年収3000万円でも、「あなた自身の市場価値」は誰にも分からない。

よく、

「市場価値を上げろ」

と言われます。

年収500万円より1000万円。

1000万円より2000万円。

さらに転職市場から引く手あまたなら、

「自分の市場価値は高い」

と思うでしょう。

でも、これ、かなり怪しい話です。

なぜなら、

会社員の給料は「あなた単体の値段」ではないからです。


例えば、

あなたが大企業で年収2000万円をもらっているとします。

その2000万円を生み出しているのは、本当にあなた一人でしょうか。

あなたの後ろには、

会社のブランドがあります。

何十年も蓄積された信用があります。

営業部隊があります。

広告があります。

既存顧客があります。

法務があります。

経理があります。

人事があります。

システムがあります。

データがあります。

部下がいます。

取引先があります。

オフィスがあります。

資本があります。

そして、

「○○株式会社の人間です」

というだけで会ってくれる相手がいます。

つまり顧客が買っているのは、

あなた単体ではない。

「あなた+会社」というセット商品です。


少し乱暴に言えば、

あなたは巨大なガンダムの操縦士です。

ガンダムに乗って戦果を上げて、

年収2000万円をもらっている。

すると人間は、

俺には2000万円の戦闘能力がある。

と思い始めます。

でも、

ガンダムから降ろして、

武器もレーダーも補給部隊も通信も全部取り上げて、

裸で戦場に立たせたとき、

同じ戦果を出せるかは別問題です。

会社員の「市場価値」には、

この混同が大量に入っています。


年収は「あなたの価格」ではなく、「バンドルされた価値の分配額」

例えば外資系コンサルタントが、

年間数千万円を稼いでいたとします。

しかしクライアントは、

その人個人だけを買っているわけではありません。

巨大ファームのブランド。

過去案件。

専門家ネットワーク。

若手スタッフ。

データベース。

営業力。

採用力。

品質管理。

これら全部込みで発注している。

だから、

クライアントが年間1億円払っている案件に参加しているからといって、

その人一人を市場に放り出したら、

年間1億円で売れるわけではありません。

当たり前です。

ところが、

給与になると、

人は急にこの当たり前を忘れます。

年収2000万円

自分には2000万円の価値がある

と考える。

違います。

正確には、

会社という巨大な価値生成システムの中にあなたを置いたとき、会社があなたに2000万円を配分している

だけです。


だから「転職できる」も証明にならない

ここで、

でも俺は他社から2500万円でオファーされる。

という人もいるでしょう。

それもまだ同じです。

A社というガンダムから、

B社という別のガンダムへ乗り換えただけだからです。

もちろん、

操縦士としての能力が高いことは証明されています。

しかし、

ガンダムなしで戦えることは証明されていない。

転職市場価値と、

独立した経済価値は、

別物です。


本当の市場価値を知りたければ、一度アンバンドリングすればいい

会社から、

一つずつ剥がしていきます。

会社名を剥がす。

肩書きを剥がす。

既存顧客を剥がす。

営業部隊を剥がす。

広告を剥がす。

部下を剥がす。

会社のデータを剥がす。

会社の資本を剥がす。

会社のオフィスを剥がす。

会社の契約関係を剥がす。

会社の信用を剥がす。

最後に、

あなた一人だけを残す。

そこで初めて質問できます。

この人間単体に、誰が、何円払うのか?

これが、

かなり純粋な意味でのあなたの市場価値です。


面白いことに、

年収が高い人ほど、

この数字が大きいとは限りません。

むしろ役職が上がるほど、

自分の成果が、

部下、

予算、

ブランド、

社内権限、

会社の取引関係、

によって増幅されていることがあります。

つまり、

給与が上がるほど、自分と会社の価値が混ざり合って、「自分単体の値段」が見えなくなる。

これが怖い。


優秀な会社員ほど、この罠にはまりやすい

会社から評価される。

昇進する。

給与が上がる。

ヘッドハントされる。

さらに大きな予算を任される。

さらに大きな部下組織を持つ。

すると、

自分がどんどん強くなっている感覚があります。

でも実際には、

自分が強くなっているのか、より強力な装備を使えるようになっただけなのか、分離できなくなっている。

ここを間違えると、

40代、50代になって会社から離れた瞬間、

初めて市場から答え合わせを食らいます。

「思ったより、自分単体では売れない」

と。


逆に、本当に強い人は「アンバンドリング耐性」が高い

会社名を消しても売れる。

肩書きを消しても客が来る。

広告を止めても指名される。

会社の顧客リストを失っても、自分で顧客を作れる。

商品をゼロから作れる。

価格を自分で決められる。

販売経路を自分で作れる。

何度ゼロにしても、

また経済価値を組み立てられる。

こういう人は強い。

なぜなら、

会社という特定の装置に価値を依存していないからです。


だから、

僕なら年収より、

別の数字を気にします。

自分を会社からアンバンドリングしたとき、何%の経済価値が残るか?

年収2000万円でも、

会社を剥がした瞬間に200万円しか作れないなら、

経済価値の90%は会社側に存在していたことになります。

逆に、

年収800万円でも、

会社外で600万円を再現でき、

さらに自分の顧客、商品、販売経路が増えているなら、

その人の方が、

会社への依存度ははるかに低い。


ここで、

「会社員はダメ」

という話をしたいわけではありません。

逆です。

会社という巨大な装置を利用できるなら、

徹底的に利用すればいい。

ただし、

一つだけ勘違いしない方がいい。

会社があなたを高く評価していることと、あなたが経済価値を所有していることは同じではない。

年収が上がった。

役職が上がった。

転職できる。

それだけでは、

まだ判定できない。

本当に見るべきなのは、

あなたから会社を全部引き算したあと、

何が残るかです。

そして、

その残ったものこそ、

これから増やした方がいい。


===

西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。