたのは約100兆円になります。資本として提供されているお金の総額は約3000兆円です。 そのため、100兆円÷3000兆円で、3.3%が現実的な投資収益率と考えられるわけです。   この数字以上の投資収益率を望むのであれば、それなりのリス (さらに…)

偉大なる投資家たちから学んだ、「優れたビジネスとは何か」

ちょっと難しめの話をしたいと思いますので、読んでいて頭痛がされた方は遠慮なく離脱されてください。 投資家の仕事というのは事業価値の判断です。なんちゃって投資家や投機家の人たちとはやっていることが全く違います。なんちゃっての人や投機家の人たちは市場価格の変動を予測しているのであって、事業の価値を買っているのではありません。本物の投資家は事業の価値を買っています。必然的に、本物の投資家たちは投資対象の業界やビジネスモデルに詳しいです。つまり、「事業家」なのです。 (ロバート・キヨサキが、一連の著書の中で、投資家は最終ステージだと言っていたのはそういう意味です)   よって、優れたパフォーマンスを長年にわたって記録し続けている投資家たちから「優れた事業とは何か」ということを学んでいけば、事業家としての優れた知識・知恵が得られるのではないか。これはハタチそこそこの頃に私が思っていたことで (さらに…)

バフェット流の長期投資やってます、とか言って日本株買っている奴は馬鹿です

たまに、バフェット流の長期投資やってます、とか言って日本株を買っている人がいますけど、こういう人は何もわかってない情弱です。投資リテラシーが高い人は西園寺さんが何を言わんとしているかわかるはずです。 (年収3000万円ない日本人は株とかやってる暇ないですよ。資源配分間違えてますよ。) === @西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男     "make you feel, make you think."   SGT&BD (Saionji General Trading & Business Development) 「人生を変える」にフォーカスしたブランド           Lose Yourself , Change Yourself.(変えることのできるものについて、それを変えるだ (さらに…)

投資家の仕事は「時代が俺に追いついてくる」のを待つ仕事。

西園寺の仕事は時代が俺に追いついてくるのを待つ仕事。基本的に、今自分がやっているようなことが今絶賛を受けるとは思っちゃいない。まぁ、まともな投資感覚のある投資家・事業家ならみんなそうだと思うけど。 みんながブワーッと評価してきた時、その仕込みは何年も前から始まっているっていう話だよね。そして、みんなが群がってないところを新たに見つけては参入し、の繰り返しだよね。 どうも、時代の10歩先を行く男、西園寺貴文です。 日本生まれ、海外コンテンツ育ち、ネット上の怪しい奴は大体友達じゃないです。 西園寺の真似している奴はクソゴミです。あまりの西園寺人気に、焦って人のコンテンツをパクリ始めた野郎どもです。気をつけて。   === @西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男     "make you feel, make you think."   SGT&a (さらに…)

日本での不動産投資の将来性は悲観的に見た方が良いでしょう

マクロ的な視点になりますが、人口減少が進み高齢化が進むような国で不動産投資がアツイわけがありません。不動産投資がアツイ国というのは、子供がバンバン生まれ、綺麗なピラミッド型の人口分布であり、経済がぐんぐん右肩上がりで伸びている国です。 日本の住宅はすでに、15%程度が空き家と言われています。 今後、空き家はどんどん増えていくでしょう。もちろん、これはマクロの視点であって、ミクロ視点で見た時、例えば東京のように他府県からの流入が見込めるエリアでは不動産需要は減退しない、という意見もあります。 しかし、そのような競争が激しいマーケットで、どのようにして不動産投資で他を出し抜くことができるでしょうか。 もう既に不動産で成功した不動産投資家、銀行や不動産屋から美味しい情報を得やすい資産家、不動産業界で情報アドバンテージが得られるポジションにいる人間などなど、「情報の非対称性」が大きい不動産投資市場 (さらに…)